おすすめのクレジットカード決済サービス|選び方を解説

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  • クレジットカード決済サービスは、カードの種類・入金サイクル・導入日数を比較する
  • 対応端末や利用料金、セキュリティ対策、サポート体制を確認しておくと選びやすい
  • クレジットカード決済サービス導入の際は、従業員への研修などを行うのが重要である

キャッシュレス決済が進む中で、消費者ニーズに応じたクレジットカード決済への対応は必要不可欠となっています。本記事では、クレジットカード決済の導入を検討している方のために、おすすめのクレジットカード決済サービスとその選び方、導入する際の注意点などを解説します。

目次

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  1. クレジットカード決済サービスでキャッシュレス決済に対応
  2. クレジットカード決済サービスはカードの種類・入金サイクル・導入日数で選ぶ
  3. クレジットカード決済サービス選びで重要な3つのポイント
  4. クレジットカード決済サービス選びのその他の比較ポイント
  5. おすすめのクレジットカード決済サービス
  6. クレジットカード決済サービスの導入のメリット
  7. クレジットカード決済サービスの導入の仕方と注意点
  8. まとめ
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クレジットカード決済サービスでキャッシュレス決済に対応

クレジットカード決済は、消費者が商品やサービスの支払いを行う際に、クレジットカードを使用して代金を支払う仕組みです。消費者が直接現金を用意する必要はなく、クレジットカード会社が一時的に代金を立て替えて、消費者は後でその代金を返済します。

クレジットカード決済は、キャッシュレス決済の一形態であり、EC(電子商取引)における一般的な支払い手段です。クレジットカード決済サービスを導入することで、クレジットカードを保有する者の支払いニーズに対応でき、販売機会の損失を防げます。

また、カード利用率が高い外国人観光客の集客につながったり、購入を決断しやすいことから売上単価の向上にも貢献したりします。なお、ECサイトにおいては、2回目以降の支払いをスムーズにできる場合が多く、リピーターの増加にも期待できます。

クレジットカード決済とは?仕組みやメリット・デメリットを解説

クレジットカード決済とは、現金を持たずともクレジットカードを利用して商品購入など代金支払いをする決済方法を言います。本記事では、クレジットカード決済の仕組みやメリット・デメリット、クレジット決済代行サービスの選び方のポイントを解説します。

クレジットカード決済サービスはカードの種類・入金サイクル・導入日数で選ぶ

クレジットカード決済サービスを選ぶ上で大切なポイントは、対応するクレジットカードの種類・入金サイクル・導入日数です。その他、利用料金・セキュリティ対策などの比較ポイントもあります。次の章からは、それぞれのポイントについて解説します。

【重要なポイント3つ】

  1. 対応しているクレジットカードの種類を確認
  2. 入金サイクルを確認
  3. 導入までの日数を確認

【その他の比較ポイント】

  1. 対応端末を確認
  2. 利用料金を確認
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. サポート体制は充実しているか

クレジットカード決済サービス選びで重要な3つのポイント

クレジットカード決済サービスを選ぶ上で、重要なポイントは3つあります。さまざまなクレジットカード会社が存在するため、決済サービスがどこまで対応しているのかは、幅広い顧客に対応する上で重要です。

そして、入金サイクルや導入にかかる時間なども、経営の上で大切なポイントです。

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クレジットカード決済サービス選びで重要な3つのポイント

  1. 対応しているクレジットカードの種類を確認
  2. 入金サイクルを確認
  3. 導入までの日数を確認

対応しているクレジットカードの種類を確認

クレジットカードの主要なブランド(VISA・JCB・MasterCard・American Expressなど)に対応するサービスを選ぶことで、多くの消費者が利用できる環境を構築できます。これらのブランドは国際的に広く受け入れられており、多くの場所で利用可能です。

仮に、外国人観光客の利用が想定される場合、国際ブランドのカードに対応しているかどうかも確認しておきましょう。また、クレジットカード決済サービスの中には、クレジットカード以外の決済方法にも対応しているものもあります。

キャッシュレス決済の種類は多岐にわたり、電子マネー・デビットカード・QRコード決済などがあります。決済サービスがこれらの決済方法にも対応していると、さらに幅広い顧客に対応できます。

入金サイクルを確認

入金サイクルは売上金が加盟店に入金されるまでの期間を指し、キャッシュフローや運営に影響を及ぼします。入金サイクルが短くなることで、資金の早期確保や計画の立てやすさにつながり、適切な支払い義務も遂行しやすくなります。

しかし、クレジットカード決済サービスによって、入金サイクルは月3回だったり、申請後翌日入金が可能だったりと異なっています。また、振込先金融機関、最低入金額、週末や休日、業種や履歴にも影響を受けることがあります。

自社のキャッシュフローの安定、運営の円滑さを確保するためには事前に確認を行い、自身のビジネスに適した入金サイクルを選びましょう。

導入までの日数を確認

クレジットカード決済導入までの日数は、サービス会社によって異なり、短い場合でも数日から数週間かかることがあります。できるだけ早く導入したいと考える場合には、クレジットカード決済導入の流れを押さえておきましょう。

問い合わせ(ヒアリング)・見積・申し込み・審査・システム構築が一般的な流れです。手続きをスムーズにするなら、問い合わせで確認したいことを事前に整理しておき、申し込みの必要書類(登記簿や設立証明書など)を確認しておくようにします。

また、システム構築にかかる時間もサービスによって大きく異なるため、急ぐ場合は自社の環境に合ったものを選ぶようにします。場合によっては、今後の導入に先立って審査だけを事前に行ってくれるサービスもあります。

クレジットカード決済サービス選びのその他の比較ポイント

クレジットカード決済サービスを比較検討しながら選ぶ際には、端末機・利用料金・セキュリティ対策・サポート体制をしっかり確認しておきましょう。ここでは、それぞれのポイントについて解説します。

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クレジットカード決済サービス選びのその他の比較ポイント

  1. 対応端末を確認
  2. 利用料金を確認
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. サポート体制は充実しているか

対応端末を確認

クレジット端末機の中には、スマホやタブレットなどのモバイル端末と接続して使用するタイプのものがあります。その際、モバイル端末に専用のアプリをインストールして使用しますが、対応するクレジット端末がコンパクトである場合が多いです。

よって、手軽に導入しやすいのは利点ですが、モバイル端末に対応するクレジット端末はある程度限られており、コンパクトであるが故にレシートプリンターが内蔵されていない場合もあります。その場合は、別途プリンターを用意しなければなりません。

一方、クレジット端末だけで決済処理やプリントアウトを完結できるものもあり、据え置き型に多く見られます。持ち運びができないデメリットはありますが、機能性が高くて通信が安定している点がメリットです。

利用料金を確認

クレジット決済サービスの利用料金には、初期費用としての端末代金、システム構築が専門的で複雑な場合には構築費用がかかります。その他、月額使用料や決済手数料も発生します。なお、決済手数料は一律ではなく業種によって異なります。

導入コストを抑えたい場合は、専門的なシステム構築の必要性がなく、簡単に端末を設置できるサービスを選択する、端末代金や月額使用料が0円のサービスを選ぶなどが挙げられます。しかし、ニーズをどこまで満たすのか、バランスの考慮も必要です。

クレジットカード決済サービスごとに料金は大きく異なるため、複数会社を比較しながら選ぶようにしましょう。比較する際には、料金に加えて利用できる機能やサポートまでしっかりと比較検討しましょう。

セキュリティ対策は万全か

クレジットカード決済では、個人情報や金融情報が送信されますが、不正アクセスやハッキングによってこれらの情報が漏洩するリスクがあります。そのため、選ぶサービスが暗号化や3Dセキュアなどに対応しているかを確認しておくことが重要です。

ECカード決済の利用においては、盗難カードや偽造カードなどの不正利用を防ぐために、3Dセキュアやセキュリティコードなどがあればリスクを抑制できます。また、PCI DSSに準拠しているか、プライバシーマークを取得しているかもポイントです。

PCI DSSは、クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準を満たし、物理的にも技術的にも万全となるよう、厳しい審査に基づきサービスを提供していることを示します。

そして、プライバシーマークは、個人情報の取り扱いについて一定の要件を満たす事業者に発行されるものです。

サポート体制は充実しているか

サポート体制の充実度もサービスを選ぶ上での重要なポイントであるため、問題や疑問が生じた際の対応がスムーズであるかを確認しましょう。例えば、問い合わせ方法なら電話・メール・チャットなど、どんな連絡手段を採用しているのかを確認します。

その他にも、24時間体制で対応しているか、土日も対応しているかなど、対応時間の詳細を確認しておきましょう。特に、導入時には初期設定やトラブルなど、対応してほしい時に適切な対応をしてもらえないと、業務に支障が出るリスクがあります。

よって、問題発生時に迅速な問題解決を図るためにも、適切なサポートを提供するサービスを選び、安心して利用できる環境を確保しましょう。

おすすめのクレジットカード決済サービス

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クレジットカード決済サービスの導入のメリット

クレジットカード決済サービスの利用には費用が発生しますが、その分得られるメリットも大きいです。特に、以下のようなメリットに注目しましょう。

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クレジットカード決済サービスの導入のメリット

  1. 顧客の購買単価を上げることができる
  2. ヒューマンエラーの防止につながる

顧客の購買単価を上げることができる

キャッシュレス決済が浸透した現代では、現金を持ち歩く人が減少しています。つまり、実際の店舗で購買をする際には、現金以外での決済を行う可能性が高いため、クレジットカード決済サービスを導入することで顧客の購買単価を上げることができます

特に、高額な商品・サービスの購入時にはクレジットカードを利用したいと考える場合が多く、クレジットカード決済に対応していないと大きな機会損失につながります。

また、クレジットカードは分割払いなどにも対応しているため、消費者の購買ハードルが低い傾向にあります。

ヒューマンエラーの防止につながる

決済が現金のみの対応であると、計算ミスによるヒューマンエラーが発生しやすく、日々の残高計算などの手間も発生します。その点、クレジットカード決済サービスを導入すれば手間とヒューマンエラーの削減・防止につなげることができます

なお、クレジットカード決済における計算はシステムが行うため、ほぼ間違いは発生せず、エラーが発生した際の対応もサービスの提供元が行います。よって、正確な決済によって自社の信頼度を高めることもできます。

クレジットカード決済サービスの導入の仕方と注意点

ここでは、導入方法の選択をはじめ、システムの安定性の確認や従業員への教育など、業務をスムーズにするためのポイントについて、導入時に気をつけたいポイントを解説します。クレジットカード決済サービスを円滑に利用していくために確認しておきましょう。

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クレジットカード決済の導入方法を確認

クレジットカード決済の導入方法には、クレジットカード会社と直接契約する方法と、決済代行サービスを利用する方法があります。直接契約の場合は、比較的手数料が低くなる場合があり、売上が多いほどコスト削減に寄与します。

しかし、事前の審査や与信チェックに時間がかかり、審査が通らない可能性があります。また、カード会社によって締め日や入金日は異なるため、複数社と契約すると売上管理が複雑になり、セキュリティ対策を自身で行う必要があるのもデメリットです。

対して、決済代行サービスでは、カード会社ごとに手続きする必要がなく導入が簡単です。また、セキュリティ対策を提供している場合も多く、カード情報の保護が強化されます。さらに、締め日・入金日を統一できるため、管理も効率的に行えるのがメリットです。

システムの安定性・バックアップ体制を確認

安定したシステムを導入することは、クレジットカード決済を運用していくにあたり、信用や販売機会を維持するために重要です。万が一、システムが停止すると正常な決済処理ができず、販売機会を逃すだけでなく、顧客に不信感を抱かせてしまいます。

システムの安定性を確認する際には、サービス提供元の公式ウェブサイトで公開されている統計データや報告書などから、決済処理実績やサーバー稼働率を確認しましょう。稼働率が高い場合には、システムが安定している可能性を示します。

また、システム障害に備えて、バックアップ体制が整っているかも事前に確認しておくようにしましょう。カスタマーサポートに問い合わせたり、評判やレビューがある場合は、それらも判断材料の1つとして参考にするのがおすすめです。

マニュアルに沿って従業員の研修を行う

従業員に対する決済端末のセットアップや操作方法の周知も、クレジットカード決済を利用していく上で重要です。決済処理の手順に加え、正しく取引が行われたかを確認するための中間計・日計の処理方法、誤った処理に対する取消操作の仕方などを教育します。

サービスの提供元から提供される、マニュアルやガイドラインで操作の詳細を確認しましょう。また、端末によってはトレーニングモードを提供している場合もあるため、実践的な操作練習も検討します。

そして、レシートロールの交換方法や接続が不安定な時の対処方法なども理解し、業務に支障がないようにするのが大切です。

まとめ

クレジットカード決済サービスは、カードの種類・入金サイクル・導入日数で選ぶことが重要です。クレジットカード決済はECやキャッシュレス決済でよく使われ、サービス選びではVISAなどの主要ブランドに対応していることが求められます。

また、端末機・利用料金・セキュリティ対策・サポート体制なども大切な比較ポイントです。クレジットカード決済サービスの選択において、販売機会の幅を広げるためには、自社・自店舗に合ったサービスを選ぶようにしましょう。

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