JCBの法人カードを徹底解説!法人向けカードの種類や審査の違い・限度額を比較

商品PRを目的とした記事です。 当サービスの記事で紹介している商品を購入・契約すると、売上の一部がビジネスコンシェルジュに還元されます。

Check!

  • JCBの法人カードを種類別に詳しく解説
  • JCB法人カードとJCB CARD Bizの違い
  • JCBコーポレートカードとビジネスカードの違い

テレビCMや飲食店のレジで見かけることが多いJCB。知名度抜群のJCBは、個人カードだけでなく法人向けのクレジットカードもいくつか発行しています。法人向けならではのサービスや特典が魅力的なJCB法人カードを、本記事で徹底解説します。気になる審査内容や審査基準も紹介しているので、JCB法人カードの導入を検討している企業は、ぜひ最後までご覧ください。

ビジネスコンシェルジュ編集部

編集部

この記事の編集者

ビジネスコンシェルジュ編集部

ビジネスコンシェルジュは、国内シェアNo.1ドメイン公式登録サービス「お名前.com」が個人事業主・中小企業の方々に向けて、ビジネス効率化がより身近になる情報をお届けするメディアです。

詳しくはこちら

目次

開く

閉じる

  1. 個人事業主から大規模企業まで利用できるJCBの法人カードを比較
  2. JCB法人カードを導入するメリット
  3. JCB法人カードの審査基準は厳しい?
  4. JCB ビジネスプラス法人カードとJCB法人カードの違い
  5. 大企業向けJCBコーポレートカードとJCBビジネスカードの違い

個人事業主から大規模企業まで利用できるJCBの法人カードを比較

クレジットカードのブランドとして耳にすることが多い「JCB」。唯一の日本発国際ブランドで、国内外問わず利用できるクレジットカードです。個人向け・中小企業向け・大企業向けのさまざまなニーズに合わせたクレジットカードを提供しています。

その中でもJCB法人カードは、法人と個人事業主が発行できるクレジットカードで、主に中小企業・個人事業主向けです。どんな点が中小企業向けなのか、どんなメリットや特典があるのか、JCB法人カードについて本記事で詳しく解説していきます。

おすすめJCB法人カード比較一覧表

特徴

年会費

追加カード
年会費

ポイント
還元率

個人事業主・中小企業・大規模企業向け

初めての1枚におすすめ
精算業務の効率化と
最低限の付帯保険

1,375円(税込)
※初年度年会費無料*¹

¥1,375円
(税込)/枚

0.5%〜10.0%*³

ワンランク上の
サービスを求める方に

11,000円(税込)
※初年度年会費無料*¹

¥3,300円
(税込)/枚

0.5%〜10.0%*³

コンシェルジュや
プライオリティ・パスなど
最上級クラスの
サービスを求める方に

33,000円(税込)
※初年度年会費
実質無料*¹²

¥6,600円
(税込)/枚

0.5%〜10.0%*³

フリーランス・個人事業主向け

個人事業主の経費管理や
キャッシュフローの改善に

永年無料

ETC

1.0%〜10.50%*³

年間利用額が多い方に
付帯サービスにも
優れた1枚

5,500円(税込)
※初年度年会費無料
※年間100万円以上の
利用で翌年度も無料

ETC

1.0%〜10.50%*³

※1 オンライン入会限定。
※2 カード入会月を含む3ヵ月後の月末までに合計30万円(税込)以上の利用で初年度年会費相当の33,000J-POINTを付与いたします。
※3 還元率は交換商品により異なります。

初めての1枚におすすめ|個人事業主や中小企業の法人カードなら「JCB一般法人カード」

JCB

【PR】JCB法人カード

【PR】JCB法人カード
出典:www.jcb.co.jp

JCB

【PR】JCB法人カード

初年度年会費無料!複数のETCカードを無料発行&支払いを一本化したい中小企業に

全体評価
4.1 (7件)

主要スペックとカード発行フロー

GOOD

ここがおすすめ!

  • ETCカードを複数枚無料で発行できる
  • 請求書支払いサービスが利用できるので、カード払いに対応していない取引先への支払いも決済できる
  • 初年度無料で、2年目以降も安価な年会費
  • サイバーリスク保険が最大50万円
  • 豊富な種類の会計ソフトと連携できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 国内の買い物にはショッピング保険がつかない
  • 分割払いはできないのでその点を念頭に置いておく必要がある
  • 利用限度額が大きくない
評価・口コミ(一部抜粋)
4.1
  • 経費精算の手間やミスが大幅に減り、経理業務が効率化できました。利用明細が自動でデータ化され、現金払いの管理や立替精算が不要になり、不正利用防止にもつながっています。利用状況をオンラインで即座に確認できるため、経費の見える化やコスト管理もしやすくなりました。ポイント付与や各種特典も企業経営や個人事業主にとってメリットです。

  • 不正利用があったと判明した後の対応が丁寧で的確でした。サポート面もしっかりされてると思います。

  • ETCカードは使用明細をネットからダウンロードも出来て一括して管理しやすい。

JCB法人カードの比較記事はこちら

JCBの法人カードを徹底解説!法人向けカードの種類や審査の違い・限度額を比較

テレビCMや飲食店のレジで見かけることが多いJCB。知名度抜群のJCBは、個人カードだけでなく法人向けのクレジットカードもいくつか発行しています。法人向けならではのサービスや特典が魅力的なJCB法人カードを、本記事で徹底解説します。気になる審査内容や審査基準も紹介しているので、JCB法人カードの導入を検討している企業は、ぜひ最後までご覧ください。

海外傷害保険や空港ラウンジなどワンランク上のサービスを求めるなら「JCB法人ゴールドカード」

JCB

【PR】JCBゴールド法人カード

【PR】JCBゴールド法人カード
出典:www.jcb.co.jp

JCB

【PR】JCBゴールド法人カード

出張時の利用者や社用車が多い中小企業におすすめ

全体評価
4 (1件)

主要スペックと発行フロー

GOOD

ここがおすすめ!

  • ETCカードが複数枚無料で発行可能
  • Amazonやスタバ、ビックカメラなど優待店での利用でポイント最大20倍
  • 出張時にうれしい空港ラウンジサービスや、接待に便利なゴルフサービスが豊富
MORE

ここが少し気になる…

  • 法人確認書類の郵送が必要で発行に時間がかかる
  • 貯めたポイントのマイル移行不可
評価・口コミ(一部抜粋)
4
  • ポイント還元率が高いこと、空港ラウンジを利用できることがメリットだと思います。ほかのゴールドカードなどでも空港ラウンジは可能かと思いますが、やはり普及率が高い点も好印象だなと思います。

JCB法人カードの比較記事はこちら

JCBの法人カードを徹底解説!法人向けカードの種類や審査の違い・限度額を比較

テレビCMや飲食店のレジで見かけることが多いJCB。知名度抜群のJCBは、個人カードだけでなく法人向けのクレジットカードもいくつか発行しています。法人向けならではのサービスや特典が魅力的なJCB法人カードを、本記事で徹底解説します。気になる審査内容や審査基準も紹介しているので、JCB法人カードの導入を検討している企業は、ぜひ最後までご覧ください。

初年度年会費実質無料*のプラチナカード|お得に入会するなら「JCB法人プラチナカード」

※オンライン入会限定。
※カード入会月を含む3ヵ月後の月末までに合計30万円(税込)以上の利用で初年度年会費相当の33,000J-POINTを付与いたします。

JCB

【PR】JCBプラチナ法人カード

【PR】JCBプラチナ法人カード
出典:www.jcb.co.jp

JCB

【PR】JCBプラチナ法人カード

ETCカードの複数枚発行が可能!営業車が多い会社におすすめ

全体評価
4 (1件)

GOOD

ここがおすすめ!

  • ETC利用のみのETCスルーカードNが年会費無料で複数枚発行できる
  • 遅延時の客室料や食事代、手荷物の遅延・紛失時に補償が受けられる(利用付帯)
  • 【キャンペーン】新規入会で対象期間内にご利用合計金額達成で最大60,000のJ-POINTプレゼント(申込期間:2025年10月1日(水)~2026年3月31日(火) 入会期間:2025年10月1日(水)~2026年4月30日(木))
MORE

ここが少し気になる…

  • 利用額に応じた年会費の割引がない
  • 追加カードの年会費が6,600円(税込)/1名とやや高め
評価・口コミ(一部抜粋)
4
  • ステータスのあるカードなので取引先との会合などに使ってもある程度ステータスのあるカードなので信頼してもらう材料にもなりうると思います。また付帯サービスがとても充実しているので年会費以上の付加価値のあるカードだと思います。追加発行をすることで社員ごとの利用金額の把握もしやすくとても使いやすいと思います。

フリーランスや個人事業主の経費管理におすすめの1枚「JCB Biz ONE 一般カード」

JCB

JCB Biz ONE【PR】

JCB Biz ONE【PR】
出典:www.jcb.co.jp

JCB

JCB Biz ONE【PR】

個人事業主や副業用に法人カードを導入したい方に

全体評価
3 (1件)

GOOD

ここがおすすめ!

  • 法人確認書類不要で審査が不安な個人事業主に
  • Amazonなど優待店でのご利用でポイント還元率がアップ
MORE

ここが少し気になる…

  • 追加カード・ETCカードはそれぞれ1枚までの発行のため、利用者や社用車が多い企業には不向き
  • ショッピングカード保険が適応されない
評価・口コミ(一部抜粋)
3
  • 経費の支払いを一元化し、ポイント還元によるコスト削減が可能になりました。また、オンラインでの申し込みが可能で即時発行ができるため、急なニーズにも対応でき助かりました。

年間100万円以上のご利用で翌年度年会費が無料になる「JCB Biz ONE ゴールドカード」

JCB

JCB Biz ONE ゴールド【PR】

JCB Biz ONE ゴールド【PR】
出典:www.jcb.co.jp

JCB

JCB Biz ONE ゴールド【PR】

保険・空港ラウンジサービス付きで中小企業の代表者や個人事業主向け

GOOD

ここがおすすめ!

  • 法人の本人確認書類が不要で個人事業主も発行しやすい
  • 初年度年会費無料ながら、海外旅行保険や空港ラウンジなど利用付帯が豊富
  • モバ即で入会*すれば最短5分でカード番号を発行
MORE

ここが少し気になる…

  • 追加カードの発行不可
  • ETCカードの発行も1枚まで


※モバ即の入会条件は以下2点(① 9:00AM〜8:00PMでお申し込み受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い ② 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード))

【専門家監修】最強法人カード・ビジネスカードおすすめ22選!年会費無料や還元率が高いお得なカードはどれ?

中小企業や法人の経営者・担当者・個人事業主の方にとって、法人クレジットカードは経費管理やキャッシュフローの調整に便利な存在です。本記事では、消費生活ジャーナリストの岩田昭男さんおすすめの最強法人カード・ビジネスカードと、専門家が教える法人カードの選び方を紹介します。

JCB法人カードを導入するメリット

さまざまな法人向けクレジットカードを発行しているJCBですが、まずは中小企業向けの「JCB法人カード」の5つの特徴を解説します。

  1. 年会費が安い
  2. ETCカードを複数枚無料で発行
  3. 付帯サービスが充実
  4. ポイントがお得に貯まる
  5. 新規入会特典で最大93,000円相当のJ-POINTがもらえる

年会費が安い法人カード!一般・ゴールドは初年度無料

法人カードには、カードのランクや発行元のカード会社によってステータスがあり、ステータスの高いクレジットカードは社会的評価や信用度を表します。個人カードには最上ランクのブラックカードがありますが、法人カードには基本的にブラックカードはありません。

一般
ゴールド
プラチナ
年会費初年度無料
1,375円(税込)
初年度無料
11,000円(税込)
33,000円(税込)
限度額*〜500万円〜500万円150万円〜
>>詳細はこちら>>詳細はこちら>>詳細はこちら
※所定の審査あり

JCB法人カードにも同様に、ブラックカードはなく一般・ゴールド・プラチナの3種類です。

JCB法人カードは、一般カードの年会費が1,375円(税込)とリーズナブルな金額です。さらに一般・ゴールドカードは、初年度の年会費が無料ですべてのサービスを利用できます。2年目以降からは年会費がかかるものの、ステータスのある国際ブランドのJCBが、独自にカードを発行するプロパーカードの年会費としては、比較的安いと言えます。

ETCカードを複数枚無料で発行可能

出典:JCB

JCB法人カードはカードランクや法人カードの発行枚数に関わらず、色展開専用のICカードを複数枚無料で発行できます。営業車両ごとに発行することで、有料道路の利用代金を経費としてまとめてクレカ決済が可能です。「JCB E-Co明細サービス」から、走行日・利用区間・金額などの明細が確認できます。

付帯サービスが充実

JCBの法人カードは、カード払い非対応の決済に利用できる「請求書カード払い」や、業界初の「サイバーリスク保険」など、付帯保険・付帯サービスが充実しています。中でもJCB法人カードは、国内だけでなく海外への出張が多い企業に便利な付帯サービスが揃っています。

ショッピング保険最高100万円(海外のみ対象)※1事故につき自己負担額は1万円
付帯サービスの例・Relux(ホテル予約サービス)が5%オフで利用できる
・対象レストランの食事コースが1名無料になる

ただし、注意が必要なのは、補償を受けるにはクレジットカードの「利用付帯」であることです。補償対象となる条件をよく確認し、企業に還元できるのかチェックしてください。

サイバーリスク保険で補償が受けられる

JCBのサイバーリスク保険を活用すると、JCB法人カード専用のサイバーセキュリティデスクによるサポートを受けられます。サービスによっては無料でサポートを提供しており、インシデント発生前・発生後に関わらず、気軽にサポートに問い合わせが可能です。

また、カードのグレードに合わせて50万円〜100万円の補償限度額が設定され、サイバー攻撃やヒューマンエラーなどによって発生した事故に対して、法律上の損害賠償責任を負担し、一定の範囲内で補償されます。

Oki Dokiポイントがお得に貯まる!還元率は?

一般的な法人カードは、ポイント還元率が低くカードによってはポイント還元自体がない場合も少なくありません。しかしJCB法人カードは、1,000円(税込)利用するごとにOki Dokiポイントが1ポイント付与されます。毎月のカード利用金額に応じてポイントが還元されるため、1回の利用が1,000円以下でも損せずにポイントを貯められます。

1Oki Dokiポイントは約4〜5円の価値があり、ポイントの交換先によって異なりますが、還元率は0.4〜0.5%ほどです。また、特約店でJCB法人カードを使うとさらに還元率がアップし、特約店であるAmazonで買い物をした場合はポイント還元率が3倍となります。1.2%〜1.5%の還元率となるためお得です。

ポイント交換先が豊富

JCB法人カードの利用で貯めたOki Dokiポイントは、さまざまな交換先が用意されています。

交換先交換の一例
キャッシュバック1ポイント=3円(カード利用額の支払いへ充てられる)
JCBギフトカード1,050ポイント=ギフトカード5,000円分
Amazon1ポイント=3.5円(代金支払いに充てられる)
商品・JCBトラベル:1ポイント=4円(代金支払いに充てられる)
・有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典
・お中元やお歳暮などに利用できるギフトセットなど

カードの利用金額に充てられるキャッシュバックや、備品の購入に使えるギフトカードとAmazonへの充当など、企業の経費削減に繋がる利用方法が選べます。さらに商品との交換も可能なので、取引先へのギフトや従業員への還元もできます。

一般的な法人カードは、貯めたポイントを提携している支払いサービスで使えたり、カード利用金額の支払いに充てられたりする程度ですが、JCB法人カードであればその都度ポイントの交換先を選べるのも大きなメリットです。

新規入会特典で最大93,000円相当のJ-POINTがもらえる

JCB法人カードでは新規入会キャンペーンとして、最大93,000円相当のJ-POINTのプレゼントを実施中です。2025年10月1日(水)から2026年3月31日(火)まで新規申し込みをし、2026年4月30日(木)までに入会(カード発行)された方のうち、キャンペーン期間中に以下の2つの条件を達成すると、最大20,000円相当のJ-POINT*1がもらえます。

  • 1. JCB法人カードに新規入会
  • 2. カード入会月を含む3ヶ月後の月末までに、カードを利用し、ご利用合計金額の条件を満たす

新規入会キャンペーンの対象は「JCB法人カード(一般)」「JCBゴールド法人カード」「JCBプラチナ法人カード」で、入会するカードの種類や合計利用金額によってもらえる特典のポイント数が異なります。また、同じくキャンペーン期間中に新規入会された方は初年度年会費が無料*になります。気になる方はぜひチェックください。

新規入会キャンペーンの対象は「JCB法人カード(一般)」「JCBゴールド法人カード」「JCBプラチナ法人カード」で、入会するカードの種類や合計利用金額によってもらえる特典のポイント数が異なります。また、同じくキャンペーン期間中に新規入会された方は初年度年会費が無料*2になります。気になる方はぜひチェックください。

※1 還元率は、交換商品により異なります。
※2 初年度年会費無料の対象は「JCB法人カード(一般)」「JCBゴールド法人カード」のみ。

参考:JCB法人カード新規入会キャンペーン

JCB法人カードの審査基準は厳しい?

JCB法人カード発行方法

サービスが充実しており、ステータス性の高いと言えるJCB法人カードは、審査が厳しいのではないかと思っている企業も多いはず。大前提として、ステータスや年会費によって与信審査が厳しくなることはありません。以下がJCB法人カードの主な審査基準です。

  1. 企業の代表者や個人事業主の信用情報
  2. 会社の経営年数
  3. 経営状況や決算状況

企業の代表者や個人事業主の信用情報

クレジットカードの審査に大きく関わるのが信用情報です。JCB法人カードは企業として申請をしますが、個人事業主はもちろん企業の代表者の信用情報も審査に大きく関わってきます。

過去に個人のクレジットカードで支払いの滞納や債務整理などでトラブルを起こしていると、信用情報に傷がつきます。法人カードで責任を負うのは企業や代表者や個人事業主のため、企業として申し込む法人カードでも個人の信用情報が重要です。

会社の経営状況・決算状況

次に重要となるのが会社の経営状況です。経営状況が悪い企業にカードを発行しても、倒産するリスクがあり支払いが滞納される可能性が考えられます。支払い能力の有無を審査するのが、会社の経営状況です。

経営状況の判断材料として決済状況が挙げられます。例えば、決算で赤字が続いているとその企業は経営状況が悪いという判断になってしまいます。経済状況が黒字続きであれば、それだけ経営状況も安定していると与信審査へのプラスになります。

会社の経営年数

会社の経営年数も法人カードの与信審査に影響します。経営年数が長いほど、経費の支払いも問題なく行ってきたとして会社への信頼に繋がります。

明確には公表されていませんが、一般的には創立から3年以上が判断基準と言われています。会社経営を維持していくことは並大抵ではないので、3年以上経営が続いている会社は安定していて滞納のリスクは低いという判断になるでしょう。

JCB ビジネスプラス法人カードとJCB法人カードの違い

法人カードを作成する際の知識として、そもそも法人カードには中小企業や個人事業主向けの「ビジネスカード」と、大企業向けの「コーポレートカード」に分けられます。

【ランク別】JCB ビジネスプラス法人カードの特徴比較

JCBビジネスプラス法人カード

出典:JCB
JCBビジネスプラスゴールド法人カード

出典:JCB
年会費1,375円(税込)
※初年度年会費無料
1万1000円(税込)
※初年度年会費無料
追加カードの発行可:年会費1,375円(税込)可:年会費3,300円(税込)
ETCカードの発行複数枚可:年会費無料複数枚可:年会費無料
利用限度額*〜500万円〜500万円
ショッピング保険利用付帯:最高100万円まで(海外のみ対象)利用付帯:最高500万円まで(国内・海外対象)
空港のラウンジ利用不可
※所定の審査あり

利用金額によっては3%という大きなキャッシュバックが受けられ、毎月の上限は1万5000円となります。キャッシュバックの対象は、JCBビジネスプラス法人カードで決済した交通費やガソリン代・出張旅費です。交通費の支払いに必要となるETCの年会費は無料なので、キャッシュバックを受けるために余分な経費は支払わずに済みます。

【キャッシュバックの詳細】

利用金額キャッシュバック率
5万円未満0%
5万円以上・20万円未満0.5%
20万円以上・40万円未満1.0%
40万円以上・60万円未満1.5%
60万円以上・80万円未満2.0%
80万円以上・100万円未満2.5%
100万円以上3.0%

大企業向けJCBコーポレートカードとJCBビジネスカードの違い

法人カードを作成するうえでの知識として、そもそも法人カードには中小企業や個人事業主向けの「ビジネスカード」と、大企業向けの「コーポレートカード」に分けられます。

ビジネスカードとコーポレートの違い(審査対象・追加カード発行可能枚数・限度額・年会費)

JCBが大企業向けに発行しているカードは、JCBコーポレートカードとJCBビジネスカードの2種類です。ビジネスカードは中小企業や個人事業主向けと前述しましたが、JCBは「ビジネスカード」の名称で大企業向けの法人カードを提供しています。

この2種類は個人事業主では作れないクレジットカードで、大規模企業のほかに官公庁が従業員向けに発行しているカードでもあります。

JCBコーポレートカードJCBビジネスカード
年会費33,000円33,000円
追加カードの発行複数枚可:年会費無料複数枚可:年会費無料
ETCカードの発行複数枚可:年会費無料複数枚可:年会費無料
利用限度額非公開非公開
ポイント還元率
国内旅行傷害保険利用付帯:最高5,000万円利用付帯:最高5,000万円
海外旅行傷害保険利用付帯:最高5,000万円利用付帯:最高5,000万円
空港のラウンジ利用
支払い方法・引き落とし先法人口座から自動振替社員の個人口座から自動振替

2種類のカードの大きな違いは支払い方法です。法人の口座から引き落とされるJCBコーポレートカードに対し、JCBビジネスカードは、それぞれのカード使用者が利用した金額を各社員の個人口座から引き落とされます。JCB個人口座から引き落としされるJCBビジネスカードは、プライベートでも利用でき、経費として使用した分のみ精算する流れとなります。

ただし、企業によっては法人で発行したクレジットカードをプライベートで利用できる点に不安が残る場合もありますよね。そういった場合はコーポレートカードと併用することもでき、経費の支払い頻度が多い社員には法人一括決済型のコーポレートカードを、利用頻度が低い社員には個人決済型のビジネスカードを発行する方法もおすすめです。

法人カードに迷ったら「JCB法人カード」

誰もが耳にしたことのあるカードブランドの「JCB」。知名度とともに信頼度があるので、法人カードとして検討する企業も多いのではないでしょうか。どのJCB法人カードも年会費がかかるものの、特典やサービスが充実しておりとても魅力のある法人カードです。ぜひこの記事を参考にし、JCB法人カードの導入をご検討ください。

専門家監修の法人カード記事はこちら!

【専門家監修】最強法人カード・ビジネスカードおすすめ22選!年会費無料や還元率が高いお得なカードはどれ?

中小企業や法人の経営者・担当者・個人事業主の方にとって、法人クレジットカードは経費管理やキャッシュフローの調整に便利な存在です。本記事では、消費生活ジャーナリストの岩田昭男さんおすすめの最強法人カード・ビジネスカードと、専門家が教える法人カードの選び方を紹介します。

【専門家監修】審査が甘い・通りやすい法人カードおすすめ8選!審査基準や審査落ちの対策も徹底解説

法人カードは個人カードより与信審査のハードルが高く、個人事業主や設立直後の法人であれば審査に不安を持つ方も多いはず。本記事では、審査の甘いおすすめ法人カードをランキング形式で紹介します。審査が通りやすいカードの特徴や審査基準、審査落ちした際の対策も解説します。また、消費生活ジャーナリストの岩田昭男さんにも取材協力をいただきました。

【専門家監修】年会費無料の法人カードおすすめ11選を比較!永年無料のカードやメリット・デメリットを紹介

経費削減やお得さを重視して、年会費無料の法人カードに惹かれる方も多いのではないでしょうか。本記事では、年会費永年無料や初年度無料の法人カード・ビジネスカードと合わせて、有料カードとの違いや年会費無料のデメリットなど詳しく解説します。また、トータルマネーコンサルタントの新井智美さんにも取材協力をいただきました。

【専門家監修】法人ゴールドカードおすすめ7選を比較!空港ラウンジの優待はどう違う?

法人カードには、一般・ゴールド・プラチナの3つのグレードがあり、中でもゴールドカードは実用性とコストのバランスが良くおすすめです。本記事では、おすすめの法人ゴールドカードと合わせてゴールドカードのメリットや審査について詳しく解説します。また、トータルマネーコンサルタントの新井智美さんにも取材協力をいただきました。

【専門家監修】ポイント還元率の高い法人カードおすすめ9選!お得な使い道も紹介

法人カードには、支払いに応じてポイントが貯まるものが多数あります。ポイント還元率の高いカードを選び、経費削減に繋げましょう。本記事では、法人カードのポイントを効率よく貯める方法やお得な使い方、ポイント還元率の高いおすすめの法人カードを紹介します。また、トータルマネーコンサルタントの新井智美さんにも取材協力をいただきました。

Share

同じカテゴリの記事を探す

同じタグの記事を探す

同じタグの記事はありません

top