おすすめの無料のリーガルチェックサービス3選|選び方も解説

Check!

  • 無料のリーガルチェックサービス利用で、契約締結にかかる時間の短縮・業務効率化が可能
  • 無料のリーガルチェックサービスは、対応の契約書やチェック数に制限がある場合がある
  • 無料のリーガルチェックサービスを選ぶ際は、修正例の表示方法や英文対応かを確認する

契約書に潜むリスクを確認するには、弁護士への依頼や人材の採用などコストがかかります。無料でリーガルチェックを行うなら、無料で利用できるリーガルチェックサービスがおすすめです。本記事では、おすすめの無料のリーガルチェックサービスや選び方・メリットを解説しています。

おすすめのリーガルチェック/AI契約書レビューサービス7選(全10製品)【2025最新】

この記事を読めば、あなたに合ったおすすめのリーガルチェック/契約書レビューサービスがわかる!リーガルチェック?AI契約書レビュー?そんなあなたでも大丈夫!選び方やメリットまで詳しく解説します。

目次

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  1. リーガルチェックサービスは無料で利用できる
  2. おすすめの無料で利用できるリーガルチェックサービス3選
  3. 無料で利用できるリーガルチェックサービスを一括比較!
  4. 無料で利用できるリーガルチェックサービスのメリット
  5. 無料で利用できるリーガルチェックサービスの注意点
  6. 無料で利用できるリーガルチェックサービスの選び方
  7. その他の無料で利用できるリーガルチェックサービスの選び方
  8. まとめ

リーガルチェックサービスは無料で利用できる

リーガルチェックとは、作成した契約書の内容を法的観点からチェックする業務です。契約書レビューとも呼ばれており、契約内容の妥当性を精査したり、法的な不備・自社に不利益がないかを確認したりします。

従来、リーガルチェックは法務部や企業の顧問弁護士が行うのが一般的でした。しかし、近年は契約書をシステムにアップロードするだけで、AIが内容を精査してくれる「リーガルチェックサービス」を利用するケースも増えています。

リーガルチェックサービスにはさまざまなプラン・コースが用意されており、中には無料で利用できるものもあります。

おすすめの無料で利用できるリーガルチェックサービス3選

GVA TECH株式会社

OLGA

OLGA
出典:ai-con-pro.com

GVA TECH株式会社

OLGA

250種類以上の契約類型!業務効率化重視の方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 機能は豊富かつ、1アカウントから始められて無駄なく予算を組める
  • 契約類型は250種類以上もあり、自社契約書のひな型に関しては上限がない

MORE
ここが少し気になる…

  • 契約書レビュー機能が充実している反面、その他の機能はないのでマルチに使いたい方には不向き

株式会社リセ

LeCHECK

LeCHECK
出典:lisse-law.com

株式会社リセ

LeCHECK

英文プランあり!低価格で予算の少ない中小企業にもおすすめ

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ここがおすすめ!

  • 英文プランには「英文契約書レビュー支援機能」も備えており、1人法務や英文契約に不安がある方でも安心
  • 「レビュー支援」「修正文作成支援」などの機能が豊富ながら低価格で利用できる

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ここが少し気になる…

  • 連携サービス・セキュリティやサポートの詳細は問い合わせる必要がある

GVA TECH株式会社

GVA NDAチェック

GVA NDAチェック
出典:ai-con.lawyer

GVA TECH株式会社

GVA NDAチェック

法務担当がいない中小企業や起業したばかりの方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 会員登録するだけで手軽に使える
  • 無料で不足項目や各種判定がわかる「即時チェック」が利用できる
  • セキュリティがしっかりしておりアップロードも安心

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ここが少し気になる…

  • 海外言語に対応しておらず、チェックできる契約書はNDAのみ

無料で利用できるリーガルチェックサービスを一括比較!

特徴料金自動レビュー機能サポート無料トライアル
英文プラン有り40000円〜
搭載契約書文雛形1500越要問い合わせ
無料&無制限無料

無料で利用できるリーガルチェックサービスのメリット

無料のリーガルチェックサービスの利用により、主にコスト・業務効率向上の面で大きなメリットが見込めます。リーガルチェックサービスの導入を検討するためにも、これらのメリットを適切に理解しましょう。

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AIの自動チェックで業務の効率化

従来のリーガルチェックでは、法的知識に精通した担当者が目視で契約書を確認し、内容の妥当性や不備を1つずつ検討していました。こうした人力での作業にはある程度の時間がかかり、リーガルチェックには法的知識も必要なため、業務を担当できる人材は限られています。

そして、人材が少ない企業の場合は業務が思うように進まないこともあるでしょう。一方、リーガルチェックサービスを利用すれば、AIが自動で契約書の内容をチェックしてくれます。

これにより、手動での業務を削減できるだけでなく、法的知識が人力のときほど必要ないため、人材が少ない企業でも効率的にリーガルチェック業務を遂行できるようになります。また、無料のリーガルチェックサービスの利用でも、業務の効率化を図れます。

ただし、リーガルチェックサービスがチェックした内容を最終確認するのはヒトです。よって、リーガルチェックサービスを導入する場合でも、ある程度の法的知識を有した人材は必要です。

契約締結にかかる時間を短縮

リーガルチェックサービスの導入により、契約締結までの時間を短縮できる可能性があります。例えば従来のリーガルチェックでは、作成した契約書を法務部や顧問弁護士に送付しなければなりませんでした。

これは、契約書の受け渡しに時間がかかるだけでなく、業務が立て込んでいる場合などは、すぐに契約書を確認してもらえません。つまり、契約書の確認から締結までにタイムロスが発生してしまいます。

一方、リーガルチェックサービスの多くは、契約書をアップロードすればすぐに内容をチェックしてくれます。AIによる自動チェックで、人力よりも素早く業務を遂行できるでしょう。

また、従来のようなチェック待ちの時間が減ることで、契約締結までの時間を短縮できます。さらに、リーガルチェックサービスの中には、修正箇所がある場合に参考とすべき文献・法令の提示をしてくれるものもあります。この点も契約書締結業務の迅速化に役立ちます。

ヒューマンエラーの軽減

リーガルチェックサービスの利用により、ヒューマンエラーのリスクを低減できます。従来の手動でのリーガルチェックには、どうしてもチェック漏れ・指摘ミスといったヒューマンエラーのリスクがありました。

一方、AI搭載のリーガルチェックサービスは、人力での作業に比べれば抜け・漏れなどのリスクは低いです。したがって、より精度の高いリーガルチェックを実現するには、AIによるリーガルチェックサービスの利用がおすすめです。

ノウハウの蓄積で属人化を防止

専門的な知識や作業を必要とするリーガルチェックでは、特定の担当者に業務が集中して属人化しやすい点も課題の1つです。しかし、リーガルチェックサービスを利用することで、条文や文例をデータ・ノウハウとして蓄積することができます。

つまり、他の担当者にも業務を引き継ぎやすくなり、属人化の防止につながります。こうしたイレギュラーな事態への対応を無料で行えるのも、無料のリーガルチェックサービスを利用する大きなメリットといえます。

無料で利用できるリーガルチェックサービスの注意点

無料で利用できるリーガルチェックサービスは、コストを抑えて導入できる点が魅力です。ただし、無料サービスには次のような注意点もあります。

  1. 対応できる契約書の種類が少ない
  2. チェックできる契約書の数に制限がある
  3. 契約書に記載のない内容(締結の背景など)は考慮されない

これらの注意点を理解した上で、自社に有効なサービスであるかよく確認して導入を決める必要があります。

無料で利用できるリーガルチェックサービスの選び方

リーガルチェックサービスは、自社にとって使いやすいものを選びましょう。具体的には、次のようなポイントに注目するのがおすすめです。

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契約書の修正例の表示方法を確認

契約書の内容に修正がある場合、表示方法はサービスによって異なります。自社に適した表示方法かどうか、事前に確認しておきましょう。

【例】

  1. 項目の抜け漏れのみを指摘する
  2. 対象条例・参考文献・修正文例の提案を行う
  3. 過去に作成した契約書から類似案件や文例を検索する

自社の契約書のルールが整備されている場合は、自動学習機能を搭載したサービスが良いでしょう。自動学習機能では、修正箇所・内容を自動で学習していくため、数をこなすほどに精度の高いリーガルチェックが可能になります。

対応可能な契約書の種類を確認

リーガルチェックサービスによって、対応可能な契約書の種類・雛形・書式が異なります。特に、無料サービスは対応できる契約書が少ない傾向があるため、自社が利用したい契約書に対応しているかを事前に確認しましょう。

なお、リーガルチェックサービスでチェックできる契約書の種類には次のようなものがあります。

  1. 秘密保持契約
  2. 取引基本契約
  3. 賃貸借契約
  4. ソフトウェア開発委託契約
  5. 不動産売買契約

これらの内、どの契約書に対応しているかはサービスによって異なるため、必ず確認をしましょう。

ファイル形式に対応しているか

契約書の作成においては、WordやPDFを使用することが多いです。こうしたファイル形式には、無料のリーガルチェックサービスでも対応していることがほとんどですが、従来まで紙によるリーガルチェックを行っていた場合には注意が必要です。

紙ベースのリーガルチェックからデジタル化に移行する場合は、OCR機能を活用することになります。そのため、どのような読み取り性能であるか、WordやPDFのどの形式で読み取りを行うのかなど、対応している内容について確認することがおすすめです。

英文の契約書にも対応できるか

海外企業との取引の頻度が高い場合は、英文にも対応できるリーガルチェックサービスがおすすめです。例えば和文英訳機能・英文契約書チェック機能があるものが良いでしょう。

なお、英語圏以外の地域の企業と取引する場合には、その地域の言語に対応したサービスを導入する必要があります。

多言語に対応したリーガルチェックサービスの多くは有料版です。無料版のサービスで限界を感じる場合は、費用対効果を確認した上で有料版の導入を検討しましょう。

その他の無料で利用できるリーガルチェックサービスの選び方

無料で利用できるリーガルチェックサービスは、有料版に比べて機能や対応できる契約書に制限がある場合があります。コストを抑えつつ自社にとって使いやすいサービスを選定する際には、次のような基準をもとに選ぶのがおすすめです。

【重要なポイント】

  1. 自社の契約審査基準に合っているか

【その他の比較ポイント】

  1. カバーできる業務範囲を確認
  2. 複数言語に対応しているか
  3. 運用サポートが充実しているか

おすすめのリーガルチェック/AI契約書レビューサービス7選(全10製品)【2025最新】

この記事を読めば、あなたに合ったおすすめのリーガルチェック/契約書レビューサービスがわかる!リーガルチェック?AI契約書レビュー?そんなあなたでも大丈夫!選び方やメリットまで詳しく解説します。

まとめ

リーガルチェックサービスは、作成した契約書の内容をAIが精査するサービスです。従来は手動で行っていた業務を自動化できるため、業務の効率化や迅速化を図れます。また、チェック漏れなどのヒューマンエラーを削減できる点もメリットです。

リーガルチェックサービスの中には無料で利用できるものもあります。ただし、有料サービスと比べてレビューできる契約書の種類や数が制限されていることが多いため、対応可能な契約書については事前の確認が必要です。

リーガルチェックは慎重さを要する業務であり、業務担当者に負担がかかるだけでなく、遂行までにある程度の時間がかかります。自社内のリソースを節約するためにも、AIによるリーガルチェックサービスの導入を検討しましょう

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