【2024最新】経費精算システムおすすめ8選(全39選)を比較!無料システムや導入社数ランキングも紹介
Check!
- 厳選した経費精算サービス6選を目的別にご紹介!
- 2024年最新の比較表であなたにぴったりの経費精算システムがわかる!
- 経費精算システムは電帳法・インボイス制度への対応可否を確認することが重要
従業員の交通費や出張費・接待交際費など経費の精算申請を便利にする経費精算システム。本記事では、経費精算システムのおすすめ39選をご紹介。中小企業や大企業向け、無料で使えるシステムはもちろん、経費精算システムの料金や導入社数も一覧表で分かりやすく解説します。
おすすめの経費精算システムを見る
目次
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経費精算システムの始め方
経費精算システムの利用を開始するには、公式サイトでも資料請求が必要となる場合が多いです。本サイトでは、複数のサービスの特徴をまとめて比較・資料請求できますので、ぜひご活用ください。なお、資料の取り寄せは無料なので複数の資料をダウンロードして、自社に最適な電子契約システムを選ぶことができますよ!
経費精算システムおすすめ8選
ここでは数ある経費精算システムを厳選し判明した、経費精算システムおすすめ8選を紹介します。資料請求と合わせて自社にあった最適なサービスを選びましょう。
累計導入社数No.1!企業規模や成長に合わせて低価格で導入できる「楽々精算」
株式会社ラクス
楽楽精算
GOOD
ここがおすすめ!
- 領収書やICカードはスマホで読み取れ、社外からでも申請や精算が可能
- 経費精算から会計ソフト連携まで便利な機能が充実している
MORE
ここが少し気になる…
- 外国語対応は英語のみ
2,500を超えるサービスと連携しデータを自動取得できる「マネーフォワード クラウド経費」
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド経費
GOOD
ここがおすすめ!
- オンライン上でまとめて経費申請できる
- 従業員や費目ごとに経費利用額が自動でグラフ化
- 不備入力防止アラート機能で入力ミスが減るため、差し戻しの手間が軽減
MORE
ここが少し気になる…
- OCR機能の精度があまりよくない
初心者でも簡単に使えるシンプルなUIと充実の機能性「ジンジャー経費」
jinjer株式会社
ジンジャー経費
GOOD
ここがおすすめ!
- 社内に散らばる勤怠・給与・人事・経費などを1つに集約できる
- 担当者の面倒の原因を解決し、効率的な経費精算業務を実現可能
- さまざまな企業規模に対応し、特にペーパーレス化したい企業にぴったり
MORE
ここが少し気になる…
- 導入までに最長3ヶ月ほどかかる
最大100枚の領収書を数秒でデータ化できる高精度AI搭載「バクラク経費精算」
株式会社LayerX
バクラク経費精算
GOOD
ここがおすすめ!
- 差戻しや確認に時間をかけずに済む「ミス防止機能」を複数搭載
- アプリやチャットツールから承認が行え、社内にいなくても承認時間の確保が可能
- 複数枚の領収書でも自動で読み取れる
MORE
ここが少し気になる…
- 導入前のサポートを受けたい場合は有償での対応となる
書類の電子化と業務の自動化を目指す企業に「invox経費精算」
株式会社invox
invox経費精算
GOOD
ここがおすすめ!
- さまざまな目的や企業規模に対応し、「業界最安水準」の料金プランで導入ハードルが低い
- 「AI OCR」によるデータ化や「ルート検索」「ワークフロー電子化」で業務不可が軽減
- 経費精算機能だけでなく「申請・承認ワークフロー」「仕訳」にも対応
MORE
ここが少し気になる…
- 定額料金ではなく、経費精算を作成したユーザー数分の料金が月ごとに発生
国内を問わず世界でも利用されている経費精算システム「Concur Expense」
株式会社コンカー
Concur Expense
GOOD
ここがおすすめ!
- あらゆる支払いを自動化・連携できる
- 製品サービスとビジネスモデルに高い評価を受けグッドデザイン賞を受賞
- デジタル上での申請・チェックで承認レス化が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 回線混雑時のシステムエラーが多い
無料プランあり!経費精算にかかる時間を約1/10に削減「ジョブカン経費精算」
GOOD
ここがおすすめ!
- 通知機能で承認漏れを防止できる
- 低コストで従業員数が10人以下の企業でも導入しやすい
- ダウンロードした仕訳データを会計ソフトに取り込むだけで経理処理が完結!
MORE
ここが少し気になる…
- 初期設定が複雑で使用するまでに時間を要する場合も
交通費精算や領収書精算をスマホ1つで完結「TOKIUM経費精算」
GOOD
ここがおすすめ!
- スマホで領収書を撮って専用ポストに投函するだけの簡単申請
- 専任コンサルタントや導入支援・運用開始後のサポートなどが充実している
MORE
ここが少し気になる…
- 操作がわかりにくく、慣れるまで時間がかかる場合も
【比較表】おすすめ経費精算システム
経費精算システムとは
経費精算システムとは、企業における重要な経理業務である経費の申請・承認から精算までを効率的に行えるよう手助けしてくれるツールです。知識のない人でも扱いやすく、今までの紙ベース・Excelベースでの業務を大幅に効率化・自動化してくれます。
経費精算は事業運営には欠かせないものですが、交通費、出張費、接待費など多くの項目の経費を1つずつ精算するのは面倒な作業で、時間もかかります。さらに、従来のやり方では知識がある人でないと難しい業務でした。そのような問題の解決に役立つのが、経費精算システムです。より詳しく経費精算システムについて知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
経費精算システムとは?導入のメリット・デメリットと選び方を解説
経費精算システムとは、企業における経費精算業務の自動化・効率化をしてくれるものです。この記事では、経費精算システムを利用したことがない方のために、経費精算システムの機能やそのメリットやデメリット、システムの選び方など導入前に抑えておきたいポイントを解説します。
会計ソフトとの違い
経費精算システムは、経費精算に特化したシステムであり、従業員が交通費や出張費・接待交際費など経費の精算申請を行う際に使用します。経費精算システムはを導入することによって、経費精算に必要なフローを自動化することができます。経費精算システムは経理担当者だけでなく、申請者や承認者である従業員も利用するため、誰もが使いやすいシステムを選ぶことが重要です。
一方で会計ソフトとは、会社全体の売上や経費等をもとに、決算書や総勘定元帳などの会計書類を作成するものです。会計ソフトは経理担当者が仕訳を入力することで、買掛金・売掛金台帳をはじめとする得意先帳簿や総勘定元帳などの帳簿書類を自動的に作成できます。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
経費精算システムと会計ソフトの違いは?連携するメリットを解説
経理業務を行う際に、経費精算システムと会計ソフトのどちらを導入するか検討する企業も多いでしょう。本記事では、経費精算システムと会計ソフトのできることや違い、経費精算システムと会計ソフトを連携することで得られるメリットを解説しています。
クラウド型とオンプレミス型との違い
経費精算システムの形態は大きく分けて「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類です。クラウド型はインターネットを介して利用するタイプ、オンプレミス型は自社のサーバを使って利用するタイプです。
クラウド型は初期費用は抑えられますが、従業員数や利用頻度に応じた月額料金がかかります。一方でオンプレミス型は、初期費用は高額なもののカスタマイズ性が高く、システムの運用費用はそれほどかからないのが特徴です。
一般的に、従業員数が多く経費の申請フローが複雑な大企業はオンプレミス型、従業員数や予算が比較的少ない中小企業はクラウド型が向いているとされています。しかし、最近は大企業向けのクラウド型システムも多く、利用が広まっています。プランの内容をよく確認することが大切です。
経費精算システムの必要性・目的
経費精算システムとは、企業の経理業務である経費の申請・承認から精算までを効率的に行えるシステムです。従来の経費精算業務は、入力ミスや計算ミスが起こりやすいため、差し戻しが多く経理担当者の負担が大きいことが課題でした。経費精算システムは、それらの課題を解決してくれるツールです。
経費精算システムを選ぶ際には、電子帳簿保存法への対応可否とインボイス制度への対応可否を確認しましょう。電子帳簿保存法とは、電子取引における保存要件を定めたものです。インボイス制度とは、消費税が記載された事業者間でやり取りされる請求書の制度です。これらの制度に対応するために、タイムスタンプの付与機能や登録番号などの確認機能などが有効です。導入予定の経費精算システムが電子帳簿保存法とインボイス制度に対応しているか必ず確認しましょう。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
電子帳簿保存法改正で領収書の保存はどうなる?要件や保存方法を解説
電子帳簿保存法の改正で、領収書やレシートの電子保存が可能になりました。さらに2024年からは、領収書でも電子取引データであれば電子保存が義務化されます。本記事では、領収書を電子保存するメリットや保存方法、要件などを解説しています。
インボイス対応には経費精算システムを活用|機能・メリットを解説
2023年10月のインボイス制度開始により、経費精算の業務にも変更点が生じます。インボイス制度に対応した経費精算業務には、経費精算システムの導入がおすすめです。本記事では、インボイス制度による経費精算業務の変更点や経費精算システム導入のメリットなどを解説しています。
経費精算システムの基本機能
経費精算システムの大きな導入目的は経費精算業務の効率化ですが、それを実現するには自社に合った機能を使うことが大切です。企業によって経費の種類や業務フローは異なるため、必要とする機能もそれぞれ違います。特に重要なチェックポイントは以下の3つです。
入力補助機能
自社の経費の種類や支払い方法とマッチした入力補助機能を使えば、経費入力を効率的かつ正確に行うことができます。次のような機能が入力補助機能の例です。
領収書のOCR読み取り | 領収書を撮影するだけで自動でデータ入力できる |
ICカードやクレジットカードとの連携 | 明細の自動取り込みができる |
スマホ決済アプリとの連携 | スマホ決済アプリの利用履歴から申請できる |
航空券やタクシー、ホテル予約サービスとの連携 | データを自動で取り込むことができる |
代理入力 | 他の担当者が申請・承認業務を行える |
交通機関の利用や出張が多く交通費・旅費の精算を効率的に行いたい、法人カードを使っているためカード連携を行いたい、スマホの決済アプリとも連携させたいなど、企業によってニーズが異なるため、適切なものを選びましょう。
経理担当者の負担軽減機能
経費精算システムには、経理担当者の業務負担を大幅に削減することができる機能が備わっています。主な連携方法は4つです。
自動仕訳 | 仕訳データの自動生成 |
FBデータの作成 | FBデータの自動生成 |
会計ソフト連携 | CSV・API・シリーズ連携 |
規定違反チェック | 規定違反のものを自動でブロック・差し戻し |
あると便利な機能
ワークフロー機能 | 申請のステータスがわかりやすく表示 |
アラート機能 | チェックすべき申請を知らせる |
コメント添付 | 申請・差し戻し時にコメントを表示 |
会計ソフトの連携において、同じシリーズの製品は連携を前提に作られていることが多く、簡単に連携させることができます。なお、API連携では自動でデータを取り込むことができますが、CSV連携はデータの出力・入力の手間がかかるので注意が必要です。
また、経費精算にとどまらず会計業務を含めバックオフィス業務全体をカバーできるような製品もあります。1つのシステムでどこまで対応できるのか、対象の業務範囲を確認しておきましょう。
比較表に戻る経費精算システムの選び方
経費精算システム選びでは、特に以下の3点が重要なポイントとなります。まずはこの4つを軸に、自社に合った製品を絞りましょう。より詳しく知りたい方は、「【もっと詳しく】経費精算システムの比較ポイント」をチェックしてください。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
経費精算システム選びに重要な4つのポイント
規模感で選ぶ
経費精算システムのサービス内容やプランは幅広いので、まずは自社の規模に見合ったサービス・プランに絞り込むことが重要です。
大企業や複雑な規定がある場合には、「大企業向け」の経費精算システムがおすすめです。大企業向けの経費精算システムは、カスタマイズ性に長けており、複雑な承認フローにも対応することができます。
中小企業や従業員数が少ない場合には、「中小企業向け」の経費精算システムがおすすめです。中小企業向けの経費精算システムは、シンプルな機能でリーズナブルな価格で利用することができます。
▼経費精算システム対応規模早見表
コストで選ぶ
経費精算システムを選ぶ際には、利用料金を必ずチェックしましょう。経費精算システムは初期費用や月額の利用料金、オプション料金などがかかります。アカウント数に応じて料金が発生することが多く、またサポートや機能が充実しているプランは高額になります。そのため、自社に最適な経費精算システムを選ぶことが重要です。
▼経費精算システム利用料金早見表
電子帳簿保存法への対応可否で選ぶ
経費精算システムを選ぶ際は、電子帳簿保存法(電帳法)に対応しているかも確認しましょう。電帳法は、国税関係の帳簿や書類を電子データで保存することを認める法律です。情報化・ペーパーレス化の流れを受け、2024年からは電子取引を行った際のデータはオンラインで保管することが義務化されます。
電子帳簿保存法にどこまで対応しているかは製品によって異なります。JIIMA(日本文書情報マネジメント協会)の認証を受けているかが、対応の有無を判断する1つの目安となるでしょう。
2023年10月から開始したインボイス制度では、領収書に「適格請求書発行事業者」を示す登録番号が記載されます。この登録番号の有無によって仕訳区分を変更する際、システムがインボイスに対応していなければ、仕訳区分の手直しが別途発生します。経理担当者の負担を増やさないためにも、電子帳簿保存法・インボイスに対応したシステムなのか確認が必要です。
▼JIIMA認証済み経費精算システム早見表
比較表に戻る経費精算システムのメリット
経費精算システムを導入することで様々なメリットが見込めます。経費精算システムを導入することで、自社の経理業務に関する課題の解決につながるのではないでしょうか?
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
経費精算システムのメリット
経理業務の効率化
経費精算システムを導入することで経理担当者だけでなく、申請者や承認者も経理業務を効率化させることができます。今まで紙や手作業で行っていた手続きをデジタル化することで、書類作成や管理の手間が大幅に縮小します。
承認フローの迅速化
経理担当者だけの負担軽減に限らず、申請から承認までのスピードアップも期待できます。経費精算システムでは、場所や時間に縛られずに申請・承認業務を行うことができます。
書面上での申請の場合、ハンコを押す必要がありますが、経費精算システムを利用すれば画面上の操作で承認・却下・差し戻しに振り分けることができます。ワークフローも可視化しながら経理業務を進めることでさらなる迅速化が図れるでしょう。
正確性・透明性の向上
経費精算システムでは、ICカードやクレジットカードなどとの連携や領収書のOCR読み取りにより、自動でデータを取り込むことができます。そのため、手入力の負担や人的なミスを減らすことができます。申請の時点で入力ミスや不足部分もシステムによって指摘されるため、書類を差し戻しされるストレスも減少します。
また、複雑な承認ルートにも柔軟に対応することができるため、内部統制を強化することができます。申請や承認の際のログ履歴の記録により、不正やトラブルの防止にも役立ちます。
コスト削減
書面上での申請・承認に比べて、経費精算システムは経費精算業務の手続きをオンライン上でできるため、ペーパーレス化が実現できるでしょう。また、経費精算システムによって業務の効率化が望めるため、人件費や管理費を削減することができます。
経費精算システムではリアルタイムで支出のチェックができるため、不正な取引を見付け出すことができます。また、無駄な経費の洗い出しでさらなる利益向上につなげることができます。
比較表に戻る経費精算システム導入企業社数ランキングTOP3
経費精算システムの中で導入企業社数の多いものをランキングにしました。第1位は、18,000社以上の導入実績がある楽楽精算です。多くのランキングで1位を獲得しており、電子契約サービス市場において、非常に高い知名度を誇っています。第2位は、マネーフォワードクラウド経費とジョブカン経費精算です。マネーフォワードクラウド経費は、経費精算システムでは4,000社、シリーズ累計では10万社を超える実績があります。ジョブカン経費精算は。経費精算システムでは、4,000社、シリーズ累計では20万社を超える実績があります。
多くの導入実績や導入事例があれば、安心して利用することができますよね。ぜひ経費精算システム選びにご活用ください!
累計導入社数No.1!企業規模や成長に合わせて低価格で導入できる「楽々精算」
株式会社ラクス
楽楽精算
GOOD
ここがおすすめ!
- 領収書やICカードはスマホで読み取れ、社外からでも申請や精算が可能
- 経費精算から会計ソフト連携まで便利な機能が充実している
MORE
ここが少し気になる…
- 外国語対応は英語のみ
2,500を超えるサービスと連携しデータを自動取得できる「マネーフォワード クラウド経費」
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド経費
GOOD
ここがおすすめ!
- オンライン上でまとめて経費申請できる
- 従業員や費目ごとに経費利用額が自動でグラフ化
- 不備入力防止アラート機能で入力ミスが減るため、差し戻しの手間が軽減
MORE
ここが少し気になる…
- OCR機能の精度があまりよくない
無料プランあり!経費精算にかかる時間を約1/10に削減「ジョブカン経費精算」
GOOD
ここがおすすめ!
- 通知機能で承認漏れを防止できる
- 低コストで従業員数が10人以下の企業でも導入しやすい
- ダウンロードした仕訳データを会計ソフトに取り込むだけで経理処理が完結!
MORE
ここが少し気になる…
- 初期設定が複雑で使用するまでに時間を要する場合も
【もっと詳しく】経費精算システムの比較ポイント
経費精算システム選びでは上記以外にも、以下のような比較ポイントがあります。自社のニーズを把握し、最適なシステムを選びましょう。
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その他の比較ポイント
セキュリティは万全か
情報漏洩などのリスクを抑えるために、そのシステムではどういったセキュリティ対策がとられているのか、対策が十分と言えるかどうかを導入前に確認する必要があります。
経費精算システムに限った話ではありませんが、企業の情報を電子データ化することにはサイバー攻撃などのリスクが少なからず発生します。特にクラウド型の場合、自社のサーバで管理するわけではないのでセキュリティ面はベンダー側に任せることになります。
セキュリティ対策にはさまざまな方法がありますが、シェア率の高い有名な製品であれば、ある程度の安全性は確保されていると考えて良いでしょう。
他言語や外貨に対応しているか
外国人従業員がいる場合や海外に拠点がある場合、海外出張が多い場合は他言語や外貨に対応している必要があります。対応している言語や外貨の種類と数はシステムによって異なりますので、自社ではどの言語・外貨が使われているかあらかじめ確認しておきましょう。
スマホで利用できるか
申請者・承認者の外出や出張が多い場合は、外出先から申請・承認できるようにスマホでも利用できるシステムを使うと便利です。クラウド型の経費精算システムは、スマホアプリなどに対応していることもあります。
経費精算の申請・承認のためだけにオフィスに戻る必要もなく、スキマ時間を使って効率的に業務を行うことができます。
サポート体制は充実しているか
不具合やトラブルなどに備えて、サポート体制は充実していた方が安心です。特に初めて経費精算システムを導入する企業や知見のある人が自社内にいない企業は、サポートの有無がスムーズな導入・運用に影響します。
サポート体制の充実度はベンダーごとに異なります。導入やワークフローの設定、他システムとの連携まで手厚くサポートしてくれる場合もあれば、メールやチャットによる簡単な対応のみの場合もあります。どのようなサポートが受けられるのか事前に確認しましょう。
お試し期間があるか
システム導入にあたって無料のお試し期間を提供している製品も多いです。実際に使ってみることで、使いやすさや業務改善の効果が見えてきます。実際に使ってみた感想など従業員の声も聞いてから、本導入に踏み切るか判断した方が良いでしょう。
比較表を見る経費精算システムの導入の仕方
経費精算システムを導入する際には大まかに以下のような手順を踏み、それぞれの工程で見逃した点がないように導入準備を進めましょう。
1.自社の課題を洗い出す
経費精算システム選びでは、自社が必要とする機能が備わっているかが重要な比較ポイントですが、「自社が必要とする機能とは一体何か」を明確にするために、まずは経費精算業務における課題の洗い出しを行います。
課題を洗い出すことで、解決の優先度やシステム導入で実現したいこと、つまり導入の目的が見えてきます。欲しい機能に優先順位をつけてシステムの比較を行いましょう。
2.費用対効果を見極める
経費精算システムの導入・運用にはコストがかかります。初期費用やランニングコストの見積もりを出し、運用のシミュレーションを行いましょう。システム導入により発生するコストと、業務効率化で削減できるコストや生産性の向上度を見比べて、効果が見込めるシステムを選びます。
3.テスト運用で導入を判断する
利用したいシステムが選定出来たら、お試し期間を活用してテスト運用を行い、次のような点を確認し、本導入するか判断しましょう。
- 予定通り運用できるか
- 操作性や使い勝手は良いか
- 実際に業務効率化は実現できているか
前述したように、従業員の感想や意見も集めて社内評価を行い、利用するプランや機能についても改めて検討すると良いでしょう。
比較表に戻る経費精算システムの注意点
経費精算システムを導入することによって多くのメリットが見込めますが、注意点もあります。事前に経費精算システムの注意点を確認し、トラブルを防止しましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
その他の比較ポイント
全ての業務を自動化できるわけではない
経費精算システムによって搭載されている機能が異なるため、全ての経費精算業務を自動化できるわけではありません。例えば、トラブルが発生した場合は担当者が対応する必要があります。また、運用に際して従業員への説明やなどは、自社の担当者が行う必要があります。
経費精算業務において、効率化したい業務を洗い出し、その目的に見合った経費精算システムを導入することが大切です。
システム導入にコストがかかる
経費精算システムを導入することによって様々なメリットが見込まれる一方で、コストもかかります。主に、経費精算システムを利用するための初期費用や、運用や管理に関するランニングコストが挙げられます。
経費精算システムを導入することによって費用対効果をどれだけ得られるか、また自社にとってどのようなメリットがあるのか事前に把握しましょう。
電子帳簿保存法に対応しているか確認する
電子帳簿保存法とは、税法上保存等が必要な「帳簿」や「領収書・請求書・決算書など(国税関係書類)」を紙ではなく、電子データで保存することを認めた法律です。電子帳簿保存法には以下の三つの区分があり、それぞれの保存方法が定められています。それらを確認し、適切に管理しましょう。
電子帳簿保存
パソコン等で作成した帳簿や国税関係書類を電子データのまま保存すること(希望者のみ)
スキャナ保存
紙の書類をスマホやスキャナで読み取った電子データとして保存すること(希望者のみ)
電子取引データ保存
取引の際にやり取りした電子データをそのまま保存すること
参考:「電子帳簿保存法の内容が改正されました〜 令和5年度税制改正による電子帳簿等保存制度の見直しの概要 〜」|国税庁
比較表に戻るその他の経費精算システム一覧
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目的別 | 経費精算システム比較
アプリも使える
GOOD
ここがおすすめ!
- ICカードを読み取るだけで交通費精算にかかる申請・承認の手間の大幅削減
- 独自の利用経路推定機能があり運賃、経路を素早くチェック
MORE
ここが少し気になる…
- 外貨に対応していないため、海外出張には利用できない
GOOD
ここがおすすめ!
- 全国のICカードと連携しており、カードの利用履歴の読み込み・データ化・記録が瞬時に実現できる
- 交際費の一人当たりの単価自動算出機能がある
- 定期区間自動空所機能により、過剰支給のリスクも抑えられる
MORE
ここが少し気になる…
- 動作に時間がかかる場合がある
アルプスシステムインテグレーション株式会社
BIZUTTO経費
GOOD
ここがおすすめ!
- 無駄のない10名ごとの価格体系で小規模企業でも導入しやすい
- 各種情報をチェックしやすい画面レイアウト
- マスタ設定をサポートしてもらえる支援の手厚さ
MORE
ここが少し気になる…
- 使わない機能を非表示にできない
GOOD
ここがおすすめ!
- 使いやすさ重視のツールなので初心者でも使いやすい
- 一目でわかるメニュー機能とボタン配置で直感的に操作できる
- 専任コンサルタントの無料サポートで安心
MORE
ここが少し気になる…
- プライベートと同じICカードを利用している場合履歴が表示されてしまう
GOOD
ここがおすすめ!
- 証憑画像と入力フォームの並列表示ができる
- わかりやすさと使いやすさを追求したシステムにより、業務の効率化が図れる
MORE
ここが少し気になる…
- グループ経営での利用を前提としているため対象規模が1000名以上から
GOOD
ここがおすすめ!
- スマートフォンから経費の申請が行える
- 乗換案内ソフト「駅すぱあと」と連携可能で、外出が多い社員にも便利
- 「ワンストップ」で利用でき、業務効率化にも効果的
MORE
ここが少し気になる…
- 利用が開始ができる金額が18万円からで、少人数での利用や利用金額が18万円に満たない場合は割高になる
GOOD
ここがおすすめ!
- 法対応・経理業務を熟知した専任担当の手厚いサポートが受けられる
- 多彩な機能を低コストで導入でき、企業の成長や社会の変化に柔軟に対応できるシステム設計
MORE
ここが少し気になる…
- 拡張性が乏しく、場合によっては必要な機能が使えなかったり連携できなかったりする
GOOD
ここがおすすめ!
- 支払いは経費精算を当月に利用した従業員の人数分だけ
- 入力作業を極力ゼロに・チェック業務を最小化
MORE
ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため問い合わせる必要がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 「グッドデザイン賞」受賞、サービス利用継続率99%以上
- 法人カードのStapleカードはプリペイド式のため、与信審査は不要
MORE
ここが少し気になる…
- データの整理・検索がしにくい
GOOD
ここがおすすめ!
- 勤労の獅子とセット利用で割安になる
- 利用者には専任のコンサルタントがつく
MORE
ここが少し気になる…
- 特定のソフトウェアやプラットフォームへの依存性が生じる場合がある
スモールスタートで始められる
GOOD
ここがおすすめ!
- スケジュールから交通費を自動計算!申請作業の手間を大幅に削減
- 作業の効率や情報の正確性が向上し、集計・仕訳作業を大幅に効率化できる
- サポートオプションが充実
MORE
ここが少し気になる…
- PCとスマホで操作が異なる
GOOD
ここがおすすめ!
- 無料アップデートを随時実施で常に最新
- さまざまなニーズに合わせて柔軟に導入できる
- 時間と場所を問わない経費精算プロセスが実現可能
MORE
ここが少し気になる…
- 年間契約の途中でユーザー数を追加する場合1ユーザー1,500円となる
GOOD
ここがおすすめ!
- 利用ユーザー数無制限
- トランスファーデータが提供する出張予約サービスで出張手配もできる
MORE
ここが少し気になる…
- 無料で利用できる反面、搭載されている機能が少ない
GOOD
ここがおすすめ!
- 追加料金なしで勤怠管理システムも使える
- シンプルで誰でも使いやすい設計
MORE
ここが少し気になる…
- 画面の構成がPC基準で設計されているため、スマホでの操作がしにくいところがある
大企業向け
GOOD
ここがおすすめ!
- 旅費精算・経費精算の機能に特化!
- マルチデバイスに対応しているため場所を選ばず使用できる
- 複雑な精算文化や独自の規程・ルールにも柔軟にカスタマイズ可能
MORE
ここが少し気になる…
- 直観的に使いにくく操作が複雑なため慣れるまでに時間がかかる
パナソニック ネットソリューションズ株式会社
MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算
GOOD
ここがおすすめ!
- タブレットやiOS・Androidなど幅広く対応し、デバイスや使用場所を問わない
- 品目を選ぶだけで勘定科目や税区分を自動仕訳
- 複数拠点でそれぞれの経費精算を管理可能
MORE
ここが少し気になる…
- メール問い合わせのみで、電話サポートに対応していない
株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ
J’sNAVI NEO
GOOD
ここがおすすめ!
- チケット手配にかかる手数料の削減に効果的
- 出張の申請からチケットの手配やホテルの予約まで、あらゆる部門の業務をワンストップで処理
- 「タイムスタンプ」や「OCR」もオプションでつけられる
MORE
ここが少し気になる…
- 各種チケットの手配と連携はオプション扱いとなる
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・ウェーブ
WAVE225旅費・経費精算/稟議
GOOD
ここがおすすめ!
- ライセンスを取得できるためユーザーが増えても利用料金の増加がなく、グループ会社で共通利用が可能
- 申請者が承認ルートを任意に設定したり、条件により自動で承認者を設定するなど柔軟な対応が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 導入の初期費用が高コストなため中小企業は導入しにくい
株式会社ソリューション・アンド・テクノロジー
WiMS/SaaS経費精算システム
GOOD
ここがおすすめ!
- ール提供だけではない、課題解決のためのソリューション提案
- 第13回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2019『ベスト連携賞』受賞
MORE
ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため問い合わせる必要がある
連携導入におすすめ
GOOD
ここがおすすめ!
- Apple storeやGoogle playなどでの評価が高い
- 直観的でわかりやすいデザインになっている
MORE
ここが少し気になる…
- 元々英語のツールであるため日本語翻訳が十分でないところがある
GOOD
ここがおすすめ!
- 業務合理化によるコストダウンとスピードアップ
- ひとりひとりに最適な経営情報の視える化
MORE
ここが少し気になる…
- 初期導入30名から、10名単位での追加になる
GOOD
ここがおすすめ!
- 出張手配サービス等の外部サービスとの連携が充実
- 経費の執行状況や実績状況のレポート化ができる
MORE
ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため問い合わせる必要がある
単体導入におすすめ
富士電機株式会社
ExchangeUSE 旅費・経費精算ソリューション
GOOD
ここがおすすめ!
- 導入後も手厚いサポートが受けられ、使いやすく直観的に操作ができ人的ミスを減らせる
- 承認ルートや閲覧権限をきめ細かく設定することで、内部統制や情報セキュリティを強化
MORE
ここが少し気になる…
- トライアルがなく導入費用が高額
GOOD
ここがおすすめ!
- 1つのシステムで統合管理して、ワークフローへ適合し業務全体の効率的な運用が可能となる
- 短期で低コストな幅広い業務システムを構築できる
MORE
ここが少し気になる…
- パソコンのみ対応のため、スマホやタブレットでは使用できない
GOOD
ここがおすすめ!
- 分散しがちな通信費請求を1つにまとめられる
- 支払詳細の見える化で経理業務の効率化にも!
- フォーマットの統一や仕訳作業を自動化でき人的ミスを減らすことが可能
MORE
ここが少し気になる…
- 利用開始までに3~4ヶ月程度かかる場合がある
GOOD
ここがおすすめ!
- コストパフォーマンスが高く小規模の中小企業でも導入しやすい
- 交通系ICカード・コーポレートカード連携などにより、企業のDX化・ペーパーレス化が可能
MORE
ここが少し気になる…
- UIが独特で操作が分かりづらく、慣れるまで時間がかかる
GOOD
ここがおすすめ!
- 公共交通機関の検索に特化している
- 簡単かつ高機能な精算システムで作業時間の短縮を実現
- インターネット上で操作可能でどこからでも申請でき、精算データの作成もブラウザ上で完結
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ここが少し気になる…
- 1ユーザーあたりの費用が高く、コストがかさむ場合がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 申請種別毎に柔軟なカスタマイズが可能
- 自社の経費利用状況を分析して経費支出の適正化を促進
- レポートやワークフロー等のテンプレートを活用できる
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ここが少し気になる…
- 導入支援や運用支援は有料となる
株式会社ジェイアール東日本企画
transit manager
GOOD
ここがおすすめ!
- JR東日本グループが提供する公式のビジネスソリューション
- モバイルスイカ・PASMOにも対応
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ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため問い合わせる必要がある
まとめ
経費精算システムは業務効率化に役立つ便利なツールですが、製品数が多く、選定の際は慎重に比較して導入を決定する必要があります。
まずは、「規模感」「機能」「予算」「電帳法への対応」の4つのポイントを軸に製品を絞りましょう。その上で細かな機能や安全性、サポート体制についても検討し、自社に最適なシステムを選び取ります。
経費精算システムを導入する際は、ぜひ本記事で紹介した比較のポイントや注意点、おすすめの製品を参考にシステム選びを行ってください。
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