給与計算ソフトの価格相場は?無料で使えるソフトやアプリ対応も紹介
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- 給与計算ソフトの価格はクラウド型やインストール型などタイプによって異なる
- 価格で選ぶのではなく費用対効果を考えて選ぶ
- 給与計算ソフトを導入する際は無料トライアルを利用する
給与計算ソフトの価格相場は幅広く、インストール型などの導入方法によっても異なります。本記事では、給与計算ソフトの価格相場や価格で選ぶ際の注意点を解説します。無料の給与計算ソフトやアプリ対応などおすすめソフトも合わせて紹介します。
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給与計算ソフトの価格相場は?
給与計算ソフトの価格相場は、タイプや機能の充実度などによって幅があります。そのため、一概に価格相場がいくらとは言えません。一般的に、クラウド型の給与計算ソフトは月額制や年額制で価格が設定されています。
一方で、インストール型やオンプレミス型の給与計算ソフトは買い切りタイプが多いです。クラウド型の給与計算ソフトは、インターネットに接続できる環境があればどこからでも利用でき、利便性が高いだけでなく初期費用を抑えられます。
インストール型の給与計算ソフトはパソコンにインストールして使用するタイプで、初期費用が高額になる傾向です。オンプレミス型は、自社でサーバーを構築して使用するタイプで、最も機能が充実していますが費用が高めとなっています。
導入タイプ別|給与計算ソフトの相場
給与計算ソフトは、選ぶタイプによって料金体系や価格が大きく変動します。以下では、クラウド型・インストール型・オンプレミス型それぞれの価格相場とともに、メリット・デメリットを解説します。
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クラウド型
クラウド型の給与計算ソフトとは、インターネットに接続して利用するタイプです。インターネット環境があれば、どこからでも利用できます。価格は1ユーザーあたり500円前後と安価に見えますが、企業規模によってはランニングコストが高額になるでしょう。
10人の企業であれば月額5,000円程度で済みますが、1万人規模の企業の場合は500万円かかるケースもあります。ユーザー数が増えるほどにコストが膨らむので、注意が必要です。初期費用は安価なため、手軽にソフトを使いたい中小規模の企業に向いています。
インストール型
インストール型の給与計算ソフトとは、ソフトをダウンロードして利用するタイプです。価格は買い切りで5,000円~20万円程度となっており、選ぶソフトによって価格帯が大きく異なります。
買い切り型なので初期費用は高額になりがちですが、ランニングコストがかからない点が大きなメリットです。保守やバージョンアップのための費用は必要になりますが、初期費用以外のコストがかかりにくいため、従業員数の多い大規模な企業にも向いています。
オンプレミス型
オンプレミス型の給与計算ソフトとは、自社でサーバーを構築して使用するタイプです。3つのタイプの中でも機能が充実していることが多いものの、初期費用とランニングコストの両方が高額になる傾向にあります。
自社で開発するため高額な開発費用がかかるほか、開発に関わる従業員の人件費も考えなければなりません。オンプレミス型は自社に合ったソフトを開発しやすく、カスタマイズも可能ですが、費用が高額である点には注意しましょう。
給与計算ソフトの価格を左右するその他の要素
給与計算ソフトの値段を左右するその他の要素としては、対応できる業務の範囲や他システムとの連携可否などが挙げられます。自社に必要な機能が揃っていなければ意味がないため、価格と機能のバランスを見ながら自社に合うソフトを選びましょう。
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給与計算ソフトの値段を左右するその他の要素
対応できる業務の範囲
給与計算ソフトは、選ぶソフトによって対応できる業務の範囲が異なります。例えば、Web給与明細の発行ができるソフトの場合、紙での発行が不要になって非常に便利です。また、中には社会保険の手続きが一緒に行なえるソフトもあります。
ソフトによって対応できる業務や機能が異なり、それらの充実度によって価格も変動するため、価格と機能のバランスを見ながら自社に合ったソフトを選ぶようにしましょう。
他システムとの連携可否
給与計算ソフトは、特に勤怠管理システムなどと連携すると効率の良い管理ができるようになります。ただし、連携機能の有無もソフトによって異なるため、すでに利用している勤怠管理システムがある場合には連携の可否を確認しておきましょう。
勤怠管理システムと言っても多くの種類があるため、ソフトによっては連携できない場合もあります。同じベンダーが提供しているソフトやシステムは連携しやすいことが多いため、あわせてチェックしてみましょう。
サポート体制
給与計算ソフトは、安価なプランほどサポート体制が弱い傾向にあります。高額なソフトだからといってサポート体制が充実しているとは限らないため、手厚いサポートを受けたい場合には事前に内容を確認しておきましょう。
また、サポート自体が有料なケースもあります。オプションとしてサポートをつけられるソフトもあるため、利用の際は費用や内容をあわせてチェックするのがおすすめです。サポートにも無料・有料があるので、内容の違いなどを確認して診ましょう。
作成可能な帳票
給与計算ソフトは、選ぶソフトによって作成可能な帳票が異なります。作成できる帳票には、給与明細・源泉徴収票・賃金台帳・給与支払報告書・年末調整申告書・社会保険料申告書などがあるため、自社に必要なものが揃っているか確認しましょう。
中には、厚生年金保険や健康保険料、雇用保険料などの納付書が作成できるソフトもあります。作成できる帳票が多いと費用が高額な傾向にあるため、費用もあわせて考慮しながら選ぶのがおすすめです。
導入前に無料トライアルで試してみるのがおすすめ
給与計算ソフトは選ぶサービスによって価格が大きく異なるほか、備わっている機能や対応できる業務の範囲によって利用料金に差があります。自社に合ったソフトを選ぶためには、価格に注目してみることも大切でしょう。
しかし、価格だけで判断せずに無料トライアルなどで試して比較するのがおすすめです。機能面や操作性などに注目しながら、実際にソフトを使って試してみましょう。また、個人事業主や少人数の企業の場合は、無料プランやExcelでの管理で十分な場合もあります。
給与計算システムの導入を成功させるために|流れと注意点を解説
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徹底比較で分かったおすすめ給与計算ソフト10選
ここでは、数ある給与計算ソフトを比較して判明した、おすすめ給与計ソフト10選を紹介します。給与計算のタイプや目的別に紹介しているので、資料請求と合わせて是非活用してください。
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【少人数・中小企業向け】給与計算ソフトおすすめ9選|比較ポイントも
個人事業主や少人数・中小企業でも給与計算ソフトを導入することで、業務の効率化に繋がります。しかし、クラウド型やインストール型など種類が多く迷ってしまう場合も。本記事では、少人数や中小企業向け給与計算ソフトの選び方とともに、おすすめ9選を紹介します。
ERPタイプ|従業員数300名〜1,000名程度
大手ならではの複雑な給与計算や福利厚生にも対応「COMPANY」
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ここが少し気になる…
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ここが少し気になる…
- 勤怠管理や労務管理は他サービスで対応する必要がある
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給与計算ソフトのおすすめ比較一覧表
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まとめ
給与計算ソフトの価格はタイプや機能で異なるほか、対応できる業務の範囲やサポート体制の充実度などによっても異なります。自社に合ったソフトを選ぶためには価格だけに注目するのではなく、機能や操作性も重視しましょう。
また、クラウド型・インストール型・オンプレミス型の給与計算ソフトには、それぞれメリット・デメリットがあります。ソフト選びに迷った際は、ぜひ本記事の内容を参考に自社に合ったものの導入を検討しましょう。
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