おすすめのASP型ショッピングカートシステム5選|選び方を解説

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  • ASP型ショッピングカートシステムは、タイプ・機能・レスポンシブ対応を比較する
  • 商品登録数や決済方法、システムのカスタマイズ性も確認しておくと選びやすい
  • ASP型ショッピングカートシステム導入の際は、導入事例を確認しておくのがおすすめ

ASP型ショッピングカートシステムとは、ECサイトの構築に必要な機能を揃えたシステムのことで、ASPカートとも呼ばれています。本記事では、おすすめのASP型ショッピングカートシステムと選ぶ際のポイント、導入する際の注意点を詳しく解説しています。

目次

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  1. ASP型ショッピングカートシステムで手軽にECサイトを開設
  2. ASP型ショッピングカートシステムはタイプ・機能・レスポンシブ対応で選ぶ
  3. ASP型ショッピングカートシステム選びで重要な3つのポイント
  4. ASP型ショッピングカートシステム選びのその他の比較ポイント
  5. おすすめのASP型ショッピングカートシステム5選
  6. ASP型ショッピングカートシステムの導入の仕方と注意点
  7. まとめ

ASP型ショッピングカートシステムで手軽にECサイトを開設

ASPとは「Application Service Provider」の略称で、顧客に対してインターネットを介してアプリケーションを提供するサービスのことを指します。ASP型ショッピングカートシステムは、EC(Electronic Commerce)サイトを開設する際に便利なサービスです。

ASP型ショッピングカートシステムでは、ECサイトの運営に必要な機能を提供するソフトウェアがインターネット経由で提供されます。これにより、ECサイトのオーナーは自分でシステムを構築・管理する必要がなく、手軽にECサイトを開設できます。

ASP型ショッピングカートシステムを利用することで、専門知識やインフラストラクチャの構築に関する負担を軽減し、リーズナブルなコストでオンラインビジネスを始めることが可能となります。

ASPカートと呼ばれる理由は、このようなASP型のサービスが提供するショッピングカート機能に由来しています。ショッピングカートは、顧客がECサイト上で商品を選択し、購入したい商品を入れておくイメージから名付けられています。

ASP型ショッピングカートシステムとは|機能やメリットを解説

ASP型ショッピングカートシステムには、ECサイトに必要な基本機能が備わっているため、初期構築費用を抑え、簡単にECサイトを作成することができます。本記事では、ASP型ショッピングカートシステムの機能やメリット・デメリットの他、選び方や比較ポイントを解説します。

ASP型ショッピングカートシステムはタイプ・機能・レスポンシブ対応で選ぶ

ASP型ショッピングカートシステムを選ぶ際は、タイプ・機能・レスポンシブ対応の3点を確認しましょう。

総合通販タイプは大規模ECサイト向けであり、単品通販タイプは小規模な特化型ECサイト向けのため、自社のビジネスモデルに合ったタイプを選ぶ必要があります。

また、ECサイトをスムーズに運営するには自社が必要とする機能が網羅されていなければならず、ユーザーエクスペリエンスの向上に直結するレスポンシブ対応も確認が必要です。

システムを選ぶ際に確認すべきポイントは他にもあるため、次の章以降でそれぞれについて詳しく解説します。

【重要なポイント3つ】

  1. 総合通販タイプか単品通販タイプか
  2. 自社に必要な機能は揃っているか
  3. レスポンシブに対応しているか

【その他の比較ポイント】

  1. 商品登録数を確認
  2. 決済方法は豊富か
  3. カスタマイズや操作が簡単か
  4. セキュリティ対策は万全か
  5. サポート体制は充実しているか

ASP型ショッピングカートシステム選びで重要な3つのポイント

ASP型ショッピングカートシステムを選ぶ際には、特に注目したい3つの重要なポイントがあります。

これらのポイントを押さえて選ぶことで、自社のECサイトの運営がスムーズになり、顧客体験の向上や売上増加につながることが期待できます。それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。

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総合通販タイプか単品通販タイプか

ECサイトの運営において重要なショッピングカートシステムには、大きく分けて総合通販タイプと単品通販タイプの2つのタイプがあります。

総合通販タイプは多品目の商品を取り扱う総合スーパーやデパート、百貨店などに適しており、広範な商品カテゴリを提供し、様々なブランドやメーカーの商品を1つのサイトで販売します。複数のメーカーの製品を1つのプラットフォームで販売したい大規模なEC企業におすすめです。

もう一方の単品通販タイプは、特定の商品やカテゴリに特化した小規模なECサイトに向いており、特定の商品に特化した情報提供や販売戦略を行います。

特定の商品やブランドに特化したショップやブティック、独自の商品ラインを展開している小規模なEC企業で使用されることが多いです。

自社に必要な機能は揃っているか

自社に必要な機能が網羅されていることで、効率的な運営とリソースの節約が実現し、一貫性の確保や顧客体験の向上が促進されます。

例えば、顧客管理機能で顧客情報を適切に管理し、セキュリティを確保することで顧客の信頼を得やすくなり、売上の向上や改善策の立案に役立ちます。以下では、特にチェックしておきたい機能について解説します。

販売促進機能

販売促進機能としてのメルマガ配信機能とクーポン配信機能は、ECサイト運営において重要な役割を果たします。メルマガ配信機能は顧客とのコミュニケーションを強化し、特別な情報提供やトラフィックの増加を促します。

クーポン配信機能は、購買意欲の喚起や顧客獲得・リピート購入の促進に効果的です。定期的なメール配信や特典クーポン提供により、顧客との関係を強化し、顧客ロイヤルティの向上を図ることが可能です。

また、セールやイベント時にクーポンを活用することで、販売促進イベントを実施し、売上を増加させる効果も期待できます。これらの機能を活用することで、顧客の興味を引きつけ、競争力のあるECサイトを構築できます。

運営効率化機能

運営効率化機能としては、受注データの登録機能や在庫管理機能が挙げられます。受注データの自動登録により、正確な受注処理が可能となり、労力や時間の節約とミスの予防に寄与します。また、リアルタイムな情報共有が実現し、スムーズな受注管理が行えます。

庫管理機能により、在庫状況を正確に把握し、過剰在庫や在庫切れを回避できます。迅速な在庫対応と効率的な物流管理により顧客満足度を高め、運送コストの削減も見込めます。

これらの機能はECサイト運営の中核を担い、効率的な業務運営と正確な情報管理を実現する重要な要素です。運営の合理化により、従業員の負担軽減と他の戦略的業務にリソースを集中できます。

外部ツール連携機能

外部ツール連携機能は、ECサイトが他のシステムやプラットフォームとスムーズに連携できる機能です。

例えば、メール管理システムとの連携により、顧客へのパーソナライズされたメールやフォローアップメールを自動化し、顧客との関係構築やセールス・プロモーションの効果を向上させます。

また、SNS連携により、SNS広告を活用した広告展開やSNSでのシェアを通じた広告効果の向上が期待できます。SNSのユーザー情報をECサイトに取り込むことで、ターゲットユーザーに対するマーケティング施策を強化し、ユーザーの参加促進を図ることも可能です。

これらの外部ツール連携により、ECサイトのマーケティング活動が効率化され、市場での競争力アップに繋がります。

レスポンシブに対応しているか

レスポンシブ対応は、ECサイトが様々なデバイスに適応し、画面サイズに合わせて最適な表示を行うことです。スマートフォンからのアクセスが増加する現代において、ユーザビリティ向上やコンテンツ統一性の確保、SEO向上などのメリットがあります。

また、運用コストの削減やモバイルユーザーの増加に対応するためにも、レスポンシブ対応は重要です。モバイルユーザーに快適な閲覧体験を提供することで、顧客満足度の向上や売上の拡大に繋がります。

スマートフォンの普及に対応し、多様なユーザーに対して使いやすく、ブランドイメージを維持するためにも、ECサイトのレスポンシブ対応は不可欠です。

ASP型ショッピングカートシステム選びのその他の比較ポイント

ASP型ショッピングカートシステムを選ぶ際には、レスポンシブ対応や販売促進機能だけでなく、以下のような比較ポイントも考慮することが大切です。それぞれの比較ポイントを解説します。

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商品登録数を確認

ASP型ショッピングカートシステムは、サービスやプランによって登録できる商品数が異なります。自社の規模に合ったサービスを選ぶためにも、商品登録数の上限を確認しておくことは重要です。

なお、今のECサイト規模に合っているかはもちろん、将来を見据え、事業の拡大に対応できるだけの拡張性があるかなども確認しておきたいポイントです。プランのアップグレードなどで簡単に対応できれば、継続的に利用しやすいです。

決済方法は豊富か

決済方法の種類が豊富なECサイトは、顧客に多様な選択肢を提供し、利便性が向上します。顧客が自分に合った支払い方法を選択できることで満足度と忠誠心が高まり、リピート率が向上します。

また、国内外の顧客に対応できるため、国際市場での展開が可能となります。異なる決済方法を提供することで、支払いのスピードが向上し、顧客の購入体験が円滑になります。

さらに、セキュリティ面においても安全な決済方法を選択できるため、信頼性が高まります。これらのメリットにより、顧客満足度の向上とリピート率の増加、国内外市場への対応、セキュリティの向上が実現し、成功するECサイトを構築する重要な要素となります。

カスタマイズや操作が簡単か

デザインテンプレートの豊富さやHTML/CSSでの編集可能範囲の広さは、ブランドイメージの表現やユーザーエクスペリエンスの向上に寄与します。柔軟なカスタマイズが可能であれば、自社のビジネスニーズに合わせたデザイン変更や機能追加が実現します。

また、管理画面の使いやすさは、ECサイトの効率的な運営とスタッフの教育コスト削減につながります。スムーズな作業が可能でミスが減り、顧客との信頼関係を強化します。

これらの要素は成功するECサイト構築に不可欠であり、顧客満足度向上やリピート率増加、ブランドの差別化が可能となります。ユーザーエクスペリエンスの向上と効率的な運営により、競争激化するEC市場での成功を実現します。

セキュリティ対策は万全か

ECサイトのセキュリティ対策は、顧客情報や支払い情報の保護に欠かせない重要な要素です。SSL化による通信暗号化やアクセス制限、認証機能の導入など、具体的なセキュリティ機能を整備することが必要です。

不正アクセス対策やパスワード強化、定期的なセキュリティチェックを行い、セキュリティリスクを低減します。これにより、ECサイトの信頼性を高め、顧客の安心感を確保できます。

セキュリティ対策の強化は顧客の個人情報を保護するだけでなく、ECサイトのブランド評価や信頼の向上にも寄与します。

サポート体制は充実しているか

システムを提供しているベンダーのサポート体制も確認しておきたいポイントです。集客サポートの有無やトラブル時の対応、問い合わせ方法などを確認しておきましょう

例えば、24時間対応のカスタマーサポートや複数の問い合わせ方法があれば、トラブル時の対応が迅速に行えます。

また、各機能が定期的にアップデートされているかや、市場のニーズに合わせた機能追加が積極的に行われているかなどを確認すると、より先進的なサービスを自社の顧客にも提供できるので、競争力向上につながります。

おすすめのASP型ショッピングカートシステム5選

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BtoC向けASP型ショッピングカートシステム2選

GMOメイクショップ株式会社

makeshop

GMOメイクショップ株式会社

makeshop

カスタマイズ性◎豊富な機能とコスト重視の方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • LINEショッピング・Amazon出品サービスとの連携はもちろん、「Yahoo!ショッピング」はワンクリックで出品!
  • 機能数が651もあり、卸販売から定期購入までマルチに対応

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ここが少し気になる…

  • 細かな機能詳細は問い合わせたり無料トライアルをしないと分からず、すぐに把握したい方には不向き

GMOペパボ株式会社

カラーミーショップ

GMOペパボ株式会社

カラーミーショップ

業界最安水準手数料!とにかくたくさん売りたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 2023年6月時点で業界最安水準の「手数料3.14%」で使える
  • 80種類以上の豊富なテンプレートと自由に編集できるカスタマイズ性の高さ
  • 売上アップにつながる350種類以上の豊富な機能

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ここが少し気になる…

  • 機能が多すぎて持て余してしまったり、スマホからのログインがすぐに切れてしまったりする

BtoB向けASP型ショッピングカートシステム2選

株式会社Eストアー

shopserve

株式会社Eストアー

shopserve

CRM標準運用◎D2C向けで探している方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • CRMが標準運用で、実績を見ながらシナリオの策定・実施・分析が可能
  • サポートが充実しており、「EC専任担当」「24時間有人監視」「機能活用事例」が利用できる
  • 豊富な機能でマルチに活用

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ここが少し気になる…

  • 機能がたくさんあり幅広く使える反面料金が高く、小さなサイトや低予算で探している方にはあまり向いていない

株式会社ハンズ

e-shopsカートS

株式会社ハンズ

e-shopsカートS

導入実績1万店舗以上!機能・サポート重視の方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • クレジットカード・キャリア・後払い・コンビニ・ネットバンクなど、決済方法が豊富でカゴ落ち防止にも効果的
  • 「ゼロステップカート」を採用しており、複数ページに跨ぐことなく購入まで1画面で完結!

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ここが少し気になる…

  • 機能が豊富な反面200種類以上もあるので、使い方が決まっている方には持て余してしまう

D2C・リピート通販向けASP型ショッピングカートシステム1選

株式会社システムリサーチ

easymyshop

株式会社システムリサーチ

easymyshop

定期購入や海外代理購入機能を利用したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 無料版を含めた4つのプランがあり、既に商品ページがある方にも嬉しい「カートプラン」も便利
  • 海外からの注文を受けられる「海外代理購入」に対応
  • 「ボリュームディスカウント」を活用し、同商品の販促にも効果的

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ここが少し気になる…

  • 無料版の用意があるものの、使える機能がかなり制限されている

ASP型ショッピングカートシステムの導入の仕方と注意点

ASP型ショッピングカートシステムを導入する際は、手順や注意点を押さえておくことが失敗を防ぐために重要です。以下に導入の仕方と注意点を解説します。

1. 導入目的を明確にする

サービスを導入する前に目的を明確にすることは、成功するネットショップ構築の重要なステップです。異なるASPサービスには機能の違いがあり、目的に応じた適切なサービスを選ぶことが必要です。

手軽にネットショップを作りたい場合は、デザインテンプレートを重視したサービスを選ぶことが重要です。目的を明確にすることでコスト効率が向上し、スムーズな導入が実現できます。

2. 導入実績・事例を確認

類似業種や商材、BtoB向け・BtoC向けなどの事例を参考にすることで、サービスの適合性や成功事例を把握できます。

他社の成功事例から学び、自社のECサイト構築に生かすことで、リスクを減らし成功確率を高めることが可能です。機能と目的の整合性やユーザーの満足度を確認し、信頼性の高いASPサービスを選ぶことが重要です。

3. 料金体系・費用対効果を確認

ASPカートの導入には初期費用と月額費用がかかることが一般的です1つのサービスで複数のプランが提供されている場合が多く、販売規模や求める機能などによって選ぶことができます。

機能とコストのバランスを見極めることが重要で、自社のニーズに適した機能を選択し、適正な価格で提供されるASPカートを選ぶことで費用対効果が向上します。

また、月額固定制の場合もあれば、売上金額に応じて料金が決まる場合もあるので、候補のサービスで料金体系が異なる場合は慎重にシミュレーションしておきましょう。

ASP型ショッピングカートシステムの料金相場

月額固定制の場合、1か月あたり6,000円〜7,000程度が平均だと言われています。ただし、安いものでは3,000円程度のサービスもありますし、機能が豊富なサービスでは30,000円以上かかることもあります。

なお、月額費用が無料のASPカートもありますが、広告表示や機能制限がある場合があるため注意が必要です。本格的にECサイトを運営したい場合には有料サービスの方がベターと言えるでしょう。

済手数料やオプション料金の確認も忘れずに

ASPカートの料金を比較する際に見逃しやすいのが、別途発生する決済手数料やオプション料金です。必ずしも発生するものではありませんが、サービスや利用したい機能によっては必要になります

決済手数料は顧客が商品を購入する度に発生するため、多くの顧客に利用されるECサイトでは決済手数料だけでかなりの金額になります。

特に無料ASPカートの場合は決済手数料が高く設定されていることが多く、初期費用や月額が無料であっても高額なコストがかかる可能性があります。

こういった費用も含め、トータルコストで比較検討することが非常に重要です。導入時はもちろん、今後の成長も含めて費用が適切かどうか確認しましょう。

まとめ

ショッピングカートシステムASPは、ECサイトを開設する際に便利なツールであり、インターネット経由で利用できるサービスです。総合通販タイプと単品通販タイプの2つがあり、自社のビジネスモデルに合わせて選択できます。

重要な選定ポイントは、必要な機能が搭載されているか、レスポンシブに対応しているかといった点であり、料金体系やサポート体制なども確認すべき要素といえます。

最適なASPサービス選びは、自社のビジネスニーズを考慮し、顧客満足度を高めるために欠かせません。信頼性のあるASPサービスを選択し、効果的なECサイト運営を実現しましょう。

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