オフラインで利用可能なRPAおすすめ2選|選ぶ際のポイントも解説

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  • RPAツールのうち、デスクトップ型とサーバー型はオフラインでも利用できる
  • オフライン環境下であれば、外部ネットワークに接続しないためセキュリティ性が高い
  • オフラインで使えるRPAを低コストで導入したいなら、デスクトップ型がおすすめ

RPAツールには、デスクトップ型・サーバー型・クラウド型の3種類があり、このうちデスクトップ型とサーバー型はオフラインでも利用できます。この記事では、オフラインで利用可能なRPAのおすすめ製品や選ぶ際のポイントを解説します。

目次

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  1. RPAはオフラインでも利用可能
  2. オフラインで利用可能なRPAのメリット
  3. オフラインで利用可能なRPAの選定ポイント
  4. オフラインで利用可能なRPAおすすめ2選
  5. その他のRPAの選び方
  6. まとめ

RPAはオフラインでも利用可能

RPA(Robotic Process Automation)は、パソコン上の定型的な業務プロセスを自動化する技術です。RPAツールを用いることで、データ入力・フォームの処理・ファイルの移動などのルールベースのタスクを自動的に実行することができます。

RPAの導入形態には、デスクトップ型・サーバー型・クラウド型の3種類があります。このうちデスクトップ型とサーバー型は、PCやーバーに直接インストールするため、オフラインで利用可能です。

本記事では、このようなオフラインで利用できるRPAのメリットや選び方について解説します。

RPAとは?メリットや向いている業務、ツールの選び方などを解説

RPAとは、定型業務をロボットを活用して自動化・効率化するシステムのことを言います。RPAを導入することで、業務処理の迅速化などに繋がりますが、対応が難しい業務もあるため注意が必要です。本記事では、RPAのメリット・デメリットや導入手順などを解説しています。

種類別のおすすめRPA5選|それぞれの特徴や選び方も解説

RPAは、サーバー型・クラウド型・デスクトップ型に分類されます。RPA導入の際は、それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社に合った種類を選ぶことが重要です。この記事では、RPAの種類ごとの特徴や、おすすめのRPAを紹介します。

オフラインで利用可能なRPAのメリット

サーバー型やデスクトップ型のRPAは、セキュリティ性・カスタマイズ性・業務の継続性において特に優れています。ここでは、オフラインで利用可能なRPAのメリットについて解説します。

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高いセキュリティ性を確保できる

オフラインで利用できるRPA上で扱うデータは、常に企業の内部に留まります。データがインターネット経由で外部に露出することがないため、サイバー攻撃のリスクを低減できます。

デスクトップ型はRPAソフトウェアがインストールされているPC内で、サーバー型は企業のサーバー上でのみ稼働します。外部との接続が制限されているため、不正アクセスによる情報漏洩を防ぐことができます

インターネット環境に左右されない

オフラインで利用できるRPAは、インターネット環境に左右されません。インターネット接続が不安定な場所や、外部のネットワークに接続できない状況でも、RPAツールを使用して作業を継続することが可能です。

事業の運営にとって重要な作業の中断を防ぐことができ、インターネットの接続状態に何らかのトラブルが起きた場合でも、一貫したパフォーマンスを発揮します。

要件に合わせて柔軟に制御可能

サーバー型やデスクトップ型のRPAツールは、クラウド型RPAと比較して柔軟性が高い特徴があります。この柔軟性とは、システムの設定や機能において、ユーザーが直接変更を加えやすいことを指します。

クラウド型のRPAは、オンライン上のRPAソフトウェアにアクセスして利用するため、自社でソフトウェアを保有することはできず、ベンダーが提供する仕様でそのまま利用するのが基本です。

対してオフラインで利用できるRPAツールは、自社のPCやサーバーで直接管理できるため、企業の特定のニーズに合わせカスタマイズ可能です。企業独自のルールやワークフローを組み込みやすく、システムの細かな調整ができます。

オフラインで利用可能なRPAの選定ポイント

RPAツールの選定において、コストや実際の使用感を確かめることは非常に重要です。ここでは、オフラインで利用可能なRPAの選定ポイントを解説します。

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費用を抑えたいならデスクトップ型

オフラインで利用可能なRPAのうち、デスクトップ型RPAは個々のPCにインストールして使用します。そのため、大規模なインフラ投資を必要とせず、必要な場所に必要な分だけ導入できるため、全体的なコストを抑えることが可能です。

サーバー型では、企業内にサーバーを設置し、インフラやネットワーク環境などを整備する際に高額な費用が必要になります。また、RPAソフトウェア自体も大規模な利用を前提としてるため、高額な傾向があります。

また、デスクトップ型RPAは稼働環境もPC内に限られるため、管理や保守の手間とコストが少なくて済みます。小規模な導入であれば、ユーザー自身が直接管理・運用することも可能で、個人利用にもおすすめです。

大規模に運用するならサーバー型

サーバー型はコストがかかりますが、大規模な業務自動化を必要とする場合にはおすすめな選択肢です。大量のデータも高速で処理でき、事業の成長に合わせ拡張容易なため、中規模から大規模な企業に適しています。

サーバー型であれば、複数の社内システムを横断する作業も行うことができます。企業のシステム構成に合わせて、部署や部門をまたいだ全社的な運用が実現します。

本格導入前に無料で試せると安心

RPAにはさまざまな製品があり、無料トライアルを提供しているケースも多くあります。そのため、実際に試してから本格的に導入するのがおすすめです。

無料トライアルを利用することで、購入前に製品が自社のニーズに合っているかを確認できます。これにより、不適切な投資を避けることができます。

トライアルを利用する際には、機能性・操作性に加え、「サポートの質はどうか」「十分な費用対効果が得られそうか」なども確認しておきましょう。

中には完全無料のフリーソフトもある

デスクトップ型の場合、数は少ないものの完全無料で使えるフリーソフトも存在します。有料のものと比べて機能面やサポート面で制限はありますが、シンプルで小規模な業務であればフリーソフトでも対応できるケースもあります

無料トライアルは無料期間が決まっているので、どうしても予算の捻出が難しい場合などは、まずはこういったフリーソフトを導入して導入効果をじっくりと検証するのも1つの方法です。

オフラインで利用可能なRPAおすすめ2選

株式会社NTTデータ

WinActor

株式会社NTTデータ

WinActor

純国産品!コストを抑えて働き方改革を進めたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • プログラミングしなくても自動化でき、完全日本語対応で実務経験がなくても扱える
  • Windowsで操作ができるさまざまなアプリケーションに対応
  • 高い技術力を持つサポートチームによる導入後のフォローも

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ここが少し気になる…

  • サポートは日本語OS上に導入した場合のみ

株式会社デジタルワークス

RaQubo

株式会社デジタルワークス

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手厚いサポート!初心者やルーチンワークが多い方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 利用者に寄り添った開発と簡単設計で、専門知識がなくても扱える
  • 1アカウント2ライセンスの提供がある
  • いつもの作業通りにロボットが実行するため、設定内容と実行結果の比較が容易

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ここが少し気になる…

  • 契約期間は6ヶ月からで、スタンダードの場合はシナリオの開発・保守が対象外

その他のRPAの選び方

RPAを選ぶ際には、確認すべきことが多くありますが、特に以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。

最も重要なポイントは、自社にとって必要な業務を自動化できるか確認することです。また、既存のシステムやツールと連携できないと、導入の効果が得られない場合もあるため注意が必要です。

【重要なポイント2つ】

  1. 必要な業務を自動化できるか
  2. 利用しているツールと連携できるか

【その他の比較ポイント】

  1. サポート体制は充実しているか
  2. 費用対効果が高いか
  3. 誰でも簡単に操作できるか

まとめ

オフラインで利用可能なRPAツールは、高いセキュリティ性が魅力で、インターネット環境に依存しない安定した業務運用が可能です。また、ニーズに合わせた柔軟なカスタマイズができます。

RPAを取り入れる際には、導入前に無料トライアルを利用することをおすすめします。これにより、実際の業務環境でのツールの適合性や使用感を確認し、無駄な投資を避けることができます。無料トライアルを提供する多くのRPAツールは、サポートも充実しています。

他にも自動化したい業務に対応できるか、既存のシステムと連携できるかなども重要な視点です。本記事の内容を参考に、自社のニーズに最適なRPAツールを見つけましょう。

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