ERPパッケージおすすめ10選(全31選)を徹底比較!選び方やERPとは何かもわかりやすく解説
Check!
- ERPパッケージとは、財務や人事など企業の基幹業務を統合化するシステム
- ERPパッケージの導入で、開発リソースやコスト削減、業務効率化などに繋がる
- ERPパッケージ導入の際は、種類や他ツールとの連携性を確認する
ERPパッケージとは、財務や会計、人事などの企業の基幹業務を統合化するシステムのことを言います。本記事ではERPパッケージの選び方とおすすめ10選(全31選)をご紹介。基幹システムとの違いや選び方に加え、シェアの高い製品もわかりやすく解説するので、是非参考にしてください。
目次
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ERPパッケージの始め方
ERPパッケージの導入担当者の方にとって、最適なERPパッケージを判断するのは容易ではありません。ERPパッケージは経営・業務管理などの企業運営において極めて重要であり、正確かつ各企業に合ったものを選ぶことが求められます。
ERPパッケージの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適なERPパッケージを選びましょう。
【31サービスから厳選】おすすめのERPパッケージ
ここでは、数あるERPパッケージを比較して判明した、おすすめERPパッケージ9選を紹介します。商品の特徴も紹介しているので、資料請求と合わせて自社に最適なサービスを検討しましょう。
迷ったらこれ!おすすめERPシステムをピックアップ!
案件・契約・プロジェクト単位で 業務進行する業種におすすめ
|
自由度の高さも◎ 規模や予算に応じて導入したい企業におすすめ
|
まずは低価格で 導入したい広告・制作会社などにおすすめ
|
\気になるERPパッケージをクリックで詳細へジャンプ/
大企業・中堅向けERPパッケージ
ベンチャーから大企業まで!プロジェクト管理機能が中心の「ZAC」
GOOD
ここがおすすめ!
- タイムリーなプロジェクト管理で利益の着地が可視化できる
- 個別原価計算の自動化で業務を効率化できる
- 分析や管理により的確な経営判断ができ、企業を成長へ導く
MORE
ここが少し気になる…
- 詳しい料金やプランを確認するには問い合わせが必要
導入形態が豊富で広告業・プロジェクト管理のサービスも提供する「MA-EYES」
株式会社ビーブレイクシステムズ
MA-EYES
GOOD
ここがおすすめ!
- 導入形態が「SaaS」「SaaS+」「一括」の3種から選べてニーズにあわせやすい
- 「プロジェクト管理向け」「広告業向け」の2つのサービス提供
- 導入後も安心して使える手厚いサポートサービスが魅力
MORE
ここが少し気になる…
- 導入形式によって一部使えない機能がある
グローバル対応かつ低コストな「SAP Business ByDesign」
SAP ジャパン株式会社
SAP Business ByDesign
GOOD
ここがおすすめ!
- 簡単な設定で低コスト・短期間で導入できる
- グローバル対応で多言語に対応しているほか、海外拠点の経営状況も管理できる
- SAP社の厳選されたビジネスシナリオが実装されており、システムに合わせるだけで業務の効率化が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 日本語対応等はしているものの元が海外向けのため、日本独自の商習慣と異なるシステムに慣れる必要がある
累計導入社数日本国内シェア12年連続No.1の人気ERP「OBIC7クラウドソリューション」
GOOD
ここがおすすめ!
- 株式会社オービックが自社一貫体制で提供するERPのため安定したサポートを受けられる
- データセンターの安全基準が高く、プライベートクラウドを使用するためセキュリティ面でも安心
- 豊富なソリューションにより社内環境に応じた柔軟な対応が可能
MORE
ここが少し気になる…
- システムがOBIC7側のクラウド環境に依存するため、不具合があった際に業務が滞る可能性がある
中小企業向けERPパッケージ
基本機能はもちろん細かい会計管理まで幅広く対応する「ツバイソ」
GOOD
ここがおすすめ!
- 個人のモチベーションを上げて企業の生産アップにもつながる
- 販売・購買管理や人事労務管理をはじめ、決算会計管理や旅費経費生還管理といった幅広い業務をカバー
MORE
ここが少し気になる…
- ERP・PSA・CPM・TMの4種類を利用する場合はそれぞれ契約が必要になる
無料トライアル期間ありで初めての導入にもおすすめな「キャムマックス」
GOOD
ここがおすすめ!
- 無料試用期間ありで使い心地を確かめてから導入可能!
- 月額7万円から利用可能!オプションは利用に応じ任意追加できる
- 外部連携が充実しており社内独自の業務にも幅広く対応
MORE
ここが少し気になる…
- 都度オプションを追加していくと割高になる可能性がある
企業の成長に合わせて機能を導入できる「マネーフォワード」
GOOD
ここがおすすめ!
- 電子マネーやPOSレジはもちろん、勤怠や人事といったさまざまなサービスとの連携が可能
- AIを搭載しており、「自動入力」「自動仕訳」でらくらく
- 会計・確定申告・請求書・経費など、自社にあわせたニーズで使える
MORE
ここが少し気になる…
- 会計や人事メインであれば使いやすいが、その他の機能をメインで扱いたい場合には連携や他サービスを併用する必要がある
特定業種・機能に特化したERPパッケージ
広告業や制作会社に!料金も手軽で導入しやすい「プロカン」
GOOD
ここがおすすめ!
- ITやコンサル、イベント・広告業界と言った売上原価が変動する案件に対応
- 誰でも簡単に使える見やすいUIで導入後も安心
- 案件ごとに各種データを集約しており、ダッシュボード上で手早く数字管理が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 在庫管理や人事関連業務には非対応
製造業向け!個別案件やマルチカンパニーにも対応した「STRAMMIC」
GOOD
ここがおすすめ!
- マルチカンパニー対応で子会社や工場の統合管理も可能
- 製造パターンごとに柔軟に細かく生産工程を定義できる
- 複数のユーザーが利用する場合でも安心なアクセスセキュリティ管理
MORE
ここが少し気になる…
- 柔軟性が高く充実したシステムだが、企業規模によっては持て余す可能性がある
多言語対応&海外拠点管理に特化した「multibook」
GOOD
ここがおすすめ!
- 海外に複数拠点がある企業向けの各拠点管理に特化したERP
- 多言語対応のため現地では現地の言語で、日本では日本語での操作や照会が可能
- 本社で一元管理しつつ、各国拠点の業務形態によって柔軟な利用が可能!
MORE
ここが少し気になる…
- 機能は充実しているものの、マニュアルが少し分かりづらい場合がある
【比較表】おすすめのERPパッケージ
導入形態 | スマホ対応 | 多言語 | ||
大企業・中堅向け | クラウド | – | ||
SaaS・SaaS+・一括(オンプレミス) | ||||
クラウド | ||||
クラウド | – | |||
中小企業向け | クラウド | |||
クラウド | ||||
クラウド | – | |||
特定業種・機能に特化 | クラウド | – | ||
オンプレミス・クラウド・パッケージ | – | |||
クラウド | – |
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案件・契約・プロジェクト単位で 業務進行する業種におすすめ
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自由度の高さも◎ 規模や予算に応じて導入したい企業におすすめ
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まずは低価格で 導入したい広告・制作会社などにおすすめ
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ERPとは
ERPとは、製造業で効率的な生産管理のために使われているMRP(Material Resource Planning)を多くの業種で利用できるようにしたものです。現在、業務の効率化やコスト削減、労働環境改善を目指す各企業から注目されているのがERPパッケージです。
ERPパッケージは、企業の基幹業務を統合化するためのさまざまな機能を備えたソフトウェアパッケージです。一般的に、会計管理・予算管理・販売管理・在庫管理・生産管理・物流管理・人事給与などが一つのシステムに集約されて、統合的に管理されます。
これまでのERPは大きな企業への導入が中心でしたが、近年では低コストで導入できるERPパッケージもあり、中小企業でも導入しやすくなっています。また、種類が多くなり、自社に合ったERPパッケージを見つけやすくなったのも需要が増えている一因です。
ERPとERPパッケージの違い
ERPは「Enterprise Resources Planning」の略で、日本語では「経営資源計画」と呼ばれています。経営資源とは、ヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産を指し、それらの経営資源を一元的に管理し、効率的に活用するという考え方がERPです。
そして、ERPを実現するためのシステムがERPシステムです。しかし、今ではERPシステムのこと自体をERPと呼ぶこともあります。
システム構築手法には、大きく分けて自社の業務に合わせて作成するスクラッチと、すでに製品化されているパッケージの2種類があります。
ERPパッケージは、スクラッチ型と違って現在の業務と完全一致させることは難しく、企業側で業務の見直しが必要になる場合もありますが、初期費用が抑えられてスムーズに導入できるのが特徴です。
基幹システムとERPパッケージの違い
基幹システムとは、各部門が管理しているシステムです。部門内の業務を効率化するシステムで、受発注管理・販売管理・生産管理・在庫管理・会計業務などの独立したシステムを各部門で運用しています。
それに対してERPパッケージは、各部門にある独立した基幹システムを一元化したものを指します。つまり、ERPパッケージは基幹システムの集合体であり、それぞれのシステムの連携が容易にできるシステムといえます。
ERPとは?基幹システムとの違いや機能・導入メリットなどを詳しく解説
ERPとは、販売、人事、生産管理などの企業経営の基本となる資源要素を有効活用する考え方です。本記事では、ERPシステムをよく知らない・導入を検討している方に向けて、ERPシステムの種類や選び方、メリット・デメリットを解説しています。
ERPパッケージのメリット
ERPパッケージは部門をまたいで導入できるため、企業にとって大きなメリットがあります。ここでは、ERPパッケージの導入メリットを解説します。
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ERPパッケージを導入するメリット
業務の効率化による生産性向上
ERPパッケージの導入により、業務効率化に繋がります。これは、今まで手作業だったステップを自動化することができるためです。結果として、各部門の業務の効率化による生産性の向上にも期待できます。
各部門でそれぞれのシステムを運用している企業では、同じデータを複数のシステムが保有している場合も少なくありません。そのような企業でERPパッケージを導入すれば、同じデータを入力したり、データの移行をしたりする必要がなくなります。
コスト削減
ERPを自社に合わせて作成するスクラッチ方式では、サーバーやネットワーク整備のほかに開発費もかかり、導入までに膨大なコストがかかります。それに対して、すでにシステムが完成しているERPパッケージの導入では、コスト削減が可能です。
また、現在各部門で利用しているデータをERPパッケージで一元化すれば、部門をまたいだ情報共有や業務連携が可能となり、業務の効率化が進むため人的コストも削減できます。
属人化の防止
業務の属人化の解消は、企業にとって大きな課題の一つです。業務が属人化していると担当者が転属・退職した場合、その業務が停滞してしまい、企業にとって大きな損失を与える可能性も少なくありません。
属人化の主な原因として、担当者の業務内容が可視化されていないことが挙げられます。したがって、ERPパッケージを導入することで、アクセス権限を付与された人なら保管されているデータをいつでも見ることができ、属人化の防止につながります。
属人化を防ぐことは、社員同士のスキル向上にも有効です。たとえば営業部門では、新入社員や営業の仕方に迷っている社員がベテラン社員の営業記録を見ることで、ノウハウを学ぶことができます。また、上司が部下の業務状況を把握し、アドバイスすることも可能です。
内部統制の強化
上場企業や取締役会のある企業には、金融商品取引法や会社法などで内部統制の整備が義務付けられています。整備義務のない企業でも、内部統制を強化することで企業価値を高めたり、取引先に企業運営の透明性をアピールできたりするなどのメリットがあります。
ERPパッケージでは、ログ記録を取るなど正確な記録を残すためのさまざまな対策が施され、入力ミス防止・不正侵入検知・改ざん防止など、企業における内部統制強化の一翼を担っています。また、役職などによるアクセス権限の設定も可能です。
意思決定の精度向上
スピーディーで正確な経営判断は、企業の成長の源です。ERPシステムには、企業内の部署をまたいだデータがリアルタイムに集積されています。そのデータを基に分析をすれば、リアルタイムで自社の経営状態の把握が可能です。
各部署に分散したデータを一から集める必要がないので、分析から意思決定までの流れがスムーズになります。また、各部署のさまざまなデータを多角的に利用し、原因と結果が正確に結びついた分析ができるため、精度の高い経営判断が可能です。
製品の特徴を詳しく見るERPパッケージのデメリット
ERPパッケージの導入にはデメリットもあります。運用コストやシステム選定の難しさなどのデメリットについて、詳細に解説します。
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ERPパッケージの導入デメリット
コストがかかる
ERPパッケージの導入や運用にはコストがかかります。導入時の費用は、システムのカスタマイズ・データ移行なども影響します。また、運用コストにはライセンス料・ハードウェアの保守費用などが含まれます。
コストを抑える方法には、クラウド型やオープンソース型のERPパッケージを選ぶか、オンプレミス型を選ぶ場合はベンダーとの交渉が挙げられます。また、コンポーネント型を選ぶなどして不必要な機能の導入を避けるのもコスト削減につながります。
システムの選定が難しい
ERPパッケージの製品数は非常に多く、それぞれが機能や使い方が異なります。市場では数百以上のERP製品が存在し、大手ベンダーから中小規模のベンダーの製品までさまざまあるため、自社に合ったシステムを選ぶのは難しいです。
そのため、製品の特徴・価格・導入事例などを慎重に比較検討する必要があります。また、自社の業種や規模に合わせて機能の適切な組み合わせを考えるのも重要です。専門知識が必要なため、ERPコンサルタントやベンダーサポートの活用も視野に入れましょう。
導入に手間がかかる
ERPパッケージを選定した後も、導入には手間がかかります。既存の基幹システムとの連携や業務フローの見直しなどさまざまな準備が必要です。
また、ERPは幅広い業務に関わるため、全従業員を対象とした研修と部署ごとの研修の両方が必要です。ERPの導入目的に関してや、勤怠管理・経費管理など部署を問わず多くの従業員が使用することが想定される機能に関しては、全社的な研修を行わなければなりません。
生産管理や輸出入管理などの特定の部署が担当している分野は、該当部署のみの研修で十分ですが、研修漏れや不要な研修の実施は業務の進捗に影響するため、慎重に研修計画を練り、ERPの定着を促しましょう。
ERPパッケージの主な機能
ERPパッケージには、企業内のさまざまな業務に役立つ機能が搭載されています。データを業務横断的に統合すると同時に、各機能はそれぞれの業務領域をサポートします。製品によって搭載機能に差はありますが、代表的な機能には次のようなものがあります。
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機能 | 主な内容 |
---|---|
販売管理 | ・商品の受注・在庫管理・売上データの管理など |
生産管理 | ・製品の生産計画・部品の調達・作業工程の管理など |
輸出入管理 | ・国内外の取引・通関手続き・輸出入の文書管理など |
人事管理 | ・社員情報の管理・給与計算・勤怠管理など |
財務会計管理 | ・会計データの入力や仕訳・財務諸表の作成など |
セキュリティ管理 | ・データのアクセス制御・権限管理・情報漏洩の予防など |
バックアップ管理 | ・データの定期的なバックアップ・データの復元・災害対策など |
販売管理
販売管理では、企業の販売活動を効率的に管理します。顧客情報や商品情報の管理が可能で、注文管理・在庫管理・受注処理などをサポートします。この機能を使うと、正確な在庫情報や注文状況をリアルタイムで把握できます。
受注から出荷までの一連の流れを効率化し、納期の遵守や顧客満足度の向上にも繋がります。また、販売データの分析や売上予測も行うことができ、戦略的な販売計画の立案や市場動向の把握に役立ちます。
生産管理
生産管理では、企業の生産活動を効率的に管理します。生産計画の立案・生産スケジュールの作成・材料の調達・作業指示の発行などが可能です。この機能を使えば、生産ラインの稼働状況や作業進捗をリアルタイムで把握できます。
材料や資源の適切な配分や在庫管理もでき、無駄な在庫の発生を抑え、コスト削減に繋がるのも利点です。生産予測や生産性の分析も可能であり、生産効率の改善や品質向上に取り組みやすくなります。
輸出入管理
輸出入管理では、企業の国際取引をサポートします。この機能により、輸出入に関する業務の効率的な管理が可能です。具体的には、輸出入の手続き・書類の作成・税関手続きの管理・輸送の追跡などができます。
取引先とのスムーズなコミュニケーションが可能になることが大きなメリットです。関税や税金の計算・規制や法律の遵守もサポートします。国際取引のリスクを抑え、正確かつ迅速な輸出入手続きが可能になります。効率的な物流管理やコスト削減にも貢献します。
人事管理
人事管理では、企業の人材に関する情報を効率的に管理します。従業員の基本情報・給与や労働条件・勤怠・評価や昇進・研修などの人事業務の効果的な管理が可能です。
具体的には、従業員の情報や給与明細の記録・勤怠管理や休暇申請の処理・能力や実績の評価・スキルマトリックスの作成などがあります。従業員のデータを一元管理し、人材の配置や育成に関する意思決定をサポートします。
また、勤怠や給与計算の自動化により人為的なミスを減らし、効率的な給与計算や報告書作成が可能となります。さらに、評価や昇進の公平性・透明性を確保し、従業員のモチベーションや組織のパフォーマンス向上に役立ちます。
財務会計管理
財務会計管理では、企業の財務情報を一元的に管理し、会計処理や財務報告をサポートします。収益や経費、資産や負債などの財務データを効率的に記録・分析し、財務状況や業績を把握可能です。
具体的には、仕訳や伝票の作成・締め日や決算日の設定・勘定科目や部門ごとの集計と報告・税務申告書の作成などを行えます。会計処理の効率化や正確性を向上し、意思決定や戦略の立案に役立つのが利点です。
また、法的な規制や会計基準に適合するための報告書や財務諸表の作成が簡単にできるため、税務申告の煩雑さを軽減します。
セキュリティ管理
セキュリティ管理では、ERPシステム内の情報やシステムを保護します。不正アクセス・システムの障害などから企業情報を保護することが可能です。具体的には、アクセス制御・認証の強化・データの暗号化・ログの監視などがあります。
これらの機能を使えば、セキュリティレベルが向上し、情報への不正アクセスの防止、機密情報の保護が実現可能です。また、セキュリティインシデントの早期発見・早期対応もしやすくなります。
バックアップ管理
バックアップ管理では、ERPシステム内のデータを定期的にバックアップし、災害やデータの紛失などのリスクに備えます。重要なデータが削除されたり、システムが故障したりした場合も、バックアップからデータを復元可能です。
具体的には、データの自動バックアップ・バージョン管理・データの複製・オフサイトへの保管などがあります。これらの機能を組み合わせれば、データの喪失を防ぐことができ、ビジネスが中断されるリスクに脅かされる心配はありません。
バックアップデータを利用して復元することで、業務の中断時間や復旧コストを最小限に抑えられます。
ERPパッケージの選び方
ERPパッケージは、多くのベンダーからさまざまな種類が提供されています。ここでは、多くの製品の中から、自社に適合したシステムを選ぶためのポイントを解説します。
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ERPパッケージの選び方
費用と予算が見合っているか
デメリットでも述べたように、ERPパッケージの導入は企業にとって大きな投資になることが多いです。そのため、費用はシステムの選定においても重要なポイントとなります。
ERPパッケージにかかる費用は、種類によっても大きく異なります。本記事でも解説した各種類の特徴を参考に、自社で用意できる予算に見合ったシステムを選びましょう。なお、費用対効果を見極めるためには、以下で解説するポイントが参考になります。
業種・業態と合っているか
自社の業種や業態に適した機能が備わっているかも確認しましょう。例えば、製造業では生産管理や在庫管理が重要な機能で、小売業では販売管理やPOS連携の必要性も考えられます。
自社で行われている各業務に合わせて、ERPシステムに求める機能を整理・リストアップしておくと選びやすいです。自社が必要とする機能が製品に含まれているか、または拡張機能として利用できるかをチェックしましょう
業界固有の要件や規制に対応しているかも大切で、各業界に特化したERPシステムもあるため、選択肢に入れておきましょう。
不必要な機能も確認
必要とする機能だけでなく、余計な機能を持たないように選ぶことも重要です。不必要な機能を持つシステムを導入すると、システムを持て余してしまい、結果的に余計なコストが発生します。
また、不必要な機能によってシステムが複雑になり、効果的に活用できないリスクもあります。コストを抑え、誰でも使いやすいようにするためには必要最低限の機能を備えていることが重要です。
ただし、将来的に業務が変化したり事業が成長したりする可能性が高い場合には、システムが柔軟に対応できることが望ましいです。必要に応じて追加機能を導入できるシステムを選べば、無駄なコストを抑えられます。
使いやすさを確認
操作性も重要なポイントです。ERP上では多くの業務・データを扱うため、社員全体が使いやすい操作性かどうかを確認する必要があります。直感的なインターフェースやシンプルな操作ができるERPが望ましいです。
複雑でわかりづらい操作性の場合、操作方法を覚えるのに時間がかかったり、ミスも多くなったりするリスクがあります。システムを選ぶ際には、各製品のデモやトライアルを通じて実際に操作してから評価しましょう。
社員全体が使いやすいと感じるシステムを選べば、短期間でシステムに慣れ、効果的に活用できます。操作性は導入後の生産性にも大きく影響を与えるので、しっかり見極めましょう。
サポート・セキュリティを確認
サポートとセキュリティに着目して選ぶのも大切です。ERPパッケージを提供するベンダーのサービスには、問題や疑問点に対応するサポートが含まれています。サポート内容や対応時間帯を確認し、トラブルが発生した際に迅速な対応が期待できるかを確認しましょう。
ERPシステムは企業の重要な情報を管理するため、セキュリティ対策も見逃せないポイントです。提供元がセキュリティについてしっかりと取り組んでいるかを確認し、情報漏えいや不正アクセスなどのリスクを最小限に抑えるようにします。
チェックポイントとしては、アクセス制限・データの暗号化・定期的なセキュリティパッチの適用などが行われているかなどが挙げられます。
導入実績を確認
ERPパッケージを選ぶ際は、導入実績も確認しましょう。導入実績がないシステムでも、自社に適していれば導入すべきです。しかし、開発されたばかりで導入実績の少ないシステムは参考にできる情報が少ないため、より慎重に検討しなければなりません。
導入実績が豊富であれば、どのような課題を解決できるのかなど、自社が導入した際の効果などが具体的に見えてきます。自社と同じ業種の企業や競合他社の導入実績があれば、自社でも十分な効果が見込めます。
無料トライアルの有無を確認
無料トライアルを活用することで、導入後のスキームや起こりうる問題点などを具体的にイメージできます。これにより、導入を検討しているERPパッケージが自社のニーズに合っているかの判断が可能です。
システムの費用や機能などは事前に把握できますが、実際の使い勝手や操作性は試してみるまでわかりません。導入後のミスマッチやトラブルを回避するためにも、無料トライアルを設けているシステムが望ましいと言えます。
ERPパッケージのタイプ・提供形態・カスタマイズ性を解説
ERPパッケージを選ぶ際は、システムのタイプ・提供形態・カスタマイズ性の高さなどのポイントに注目し、自社に合ったものを選びましょう。
ここからは、具体的な製品の特長に関するポイントを3点を取り上げ、それぞれについて詳しく解説します。
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ERPパッケージ選びに重要なポイント3つ
システムのタイプが自社に合っているか
ERPは企業の全体的な業務プロセスを一元管理できるシステムですが、その適用範囲はシステムごとに異なります。ERPシステムの効果を最大化させるためには、システムのタイプが自社に合っているか確認して検討することが重要です。
システムのタイプには、総合型・業務ソフト型・コンポーネント型に加え、アプリケーション型や業界特化型などが存在します。以下に、それぞれのシステムの概要や特徴を解説します。
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システムのタイプ
統合型ERP
総合型ERPとは、会計・人事・給与などをはじめとする総合的な基幹業務の機能を備えているERPシステムです。総合型ERPは機能性が高いため、価格が高額になる傾向があります。
また、多くの業務範囲をカバーしているため、導入しているシステムが少ない、もしくはシステムの総入れ替えを検討している企業におすすめです。
業務ソフト型ERP
業務ソフト型ERPとは、基幹業務の中でも特定の業務だけを専門的に行うためのシステムです。会計業務・人事管理・労務管理などのシステムがこれに該当します。対応可能な業務範囲が限定されているため、総合型に比べて費用が抑えられるのが特徴です。
業務ソフト型ERPは、導入が必要な業務にだけピンポイントで導入できます。そのため、中小企業における部門単位での業務改善に適していると言えます。
コンポーネント型ERP
コンポーネント型ERPは、複数の業務システムの中から必要なものを組み合わせて使用できるシステムです。1件からでも導入可能なため、将来的な導入範囲の拡張を検討している場合におすすめです。
コンポーネント型ERPは展開されているシステムの種類が広く、業務ソフト型よりも選択肢が豊富であるという特徴があります。業績や業務の状態に応じて必要なシステムを追加できるため、低コストから開始できる点もメリットです。
以上の特徴から、コンポーネント型は初期費用を抑えながら少しずつERPシステムの導入を進めたい小規模な企業に適していると言えます。また、業務規模や業務内容の変動が見込まれる場合にも柔軟に対応できます。
アプリケーション型ERP
アプリケーション型ERPは、システムによって業務効率を改善させるだけでなく、アプリを選択して使用できるタイプのシステムです。システムだけでなく機能のカスタマイズができ、現在の業務プロセスに合わせて導入できます。
自社のニーズにあわせて機能をカスタマイズできるため、特定の領域に特化した独自業務を手がける企業に向いています。
業界特化型ERP
業界特化型ERPは、特定の業界向けに開発され、業界特有の機能やプロセスに焦点を当てたシステムです。業界ごとの固有のニーズや、独自の業務形態に対応できるという特徴があります。
たとえば、製造業向けの業界特化型ERPは、生産管理・品質管理・原価管理などの機能を備えています。また、業務のグローバル化に伴い、多言語に対応できるサービスも展開されています。
業界特化型ERPは、製造業に限らずさまざまな業界向けの商品が多く存在します。自社の業界に合ったものを選ぶことで必要な機能をすぐに使用できるため、導入を急ぐ場合にもおすすめです。
提供形態を確認
ERPシステムの提供形態には、クラウド型・オンプレミスがあります。提供形態によって仕組みや特徴が異なるため、それぞれの概要を把握した上で自社に合ったものを検討しましょう。
ここでは、それぞれの提供形態についてメリット・デメリットを解説します。内容を確認し、適切な形態のシステム導入を目指しましょう。
クラウド型
クラウド型ERPシステムは、クラウドサービスによってERP機能を提供するシステムです。インターネット接続によってWebページにアクセスすることで、どこからでもERPシステムを利用できます。
クラウド型のサービスではベンダー側のサーバーを利用するため、自社のパソコンやサーバーなどへの設備投資が不要です。またソフトウェアの購入なども必要ないため、初期費用を安く抑えられます。
また、クラウド型ERPシステムは導入を決めてから実際の運用を開始するまでの準備期間が短く、迅速に導入を進められるというメリットがあります。
一方で、クラウド型のサービスは動作性がインターネットの環境に依存してしまう点がデメリットです。回線接続の不具合や停電などが発生した場合は、業務が停止してしまうリスクがあることも考慮しておきましょう。
オンプレミス型
オンプレミス型ERPシステムとは、企業が所有する自社のサーバー上にERPシステムを構築するタイプのものです。オンプレミス型のシステムは社内のローカル接続によってアクセスを行うため、オフライン環境でも使用できるというメリットがあります。
従来のERPシステムは、オンプレミス型による提供が主流でした。そのため、導入実績も多く、すでに運用しているシステムがある場合は、既存の環境を活かして機能をアップデートできます。
オンプレミス型のシステムは自社が必要とする機能を組み込んだ柔軟性の高さが魅力ですが、一から構築を行うため導入費用が高額です。また、維持管理のコストがかかることや、構築の準備期間が長いこともデメリットと言えます。
カスタマイズ性が高いか
標準的な機能を備えたERPパッケージをそのまま使用することもできますが、企業の業種や規模によってはカスタマイズや追加開発が必要になる場合があります。
例えば、導入後に新たな部門が設立された場合や、業態の変更があった場合などは業務フローが大幅に変動します。カスタマイズによって、既存のデータを活用しつつ自社に合った機能を追加できます。
一般的にERPパッケージは安価で導入までが安易なものの、その分カスタマイズ性があまり高くない製品が多いため、必要機能や特殊な業務が多い場合にはカスタマイズが豊富なERPシステムを検討しましょう。
ERPおすすめ12選(全30選)を徹底比較!選び方や人気システムの特長・価格も紹介
ERPシステムとは、ヒト・モノ・カネといった企業資源を一元管理し、経営活動に活用するためのシステムです。本記事ではERPシステムの選び方とおすすめ12選(全30選)をご紹介します。人気システムの特長や価格も比較して紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ERPパッケージの導入方法
ERPパッケージは企業の業務の進め方に大きな変化をもたらすことが多いです。そのため、導入計画をしっかり立てて運用まで進めていくことが大切です。以下で、ERPパッケージの基本的な導入の流れを解説します。
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ERPパッケージを導入する際は
導入の目的を明確にする
ERPパッケージを導入する前に重要なポイントとして、自社の課題や目的を明確にしましょう。どの機能が必要で、どのような問題を解決したいのかを明確にしておけば、自社に適したERPパッケージを選べます。
目的が明確でない場合、自社が抱えている問題を解決することができない可能性があり、導入効果を十分に得られません。
体制を整備する
目的を明確にしたら、次は推進者とプロジェクト責任者を確定しておくのも導入時の大切なポイントです。導入を進める上で、全体の推進者や各プロジェクトの責任者を明確に定め、ERP導入プロジェクトの体制を整備しましょう。
推進者は経営陣や重要な関係者から構成され、導入の目標や方針を示し、プロジェクトを主導します。プロジェクト責任者には、ERP導入プロジェクトの遂行を担当し、スケジュールや予算の管理、チームの組織や調整を行う役目があります。
業務フローを構築する
業務フローの構築には、現在のシステムやツールの洗い出しと、ERPパッケージ導入後の業務の流れを考えることが含まれます。まずは、現在の管理や作業に使用しているシステムやツールを把握しましょう。
ERPパッケージ導入後にどのような業務の流れが望ましいかを考えます。例えば情報の入力や承認のプロセス、データの収集や分析方法などを検討します。これらの業務フローの構築もシステム導入の重要な要素です。
試験運用開始・マニュアルを作成
業務フローも構築できたら、いよいよ試験運用開始です。試験運用では、考えた業務フローの効果を確認し、本格運用に向けて改善点を見つけます。また、社員がシステムを使いこなせるように、業務フローや操作手順を分かりやすい社内用マニュアルにまとめましょう。
本格的な運用開始がスムーズに進むかどうかは、試験運用が影響します。ERPは多機能であることから、導入直後は混乱する従業員も多いことが想定されます。その混乱を最小限に抑えるために、試験運用は入念に行いましょう。
本格運用
試験運用の結果をもとに改善点を踏まえ、問題がなければ本格運用を開始します。本格運用前に試験運用で発見した課題や問題点を修正し、システムをより効果的に活用できるように運用しましょう。
導入したシステムを活用できなければ導入効果は小さくなり、導入失敗となってしまいます。コストをかけて導入しても活用できなければ意味がないため、問題点は迅速に修正しながらシステムを運用しましょう。
ERPパッケージを導入する際の注意点
ERPパッケージの導入には総合的な判断と慎重な計画が必要になります。自社の抱える課題を整理し、導入体制を整えることが重要です。また、導入後は従業員への研修を行うことでスムーズな運用を目指せます。
ここでは、ERPパッケージの導入において特に重要となる注意点を取り上げ、詳しく解説していきます。
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ERPパッケージの導入の仕方と注意点
自社の課題・要件を整理する
ERPパッケージの導入を行う際は、自社の日常タスクを洗い出し、課題を把握しておくことが重要です。業務上の問題点や改善点を整理することによって、必要な機能や導入後の業務フローが明確になり、自社に合ったシステムを選べます。
自社が抱える課題や要件をクリアできないシステムを導入しても得られるメリットは少ないため、慎重に整理しましょう。
人数の増減を考慮する
クラウド型のERPシステムを導入する場合は、人数の増減を考慮してプランを選定しなくてはなりません。システムごとに料金形態は異なりますが、利用人数によって利用料が変動するシステムが多いです。
たとえば、導入時の人数でシステムを導入し、その直後に増員があった場合、特定の人数しかシステムを利用できないといった事態になり、研修をスムーズに進められず、業務の進行にも支障をきたします。
このような事態を避けるためには、人数の変更予定に合わせたシステムやプランを選定するだけでなく、プランや利用人数の変更をこまめに行えるかERPベンダーに確認することも重要です。
費用対効果を確認する
ERPパッケージを導入する際は、費用対効果を十分に確認しておく必要があります。費用対効果とは、投じたコストに対して得られた効果のことです。ERPパッケージは、一度導入したら長期的に運用されるケースが多いため、活用しやすく無理のない選択が求められます。
そのために重要なのが、機能とコストのバランスです。一般的に機能性が豊富なほど、システムでできることは広がりますが、導入コストやランニングコストが高額になります。まずは、自社の予算を明確に把握して、長期的な視点からシステムを選定しましょう。
導入体制を整える
ERPパッケージの導入によって基幹業務が集約されると、経営に関するさまざまな情報が一元化されます。これにより、関係部署の業務体制に大きな変化が生じます。
全社的な業務フローの変更に対応するためには、業務規定の整備やセキュリティポリシーの改定などによって体制を整備しておく必要があります。導入後の運用をスムーズに行うためにも環境の整備を行い、導入による業務負荷を最小限に留めましょう。
既存システムとの連携性を確認する
会計ソフトや人事管理システム・労務管理ツールなど、自社で既に活用しているシステムがある場合は、ERP導入後にこれらの既存システムを置き換えるのか、連携させるのか、予め検討しておく必要があります。
ERPパッケージは、基幹システムを意味する企業の根幹を担うシステムです。導入後にトラブルが発生しないよう、既存システムと連携させたい場合は、事前に連携の可否や連携方法をよく確認した上で、導入を決めましょう。
従業員への研修
ERPパッケージの導入効果を最大限に引き出すためには、従業員にシステムの導入理由やメリットを周知し、理解を得ることが重要です。新しいシステムへの抵抗感を軽減することで、導入をスムーズにする効果が見込めます。
ERPシステムでは企業秘密に該当する情報を多く取り扱うため、従業員に対するセキュリティ研修も必要です。不正アクセスや情報漏洩に関する教育を実施し、各種規定やセキュリティポリシーなども共有しておきましょう。
また、導入したシステムを効果的に使用するためには、従業員への操作教育も必要になります。基本的な操作方法の指導を行うことで導入後の業務効率が向上します。
その他のおすすめERPパッケージ
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大企業・中堅向け
GOOD
ここがおすすめ!
- 本部管理や物流管理などを中心とした業務を効率化できる
- 必要な機能のみに絞り込んで低コストでの導入が可能
- 外部サービスとの連携も豊富で使用しやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 必要な機能がある程度絞られていない場合割高になる可能性がある
株式会社オービックビジネスコンサルタント
奉行V ERPクラウド
GOOD
ここがおすすめ!
- 累計72万社以上の導入実績をもつ奉行シリーズで安心
- 様々なサービス・データとの連携が可能で使いやすい
- 低コストで短期での導入が可能!常に最新機能が利用できる!
MORE
ここが少し気になる…
- 企業規模によっては機能を持て余す可能性がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 自社に必要な機能を組み合わせて柔軟に導入でき、後からの拡張も可能
- 業務データのモニタリングやセキュリティ設定により内部統制を強化できる
- 国産ERPのため日本の商習慣に適合しており使いやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 必要とする機能が多い場合、コストが高くなる可能性も
GOOD
ここがおすすめ!
- 2200社以上の大手企業導入実績により、さまざまな要件が標準機能に取り込まれている
- 無償バージョンアップに対応しており、追加費用がかからず長期間安定して利用できる
- 人工知能によりAIが一部入力業務をサポート
MORE
ここが少し気になる…
- 標準サービスのストレージ容量に制限があり、使用したい機能や容量によっては追加購入が必要になる場合も
GOOD
ここがおすすめ!
- 標準機能が充実しており、ノンカスタマイズでも幅広い業務課題に対応
- 豊富な業種・業界テンプレートにより追加開発の手間が省け短期間で導入できる
- ライセンス体系が柔軟で必要な業務にのみ取り入れることも可能
MORE
ここが少し気になる…
- 年商500億以上の大規模企業向けとして作られているため、会社規模によっては機能を活かせない可能性がある
SAP ジャパン株式会社
SAP S/4HANA Cloud Public Edition
GOOD
ここがおすすめ!
- 低コスト・短期間で導入できる
- 独自のデータベースにより大量データの高速処理が可能
- AI 機能やアナリティクス機能で業務効率化につながる
MORE
ここが少し気になる…
- 導入において独自の制限や制約が多く、業務に合わせて自由に運用したい場合には不向き
日本オラクル株式会社
Oracle NetSuite ERP
GOOD
ここがおすすめ!
- CRMやECまで対応の一気通貫タイプで機能が充実
- クラウド型のためインターネット環境があれば様々な場所で使用可能
- 20言語以上に対応・200ヵ国以上で使用されているグローバル対応ERP
MORE
ここが少し気になる…
- 日本語対応はしているものの英語圏が中心のシステムのため、一部機能で日本語に違和感が出たり、法改正に対応していない場合がある
GOOD
ここがおすすめ!
- カスタマイズ・拡張性が高く自社に合わせて運用できる
- スマート導入&スマート保守で導入前から導入後までサポートが充実
- UI・UXがわかりやすく日々の業務で使いやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 手入力の操作部分が多いため、自動化等を重視する場合には不向き
GOOD
ここがおすすめ!
- 英語にも対応しており、貿易からIT・家具といったさまざまな業種に導入しやすい
- 「オールインワンERPパッケージ」で時間もコストも無駄なくスピーディーに完結
MORE
ここが少し気になる…
- 検索の精度が低く、日本語での検索がうまくヒットしない場合がある
中小企業向け
GOOD
ここがおすすめ!
- 初期費用が低く個人事業主や従業員数の少ない会社でも導入しやすい
- カスタマイズ不要、必要な機能がシンプルでわかりやすい
- かんたん書類作成、データのグラフ・図形化などの便利機能が搭載
MORE
ここが少し気になる…
- 基本機能がシンプルなため、業種別などの専門的な業務への対応は難しい場合がある
NECネクサソリューションズ株式会社
Clovernet ERPクラウド
GOOD
ここがおすすめ!
- 初めてでも安心な無償トライアル(最大2ヶ月)や支援メニューがある
- エコノミーとスタンダード2種のサービス形態があり、段階的に導入可能
- セキュリティとサポートが充実している
MORE
ここが少し気になる…
- さまざまな機能を利用する場合はオプション費用が追加で発生してしまう
株式会社 ネクステップ・ソリューションズ
PROGRESS-ONE
GOOD
ここがおすすめ!
- 必要なモジュールのみを選択して導入できるため無駄が少ない
- 汎用性・カスタマイズ性が高くカバーできる業務範囲が広い
MORE
ここが少し気になる…
- 使用したい機能が多い場合運用コストが高くなる可能性がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 11種類の主要基幹業務から業種に合わせた機能に絞って提供されるのですぐに活用できる
- クラウドサービスにより安価での導入が可能
- サポート体制が完備されているためIT担当者の負担が軽減される
MORE
ここが少し気になる…
- 他システムとの連携性が比較的低め
GOOD
ここがおすすめ!
- インジケーターで経営状況を把握でき、管理職向け資料としても
- 営業支援や集客ツール・グループウェアといったあると便利なシステムを搭載
- 人事給与をはじめ、会計財務・販売・在庫の管理もマルチに行える
MORE
ここが少し気になる…
- 初期費用が必要になるため、予めまとまった予算を用意する必要がある
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft Dynamics 365
GOOD
ここがおすすめ!
- 一般的に企業で使用されやすいMicrosoft製品との連携が容易
- 「Microsoft Power Apps」によって自社での追加開発やカスタマイズが可能
- AI・自動化機能により業務の効率化につながる
MORE
ここが少し気になる…
- 機能が充実しているぶん、初めての導入や社内でのノウハウがない場合使いこなしきれない可能性がある
GOOD
ここがおすすめ!
- AI搭載により手動入力の自動化や予測・分析等の業務効率がアップ
- ベストプラクティスの提供により短期間かつ低コストで導入できる
- 使用機能を企業によって調整できるため無駄が少ない
MORE
ここが少し気になる…
- グローバル対応ERPのため、多言語対応を特に必要としていない場合、機能や表記がわかりにくい可能性がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 拡張性に優れており企業の成長に合わせて柔軟に使用できる
- 基本的な機能がそろっているシンプルな設計
- マルチブラウザ・スマホ対応でどんな環境でも使いやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 一部機能のUIが複雑で、直感的な作業や入力が難しいと感じる方も
特定業種・機能に特化
GOOD
ここがおすすめ!
- プロセス製造業に求められる特殊な領域での運用に対応!
- 品質管理機能や原価計算機能でより細かくシミュレーションが可能
MORE
ここが少し気になる…
- 一般的な製造業でも使用できるものの、機能を持て余す可能性がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 見積りから入金管理までメーカー向き機能を多数搭載
- 「オプション機能」や「ファンクションブースト」によりニーズに合わせて使える
- 社内連絡ツールとしても便利なトークボードを標準装備
MORE
ここが少し気になる…
- スペック表や詳細料金は問い合わせが必要でひと手間かかる
株式会社OSK
DX統合パッケージ SMILE V 2nd Edition
GOOD
ここがおすすめ!
- モバイル対応で外出先やリモートワークでも活用できる
- クイック処理・検索機能・自動実行機能など業務効率化につながる機能を多数搭載
- オリジナルの機能開発ツールが標準搭載されており、独自機能やシステムを構築できる
MORE
ここが少し気になる…
- サポート対応そのものは充実しているが、一部サポートは保守サポートに加入する必要がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 製造業の中でもさらに特定形態に特化しているため専門的な管理が充実
- グローバル対応で海外事業展開にも対応
- セルフカスタマイズに優れており使いやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 特定形態特化のためそれ以外の業態での使用や連携には不向き
まとめ
ERPシステムは、財務や人事などの基幹業務を統合化するシステムであり、ERPパッケージは、一般化された既成のシステムで構築されています。カスタマイズ性は低いですが、開発費やコストの削減・業務の効率化などが図れ、導入しやすいシステムです。
しかし、一口にERPパッケージと言っても、導入形態や搭載する機能の違いによってさまざまな種類があります。導入の際には、本記事を参考に自社の業務に最も適合した導入形態や機能を選ぶことが重要です。
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