無料プランのあるSFA(営業支援ツール)おすすめ6選を徹底比較!営業支援システムを成功させるポイントも
Check!
- 厳選した無料でも使えるSFA(営業支援ツール)6選をご紹介
- 2025年最新の比較表であなたにぴったりのSFAツールがわかる
- SFAツール選びではコスト・機能・連携サービスに着目する
営業支援ツールとして一般化したSFAですが、導入コストがハードルとなる企業も少なくないでしょう。本記事では、無料でも使えるSFA(営業支援ツール)の選び方とおすすめ6選をご紹介。フリーソフト以外の、低コストなSFAを取り入れる場合の注意点、失敗しないSFA運用についてもあわせて解説しています。
目次
開く
閉じる
開く
閉じる
SFA(営業支援ツール)の始め方
SFA(営業支援ツール)が一般化し、営業活動は経験や勘に左右されることなく、データドリブンに成果を狙える時代です。AI(人工知能)を取り入れ、SFAの分析能力が向上したことも後押しに、今後はより高度かつ柔軟で、自社の体系・ワークフローに適応したSFA(営業支援ツール)の選定が求められます。
SFA(営業支援ツール)の多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適なSFAツールを選びましょう。
おすすめの無料でも利用できるSFAツール6選
本記事では、対象や目的別におすすめのSFA(営業支援ツール)をご紹介しています。気になるところからチェックしてみましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
タイプ別|SFA(営業支援ツール)比較
無料でも利用できるSFAツール
GOOD
ここがおすすめ!
- コストパフォーマンスに優れており2IDまでは完全無料で利用可能
- 面倒な設定なしで簡単に使える
MORE
ここが少し気になる…
- 低コストにこだわっているためグラフや表などの便利機能は備わっていない
GOOD
ここがおすすめ!
- 4つのプランすべてのトライアルが無料で試せる
- 対応可能な業務範囲が広く、リーズナブルな価格設定で利用できる
MORE
ここが少し気になる…
- 海外発であるため、不自然な日本語で理解しにくい場合がある
Musubu
無料トライアルできるSFAツール
株式会社セールスフォース・ジャパン
Salesforce Starter Suite
GOOD
ここがおすすめ!
- 年単位の請求の場合1ヶ月あたり3,000円と手頃
- リード・商談・アカウントの管理やレポートの作成など営業支援ツールが満遍なく使える
MORE
ここが少し気になる…
- より詳細な機能や使い方は問い合わせや無料トライアルを活用しないと分からない
GOOD
ここがおすすめ!
- 成果に直結するダッシュボードを搭載
- 正答率92%、AIによる受注予測機能を開発
- シンプルなUIで顧客管理による負担を最小限にすることが可能
MORE
ここが少し気になる…
- シンプルすぎるがゆえに目的に合わせた細かいカスタマイズができない
ソフトブレーン株式会社
eセールスマネージャーRemix Cloud
GOOD
ここがおすすめ!
- データの二重登録や資料作成時間を削減でき業務効率化できる
- マルチデバイスに対応しているため場所を問わず使用可能
MORE
ここが少し気になる…
- マニュアルがわかりにくく定着に時間がかかる
GOOD
ここがおすすめ!
- 「使いやすさNo.1」を掲げており、直観的な操作設計にこだわったシステム設計
- MA・SFA・CRMすべての機能を搭載
- サポート体制が充実している
MORE
ここが少し気になる…
- 10ユーザーからしか利用できない
【比較表】おすすめのSFA(営業支援ツール)
SFA(営業支援システム)とは
SFAとは、「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の略で、「営業支援システム」「営業支援ツール」を意味しています。SFAは営業活動の可視化を計り、業務の効率化と生産性の向上を目指すツールです。
国内の営業現場においてさまざまな課題が山積みの中、「営業報告に時間がかかる」「顧客との関わり方が見えない」など業務内容が組織内に共有されていない営業の属人化が、課題の根本になっているのが現状です。また、営業担当者による日報・報告書の作成や顧客管理など、時間を要するバックオフィス業務も問題に挙げられます。
現場の属人化やさまざまなデータを可視化し、自動化することで営業活動・報告業務を効率的に行えるように手助けしてくれるのがSFAです。
SFA(営業支援システム)とは?機能やメリット・デメリットと選び方を解説
SFA(営業支援システム)とは、営業メンバーの行動管理や商談の進捗状況を共有するツールを指します。本記事では、営業活動やマネジメントを効率化してくれるSFAの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。
SFA(営業支援システム)の導入形態
SFAには、インターネット上でログインしてオンラインで使用するクラウド型と、ベンダーとライセンス契約ののち、自社のサーバーを使用して独自に運用していくオンプレミス型の導入形態があります。それぞれにメリット・デメリットがあるのでチェックしていきましょう。
クラウド型 | オンプレミス型 | |
---|---|---|
特徴 | スムーズな初期導入が可能 | 柔軟なカスタマイズが可能 |
メリット | 価格がリーズナブル スマートフォンにも対応 | セキュリティが強固 大企業であれば低コスト |
デメリット | セキュリティ面に不安がある | 導入・維持コストが高い |
トライアル | 〇 | ✕ |
SFAとCRM・MAの違い
SFAに関連するツールとして、CRMとMAがあります。重複する機能を持つ3つのツールですが、それぞれ異なった役割があります。業務の流れに沿って解説すると3つの明確な違いが見えてきます。
- 商談に繋がる見込み客を獲得するのが「MA」
- 獲得した見込み客に営業・商談し、顧客へ昇格させるのが「SFA」
- 顧客の満足度向上しリピート化を図るのが「CRM」
いずれの業務でも、活動内容の可視化によって業務効率の向上が図れます。それぞれツールの役割を把握し、効果的な導入・活用につなげましょう。
SFA | CRM | MA | |
---|---|---|---|
名称 | 営業支援システム | 顧客関係管理システム | マーケティング業務 の自動化 |
目的 | 営業活動の可視化 | 顧客の可視化 | 営業活動の 可視・自動化 |
役割 | 獲得した見込み客との 商談・営業活動 | 顧客のリピート化 を促進 | 見込み客の獲得 |
主な機能 | 顧客情報管理機能 案件管理機能 予実管理機能 営業日報機能 行動管理機能 営業活動分析機能 | 顧客情報管理機能 リード管理機能 営業活動管理機能 データ分析機能 メール配信機能 問い合わせ管理機能 | 広告管理機能 Webサイト構築機能 メール配信機能 トラッキング機能 見込み客管理機能 スコアリング機能 |
CRM(顧客管理システム)とは
CPMとは、「Customer Reletionship Manegement【カスタマーリレーションシップマネジメント)」の略で、「顧客関係管理」「顧客関係性マネジメント」などを意味します。CRMは、顧客情報を最大限に生かし、良好な関係を構築・維持し向上させるための手助けをしてくれるツールです。
また、CRMは顧客情報の組織内共有が可能です。販売管理や売上予測分析も行えるため、キャンペーンの企画や受注以降のコミュニケーションを取りやすくなります。
顧客管理の内容は、既存の顧客概要情報だけでなく見込み客の管理機能・商談取引履歴など顧客との関係を管理し、ニーズに合わせた対応を行うことを目的としています。そういった観点から、CRMは顧客満足度を高め長期に渡り良好な関係を築いていけるため、リピート率や販売拡大させていくためサポートするツールです。
MA(マーケティングオートメーション)とは
MAとは「MA(マーケティングオートメーション)」の略で、マーケティング業務を自動化するツールのことです。商談につながる見込み客を獲得するため、リードジェネレーション・リードナーチャリング・リードクオリフィケーションの3段階に分けて効果的なアプローチを図ります。
- リードジェネレーション:広告や宣伝、SNSなどを利用し見込み客を集客・発掘
- リードナーチャリング:メルマガやリード管理で見込み客を育成
- リードクオリフィケーション:見込み度を分析し、商談可能な見込み客を選別
手探りで顧客獲得に奔走するのではなく、潜在的なニーズを把握して興味や関心を高め見込み客を育成、最適なタイミングでアプローチする一連の流れを自動化し、マーケティングそのものを強化できるのがMAの特徴です。
SFAとCRMの違い
CRMは顧客管理・カスタマーサポートやマーケティングをサポートし、SFAは営業報告・商談案件管理など営業活動を支援するツールです。
SFAで商談し受注・販売までの役割を行い、CRMは顧客となってからのコミュニケーションの役割を行い、顧客との関係をより強化させていくための管理・分析を目的としています。
SFAとCRMのどちらを導入するか検討する際は、「どのような目的があり顧客情報を管理するのか」という点に着目してみましょう。顧客に対する営業活動の情報を共有したいならSFA、顧客満足度の向上などのために情報を共有したいならCRMが向いています。
SFAとMAの違い
SFAは商談から受注までの営業活動、CRMは受注後の顧客管理の役割を担っていますが、MAはSFA以前の段階で、見込み客を獲得するためのシステムです。MAにて獲得した見込み客はSFAの管轄になります。
MAにおいては、見込み客を見つけるリードジェネレーション・見込み客の興味をさらに引き上げるリードナーチャリング・商談可能な見込み客を獲得するリードオフィケーションの段階を踏み、リードの可視化をはかります。
無料でSFAツールを導入する方法
SFAを導入する際には、初期費用や月額料金が課題となりますが、無料のSFAツールも存在します。それぞれどのように営業支援ツールとして活用できるのか、確認してみましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
無料でSFAツールを導入する方法
エクセルを活用して行う
使い慣れたExcel(エクセル)をSFAツールとして利用することができます。営業担当者は、エクセルで顧客情報や商談履歴を管理し、データを入力・更新します。
エクセルは、比較的簡単にデータ管理や集計ができるため、営業活動の一部をSFAとして利用することが可能です。
さらに、関数やグラフ機能を利用して、データ分析や可視化も行え、低コストで始められるため、小規模な営業部門や企業にとって有用な方法です。ただし、情報の更新の都度、手動入力や更新作業が必要であり、情報共有や自動化は限定的です。
無料のSFAを利用する
無料のSFAツールを活用することで、コストを掛けずにSFAを導入することができます。無料のSFAツールは、営業活動に関した基本的な機能を備えており、顧客情報の管理や商談履歴の追跡、タスク管理などをサポートします。ただし、機能やカスタマイズ性は有料のツールに比べて限定的な場合が多いです。
また、データセキュリティやサポート体制についても注意が必要です。しかし、予算に制約がある場合や小規模な組織においては、無料のSFAツールを活用することで、手軽な営業ツールとして効果的な営業管理を実現できます。
有料SFAと無料SFAとの比較
ここでは、有料SFAと無料SFAを比較し、解説します。企業のニーズや予算に合わせて、有料SFAと無料SFAのメリット・デメリットを確認して、最適なツールを選択しましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
有料SFAと無料SFAとの比較
機能について
有料SFAは多機能であり、顧客管理、営業活動の記録、商談管理、予算管理、報告書作成などの高度な機能を提供します。また、カスタマイズ性が高く、業務に合わせて柔軟に設定できます。
一方、無料SFAは使える機能が基本的な機能だけに絞られており、顧客情報の管理やタスク管理、スケジュール管理などの業務サポートが主な機能です。
なお、有料SFAでは、データ分析やレポート作成、統合管理など高度なデータ処理や、経営判断に役立つ機能が提供されますが、無料SFAではこれらの機能は限定的です。
セキュリティについて
有料SFAは、一般にセキュリティ面で優れています。例えば、データの暗号化、アクセス制御、バックアップの実施など、高度なセキュリティ対策が提供されます。また、有料SFAは信頼性の高いサーバー環境や、定期的なアップデート・メンテナンスが行われます。
一方、無料SFAでは、セキュリティの対策が限定的で不十分な場合が多いです。このセキュリティ面において、アプリなどを含めたフリーソフトはデータの漏洩や改ざんのリスクが伴うため、取引先との機密情報を保持する観点では大きな注意が必要です。
カスタマイズについて
有料SFAは、一般的にカスタマイズ性が高く、企業のニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできます。カスタムフィールドやワークフローの設定、レポートの作成など、機能の拡張や調整が可能です。
一方、無料SFAはカスタマイズ性が制限されている場合があります。例えば、特定の機能やレポートのカスタマイズができないことや、機能の拡張や調整に制約がある場合がほとんどです。
無料版SFA利用時の注意点
有料のSFAと比較した上で、無料のSFAを導入する際にはいくつかの注意点があります。ここでは、下記の注意点を解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
無料版SFA利用時の注意点
セキュリティ性能の低さが問題
無料版のSFAは有料版のSFAと比べて、セキュリティ性能の低さが問題となります。特に、営業活動では、自社の企業情報や取引先のデータといった機密情報を使用するため、それらのデータを厳重に保護することが重要になります。
しかし、無料のSFAは一般的にWeb間を介して提供されます。よって、使用するサービスの信頼性やデータの安全性について慎重に確認することが大切です。導入の際には、公式サイトやコミュニティの評判を調べ、信頼性の高いフリーソフトを選びましょう。
カスタマイズの範囲を確認する
無料版のSFAは、基本的な機能が限られているだけでなく、カスタマイズ性能も限られていることがほとんどです。よって、今後の営業活動の進捗具合によって、様々な機能を試したいと考えている場合は、途中から有料版へと移行できるSFAを検討しましょう。
無料でSFAの使用を開始した場合、新たに別の有料版を導入することは可能ですが、ある程度使い方が浸透した後だと、新たなシステムの導入に利用者が困惑してしまうこともあります。自社の企業展開や拡張性も考慮しながら、システム選びを行いましょう。
トラブル対応時のシミュレーションを行う
無料のSFAは、サポート体制においても利用範囲が限られています。すなわち、急なトラブルが起きた場合は、自社内で対処しなければならないため、システムの利用者がトラブルにどのように対処するのか、シミュレーションをしておく必要があります。
ただし、営業担当者はシステムの運用に慣れていない場合も多いため、営業管理ツールとしてどのように活用していくのか、導入前から企業全体で考えることも大切です。こういった、サポート面も比較検討しながら、無料のSFA選びをしましょう。
無料でも利用できるSFAが向いている企業
無料でも利用できるSFAは、中小企業や個人事業主など、予算やリソースに限りがある企業に向いています。以下で紹介するほかにも、SFAを初めて活用する企業でじっくり期間をかけて試用したい場合にもおすすめです。前述した注意点を踏まえ、ツールとして取り入れてみましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
無料でも利用できるSFAが向いている企業
営業人数が少ないチーム
営業人数が少ないチームは、無料のSFAを効果的に利用できます。理由としては、無料のSFAは、少人数のチームでは予算が限られるため、無料のSFAは費用対効果が高く、導入が容易だからです。
基本的な機能(顧客管理、商談管理など)だけでも、日常業務の効率化や情報共有が促進されるでしょう。
潤沢な資金がないスタートアップ企業
スタートアップ企業には、無料のSFAの利用が向いています。無料のSFAは、コスト負担を最小限に抑えながら効果的な営業活動ができ、限りある貴重な資金を営業戦略や製品開発などの成長に充てることができます。
また、クラウドベースの無料のSFAは導入が容易で、スタートアップ企業のスケーリングにも柔軟に対応できます。
SFAを試用してみたい企業
ITツールやSFAツールが未導入で、実際に触れて試してみたいという企業にもおすすめです。トライアル期間などの制限がない中で、じっくり触れて企業の課題を明確にすることができます。
自社の課題や求める機能を明確にしてから、有料版SFAのトライアルに踏み切るという慎重なステップでツールを選出するのもひとつの手段です。
SFA(営業支援システム)の選び方
SFA選びを失敗しないための重要な比較ポイントを4点紹介します。より詳しく知りたい方は、「【もっと詳しく】SFAの選び方」をご覧ください。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
SFAツールの選び方・比較ポイント
コストと予算が見合っているか
SFAツール選びでは、コストと予算が見合っているかどうか、費用対効果の高さが特に重要な比較ポイントです。自社の規模や使用する従業員数などで導入・運用コストは変化し、クラウド型かオンプレミス型かでも、初期費用やライセンス利用料が大きく変わります。
仮に初期費用を抑えられるクラウド型を導入しても、従業員が多くなれば費用が高額になるケースも考えられます。そして、初期費用が大きくかかるオンプレミス型の方が費用対効果が高い可能性もあります。
したがって、初期費用だけでなく、運用費用などコストと予算が見合っているかどうかを確認することが重要です。
自社サービスに合ったスペック・機能なのか
SFAのシステムにより搭載している機能は異なります。営業活動における自社の課題や問題点の解決のために必要な機能を考えて選びましょう。また、今後の事業拡大なども視野に拡張性・カスタマイズ性を考慮するのも重要なポイントです。
そのために、どんなスペックや機能があるのかしっかりと把握してから導入することが必要です。オーバースペックにならないように、自社の社員が使いこなせるかどうか見極めて機能を選択しましょう。
誰でも直観的に操作できるか
SFAのデメリットでも挙げられたのが、操作に関する問題点です。社員誰でも使いやすく、業務負担にならないことが重要になります。システムによっては細かい入力項目が設定されているものもありますが、できるだけ直感的な操作で情報を一元化してくれるシステムが理想的です。
単純に営業日報・顧客情報だけをSFAに求める場合など、重要視する機能を絞って入力項目を少なくし、シンプル操作で済むSFAを選びましょう。
外部サービスと連携できるか
外部サービスと連携が可能か確認することも重要です。例えば、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)、MA(マーケティング・オートメーション)と連携することにより、SFA活用の幅は大きく広がります。
その他にも、受注管理システムなどの外部サービスをすでに導入している場合は、既存のシステムやデータと連携できるかを確認しておくと、移行作業もスムーズに完了します。
SFA導入成功へ導く4つのポイント
システムの導入だけでは、SFAの効果を実感することはできません。SFAの導入はあくまでスタートラインであり、以降の活動次第で営業プロセスを改善していけるかが大きな分岐点となるでしょう。
それではSFA導入を成功へと導くためには何に着目していくべきなのか、自社の課題とあわせて確認し、より綿密な活動計画を練っていきましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
SFA導入成功へ導く4つのポイント
研修やサポート体制を整える
SFAの導入には社員研修を行い、全員が使用できる環境を整える必要があります。また、マネージャーや上司は操作をより熟知し、部下への質問に答えられるように社内でのサポート体制も準備しておくようにしましょう。
SFAの管理者として万全なスキルを身に付けたいなら、SFA管理者研修を受講するのもひとつの手段です。SFAの全体像から運用方法、機能の活用方法から業務改革に至るまでSFAのすべてを熟知できます。
社員にSFAを使用するメリットを理解してもらう
SFAを導入する際は、社員に導入の目的や、使用するメリットを理解してもらう必要があります。営業担当者の業務負担・残業の軽減や、商談進捗状況・顧客情報の確認を共有できるため、効率化できるメリットを伝え、社員に周知しておくことも重要です。
SFAを営業活動の中心に据える
SFAの導入を成功させるポイントは、SFAを営業活動の中心に捉えることです。常にSFAを意識して取り組めばシステムを最大限活用でき、質の高い情報収集が行えます。また、データを活用してKPI(重要業績評価指標)を設定し、PDCAサイクルを回すことが重要です。
営業活動の属人化を解決し、共有化した営業活動に移行できれば、さまざまな進捗状況が自動的にデータ化され、リアルタイムで分析が可能です。SFAイコール営業のツールとして活用していくことが目標達成へのマネジメントに繋がります。
PDCAを継続し続ける
SFAを導入したからといって、すぐに営業プロセスが改善できるわけではありません。前述した対策を講じても、習慣化したプロセスやマネジメントが影響し、正しいプロセスで営業活動し続けることは難しいものです。
常に改善へつなげPDCAサイクルを回し続けるために、外部のコンサルティングや支援サービスを活用することも効果的です。既存の営業プロセスやマネジメントの改善へもフォーカスし、課題解決のための周期的なマネジメントを行っていきましょう。
SFAツールを導入する際の注意点
SFAツールを導入する前に、注意点も必ず確認しましょう。注意点も含めてSFAを選ぶことでトラブルを回避できるでしょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
SFAツールの導入の仕方と注意点
導入目的を明確にする
SFAツールを導入する際は、導入目的を明確にすることが重要です。目的が曖昧な状態では、軌道に乗らずツールが機能しないといった結果を招きかねません。一般的に、SFAは「売上の最大化」を目的とします。
そのため、自社の営業活動の課題を洗い出してから、SFA導入後の方向性を明確にし、会社全体に周知させる必要があります。導入目的を明らかにすることで、会社全体のモチベーション維持につながり、事業の取り組みの一体化にも期待できます。
費用対効果の高さを見極める
SFAツールの導入によって、業務効率化で人件費を削減したり、パフォーマンス向上で利益を高めたりなど、コスト面での効果が望めます。しかし、その一方で、初期費用・月額利用料金・人件費といった費用も発生します。
よって、SFAツールを選ぶ際は費用対効果を重視する必要があります。費用対効果が合わない状態では導入が失敗につながりやすくなるため、自社の業務形態や規模に合った費用対効果の高いツールを選定しましょう。
スモールスタートから始める
SFAツールを導入する際は、最初から大規模プロジェクトを組むよりも、少人数のチームで安いSFAから取り入れるなど、スモールスタートするのがおすすめです。無料で使えるオープンソースのクラウド型などもあるため、試験的な運用から始められます。
新しいシステムを導入する際は、トラブルの発生も少なくありません。導入後の混乱を避けるためにも、少ないチームで運用を開始し、徐々に会社全体に導入していくと、ルールの設定がしやすくなります。
そして、スモールスタートで得た課題をピックアップすることで、自社が求める機能や規模を把握できます。システム導入にかかる無駄な費用を抑えつつ、より一層効率的なパフォーマンス向上を目指すことが可能です。
【もっと詳しく】SFAの選び方
SFAツール選びでは先述した他、以下のような比較ポイントがあります。自社のニーズを把握し、最適なシステムを選びましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
【その他】SFAツールの選び方・比較ポイント
スマホ・タブレットなどのマルチデバイス対応か
SFAツールは、営業担当者が外出先から利用できるのが魅力です。そのため、パソコン以外のデバイスでも利用できるかを確認しましょう。スマホやタブレット端末でSFAを入力できれば、移動中などの時間を有効活用できます。
また、リアルタイムな進捗状況の共有により、社内にいる上司からのフィードバックを受けながら営業活動の精度向上が見込めます。なお、SFAツールの中にはスケジュール管理機能が搭載されたものもあるため、手帳がなくても行動管理が可能です。
サポート体制は手厚いか
オンプレミス型のSFAを運用する場合は、トラブルが発生した際にベンダーのサポート体制が整っているか事前に確認しておくと安心です。また、ベンダーが休日にサポートを行っているか把握しておきましょう。
また、クラウド型のSFAをはじめて導入する際も、準備や導入後のアフターフォローやトラブルへの対処方法などサポート体制がどんな仕組みになっているか確認し、できるだけ充実したサービスを提供しているシステムを選ぶと良いでしょう。
セキュリティ対策は万全か
特にクラウド型のSFAの場合、顧客情報を扱うため、ロック機能やアクセス制限・プライバシーマークの取得などは、セキュリティリスクを避けるために確認すべきポイントです。社外で使用するケースが多い場合は、画面の覗き見対策として、特定の端末以外からアクセスできなくなるような機能があると安心です。
また、オンプレミス型のSFAを運用している場合は、自社で独自のセキュリティレベルを設定することで対策を立てられます。
導入実績は豊富か
SFAを選ぶにあたって、システムの導入実績はなによりも信用に値する判断基準です。営業力強化のためにSFAを導入し実際に効果を得るためには、試行錯誤のもとPDCAを継続し続ける必要があります。
導入実績が多いほどツールの安定性は高く、効果を実感するまでのノウハウも蓄積されているということになります。掲げる課題や規模が近い企業の導入実績も参考にしながら、自社の営業プロセス改善に着手していきましょう。
無料トライアルの有無
操作性がシステム導入の重要な要素となり得るように、無料トライアルも実際のシステムに触れられる貴重な機会です。説明から魅力を感じた機能も、実際に使用し複雑な操作が伴うのであれば、導入後の営業活動に活用される機会は減ってしまいます。
機能内容の確認だけでなく、マネージャーや営業担当、利用する社員全員が扱えるツールとなるよう、複数のトライアルで試用し比較することも大切です。
まとめ
コストをかけずにSFAを導入するには、エクセルを利用して手動で行う方法や、無料のSFAを利用する方法があります。無料でも利用できるSFAツールでは、顧客情報やタスク管理、スケジュール管理など基本的な機能が備わっています。
SFAツールを導入するメリットとして、コスト削減・生産性向上・情報共有の容易さなどが挙げられますが、それらを活用しPDCAを回し続けることで、営業活動の効率性と生産性が向上します。
小規模事業者では高い費用対効果を感じられる一方で、無料版SFAツールの導入では有料版SFAツールに比べ、機能不足やセキュリティの脆弱性に注意しなければなりません。使いやすいツールを有効活用して、効果的な営業活動を実現させましょう。