おすすめの買い切り型オンラインストレージ|選び方も解説
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- オンラインストレージはほとんどがサブスクリプション型だが、買い切り型も存在する
- 買い切り型のオンラインストレージはランニングコストが発生せず、半永久的に使える
- 買い切り型のオンラインストレージを選ぶ際は、将来的に必要となる容量も考慮する
オンラインストレージはほとんどのサービスが月額・年額が発生するサブスクリプション型となっていますが、中には買い切り型のものも存在します。この記事では、おすすめの買い切り型オンラインストレージや選ぶ際のポイントを解説します。
目次
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オンラインストレージには買い切り型もある
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オンラインストレージとは、クラウド上にあるディスクスペースで、クラウドストレージとも呼ばれています。ユーザーはインターネットを介して利用しますが、使い勝手は自社のパソコン内や社内LAN上に置かれたストレージとほとんど変わりません。
最近では多くの企業で使われるようになったオンラインストレージですが、月ごとや年ごとに利用料を支払うサブスクリプション型での導入が一般的です。しかし、導入時に一度だけ支払いを行えば、その後の料金が発生しない買い切り型の製品も提供されています。
買い切り型は、日本ではあまり流通していないタイプです。ただし、買い切り型の特徴やメリット・デメリットを知った上で製品選びの選択肢に入れれば、より幅広い製品選びが可能となり、その企業に合ったオンラインストレージを選びやすくなります。
そこで本記事では、買い切り型のオンラインストレージのメリット・デメリット・選び方を解説するとともに、おすすめの製品を紹介します。
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オンラインストレージとは?メリット・デメリットと選び方を解説
オンラインストレージとは、ローカルのHDDなどの記憶容量にデータを保存せずに、インターネット上のストレージにデータを保存するサービスのことです。本記事ではオンラインストレージの仕組みや使い方、メリット・デメリット、選び方について解説します。
買い切り型オンラインストレージのメリット
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買い切り型オンラインストレージは、導入時に支払いを済ませば永続的な使用が可能なため、ランニングコストがかからないのが最大のメリットです。導入時にはサブスクリプション型に比べコストがかかりますが、使い続けるほどコストパフォーマンスは高くなります。
買い取り型オンラインストレージであれば、企業の収益に落ち込みがある月でも、ストレージ上に蓄積されたデータを利用し続けることができるので、収益回復の施策を打つことができます。
対してサブスクリプション型の場合は、月々の支払いが滞り、それが続くとストレージ上のデータが利用できなくなるリスクがあり、収益の悪化がさらに進みかねません。
また、利用頻度が高くても追加料金の発生がなく、価格変更の影響を受けることがないため、月々や年ごとの予算管理も楽に行えます。
買い切り型オンラインストレージのデメリット
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買い切り型オンラインストレージの最大のデメリットは、初期投資がサブスクリプション型に比べ高額になることです。そのため、導入時にしっかりとした予算を確保しておかなくてはなりません。
買い切り型オンラインストレージは、長期に渡って利用を続けることを前提とした導入になるため、失敗はなるべく避ける必要があります。そのためにも導入する製品は、自社の利用方法やセキュリティポリシーとの適合性を慎重に検討した上で選定しましょう。
また、セキュリティ対策を強化したい場合や、新しい技術を取り入れたい場合などには、再度の導入が必要になる場合があります。
買い切り型オンラインストレージの選定ポイント
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買い切り型オンラインストレージを選ぶ際に最も重要となるのは容量です。拡張が難しいため、将来的に必要となる分も考慮する必要があります。
また、セキュリティ対策や機能面、操作性も確認が必要です。以下で、買い切り型オンラインストレージの選定ポイントを解説します。
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容量や機能は十分か
買い切り型オンラインストレージは、短期間の交換では費用対効果が見込めないために、長期に渡って運用できる製品を導入することが重要です。そのため、将来的にストレージの容量不足が起こらないように、初めから容量に余裕のある製品を選びましょう。
オンラインストレージの交換は、セキュリティ対策や機能などの不足でも必要になる場合があります。買い切り型では、利用途中で機能などを付け加えることは難しいため、導入する際に、多少コストがかかっても最新技術を搭載した製品を選ぶのがおすすめです。
使いやすいか
買い切り型オンラインストレージは長期的な利用が想定されるため、使いやすさも重要なポイントです。アップロードする際の操作性や検索性はもちろん、ビジネス利用では複数人で共同作業しやすいかなども確認しましょう。
スマホなどのモバイルデバイスからアクセスする場合は、その際の画面の見やすさもチェックします。なお、上述のように日本ではまだ多くのサービスが流通していないため、UIやサポートが日本語に対応しているかも、必要に応じて確認することをおすすめします。
買い切り型オンラインストレージにも無料プランがある
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一般的にオンラインストレージには無料プランが提供されていることが多く、一定の容量まではコストをかけずに利用できます。これはサブスクリプション型のオンラインストレージに限らず、買い切り型でも利用可能です。
上述のように買い切り型オンラインストレージは初期投資が高額になるため、申し込むのに躊躇してしまう場合もあるでしょう。その際は、無料プランで使い勝手やUIの見やすさなどを試してから、大容量プランを検討するのがおすすめです。
おすすめの買い切り型オンラインストレージ
調査したところ買い切り型と明記されているオンラインストレージは0件でした。その他のオンラインストレージが気になる方は是非以下の記事からお気に入りのサービスを見つけてお問い合わせしてみてください。
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おすすめのオンラインストレージ10選|選び方・比較ポイントも解説
オンラインストレージは、PCやスマホなどの端末内ではなくインターネット上にファイルを保存できるサービスです。どこからでもアクセス可能で、社内の情報共有にも役立ちます。この記事では、おすすめのオンラインストレージや選ぶ際の比較ポイントを解説します。
その他のオンラインストレージの選び方
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オンラインストレージの選択は、買い切り型も視野に入れて自社に最も合った製品を導入しましょう。しかし、数多くの製品が提供されていて、どれを選べばいいか迷う場合も多いです。そのような際には、以下のポイントに注目して選ぶのがおすすめです。
【重要なポイント2つ】
- 料金は適正か
- 同期型か非同期型か
【その他の比較ポイント】
- 編集権限機能をチェック
- プレビュー・直接編集は可能か
- セキュリティ性を確認
- PC・スマホとの親和性を確認
まとめ
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オンラインストレージは、月や年ごとに利用料が必要となるサブスクリプション型がほとんどですが、中には買い切り型の製品もあります。買い切り型の製品は、ランニングコストをかけずに半永久的に使えるコストパフォーマンスの良さが魅力です。
買い切り型の費用対効果は、長く利用するほど高まります。そのため、将来性を考えたストレージ容量の選択が必要です。オンラインストレージにはさまざまな製品がありますが、買い切り型の製品も含めて、自社に最も合った製品を選択するのがおすすめです。