無料のPOSレジアプリおすすめ5選|選ぶ際の比較ポイントも解説
Check!
- POSレジアプリは、モバイル端末にインストールするだけで本格的なレジ機能が使える
- POSレジアプリには無料のものも多数あり、ランニングコストをかけずに導入できる
- POSレジアプリを選ぶ際は、対応OSや他システムとの連携性、操作性などを確認する
POSレジアプリとは、スマホやタブレットにインストールするだけで本格的なレジ機能が使えるアプリのことで、無料で利用できるものも多数リリースされています。本記事では、無料で使えるおすすめのPOSレジアプリや選ぶ際の比較ポイントなどを解説します。
無料のPOSレジアプリおすすめ3選
目次
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無料のPOSレジアプリでPOSシステムを導入
POSシステムとは、主に小売業における日々の売上や販売した商品をデータ化して管理するシステムです。店舗の商品管理、売上情報、消費者の購買行動などを効率的に集計します。
POSシステムの一種であるPOSレジアプリは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にアプリをインストールするだけで利用できます。そのため、ハードウェアタイプのPOSシステムよりも導入が簡単です。
POSレジアプリの中には無料で利用できるものもあり、コストをかけずに手軽に利用可能な点から、個人事業主や中小企業から注目を集めています。
POSシステムとは、小売業の日々の売上や販売した商品をデータ化して管理するシステムを指します。POSシステムを活用することで、売上管理の効率化や商品在庫の最適化が実現します。この記事では、POSシステムの機能やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを解説します。
無料で使えるPOSレジアプリおすすめ5選
無料で使えるPOSレジアプリの比較一覧表
特徴 | 最短当日導入・決済OK 入金も最短翌営業日とすべてがはやい | 誰でも直感的に操作できる使いやすさが魅力 | 飲食店や薬局も幅広い業種・業態に対応できる | 実店舗とネットショップを連携して管理したい方に | 業種や業態に合わせた豊富な連携・オプション機能 |
初期費用 | 端末料金のみ (スマホでタッチ決済の場合無料) | 端末費用のみ | 要問合せ | 無料 | 要問合せ |
月額料金 | 無料 | 無料 | 0円〜 | 0円〜 | 0円〜 |
対応端末 | iPad, iPhone Android | iPad, iPhone Android | iPad, iPhone | iPad | iPad |
Square株式会社
Square
GOOD
ここがおすすめ!
- Androidスマートフォンの「タッチ決済」にも対応
- 「複数店舗管理」「eギフトカード」「勤怠管理」など、充実した機能数
- 電話やメールでのサポートが受けられ、導入後も安心して利用できる
- 新規のお客様はVISA&・Mastercardの決済手数料が業界最安の 2.5%で導入が可能(2024年11月1日~)※詳細は公式ページを確認※
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ここが少し気になる…
- 払い戻しやオフラインモード時に対応している決済が限られている
GOOD
ここがおすすめ!
- レジに必要な基本機能はもちろん売上管理や分析機能も備え、月額費用も無料で利用できる
- 「Freee会計」や「出前館」といった各種会計ソフトやさまざまなサービスとの連携が可能
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ここが少し気になる…
- 初期費用や月額費用は無料だが、利用するには周辺機器を購入する必要がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 入出荷管理やPL管理・販売管理機能も搭載
- 無料プランや飲食店向けプランを含む5つのプランから目的に合わせて選択可能
- 「免税」や「軽減税率」にも対応
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ここが少し気になる…
- 月額費用が安いプランもあるがかなり機能が限られている
GOOD
ここがおすすめ!
- 販売やサービス業など、さまざまな業種に特化したPOSレジを提供
- 商品情報・在庫確認・注文確認がアカウントひとつで連携が可能
- iPadがあれば簡単に導入ができる
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ここが少し気になる…
- レジ ベーシックプランは、利用する店舗ごとに契約が必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 「カンタンがいちばん」をコンセプトにしており、多機能なのに直感的に使える
- 飲食・小売り・サービス業といったさまざまな業種に対応
- 「複数店舗管理」機能を備え、各店の売上がリアルタイムで集計可能
MORE
ここが少し気になる…
- 「在庫管理」や「QRオーダー&決済」「ハンディ」はオプション対応
無料のPOSレジアプリのメリット
無料のPOSレジアプリは基本的なレジ機能を搭載しており、レジ業務を効率化できます。事業に合ったアプリを選びやすく、使用場所を選ばない点も魅力です。ここでは、無料のPOSレジアプリにおけるメリットについて、具体的に解説します。
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無料のPOSレジアプリのメリット
ランニングコストがかからない
無料のPOSレジアプリは、レジ機能・売上分析機能・顧客管理機能など、レジ業務を効率化する基本機能を搭載しています。
スマートフォンやタブレットといったモバイル端末があればすぐに利用できるため、初期費用を抑えられます。また、オプションの追加などをしない限り月額利用料やサポート料も不要で、ランニングコストも発生しません。
そのため、無料のPOSレジアプリは中小規模の事業者や新規立ち上げの企業にとって、有用な選択肢といえます。
事業成長に合わせて選択できる
無料のPOSレジアプリには、売上の管理と分析に特化したものや、在庫管理・顧客管理まで幅広い機能を搭載したものなど、アプリごとに特徴があります。
例えば、追加オプションで機能拡張できるアプリなら、どのような業種でも使いやすくカスタマイズできます。また、初心者でも扱いやすい直感的な操作性が魅力のアプリや、あらゆるキャッシュレス決済に対応したアプリなどもあります。
無料のPOSレジアプリの多くは有料プランも用意しているため、事業の成長に合わせて、より便利な機能を利用できる仕組みも整っています。このように、POSレジアプリはさまざまな選択肢があり、事業の特性に合ったものを選びやすいという点もメリットです。
使用場所を選ばずに利用できる
POSレジアプリはスマートフォンやタブレットを使用するため、場所を選ばずに利用できます。インターネット環境は必須ですが、急なイベントや催事などの場面でも利用することが可能です。
また、店舗型運営の場合、顧客がレジに並ばずに会計でき、レジスペースの有効活用と顧客満足度の向上に寄与します。
教育にかかる負担が少なく済む
スマートフォンやタブレット端末を使用するPOSレジアプリは、画面のタッチ操作で直感的に使用できるものが多く、利用者の教育・研修にかかる手間と負担が少なく済みます。
特に、若手のスタッフであるほど慣れやすく、迅速な運用につなげられるでしょう。多機能なシステムは慣れるまでに時間がかかりますが、無料のアプリはシンプルな機能に限られていることが多いため、業務に支障をきたしにくいです。
無料のPOSレジアプリのデメリット
無料のPOSレジアプリでは、機能に制限が設けられていることが多く、アプリの利用とは別に費用が発生する可能性があります。また、インターネット環境が無いと利用できません。ここでは、無料のPOSレジアプリのデメリットについて解説します。
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無料のPOSレジアプリのデメリット
機能が限られていることが多い
無料のPOSレジアプリでは、在庫管理や顧客管理など一部の機能が使えない場合があります。また、機能に制限がなくても売上データの保存期間が限られていたり、登録できる商品・顧客データに上限が設けられていたりすることが多いです。
アプリによっては1年間のデータ保存や、数千〜1万件程度のデータ登録ができる場合もあり、一定の事業規模であれば十分な実用性を備えています。しかし、店舗数・顧客数・商品数が増えるにつれ、無料版では機能的な限界を迎える可能性があります。
よって、無料のPOSレジアプリを選ぶ際には、将来的な事業の成長に備え、有料版でどのような機能が使えるかを確認しておくことが大切です。将来性も加味しておくと、無料版から有料版への移行を検討する際にもスムーズに行えます。
周辺機器の購入には費用がかかる
POSレジアプリは、あくまでもソフトウェアとしての機能を提供するため、アプリ自体が無料でも周辺機器は別途購入する必要があります。周辺機器とは、端末・レシート印刷用のプリンター・キャッシュドロアーなどの機器を指します。
すでにPOSレジをインストールするためのモバイル端末がある場合、端末の費用はかかりません。しかし、レシートプリンターやキャッシュドロアーなどは最低限必要であり、安く揃えても数万円以上はかかります。
また、キャッシュレス決済に対応するには読み込むための端末も必要であり、導入費用は5〜10万円程度が相場です。ただし、POSレジアプリの提供元によっては、キャッシュレス端末を無料で利用できる特典やキャンペーンを用意している場合もあります。
インターネット接続が必須である
POSレジアプリの利用にはインターネット接続が必須であるため、ネットワーク障害や災害の発生時に利用できなくなることがデメリットです。また、ネットワーク整備から始める必要がある場合は、そのための費用や時間がかかります。
POSレジアプリには、売上や顧客管理情報などさまざまなデータを保存する機能もありますが、これらのデータがネットワークの不具合で消えてしまう可能性もあるでしょう。そのため、定期的にバックアップを行うなどの対策が必要になります。
無料のPOSレジアプリの導入が適している店舗の特徴
店舗の特徴や状況によっては、無料ではなく有料のPOSレジアプリが適している場合があります。ここでは、無料のPOSレジアプリが適している店舗の特徴を解説します。
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無料のPOSレジアプリの導入が適している店舗の特徴
POSレジの導入に悩んでいる店舗
POSレジを導入すべきか悩んでいる店舗は、無料のPOSレジアプリを使って自店舗にPOSレジが本当に必要かどうか判断しましょう。POSレジはあらゆる情報を容易に収集できるため、データを活かした経営戦略を練ることが可能です。
しかし、収集したデータを活かせない場合は、POSレジを導入する効果が半減してしまいます。もちろんレジ業務の効率化も図れますが、レジでの会計頻度が少ない店舗であれば、レジ業務の効率化を目指しても大きな改善は期待できません。
そのため、POSレジの導入によるメリットを十分に得られるか不安な店舗は、無料のPOSレジアプリを利用し、どれほどのメリットが見込めるかを確認するのがおすすめです。
キャッシュレス決済に対応したい店舗
現代では、顧客ニーズの多様化によってさまざまな決済方法が各種サービスから提供されています。そのため、店舗側にも現金での支払い以外に、豊富なキャッシュレス決済への対応が求められています。
無料のPOSレジアプリの導入により、キャッシュレス決済に対応できれば、顧客満足度を高めて売上の向上にもつなげられます。決済会社ごとの審査などは必要ですが、1つのアプリで複数の決済方法を導入できるため、効果的な運用が実現するでしょう。
少人数で経営している店舗
少人数で経営している店舗は、レジ業務と同時に他の業務も行うことが多く、レジ業務の効率化が求められます。しかし、少人数で経営している場合、十分なリソースの確保が難しく、レジ業務がコア業務を圧迫している店舗も多いです。
その点、無料のPOSレジアプリであれば、高額な機器を導入せずにレジ業務を効率化できるため、費用面での問題をクリアできます。
特に、飲食店における混雑のピーク時間は、顧客からスムーズなレジ業務が求められ、少人数で経営している店舗ほど無料のPOSレジアプリを導入する価値が高まります。
無料のPOSレジアプリを選ぶ際の比較ポイント
無料のPOSレジアプリは、機能だけでなく対応端末・無料プランの内容・他システムとの連携性などがアプリごとに異なります。ここでは、無料のPOSレジアプリを選ぶ際の比較ポイントを解説します。
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無料のPOSレジアプリを選ぶ際の比較ポイント
対応OS・機種をチェック
POSレジアプリはモバイル端末にインストールして利用するため、使用するモバイル端末でアプリが正常に動作するか確認しておく必要があります。
例えば、アプリがiOSのみに対応している場合は、iOS搭載の端末であるiPhoneやiPadなどの準備が必要です。対応OSはアプリによって異なり、Androidにのみ対応しているものもあります。
また、OSだけでなく対応機種の確認も欠かせません。OSに対応していても、機種が対応していなければ正常に動作しないため、OSと機種の両方を確認しましょう。
完全無料プランがあるか
無料のPOSレジアプリには、完全無料で利用できるものも存在します。しかし、一部のアプリは、トライアルとして無料の利用期間を設けている場合もあり、お試し期間が終了すると、有料版に移行して利用を続けるか、アプリの利用を停止するかの選択を求められます。
そのため、永続的に無料で使用したい場合は、無料で利用できる期間に制限があるかを確認しましょう。なお、お試し期間がある無料アプリは、有料版アプリを導入する前に使用感を確かめたい場合におすすめです。
他システムとの連携性を確認
POSレジアプリの中には、他システムと連携できるアプリもあります。他システムの代表例には、キャッシュレス決済サービスが挙げられます。キャッシュレス決済はPOSレジアプリ単体では実現できず、キャッシュレス決済サービスとの連携が必要です。
また、収支管理や税金計算などを効率的に行いたい場合は、POSレジアプリと会計ソフトが連携できると、データの受け渡しに時間をかけず正確性も確保できます。なお、業種によっては、ポイントサービスや予約管理システムとの連携が必要な場合もあります。
これらのニーズを満たしたい場合は、POSレジアプリを選ぶ際に他システムと連携できるか、どのようなシステムと連携できるかを事前に確認しておくことが大切です。
その他のPOSレジ・POSシステムの選び方
POSレジ・POSシステムを選ぶ際は、無料・有料を問わず、自社の規模や将来性に適しているか確認しましょう。また、自社と同じ業種・業界での導入実績があれば、自店舗に導入した際も導入効果が得られる可能性が高いため、実績を確認するのもおすすめです。
その他にも、操作性や登録可能な商品数、サポート体制を確認し、自社に適したものを導入しましょう。
【重要なポイント2つ】
- 自社の規模や将来性に合っているか
- 自社と同じ業種・業界の導入実績を確認
【その他の比較ポイント】
- 使いやすい操作性か
- 登録できる商品数を確認
- サポート体制は充実しているか
まとめ
POSシステムは、支払いや販売した商品などのデータを効率的に記録・管理できますが、手軽に導入するにはPOSレジアプリがおすすめです。モバイル端末にインストールするだけで利用できるPOSレジアプリには、無料で利用できるものもあります。
無料のPOSレジアプリには基本的な機能が備わっているため、コストをかけずにレジ業務を効率化できます。ただし、一部の機能は制限されていたり、周辺機器を揃えるのにコストがかかったりします。
無料のPOSレジアプリを比較する際には、対応OS・対応機種・無料プランの内容・他システムと連携できるかを確認しておくことが重要です。本記事を参考に、事業に合った無料のPOSレジアプリを選びましょう。