少人数企業向け給与計算ソフトおすすめ8選(全18選)を比較|中小企業向けソフトも
Check!
- 小規模法人や中小企業にこそ給与計算ソフトは必要
- 気になるソフトは資料請求で比較検討しよう
小規模法人や中小企業でも給与計算ソフトを導入することで、経理や財務業務の効率化に繋がります。今回は少人数企業や中小企業におすすめの給与計算ソフトをご紹介。クラウド型やインストール型、導入コストの安い給与計算ソフトなど合わせて紹介します。
少人数企業向けおすすめ給与計算ソフトを今すぐ見る
目次
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弥生株式会社
【PR】弥生給与 Next
GOOD
ここがおすすめ!
- すべての機能が初年度無償で使える
- 勤怠情報を入力すれば、給与計算は自動でラクラク
- 年末調整業務のペーパーレス化でコストを削減
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ここが少し気になる…
- 勤怠管理や労務管理は他サービスで対応する必要がある
給与計算ソフトの始め方
給与管理を行う経理担当者や経営者の方にとって、自社に最適な給与計算ソフトを判断するのは容易ではありません。給与計算は企業運営において極めて重要な業務であり、正確かつ効率的に行うことが求められます。
給与計算ソフトの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適な給与計算ソフトを選びましょう。
少人数・中小企業におすすめの給与計算ソフト8選
ここでは、数ある給与計算ソフトを比較して判明した、少人数・中小企業向けの給与計算ソフトを紹介します。資料請求と合わせて自社に最適なソフトを選びましょう。
おすすめ給与計算ソフト 早見表
おすすめ給与計算ソフトをピックアップ!
低コストで導入できる 誰でも使いやすい給与計算ソフト
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勤怠から給与明細まで 労務業務をこれ1つで完結
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GOOD
ここがおすすめ!
- 給与や賞与明細・源泉徴収票などインターネット上で確認できペーパーレス化に
- 社会保険や労働保険・年末調整など年次業務にも対応
- シリーズ連携で人事情報から給与計算・各種社会保険の電子申請までジンジャーで完結
- 優れたUIで価格も安く気軽に導入しやすい
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ここが少し気になる…
- 所得税や住民税率は手動で変更する必要がある
フリー株式会社
freee人事労務
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ここがおすすめ!
- 従業員情報や給与計算などあらゆる人事労務情報がこれ1つで完結
- 国内シェアNo.1のAWSを採用し企業のデータを厳重に管理
- アラート機能でイレギュラーな業務の抜け漏れを防ぐ
- 既存業務の見直しや操作法のレクチャーなど専任担当が継続的にサポート
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ここが少し気になる…
- freee会計と連携した際の画面切替が手間
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与や賞与計算だけでなく通勤手当の自動計算にも対応
- 税務署や年金事業所といった役所に必要な帳簿を自動出力
- Todoリストやメモ機能・途中入社や退職者の表示アシストで、業務の抜け漏れを防ぐ
- 暗号化プロトコルSSL(256bit)採用や、IPアドレス制限など万全のセキュリティ
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ここが少し気になる…
- ジョブカンシリーズで連携できるものの、連携できる機能には縛りがある
- サポート体制に不満の声も
GOOD
ここがおすすめ!
- 勤怠管理や労務管理・マネジメントシステムなど外部サービスとの幅広い連携
- 金融機関と連携でき、給与計算から振込までオンラインで完結
- Web給与明細発行で経費も手間も削減
- シンプルでわかりやすいモダンなUI
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ここが少し気になる…
- 源泉徴収票や年末調整には対応していない(マネーフォワード クラウド年末調整を導入する必要がある)
- アラート機能がない
GOOD
ここがおすすめ!
- すべての機能が初年度無償で使える
- 勤怠情報を入力すれば、給与計算は自動でラクラク
- 年末調整業務のペーパーレス化でコストを削減
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ここが少し気になる…
- 勤怠管理や労務管理は他サービスで対応する必要がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与明細の専用紙を購入する必要なく、コストを抑えられる
- 有料版と無料版のプランを備えてダウングレードも可能なため、今後従業員の増減がある場合も安心して使える
- 無料版の期間の制限はなく、豊富な機能を無制限で使える
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ここが少し気になる…
- マイナンバーの管理には「フリーウェイマイナンバー」の連携が必要となる
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ここがおすすめ!
- 給与計算から年末調整まで、人事労務に必要な機能が揃って基本無料で使える
- 従業員の多様な勤務形態に対応し、固定金額や各種保険料などの細かな設定も可能
- データの自動バックアップ・暗号化通信・二重保管で安心のセキュリティ
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ここが少し気になる…
- 無料で使えるが故に、サポート体制が弱い
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ここがおすすめ!
- 質問に答えるだけの簡単導入で部門や社員情報もスムーズに移行できる
- 年末調整や各種保険処理・e-Taxに対応し、提出書類の作成から提出までこれ1つで完結
- 訪問指導サービスや助成金補助金診断ナビなど充実したサポート体制
- 小規模法人のスタートアップに最適
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ここが少し気になる…
- Macには対応していない
おすすめ給与計算ソフト比較一覧表
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低コストで導入できる 誰でも使いやすい給与計算ソフト
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勤怠から給与明細まで 労務業務をこれ1つで完結
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給与計算ソフトとは
給与計算ソフトとは、毎月の給与計算・社会保険料の算出・年末調整などの業務のサポートをしてくれるシステムです。法改正に伴う雇用保険料や所得税の変更に自動対応できるものも多く、その機能や役割はさまざまです。
給与計算ソフトを導入すれば、業務の効率化はもちろんのこと、担当者の負担を減らし人為的ミスの防止や人件費削減などの効果にも繋がります。また、クラウド型の給与計算ソフトであれば、Web上で簡単に給与明細や源泉徴収票の管理ができ便利です。
少人数向けの給与計算ソフトは必要最低限の機能を備えているので、導入にかかる複雑な設定が不要です。また、インターフェースがシンプルなので難しい操作も必要ありません。すぐに使えて直感的に操作できるのが大きな特徴です。
給与計算ソフトとは?機能やメリット・デメリット・選び方を解説
給与計算ソフトとは、給与計算の自動化や給与明細の発行などを行えるソフトです。業務の効率化や法改正にも対応できる利便性があります。本記事では、給与計算ソフトをよく知らない方のために、機能やメリット・デメリット、選び方を解説しています。
給与計算ソフトを導入する必要性
給与計算ソフトが便利だと知っている反面、本当に必要なのかと疑問に思う方も多いでしょう。従来の給与計算では、表計算ソフトで関数を用いて給与の算出ができたものの、社会保険料率や税率、残業時間の区分などは手作業で計算する必要がありました。
経理や人事の業務を給与計ソフトに一任することで、勤怠データをもとに社会保険料率や税率、残業時間の区分なども自動で算出してくれます。もちろん勤怠データは蓄積されていくので、それらをもとに賃金台帳や源泉徴収票などの帳簿も自動作成が可能になります。
給与計算ソフトの導入で人員も時間も大幅に削減できるとなれば、業種や規模に関わらずどんな企業も導入する必要性は高くなります。月末や期末に集中しがちな業務の効率化を図り、コア業務に集中できる環境を整えていきましょう。
従来の給与計算 | 給与計算ソフト導入後 |
表計算ソフトを細かく設定 | 勤怠データから自動計算 |
社会保険料率や税率、残業時間などは自力で計算 | |
労働日数・時間、基本給、控除額などを帳票に手入力 | 勤怠データや過去の記録から自動作成 |
源泉徴収簿、源泉徴収票の作成も担当 |
少人数の企業が給与計算ソフトを導入するメリット
事務的な業務が属人化しやすい少人数の企業にこそ、給与計算ソフトの導入がおすすめです。ここでは、導入によって得られるメリットを4つ取り上げ、詳しく解説していきます。
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少人数の企業が給与計算ソフトを導入するメリット
業務の効率化ができる
少人数の企業では、限られた人数の担当者が複数の業務を兼任していることが少なくありません。事務担当者の人数が少ないとそれだけ業務の負荷が集中してしまい、労働条件の悪化にも繋がります。
給与計算業務を自動化すると作業時間の短縮に繋がり、このような事態を未然に防げます。操作が簡単なものやクラウド型のものなら、ソフトにアクセスすることで誰でも操作できるため、業務の透明性を高め属人化を解消する効果も期待できます。
ミスを削減できる
給与計算業務を人力で行う場合、ヒューマンエラーによるミスの発生が課題となります。エクセルに手入力を行なうなど、人の手を介する作業が多ければ多いほどミスの可能性も高くなってしまいます。
給与計算ソフトの利用によって人力で行う工程を削減できると、ミスの削減に繋がります。勤怠管理データとの連携による自動計算機能を備えたものや、各種社会保険料率の変更などが自動で行えるものを選べば、より正確な給与計算が可能です。
コスト削減に繋がる
給与計算業務を自動化することで作業時間が短縮され、人件費の削減に繋がります。また、ソフトに入力した情報は提供形態に応じてサーバーやパソコン上に保管されます。紙で保存する必要がなくなるため、ペーパーレス化を推進していきたい会社にもおすすめです。
法改正に対応できる
給与計算を行う場合は法改正内容の確認が必須となります。例えば、2023年4月より中小企業における割増賃金率が変更になっています。給与計算の担当者がこのような法改正を認識していなければ、コンプライアンスに違反してしまう可能性もあります。
クラウド型の給与計算ソフトは、定期的なアップデートを行うだけでこのような法改正にも自動で対応できます。過去の反映漏れによる遡求対応は大きな負担となるため、法改正には十分に注意しましょう。
参考:月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が引き上げられます|厚生労働省
少人数企業向けおすすめ給与計算ソフト少人数の企業が給与計算ソフトを導入するデメリット
少人数の企業が給与計算ソフトを導入した場合、デメリットも発生します。ここではデメリットを2点取り上げ、詳しく解説していきます。
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少人数の企業が給与計算ソフトを導入するデメリット
初期設定やデータの移行が必要
従来の給与計算をエクセルで行なっていた場合、過去のデータを給与計算ソフトに移行させる作業が発生します。費用を支払い移行作業を委託できるサービスもありますが、少人数の場合は自社で対応するケースが多いです。
エクセルで管理していた期間が長いと、移行データの量も膨大になり導入時の手間がかかります。また、導入するソフトの提供形態に応じた初期設定の対応も必要になります。
ソフト導入にコストがかかる
給与計算ソフトの導入には相応のコストが発生します。特に、インストール型など初期費用がかかる形態のものは具体的な金額を確認しておきましょう。初期費用の金額だけでなく、ランニングコストも含めたトータルコストを把握することが重要です。
給与計算ソフトは、少人数であれば無料で利用できるサービスもあります。人数が数名以下などの企業は無料のものを探してみるのもおすすめです。
給与計算ソフトの主な機能
ここでは給与計算ソフトの機能について詳しく解説していきます。
機能 | 主な内容 |
---|---|
給与の自動計算・一括振込 | 所得税・社会保険料などを反映させた給与支給額を自動計算し、銀行振込手続きまでを一括で行う。 |
給与明細書の閲覧・発行 | 給与明細書を自動作成・発行、過去に発行した給与明細の閲覧が容易。 |
勤怠管理 | 出・退勤時刻および残業時間・遅刻回数の管理を行う。休日取得の有無も容易に把握可能。 |
法定料率変更の自動対応 | 法定料率変更時に、自動で情報をアップデートし反映する。 |
年末調整の対応 | 控除額計算・帳票作成を自動で行い、年末調整の諸手続きを効率化。 |
法定三帳簿の作成 | 勤怠管理データベースを元に、法定三帳簿を自動作成。 |
マイナンバーの管理 | マイナンバーを暗号化し安全に管理。また、退職時は一定の保管期間後に復元不可能な状態で完全に削除。 |
給与の自動計算・一括振込
所得税・社会保険料・諸手当など、個人個人に合わせて計算するのは非常に面倒で非効率です。給与計算ソフトを使えば、それらの業務を全て自動で行えます。給与の一括振込に対応したソフトなら、オンラインバンキングで一斉に給与振込処理を行うことも可能です。
わざわざ銀行に出向いたり、振込先の口座情報を毎回手入力する必要がないなど、これまで人の手に頼ってきた振込業務を自動化できます。また、振込額も自動で取り込めるため、転記・入力ミスなど人為的なミスを削減できるおすすめの機能です。
給与明細書の閲覧・発行
給与計算と同時に、給与明細書の作成・発行を行います。給与明細がデータ化されているため、過去の給与明細データが必要になった場合の検索・閲覧も容易です。従業員も給与明細をパソコンやスマホから確認でき、利便性が向上します。
手書き作業による転記ミスや、紙ベースの書類を探す労力がなくなり、印刷時間・用紙代
などのコスト削減も実現可能です。
勤怠管理
勤務日数・残業時間・遅刻回数など、従業員の勤怠に関する情報を一括管理できます。人的ミスをなくして、より正確な給与計算・勤怠管理が可能です。
諸手当の条件を細かく設定している企業では、手当の条件に該当する社員をソフトが自動で割り出し金額も自動計算してくれるため、作業の手間が省けます。
法定料率変更の自動対応
社会保険料は、従業員の年齢・給与額に応じた等級・社会保険料率を元に割り出しています。法定料率変更に自動対応している給与計算ソフトを使えば、常に最新の法定料率に自動アップデートされているため、古い情報を誤って使用するミスを防げます。
社会保険料は計算が複雑で人的ミスが起こりやすいため、法定料率変更に対応しているソフトを選ぶと安心です。
年末調整の対応
年末調整に対応した給与計算ソフトを導入すれば、毎月の給与データを使用して年末調整を行えます。従業員の給与から源泉徴収された税金額を自動で割り出し、それをもとに年末調整に必要な書類・申請書の作成から電子申請まで行え、業務の負担を軽減できます。
従業員にPC・スマホを使って質問に答えてもらうだけで、年末調整に必要な情報収集が完了します。従業員はスマホカメラで必要書類を撮影すればいいので、生命保険などの控除書類やマイナンバーカードを提出したりコピーする手間がかかりません。
経理担当者・従業員の双方にとってメリットが多いおすすめの機能です。給与計算ソフトを導入するなら、年末調整に対応しているものをぜひ検討してみてください。
法定三帳簿の作成
労働基準法で作成が義務づけられており、助成金の受給にも必須の「労働者名簿」「賃金台帳」「出勤簿」の法定三帳簿は、労働基準監督署の監査などで不備が発覚すると30万円以下の罰金が科せられます。法律違反をしないためには、確実な帳簿作成が必要です。
法定三帳簿を人の手で作成するのは多大な労力を要し、また人的ミスが発生する恐れもあるますが、法定三帳簿に対応した給与計算ソフトなら登録してあるデータをもとに法定三帳簿の自動作成が可能です。これにより、集計時間の短縮・人為的ミスの防止が見込めます。
マイナンバーの管理
マイナンバー管理に対応している給与計算ソフトなら、保管や取り扱いが難しいマイナンバーの管理にも役立ちます。この機能があると、マイナンバーは暗号化して登録され、退職時には保管に必要な一定期間を過ぎると復元できない状態で完全に削除されます。
さらには、2段階アクセス認証・アクセスログ機能など、万全なセキュリティ対策で個人情報の保護が可能です。また、給与計算ソフトのマイナンバー管理機能は法律に準拠しており、法律に合わせた形式で管理ができるのも嬉しいところ。
従業員の入退社ごとにマイナンバー情報の登録・削除をしていると起こりがちな人為的ミスを減らせるのもポイントです。年末調整では、源泉徴収税額の計算・年末調整の諸手続きが容易になりますので、マイナンバー管理に対応しているかチェックしておきましょう。
少人数企業向けおすすめ給与計算ソフト給与計算ソフトの選び方
給与計算ソフトの導入を検討する際、自社に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは給与計算ソフトの選び方について詳しく解説していきます。
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給与計算ソフトの選び方
自社の企業規模に合わせて選ぶ
給与計算ソフトは、企業規模や従業員の人数によって機能やコストが異なります。中小企業と大企業では給与計算に必要となる機能が変わってくるため、自社の規模に合っているかどうかを最初に確認しておきましょう。
30名以下の小規模企業|給与計算特化タイプ
給与計算特化タイプは、主に給与の自動計算・明細発行に機能が絞られ、低コストで導入できるのが特徴です。給与計算に特化しているため、従業員30名以下の小規模企業に向いています。
中にはマイナンバー管理機能やWeb明細発行機能を持つ製品もあり、労務管理分野をカバーすることも可能です。
300名程度の中小企業|人事給与タイプ
人事給与タイプは、給与計算・管理のみならず勤怠・労務管理機能も備えており、人事・労務の分野までカバーできるのが特徴です。外部の勤怠・労務管理システムと連携しやすく、会社体制・業務フローの変化に柔軟に対応しながら業務システム化の範囲を広げられます。
企業の成長に合わせて段階的に機能拡張できるため、今後会社の成長により会社体制・業務フローの変化が見込まれる中小企業におすすめです。
300〜1,000名以上の中小・大企業|ERPタイプ
ERPタイプは、社員・金銭・商品・情報を1つに集約して統合的に管理するERP(基幹系情報システム)を活用しているのが特徴です。人事管理のほか販売・会計など幅広い領域をカバーし、各データをシームレスに共有・活用できるメリットがあります。
業務を一括で集中管理できるため、拠点が複数ありルールが複雑化している中小・大企業におすすめです。一部、小企業向けのソフトも販売されています。
自社の体制や業務フローに合わせて導入方法を確認
給与計算ソフトの導入方法は主に、クラウド型・インストール型・オンプレミス型の3つに分かれます。企業によって適した形態が異なるので、それぞれの特徴を確認して選びましょう。
インストール型
インストール型は、パソコンにソフトウェアをインストールし、パソコンやサーバー上で給与計算を行います。オフラインでの使用も可能です。ソフト購入費用が数万円程度かかるものの、その後のランニングコストが不要でコストを抑えられるのが最大のメリットです。
クラウド型
クラウド型は、インターネット上のサイトで使用します。常に最新データに自動更新され、法改正・税率改定などに合わせて手作業で更新する手間が省けるため、業務フローを大幅に削減できます。
スマートフォンで利用できるシステムもあり、勤怠データと連携しテレワークなどのさまざまな勤務形態で利用できます。
オンプレミス型
オンプレミス(On-Premses)型は、社内サーバー・通信回線を使用してシステムを構築し、自社運用を行うタイプです。ネットワーク・サーバ構築、システム開発など導入までに多大な金銭・人的コストが発生しますが、導入後はメンテナンス費用以外の維持費がほとんどかからず、カスタマイズの自由度も高いため、雇用形態が多様な大企業向けの導入形態です。
給与計算に必要な機能を確認
給与計算ソフトの機能はさまざまです。自社の給与計算業務における課題を洗い出すことで、どのような機能を備えたものを選べばよいかがわかります。また、必要な機能を把握しておけば、無駄なコストをかけずに適切な給与計算ソフトを選ぶことができます。
既存システムとの連携機能
給与計算業務を効率化させるにあたり、勤怠管理システムとの連携は必須となります。社内で複数のシステムを利用している場合は、互換性を確認してから選びましょう。
経費精算システムと連携できるものなら、精算額を自動的に取り込み給与に反映させることも可能になります。経理ソフトから給与計算ソフトに情報を転記する作業が必要なくなるため、人的コストの削減にも繋がります。
年末調整の対応機能
給与計算業務を自社で行なっていても、年末調整は外部に委託している会社が多くあります。年末調整に対応できる給与計算ソフトを導入すれば、自社で年末調整を行うことも可能です。
年末調整を外部へ委託していると、提出や回収などのやりとりに手間がかかる場合があります。自社で年末調整を行えば、提出があったものから少しずつ処理できるため作業に余裕が生まれやすくなり、委託費用がかからないというメリットも得られます。
自動計算機能
給与計算を自動化できることは、給与計算ソフトの導入によって得られる大きなメリットの1つです。勤怠情報のインポートから計算までを自動化できるものなら、残業代などの計算もスムーズになります。
ソフトによって自動計算できる範囲は異なるため、対応可能な範囲を確認してから選ぶことが重要です。各種社会保険料率の変更や社保等級の改定なども自動計算できるソフトを選べば、より正確で効率的な給与計算業務を実現できます。
一般的に従業員数が多いほど給与計算業務の負荷が高まるため、規模の大きい会社ほど恩恵を感じやすくなるでしょう。
勤怠管理システムやほかサービスと連携できるか
給与計算は勤怠管理システムとの連携が不可欠です。すでに勤怠管理システムを導入している企業は、給与計算ソフトが自社の勤怠管理システムと連携できるか、必ず確認しましょう。
また給与計算ソフトの中には、会計システムや経費精算システムなどと連携可能な製品もあります。経費精算システムと連携すれば、給与計算と一緒に経費精算が可能です。ソフトによって連携できるシステムは異なるので、導入前に確認しておきましょう。
サポート体制はセキュリティ対策は充実しているか
給与計算ソフトは、サービスの提携状態により導入や設定の難易度が異なります。操作中にトラブルが発生した際、電話やメール・チャットでの連絡・相談ができると心強いです。連絡手段や営業時間と合わせて確認しておきましょう。
また、従業員の個人情報やマイナンバーを安全に管理するために、セキュリティ対策も確認しましょう。担当者の権限に応じたアクセス制限の機能があるか、情報が暗号化されているかなどは、最低限確認するべき項目です。
費用や無料トライアルの有無を確認
給与計算ソフトは、導入する製品や提供形態によってコストに大きな違いがあります。初期費用の安さだけを意識するのではなく、月々にかかる費用や、導入によって削減できる費用などと照らし合わせてソフトを検討しましょう。
また、給与計算ソフトの操作性や機能性を確認するためにも、無料トライアルを利用するのがおすすめです。複数の給与計算ソフトを実際に利用し、比較することで自社にあった最適な製品が選べます。
少人数企業向けおすすめ給与計算ソフト業界シェアが高い給与計算ソフトランキング3選
ここではMM総研が実施したクラウド給与計算ソフトの利用状況調査*を元に、業界シェアが高い給与計算ソフトをランキングで紹介します。給与計算ソフトを検討する際に、ぜひ役立ててください。
1位:クラウド給与計算ソフト「freee」
フリー株式会社
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ここがおすすめ!
- 従業員情報や給与計算などあらゆる人事労務情報がこれ1つで完結
- 国内シェアNo.1のAWSを採用し企業のデータを厳重に管理
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ここが少し気になる…
- freee会計と連携した際の画面切替が手間
2位:「給与ワークス」シリーズ
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ここがおすすめ!
- クラウドERPシステムで財務管理や販売管理・年末調整・マイナンバー管理など、あらゆる給与計算業務を完全網羅!
- マウス操作を削除したテンキー入力で高速入力が可能
- 会計データを即時に集計し、損益計算書や決算書などの書類を自動で作成できる
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ここが少し気になる…
- 機能が充実しているが故に、コストがかかる
3位:「マネーフォワード クラウド給与」
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ここがおすすめ!
- 勤怠管理や労務管理・マネジメントシステムなど外部サービスとの幅広い連携
- 金融機関と連携でき、給与計算から振込までオンラインで完結
- Web給与明細発行で経費も手間も削減
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ここが少し気になる…
- 源泉徴収票や年末調整には対応していない(マネーフォワード クラウド年末調整を導入する必要がある)
- アラート機能がない
コラム|給与計算ソフトの市場規模
給与計算ソフトの市場規模は年々拡大傾向にあります。ICT市場調査コンサルティングのMM総研が行った調査*によると、従業員300人未満の中小企業等の44.0%が給与計算業務に給与計算ソフトを利用しています。
※ 画像はMM総研から引用
調査結果ではクラウド型の普及率が低いように見えますが、近年クラウド型給与計算ソフトの利用率は上昇傾向にあります。MM総研の調査でも給与計算ソフト購入者の2割以上がクラウド型を選択し、今後も利用社が増えることが見込まれています。
コラム|クラウドサービスの市場規模
クラウド型が選ばれるのは給与計算ソフトだけではありません。総務省の調査*によると、2016年から2020年にかけてクラウドサービスの利用率が増加傾向にあり、一部事業所だけでなく社内全体のシステムをクラウド化する企業も年々増加傾向にあります。
※ 画像は総務省から引用
また総務庁の調査*によると、クラウドサービスを利用した企業の87.1%が「非常に効果があった」または「ある程度効果があった」と回答しています。
社内全体のシステムをクラウド化することで、部署やチームを問わず情報をスムーズに共有できるほか、運用コストの削減や担当者の負担を軽減し、社内全体の業務効率化に繋がります。
少人数企業向けおすすめ給与計算ソフトその他のおすすめ給与計算ソフト
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ここがおすすめ!
- 給与計算から年末調整まで、人事労務に必要な機能が揃って基本無料で使える
- 従業員の多様な勤務形態に対応し、固定金額や各種保険料などの細かな設定も可能
- データの自動バックアップ・暗号化通信・二重保管で安心のセキュリティ
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ここが少し気になる…
- 無料で使えるが故に、サポート体制が弱い
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ここがおすすめ!
- オンプレミスのPCA給与計算ソフトを、初期費用を抑えたサブスク形式で利用
- 月次の給与計算や年末調整など中小企業に必要な機能を搭載
- 充実のサポート体制とセキュリティでトラブルにも迅速に対応
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ここが少し気になる…
- シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない
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ここがおすすめ!
- あらかじめ登録された明細項目と自動計算で明細書を簡単作成
- 社会保険や年末調整・マイナンバーの管理もこれ1つ
- MJSのクラウドサービスとのデータ連携で更なる業務の効率化
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ここが少し気になる…
- シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない
機能の詳細や利用イメージは
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ここがおすすめ!
- 顧問先とはクラウド経由で共有でき、急な変更があってっも給与計算結果を手早く送れる
- 顧問先5社で契約すると2年目以降の保守料金が無料になる
- 社労士有資格者や実務経験豊富なスタッフを揃え、サポートも手厚い
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ここが少し気になる…
- あくまでも社労士のための給与計算システムのため、企業での導入の場合機能の過不足が気になる場合がある
オープンアソシエイツ株式会社
RoboRoboペイロール
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ここがおすすめ!
- 社会保険労務士監修!給与計算の1次チェックを給与計算業務のプロにお任せ
- 社員やアルバイトなど柔軟な勤務体系に対応
- 導入から運用まで充実のサポート体制
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ここが少し気になる…
- 操作に慣れるまでが大変
株式会社ヒューマンテクノロジーズ
KING OF TIME 給与
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ここがおすすめ!
- シンプルで使いやすい画面設計で導入がスムーズ
- 自動読み取り機能で年末調整の手間や負担を軽減
- 勤怠管理や人事労務・データ分析までバックオフィスを一元管理
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ここが少し気になる…
- 一括申請ができない
株式会社日本デジタル研究所(JDL)
JDL IBEX 給与 net2
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ここがおすすめ!
- 賞与・各種台帳・勤怠データとの連携が行え、給与業務周りをトータルして効率化できる
- 操作性がよく、社員情報の一括訂正や振り込み依頼データにも対応している
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ここが少し気になる…
- マイナンバー管理や年末調整・社会保険算定は別途申込が必要になる
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ここがおすすめ!
- 毎月の給与明細を電子化できるだけでなく、オプションを使用すれば年末調整の電子化も
- オプションが充実しており、必要に応じて「安否確認機能」や人事・労務機能と組み合わせられる
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ここが少し気になる…
- 毎月の明細を電子化する機能がメインかつ、詳細なプランや機能は問い合わせが必要
料金の詳細や利用イメージは
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ここがおすすめ!
- 100におよぶ給与項目設定で多様な企業環境や給与体系に対応
- 年末調整や各種書類作成も申告データを入力するだけで完了
- 充実のサポート体制とセキュリティでトラブルにも迅速に対応
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ここが少し気になる…
- シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない
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ここがおすすめ!
- 従業員一人ひとりの多様な働き方に対応
- オンラインでのバックアップにデータ紛失等のトラブルを防ぐ
- ユーザーサポートや操作サポートがついて導入後も安心
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ここが少し気になる…
- UIがイマイチ
少人数企業・中小企業におすすめの給与計算ソフト比較一覧表
まとめ
小規模法人や中小企業が給与計算ソフトを導入する場合は、自社が求める機能やサービスが提供されているか確認しましょう。またクラウド型やインストール型で特徴は大きく異なります。特徴を把握して費用対効果を検討してから絞り込むのがおすすめです。
また導入前には無料トライアルを利用すると、製品の使い勝手や機能などが把握できます。無料トライアルには資料請求が必要です。資料請求は無料で行えるので、気になる製品があればその分資料請求して、自社に最適な給与計算ソフトを選びましょう。
少人数企業向けおすすめ給与計算ソフト経理業務を効率化!関連サービスはこちら
タイプ別おすすめ給与計算ソフト
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