POSシステムでバーコードを使用するメリットとは？導入手順も解説

POSシステム・POSレジは、バーコードリーダーを搭載したものが主流となっています。バーコードを使用することで会計がスピーディーになり、売上データや在庫の管理も効率化できます。本記事では、POSシステムでバーコードを使うメリットや導入手順などを解説します。

目次

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1. スムーズな会計処理を行うならPOSシステムがおすすめ
2. POSシステム・POSレジとは
3. POSレジでバーコードを使用するメリット
4. POSレジで使われる主なバーコードの種類
5. POSレジで使われるバーコードの読み取り方式
6. POSレジにバーコード会計を導入する流れ
7. バーコード対応POSレジの選定ポイント
8. オフラインでも決済可能なおすすめのPOSシステム
9. まとめ

スムーズな会計処理を行うならPOSシステムがおすすめ

Squareは、無料のPOSレジアプリを提供しており、POSレジ利用における固定費を0円に抑えられます。発生する費用はキャッシュレス決済の決済手数料のみであり、経営の効率化に大きく貢献するのが特徴です。

売上管理・顧客管理・勤怠管理・複数店舗の管理など、POSシステムとしての機能を標準搭載しており、複雑な手続きを必要とせず最短で申し込み当日から使用可能です。また、ネットショップの解説やギフトカードといった機能も、POSレジと合わせて使えます。

Squareは簡単なレジ操作で利用できるため、トレーニングにかける手間と時間が必要ありません。待ち時間とレジ締め作業におけるミスを削減し、オフラインでもスムーズな会計処理を行うなら、Squareの導入がおすすめです。

POSシステム・POSレジとは

POSシステムとは「Point of Sales System」の略であり、「販売時点情報管理システム」と呼ばれています。商品が購入された時点の売上実績をリアルタイムで収集し、商品単位で記録して集計する商品管理・販売管理をするためのシステムです。

また、POSレジとは、POSシステムを備えたキャッシュレジスターを指しており、商品のスキャン、価格計算、決済処理、領収書の発行、在庫管理などのタスクを処理するために設計されています。

売上情報の収集には、商品に貼付されたバーコードが使用され、レジでこれらのラベルやタグを読み取り、売上や販売実績などが集計されます。

通常のレジスターとの違い

POSシステムを搭載したレジと通常のレジとの違いは、性能です。POSシステムを搭載していないレジでは、商品・サービスを販売した際に金額の計算・記憶を行います。そして、1日の終わりには締め作業を行い、残金が正しいかを確認します。

しかし、POSシステムを搭載したレジでは顧客情報の管理を含め、さまざまな業務タスクの処理を可能としています。そのため、単に金額を計算して記録するだけのものなのか、経営判断などにも活用できるのかといった点でも大きな違いがあります。

バーコードレジスターとは

バーコードレジスターとは、商品に貼付されたバーコードの読み取りが可能なキャッシュレジスターのことです。バーコードは商品情報を符号化しており、バーコードリーダーの使用により、商品の価格や識別情報を迅速に読み取り、販売トランザクションを処理します。

現在は、POSレジスターにバーコードリーダーを組み込んだものが主流です。商品のバーコードをスキャンして価格計算を迅速かつ正確に行うため、販売プロセスが効率的になります。また、手作業で価格を入力する必要がないため、人的エラーが軽減されます。

バーコードリーダーをPOSレジに搭載することにより、小売店や飲食店などにおいて効率的な販売プロセスが実現され、ミスの防止や顧客サービスの向上、在庫管理の最適化、データの収集と分析など、多くのメリットがあります。

バーコードの仕組み

バーコードは商品の識別やデータの符号化などに使用される図形的なパターンで、黒と白の直線バーで構成されています。バーコードは異なる幅と配置で形成され、一連のバーとスペースにより、文字や数字、特定の制御文字などのデータが表現されています。

バーコードリーダーやスキャナーは、バーコードを光源で照らし、その反射したイメージを読み取ってデジタルデータに変換し、コンピューターシステムに送信します。データは商品名・価格・在庫番号などに変換されてからレジスターに表示され、会計処理が行われます。

バーコードは、小売業・物流・製造業・医療など、さまざまな分野で広く使用されており、情報の迅速な入力と識別を可能にしています。バーコードの形状、サイズ、および記号セットは、異なる用途に合わせて設計され、いくつかの異なるバーコード規格が存在します。

POSレジでバーコードを使用するメリット

バーコードをPOSレジで使用することにより、小売店やサービス業において効率的な販売プロセスと正確な在庫管理を実現します。さらに、顧客サービス向上、コスト削減、データ収集と分析など、多くの利点をもたらします。

ここでは、POSレジでバーコードを使用する主なメリットとして、以下の項目について詳細を解説します。

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会計がスピーディーに行える

POSレジでバーコードを使用する大きなメリットとして、会計プロセスがスピーディーに行われることが挙げられます。バーコードの利用により、商品の識別と価格計算が瞬時に行われるため、忙しい店舗や飲食店での顧客サービス向上に大いに役立ちます。

また、バーコードスキャナによる読み取りには優れた正確性があることから、手動入力に比べて、データ入力エラーや誤った価格計算などの発生確率が大幅に低減できます。その結果、正確な請求書の発行や顧客の満足度アップなどにつながります。

商品の情報は中央のシステムで管理され、価格変更やプロモーションの管理が容易に行われます。システム内のバーコードの価格情報を更新するだけで、価格変更が即座に反映されるため、セールや特別キャンペーンなどの実施がスムーズに行えます。

ヒューマンエラーを削減できる

POSレジでバーコードをスキャンして商品を登録することにより、手入力を行う必要がなくなるため、違う商品の登録や数量間違いといったヒューマンエラーが削減できます。また、売上データの収集が自動で行われるため、より正確なデータ活用が可能です。

このように、会計時のヒューマンエラーが削減されることにより、顧客との信頼関係構築や業務効率化に繋がります。また、待ち時間の縮小や適切な在庫管理によるニーズに沿った商品提供などが実現し、顧客満足度の向上にも期待がかかります。

詳細な売上データを簡単に収集できる

POSレジでのバーコードのスキャンにより、商品ごとの売上データが自動的に収集されます。これにより、どの商品がどれだけ売れたのか、販売の時間帯や日にちによる傾向などの情報が詳細に取得でき、商品ごとの販売戦略の改善や新製品導入の意思決定に役立ちます。

また、POSレジでバーコードを読み取ることにより、売上データの正確な詳細情報が記録されます。その結果、経理部門が会計処理と帳簿管理を容易に行えるため、財務の透明性や正確性の点でも成果が上がります。

POSレジでバーコードをスキャンすることにより、売上データの収集と分析、在庫管理の最適化、顧客応対の向上、価格変更の迅速化、効率的な財務管理など多くのメリットがあります。また、小売や飲食業などの競争力を高め、業務プロセスの効率化にも期待できます。

効果的な販売戦略を立てられる

商品ごとの詳細な売上データを簡単に収集できるため、売上の良い商品と悪い商品を把握して効果的な販売戦略を立てられます。売上データを活かしてタイムセールを実施したり、特売商品の選定に役立てたりするなど、さまざまな販売戦略に活用可能です。

また、顧客にバーコードが付いた会員カード・ポイントカードを発行して会計時に読み取ることで、顧客の購買データを取得し、DMの送付などに活用する方法もあります。得られたデータをどのように活用するかが非常に重要です。

在庫管理の効率化と正確性の向上

POSレジでのバーコードスキャンにより、会計時点で販売商品の在庫数が自動的に減少され、在庫情報がリアルタイムで更新されます。この機能により、常に正確な在庫数が把握できるため、品切れや過剰在庫の問題が軽減され、在庫レベルが最適化されます。

また、在庫数があらかじめ指定した最低値に達すると、POSシステムは自動的に再発注などの警告を生成して通知します。したがって、個々の商品が品切れになることを防ぎ、生産性やサービス・顧客満足度の向上にもつながります。

POSレジでバーコードを使用することにより、在庫管理の効率化と正確性の向上に大いに役立ちます。小売店や倉庫管理など、多くの在庫を抱える業種において、コスト削減やリソースの最適な活用といった効果をもたらします。

顧客分析・経営判断に活用できる

POSレジで集約したデータを基に、顧客分析を行えます。つまり、それぞれの顧客がどのような商品を購入したのか、会員カードなどを活用しながら顧客ごとのデータ収集が可能です。

また、顧客の会員登録情報を参照し、キャンペーンやイベントの情報をメール・郵便でお知らせするなど、複数の経営戦略へと活用できます。そして、売れ筋商品の把握などを通じて、さらに在庫管理が最適化されます。

POSレジで使われる主なバーコードの種類

POSレジでのバーコードスキャンは、現在の商品識別やデータ収集において欠かせないテクノロジーとなっています。また、バーコードは、さまざまな業界や小売業界で利用されており、異なる用途に合わせていくつかのバーコードの種類が開発されています。

ここでは、POSレジでよく使用される主要なバーコードの3種類について説明します。

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JANコード

JANコードは「Japan Article Number：日本商品コード」の略で、日本国内で一般的に使用されているバーコード規格です。1978年に、POSシステムを普及させる前提条件としてJIS化されました。

JANコードの歴史としては、1982年にセブンイレブンがPOSシステムの全店導入を開始しました。その後、小売店など数多くの店でPOS化が始まり、家電製品・医薬品・雑誌・文具・玩具・食料品・耐久消費財などにもバーコードの活用が広がりました。

JANコードは通常、13桁の数字から構成されています。この13桁の数字は、会計時に商品を識別するためのユニークな識別子となります。各数字は特定の情報を表し、主に国・製造者・商品・価格などに関する情報が含まれています。

ITFコード

ITFコードは「Interleaved Two of Five」の略称で、主に物流分野で活用される商品コード用統一規格用のバーコードです。情報はバーとスペースの幅に基づいてエンコードされ、常に5本のバーのうち2本が太くなっているのが特徴であり、名前の由来にもなっています。

ITFコードは、データの奇数桁を黒部分、偶数桁を白部分が独立して表現しており、バーコードの全長が短いことがメリットになっています。また、情報密度が高いため、主に物流の段ボールの外側に印刷され、梱包内容の識別に利用されることが多いです。

QRコード

QR(Quick Response)コードは、1994年に愛知県の自動車部品メーカーにより開発されたマトリックス型二次元コードです。開発元で特許に指定せずオープンソースにしたことから、現在ではデータ読み取りや店頭決済用コードとして世界中で広く利用されています。

QRコードは高いデータ密度を持っており、比較的小さなスペースに多くの情報をエンコードできます。これは、商品情報・URL・連絡先情報・テキスト・その他のデータを含むのに適しています。また、360°どの方向からでも、読み取りが可能となっています。

さらに、QRコードは誤り検出訂正の能力が高く、一部が破損しても正確に読み取ることができるエラーレベルの設定が行えます。これにより、一部が汚れていたり傷がついていたりする場合でも、スキャナーなどで読み取りが可能です。

POSレジで使われるバーコードの読み取り方式

POSレジシステムは、さまざまな業界で広く使用されており、バーコードの読み取りに大きく関わるものの1つです。また、バーコードの読み取り方式は効率性や正確性に大きな影響を与え、その方式にもいくつかの種類があります。

ここでは、POSレジで使われるバーコードの主な読み取り方式として、以下の3項目について詳しく解説します。

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レーザー方式

レーザー方式は赤外線レーザー光線を使用して、バーコード上の黒い線と白いスペースのコントラストを検出し、バーコードを瞬時に読み取ります。また、バーコードに接触せずに読み取ることができるため、商品ラベルなどを傷つけずに使用できて便利です。

レーザー方式のバーコードリーダーは、距離が比較的離れていてもバーコードを読み取れます。そのため、商品がPOSレジから離れた場所に配置されていても読み取りが可能であり、商品の置き直しが不要となることで効率的にレジ処理が行えます。

さらに、レーザー方式はさまざまなバーコード規格に対応しており、JANコード・EANコード・UPCコード・Code 39・Code 128など、多くの種類のバーコードを読み取ることができるため、適用範囲が広がります。

CCD方式

CCD(Charge-Coupled Device)方式のPOSレジは、LED照明をバーコードに当てて、その反射光のコントラストによりバーコード情報を読み取ります。CCD方式はバーコードを一度に捉えるため、精度の高い情報をスピーディに読み取ることが可能です。

また、レーザー方式に比べて故障しにくい点も特徴となっており、手持ちのスマートフォンで表示したバーコードを読み込めるなど、幅広く対応できる点も利点となっています。

CCD方式は他の読み取り方式に比べて比較的低コストで製造されるため、多くの小売業やスーパー、コンビニ、飲食業などで広くPOSレジとして利用されています。

ペン方式

ペン方式のPOSレジは、名称にもなっているペン型のバーコードリーダーを使って読み取る方式です。レーザー方式やCCD方式は光をバーコードに照射させて読み取りますが、ペン方式はバーコードの上にペンを走らせるように動かして読み取ります。

ペン方式の特徴は、上記の2つの読み取り方式よりもバーコードリーダーの本体が比較的低コストで購入できる点です。また、軽量でコンパクトなので持ち運び易い点もメリットになっています。

ただし、バーコード上で手を動かして読み取る必要があるため、動かすスピードが速すぎたり、スピードを途中で変化させたりすると、バーコードが読み取れないことがあります。そのため、人によっては慣れるまで読み取り作業に時間がかかることがあります。

POSレジにバーコード会計を導入する流れ

バーコードによる会計は、小売業や飲食業のPOSシステムにおいて、販売プロセスを最適化し、正確なデータ収集を実現するための効果的な方法として広く採用されています。円滑なバーコード会計を実現するためは、バーコード会計を導入する流れを認識しましょう。

ここからは、POSレジにバーコード会計を導入する流れとして、以下の項目の詳細について解説します。

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バーコードを準備する

バーコード会計をPOSレジに導入する段階では、既存のバーコードが貼付された製品のバーコードを読み取り、POSレジシステムにバーコード情報を登録する必要があります。それにより、バーコードを読み取った際に商品情報を呼び出せます。

一方、自社独自の製品にバーコードを付ける場合には、バーコードラベルをデザインし、作成する必要があります。その際は、オンライン上のバーコードジェネレータツールなどを利用して、新製品用のバーコードをデザイン・作成できます。

そして、自社独自の製品用に作成したバーコードラベルを印刷し、自社の製品に貼り付けます。貼付されたバーコードを読み、POSレジシステムのデータベース上に追加し、製品の詳細情報とリンクさせて登録します。

バーコードの情報をPOSレジに登録する

バーコード情報を登録する際には、情報の正確性がポイントになります。各バーコードはユニークであることが不可欠とされており、バーコード番号・製品名・価格・在庫数などは正確に入力し、読み取る必要があります。

バーコード情報はデータベース上の製品情報と正確に整合性が取られていることが重要です。データベースの情報とバーコード情報が整合していることにより、在庫の不一致や価格の誤表示の発生を防ぎ、円滑な会計レジ処理が可能となります。

会計時にバーコードを読み取る

利用する全ての製品について、バーコード情報を収集します。さらに、バーコード情報をPOSレジのデータベースに登録し、バーコード番号と製品情報が正確にマッチしていることを確認します。

仮にバーコードが曲がっていたり、部分的に隠れていたりすると読み取りに失敗しやすいため、バーコードが製品に正確に貼付されていることを確認します。また、使用するバーコードリーダーが、JANコードなどのバーコード規格に準拠していることをチェックします。

その後、設定が完了したバーコード会計プロセスをテストし、バーコード読み取りによる会計がスムーズに行えるかを確認して、問題が発生した場合は対処・テストを繰り返します。問題がないことを確認したら、バーコード会計の本格的な運用開始です。

バーコード対応POSレジの選定ポイント

バーコード対応のPOSレジを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを考慮することが不可欠です。POSレジがどのバーコード規格をサポートしているか、使用したいバーコードに対応しているか、また、ビジネスの成長に合わせて拡張できるかどうかの確認が重要です。

ここでは、POSレジを選ぶ際のポイントとして、以下の2点について詳細を解説します。

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使用したいバーコードに対応しているか

バーコード対応のPOSレジを選定する際、使用したいバーコードに対応しているかを確認しなければなりません。バーコード規格としては、JANコード・ITFコード・QRコードなどがあるため、使用したいバーコードをサポートしていることを確認しましょう。

なお、ビジネスのニーズによって、複数のバーコード規格を読み取る能力があるバーコードリーダーが望ましい場合があります。特に、小売業や飲食業など、さまざまな製品を取り扱う場合には、複数のバーコード規格を考慮するのがおすすめです。

また、効率的な販売プロセスの確立を行う観点からも、将来的なビジネスニーズを考慮しながら、柔軟性とアップデート性を把握しておきましょう。

接続方法は有線か無線か

バーコード対応POSレジの選定において、接続方法が有線・無線どちらなのかを確認することは非常に重要です。有線接続はデータのロスや干渉が発生しにくいため、大量のデータにおいて高速性や正確性が求められる環境に向いています。

有線接続は、高い信頼性とデータセキュリティが求められる場合や、高速通信が必要な場合におすすめです。特に、小売業や固定の販売スペースで使用するPOSに向いています。

一方で、無線接続は柔軟性が高く、POSレジを自由に移動させられます。そのため、移動販売やレストランのテーブルサービスなど、場所を選ばずにPOSを使用したい場合におすすめです。また、無線接続はケーブルが不要であり、スペースを有効に活用できます。

そして、無線接続は柔軟性と可搬性が求められ、スペースに制約がある場合や移動販売などで使用するPOSに適しています。ただし、有線接続よりも高度なセキュリティ対策が必要であることに注意しましょう。

オフラインでも決済可能なおすすめのPOSシステム

まとめ

POSシステムにおけるバーコードは、販売業や小売業における効率的な販売プロセスと在庫管理を支える重要な要素です。バーコードは商品に固有の識別子を提供し、POSレジにおいていくつかの利点をもたらします。

バーコードは現代のPOSシステムに不可欠な要素であり、ビジネスプロセスの効率性を向上させます。そのため、POSシステムにおけるバーコードの機能を確認し、最適なPOSシステムを構築しましょう。