固定資産管理システムおすすめ10選(全23選)を徹底比較!|選定のポイントや導入時の注意点を解説
Check!
- 厳選した固定資産管理システムをタイプ別にご紹介!
- システム選定の際は、導入形態や欲しい機能が入っているかを確認!
- 気になるサービスは、資料請求で詳細を確認するのがおすすめ!
固定資産管理システムとは、企業が保有・使用する土地・建物・設備・車両などの固定資産の情報を一元管理し、管理の効率を上げるためのシステムです。本記事では、徹底比較して分かったおすすめの固定資産管理システムと選び方、導入時の注意点などを詳しく解説しています。
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目次
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導入前に知っておきたい!固定資産管理システムの始め方
固定資産管理を行う総務や経理担当者の方にとって、最適な固定資産管理システムを判断するのは容易ではありません。固定資産管理は企業運営において極めて重要な業務であり、正確かつ効率的に行うことが求められます。
固定資産管理システムの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適な固定資産管理システムを選びましょう。
固定資産管理システムのおすすめ10選
ここでは、数ある固定資産管理システムを比較して判明した、おすすめの固定資産管理システム10選を紹介します。商品の特徴も紹介しているので、資料請求と合わせて自社に最適なサービスを検討しましょう。
固定資産管理システムの種類
固定資産管理システムは、大きく分けて3つの種類に分類されます。まずはそれぞれの特徴を比較して、自社の求めるタイプのシステム導入を検討しましょう。
\気になる項目をクリックで対象のサービスへジャンプ/
システムの種類 | 特徴 | おすすめな企業 |
\Click/ 固定資産管理特化型 | 固定資産管理に特化したタイプ | 複雑な固定資産管理にも対応できる 柔軟なシステムを探している |
\Click/ ERP・会計システム統合型 | ERPシステムや会計システムに 固定資産管理機能が搭載 されているタイプ | リアルタイムな情報共有や 業務の効率化を実現したい |
\Click/ 現物管理特化型 | 現物管理に特化したタイプ | 現物管理業務の効率化 を図りたい |
固定資産管理システムおすすめ10選早見表
迷ったらこれ!おすすめ固定資産管理システムをピックアップ
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タイプ別 | 固定資産管理システム特徴比較
固定資産管理特化型
固定資産管理に関わるすべての業務を効率化「マネーフォワード クラウド固定資産」
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド固定資産
固定資産管理業務をクラウド上で完結させ、資産のリアルタイムな把握・反映を行うなら、導入支援が充実したマネーフォワード クラウド固定資産の導入がおすすめです。
評判・口コミを紹介
マネーフォワード クラウド固定資産を導入したことで、固定資産にかかるルーティン業務の時間は導入前の半分程度まで削減できました。業務改善や新たな取り組みについて考えるためには、ルーティン業務を効率化してルーティン外の業務に割ける時間を作ることが大事だと考えていますので、そうした面で非常に役立っています。
固定資産の導入事例(株式会社エス・エム・エス)|マネーフォワード クラウド
GOOD
ここがおすすめ!
- 写真だけでなく、証憑データ・ワークフローの申請リンクも添付可能
- 最大3つまで台帳が保管できる
- 減価償却の計算方法は複数あり、減価償却費はリアルタイムで反映される
MORE
ここが少し気になる…
- 詳細料金や導入フローは問い合わせが必要で、導入から稼働までは大体2~3か月かかる
高機能で柔軟な固定資産管理ソリューション「ProPlus固定資産システム」
GOOD
ここがおすすめ!
- 「有形固定資産」「無形固定資産」どちらも管理が行える
- 多言語・多通貨が使えて海外税務も標準機能
- 固定資産管理に必要な機能を網羅しており、制度改正にも素早く対応
MORE
ここが少し気になる…
- 詳細な料金プランや対象規模は問い合わせで確認
シンプルで使いやすい固定資産管理ツール「FAManager」
評判・口コミを紹介
『FAManager』では、「固定資産明細の切り出し」機能で、「税務」「会計」の計算結果を1つのファイルで確認できます。また、「レイアウト設計」機能の活用により、検証に必要な項目に絞って出力できます。その結果、出力項目が網羅的でありながらムダのないものになっているため、検証作業が非常に簡単になりました。今では、月次の検証が速ければ2時間程度で終わるようになっています。
ユーザー事例(横浜信用金庫様)|TKCグループ
GOOD
ここがおすすめ!
- データ連携で固定資産の登録から会計・税務まで一貫で管理できる
- 固定資産とリース資産の処理機能を標準搭載しており、上場企業の業務に対応
- 税務・会計の専門家によるサポートで導入から税制面のヘルプまで安心
MORE
ここが少し気になる…
- 導入までに3~6ヶ月かかる
多機能でスケーラブルな資産管理サービス「総合資産管理サービスA.S.P. Neo 3.0」
三井住友ファイナンス&リース株式会社
総合資産管理サービスA.S.P. Neo 3.0
評判・口コミを紹介
固定資産を一括で登録できますし、店舗間で資産を移す、あるいは廃却する時も処理がしやすいと感じます。当社は毎月のように店舗間で備品を移動したり、改装した際に廃却する資産が生じたりするので、作業負担が少ないのはありがたいです。特に最近は、業態の多様化とともに固定資産の種類が増えているので、システムでしっかり管理できる安心感があります。
導入事例(ゴディバ ジャパン株式会社)|三井住友ファイナンス&リース株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- 「有形固定資産」「無形固定資産」はもちろん、「建設仮勘定資産」も標準装備
- 法人税・地方税の申告業務や税制変更にも対応
- 会計システム側のインターフェイスをあわせれば連携も可能
MORE
ここが少し気になる…
- 料金や対象規模については問い合わせで確認
クラウドで簡単に固定資産を一元管理「固定資産奉行クラウド」
株式会社オービックビジネスコンサルタント
固定資産奉行クラウド
GOOD
ここがおすすめ!
- 固定資産管理の実務に網羅的かつ細やかな対応を実現してくれる
- データや人がクラウドによって共有でき、生産性を向上する
- 税理士とリアルタイムでデータを共有し、一緒に使える
MORE
ここが少し気になる…
- 導入してから稼働までに1ヶ月かかる
大手企業の複雑な運用にも対応「HUE Asset」
評判・口コミを紹介
償却資産の申告業務も大幅に改善されました。以前は3~4日かかる作業でしたが、今は1日もかからないくらいで申告が終わります。
導入事例(一般財団法人電力中央研究所様)|株式会社ワークスアプリケーションズ
償却資産ポータルに、必要な業務が一覧で表示されるので、その通りに進めていけば処理がスムーズに進みますし、電子申告用のファイルもそのままeLTAXで取り込めるので、非常に楽になりました。
GOOD
ここがおすすめ!
- 固定資産機能はもちろん、周辺領域の機能もオールインワンで提供
- 経理部も現場の社員も使いやすい機能で、ペーパーレス化や期末処理に集中も可能
- バージョンアップは定額保守の範囲内で提供され、長期的に利用できる
MORE
ここが少し気になる…
- 料金や詳しい機能を確認するには問い合わせが必要
ERP・会計システム統合型
統合型ERPで資産管理を効率化「Plaza-i」
評判・口コミを紹介
短期間での導入となりましたが、当社の課題の本質を踏まえた適切な優先順位、フェーズ分けの提案を頂き、予定期間内での導入ができました。また稼働後最初に迎える決算まで特別なサポート体制を維持して頂き、想定外ケースへの対応などをその場で解決していくことができました。
導入事例(SocioFuture株式会社様)|株式会社ビジネス・アソシエイツ
GOOD
ここがおすすめ!
- 開発元コンサルタントのサポートにより、無駄なくパッケージを活用できる
- クラウド・オンプレミスのどちらにも対応し、柔軟なカスタマイズにも対応
- 複数の言語・通貨も標準機能として使え、グローバル展開している企業でも導入しやすい
MORE
ここが少し気になる…
- ERPパッケージのため固定資産税管理機能がどの程度備わっているかは問い合わせで確認
会計システム統合型で最新の財務状況を把握「会計指南」
GOOD
ここがおすすめ!
- 日常業務をサポートする豊富な機能やサブシステムがが標準搭載されている
- 帳票の自由な設計が可能で業務効率化が図れる
- 分析や予実管理が行えて、組織横断的な管理が可能になる
MORE
ここが少し気になる…
- 公式HPに金額やFAQなどの詳細な情報が少ない
高い柔軟性とサポートが魅力「OBIC7固定資産管理システム」
株式会社オービック
OBIC7固定資産管理システム
GOOD
ここがおすすめ!
- 台帳登録から6基準での計算など、固定資産を総合的に管理が可能
- 契約情報やリースの管理、解約手続きなどもリース資産管理機能でサポートできる
- 企業が保有する建設中の建物を計算・管理する建設仮勘定機能も搭載
MORE
ここが少し気になる…
- 詳しい機能や料金を確認するには問い合わせが必要
現物管理特化型
直感的な操作で資産管理を効率化「Convi.BASE」
評判・口コミを紹介
大きく効果をあげられたのは、ラベルの作成作業と棚卸し工数が削減された点です。Convi.BASEでは固定資産データを枝番で管理できますので、会計システムのデータを加工してラベルに載せる情報を抽出し、あとはラベル発行のボタンを押せば簡単にラベルが作成できます。
導入事例(コニカミノルタジャパン株式会社様)|株式会社コンビベース
GOOD
ここがおすすめ!
- 柔軟な台帳機能で必要な情報を漏れなく管理できる
- オプション機能を組み合わせてさまざまな業務に対応可能
- 専任のスタッフによる安心のサポート体制で導入から運用までしっかりサポートしてくれる
MORE
ここが少し気になる…
- 初期費用が高額のため導入前にコストの用意が多めに必要
【比較表】おすすめ固定資産管理システム10選
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固定資産管理システムとは
固定資産管理システムとは、土地・建物・機械装置・車両などの固定資産情報を一元管理し、税法や会計基準に沿った運用を実現するシステムです。基本的に、固定資産の購入から保有・保守、廃棄までのライフサイクル全体にわたる情報を追跡してくれます。
固定資産管理システムで可能なことは、資産登録・譲渡および廃棄、減価償却計算から税務申告のサポートまで多岐にわたり、管理項目はカスタマイズもできます。システムを導入することで、リアルタイムの更新や検索ができ、管理効率も上がることが期待されます。
固定資産管理システムとは?機能やメリット、選び方について解説!
固定資産管理システムは、企業が保有する固定資産の管理や会計上の処理などを行うためのシステムです。企業において、この固定資産の管理は欠かせない業務のひとつです。この記事では、固定資産管理システムの機能やメリット、選び方などを解説します。
固定資産管理システムの導入メリット
固定資産管理システムを導入するメリットは多くあります。ここでは固定資産管理システムを導入する5つのメリットについて解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
固定資産管理システムの導入メリット
すべての固定資産を一元管理できる
固定資産管理システムを導入することにより、固定資産情報を一元管理できるようになります。一元管理することで、管理台帳と申告書の内容が一致しないなどのミスが起こりにくくなり、より正確な固定資産管理を実現できます。
また、紙やエクセル管理では難しかった細かい情報も管理できるようになります。
例えば、物件の所在地・所有者・使用者・取得日・購入価格・償却方法・償却率・償却期間・減損損失・改造履歴など、多くの情報を管理でき、必要に応じて管理項目のカスタマイズも可能です。
リース資産の管理もできる
必要機材をリース取引により導入するケースもありますが、リース資産の管理は通常の固定資産の管理と異なり、やや複雑です。固定資産管理システムは、リース資産についても効率的に管理できます。
固定資産管理システムでのリース資産の管理は、リース契約の期間・料金・更新日などの情報を一元化できるため、リース資産に関するデータを正確に管理することができます。また、リース資産の期限や更新日をシステム上で自動的に通知する便利な機能もあります。
正確に減価償却の計算ができる
固定資産管理システムには、減価償却の計算が自動で行える機能があります。減価償却を自動で計算する機能を活用すれば、人的ミスに繋がりやすい問題を解決することができ、より正確で効率的な業務処理が可能です。
減価償却は、固定資産の取得価額・償却率・期間など多数の要素から計算されるため、それらを手計算で行うとミスが起きるリスクがあります。しかし、固定資産管理システムを利用することで、自動的に減価償却の計算が行われるため、正確かつ迅速な処理が可能となります。
業務を効率化できる
固定資産管理システムを導入することで、固定資産の登録・管理・更新・評価・償却・棚卸・譲渡・廃棄などの全ての業務を効率的に行うことができ、コスト削減につながるというメリットもあります。
固定資産の管理においては、紙やエクセルでの管理では手間がかかるため、管理業務の遅れや人的ミスを引き起こすリスクもあります。固定資産管理システムを使用することで管理を自動化できるため、効率的に業務を進めることが可能です。
また、固定資産管理システムは会計ソフトとの連携も可能であり、各種会計処理を一元管理することもできます。これにより、複数のシステムを使い分ける手間を省き、業務の効率化と精度向上、コスト削減が図れます。
内部統制を強化できる
内部統制とは、企業が業務を健全かつ効率的に行うための仕組みを整備・運用することを指します。固定資産管理システムの導入は、内部統制にも効果を発揮します。
例えば、固定資産管理システムで所有するすべての固定資産を一元管理することで、資産の不正持ち出しや紛失を防ぎます。
また、一般的に固定資産管理を行う各プロセスでは承認作業が発生しますが、固定資産管理システムでは権限設定やログ管理を行えるため、セキュリティを高く保つことができます。
不正な操作が行われた場合にもログ管理機能により履歴がわかるため、すぐに原因の特定・対策の実施を行うことが可能です。このように、不正やミスを防ぎ、内部統制を強化して会社の信頼性を高めます。
固定資産管理システムのおすすめ10選に戻る固定資産管理システムのデメリット
企業にとってメリットの多い固定資産管理システムですが、デメリットもあります。メリットと併せてデメリットも確認しておきましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
固定資産管理システムのデメリット
導入コストが高い
システムの導入には初期費用がかかり、特に中小企業にとっては大きな負担となることもあります。オンプレミス型のシステムでは、自社でサーバーを設置してネットワークを構築するため、初期費用は高額になります。
また、特定の業務に特化したカスタマイズが必要な場合は、追加の費用と時間がかかります。導入を検討する際には、コストをしっかりと見積もり、予算に合わせたシステム選びが重要です。
データの移行が複雑で手間がかかる
既存のデータを新しいシステムに移行する作業には、時間と労力がかかります。これは、データの構造や形式が異なる場合が多く、データの整合性を維持する作業に多くの時間を要するためです。
また、企業が保有する固定資産の数が多い場合、移行するデータの量も膨大になります。データ移行の手間を軽減する方法としては、データ移行サービスを提供しているベンダーに依頼することなどが挙げられます。
セキュリティリスクがある
固定資産管理システムには、企業の財務情報や資産情報が集約されているため、システムが不正アクセスを受けると、重要なデータが漏洩するリスクがあります。
特にクラウド型のシステムでは、インターネットを介してアクセスされるため、セキュリティ対策が不十分だと外部からの攻撃に対して脆弱です。
リスクを軽減するためには、定期的なセキュリティ対策の見直しや、最新のセキュリティパッチの適用、アクセス権限の厳格な管理を徹底しましょう。
固定資産管理システムの主な機能
固定資産管理システムではどのような作業ができるのか、イメージが描きにくい方もいるでしょう。ここでは、固定資産管理システムに備えられている一般的な機能を解説します。以下の6つの機能により、固定資産管理の効率化が可能です。
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固定資産台帳の作成・管理
固定資産台帳とは、企業が所有している固定資産の情報を管理するための台帳です。この台帳には、固定資産の種類・数量・金額・取得日・耐用年数・減価償却費など、多くの情報が記載されます。
固定資産台帳は、会計処理や税務申告、業務資産の管理など、様々な業務に活用されるため、正確に作成・管理することは固定資産業務の中でも非常に重要です。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
固定資産台帳とは、固定資産取得時の状況や減価償却の履歴などを記録・管理するための帳簿のことです。税務申告や決算書の作成などに必要となるため、企業にとって非常に重要な帳簿です。この記事では、固定資産台帳に記載する項目や作成する際のポイントを詳しく解説します
減価償却の処理
減価償却は、固定資産を取得した際に支払った費用を、その固定資産の耐用年数に応じて分割して費用計上することです。
減価償却費の計算方法には、一般的に用いられる定率法・定額法のほか、生産高比例法やリース期間定額法などがあります。システム選定の際は、企業のニーズに合う計算方法に対応しているか確認することが重要です。
減損会計の処理
固定資産の価値が、元の取得価格や帳簿価額を上回らなくなった場合に、その差額を損失として計上することを減損と言います。減損処理は、固定資産の評価額を算出する上で重要な役割を果たします。
減損会計を行うことで、企業評価や企業価値が低下することがありますが、財務状況を正確に反映して透明性を高めるためには、大切な会計処理です。
短期的には企業価値が低下する可能性もありますが、減損会計を適切に行うことで、企業の財務基盤が健全化され、長期的には持続可能な成長が期待できます。
参考:固定資産の減損に係る会計基準の適用指針|企業会計基準委員会
建設仮勘定
建設仮勘定は、建設工事や改修工事が行われている途中の固定資産に対して仮の勘定科目として設けられる勘定科目です。
例えば、新しいオフィスビルを建設する場合、建設中に支払った費用はすべて建設仮勘定に記録されます。そして、ビルが完成して使用開始された時点で、その費用は「建物」などの固定資産勘定に振り替えられます。
固定資産管理システムに建設仮勘定機能があると、建設仮勘定から完成した資産への振替が自動化されるため、手作業によるミスを防ぎ、正確な資産計上が可能です。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
建設仮勘定とは、建設中の有形固定資産が完成するまで一時的に計上を行う勘定科目です。計上できる資産としては、建物・構築物・機械・車両などが挙げられます。本記事では、建設仮勘定の仕訳方法、年度またぎの際の処理方法、減損会計・減価償却などについて解説します。
申告書の作成
固定資産管理システムには、法人税申告に必要な各種書類を作成する機能があります。例えば、償却資産税申告書や別表十六の書類を効率的に作成することができます。
この機能を利用することで、煩雑な手作業を省略し、書類作成の正確性を高めることができます。さらに、年度末などの申告期限に合わせて、効率的に申告書を作成することができるため、申告の遅れや期限切れも防止できます。
会計ソフトとの連携
固定資産管理システムは、会計ソフトと連携することで固定資産業務が大幅に効率化されます。固定資産などの仕訳データを会計システムと連携させたり、償却資産税申告書や法人税申告書の出力をスムーズにしたりできるため、会計業務を効率化することができます。
また、償却費や固定資産税などの会計情報を正確に反映させることができるため、会計上の記録と固定資産台帳との整合性を確保することが可能です。
固定資産管理システムは償却費計算方法・法改正対応に注目
固定管理システムを選ぶ際は、減価償却の計算方法・法改正や会計基準への対応・機能面の3つのポイントに着目しましょう。減価償却の計算方法・機能が自社にあっているか、税制改正や国際会計基準に対応しているかは、システム選びで特に大切なポイントです。
【重要な3つのポイント】
- 減価償却の計算方法が自社に合っているか
- 税制改正・IFRSに対応しているか
- 自社に必要な機能が搭載されているか
【その他の比較ポイント】
- 導入形態を確認
- データ保存容量を確認
- 固定資産管理データの移行方法を確認
- スマホ・タブレットに対応しているか
- サポート体制は充実しているか
固定資産管理システムの選び方
固定資産管理システムを選ぶ際は、「減価償却の計算方法」「税制改正・IFRSに対応可能か」「搭載機能」の3つのポイントに着目しながら、検討するのがおすすめです。詳しい選び方については、下記で解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
固定資産管理システム選びに重要な3つのポイント
減価償却の計算方法が自社に合っているか
減価償却の計算方法は、大きく分けて定率法(定率減価償却法)と定額法(定額減価償却法)の2つの方法があります。
定率法は、資産の使用寿命に応じて均等な償却費が発生するため、会計処理が理解しやすく、中小企業など一般的な事業所で広く採用されています。定額法は、長期的に使用される高額資産などに用いられ、大企業や上場企業の一部の事業所で採用されることがあります。
固定資産管理システムを選ぶ際は、自社の管理会計基準はどちらに該当するかを確認して、対応するシステムを選びましょう。
▼減価償却の計算方法対応早見表
製品の特徴を詳しく見る税制改正・IFRSに対応しているか
固定資産管理の税制は、今後も頻繁に改正される可能性があります。法に沿った運用を行うには、税制改正にリアルタイムに対応できるシステムを選ぶと、税制改正にともなうシステム改修へのコストを抑えられます。
税制改正事項の例としては、「中小企業が固定資産を取得した場合の法人税額の特別控除の延長」や「少額減価償却資産の損金算入の特例措置」などがあります。
最近ではグローバル化に取り組む企業が多いことから、日本の会計基準とIFRS(国際財務報告基準)の双方に対応するシステムの需要が高まっています。
しかし、IFRSの対応には多くのコストとリソースを必要とし、国内の企業すべてへの浸透が難しいという課題があります。また、IFRS対応のシステムが向いている企業は、グローバル展開している多国籍企業や、国際投資家と関わる可能性が高い上場企業などです。
参考:税制改正の概要|財務省
▼税制改正・IFRS対応早見表
製品の特徴を詳しく見る自社に必要な機能が搭載されているか
固定資産管理システムを選ぶ際は、自社に必要な機能が搭載されていることで、資産の登録・追跡・減価償却計算・保守管理などを一括で効率的に行え、それによって人的ミスを減らしてより正確な管理ができるようになります。
搭載されていると便利なおすすめの機能に、リース資産管理機能と他システムへの連携機能があります。以下で、それら2点の機能の概要とメリットを解説します。
リース資産管理機能
医療機器や建設機器などの高額なものは、購入ではなくリース契約しているケースも多いですが、リース契約は固定資産管理を複雑化する要因の1つです。
リース資産管理機能では、リース契約の期間や条件、支払い管理、資産の価値などの複雑な管理を一元化でき、コストを正確に把握してリース資産の最適な利用ができます。
また、監査対応の際にも、必要なリース契約に関する情報を迅速に提供でき、リース契約の自動更新日をアラートで通知できるため、正確な契約の自動更新管理にも役立ちます。
他システム連携機能
固定資産管理システムと他システムとの連携機能があると、企業内での情報の一元化や業務の効率化を図れます。会計システムとの連携では、資産の取得や売却、減価償却費のデータを会計処理をする際に取り込むことで、二重入力などのミスを防ぐ効果があります。
また、人事・給与計算システムとの連携では、社員の入退社に伴い、個別に割り当てられた固定資産・リース資産の情報を自動更新できます。なお、固定資産は一般的に購買プロセスを経て取得されます。
よって、購買管理システムと連携して発注書の情報が固定管理システムへ反映されると、資産の登録・減価償却の開始などが効率的に行われます。
▼搭載機能早見表
リース資産管理機能 | 他システム連携機能 | |
\Click/ | 〇 | 〇 |
\Click/ | 別システム | 〇 |
\Click/ | 〇 | 〇 |
\Click/ | 〇 | 〇 |
\Click/ | 〇 | 〇 |
\Click/ | 〇 | 〇 |
\Click/ | 〇 | 〇 |
\Click/ | 別システム | 〇 |
\Click/ | オプション対応 | 〇 |
\Click/ | 〇 ※現物としての管理機能 | 〇 |
固定資産管理システム選びのその他の比較ポイント
固定資産管理システム選びの際は、以上の3つの重要な比較ポイントの他に、以下の5つのポイントにも着目しましょう。以下に、それぞれの内容を詳しく解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
固定資産管理システム選びのその他の比較ポイント
導入形態を確認
固定資産管理システムの導入形態には、クラウド型とオンプレミス型があります。その中でも、近年は運用や保守、利便性の面などから、クラウド型を選択するケースが多くなっています。
クラウド型は、ネットワーク機器などの準備が不要で、初期コストを抑えられ、保守・セキュリティ面はサービス提供元が管理するため、少ない工数で安定した運用ができます。しかし、カスタマイズに制限があり、機能面でミスマッチが起こる可能性があります。
対するオンプレミス型は、導入・運用コストが高額になることが多い上に構築に時間がかかりますが、カスタマイズ性の高さが大きな魅力です。システム導入の際には、自社の規模と予算を考慮しながらニーズに合ったものを選びましょう。
データ保存容量を確認
会計監査や税務監査の際には、固定資産管理情報の開示を求められることがあります。そのため、現行の会計・税務監査に対応するには、短くとも10年間のデータを保管できるシステムの選択をおすすめします。
また、データの保持や閲覧期間をサービス提供元へ確認しておくと、導入後のトラブルも抑えられて会計・税務監査にもスムーズに対応できます。
固定資産管理データの移行方法を確認
既存の管理台帳と償却資産申告書の内容が異なると、固定資産管理システムへのデータ移行前に管理台帳を修正しなければならない場合があります。
保有する固定資産の数によっては、システムへのデータ移行が自社で対応できないケースもあります。そういったトラブル防止のため、サービス提供元でデータ移行のサポートを受けられるか、データ移行後には管理台帳の修正が可能か、なども確認しておきましょう。
スマホ・タブレットに対応しているか
スマートフォン・タブレットに対応可能な固定資産管理システムであれば、棚卸しの現物管理をする際にも効率化でき、タイムリーで正確な登録・更新が可能になります。
例えば、固定資産に管理台帳の情報をデータ化したバーコード・QRコードのラベルを貼付しておき、棚卸しの現場でスマートフォンなどからスキャンして情報を入力します。そうすると、不明資産の洗い出し・報告書が出力され、より適切な管理が行えます。
また、資産の状態や配置場所を撮影して管理台帳へ添付しておくと、視覚的な情報を補完できて便利です。スマートフォンなどから入力されたデータは、即座にシステムへと反映され、分析やレポートの作成にも手間がかかりません。
サポート体制は充実しているか
ベンチャー企業や急成長を遂げた企業などの場合、一般的なケースと比べて固定資産の計算が複雑になる場合があります。
理由としては、急激に増えた資産を管理していくことの大変さが挙げられます。また、海外との取引がある場合は、国ごとに異なる取引構造・減価償却ルールや、多言語へ対応する必要があり、固定資産の計算が複雑になります。
その点、グローバル対応可能なシステムでは、海外の現地法人の土地・建物・機械装置などへの固定資産について対応し、国ごとに異なる税制度に沿った管理が可能です。
しかし、償却資産申告書の提出は1年に1度しかなく、申告が正しく行われていなかった場合は罰則の対象になるケースもあります。予期せぬトラブルを避けるためにも、導入前にサポート範囲や対応方法をサービス提供元へ確認しておくことが非常に大切です。
固定資産管理システムの導入の仕方と注意点
固定資産管理システムの導入の仕方によって、管理効率やより正確な減価償却ができるかも変わってきます。ここからは、システム導入時に確認しておきたいこと、導入する際の注意点を見ていきましょう。
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固定資産管理システムの導入の仕方と注意点
導入目的とシステムのタイプが合っているか確認
システムによって、現物管理に強みがあるタイプや、ERP(基幹システム)・会計システムの一部であるタイプなど、それぞれ仕様が異なります。そのため、検討時には自社の導入目的とシステムのタイプが合っているかを確認しておくことも必要です。
土地・建物・設備など、物理的な資産の維持・管理を効果的に行うことが主な目的であれば、現物管理に強いタイプを選択しましょう。また、資産の償却計算や会計処理を行うのが主な目的であれば、ERP・会計システムの一部であるタイプの選択をおすすめします。
その他、スマホとタブレット端末と連携したアプリ版の固定資産管理システムや、無料のトライアル期間を設けたサービスもあります。自社の導入目的とシステムのタイプを比較検討し、価格とも照らし合わせながら一番効率の良いものを選ぶようにしましょう。
自社と同じ規模で導入実績があるか確認
システムの導入実績を確認し、自社と同じ規模での導入実績があるかを調べておくと、システムの扱えるデータ量や、適切な運用ができるかを推測できる材料となります。
大企業の場合は、多くの資産を管理するため、大量のデータをシステムが高いパフォーマンスで処理できるかが重要です。また、複雑な組織内で拠点間のプロセスに適応するカスタマイズ性があるかも、判断材料のひとつになります。
なお、中小企業の場合、予算やリソースが限られることが多く、コストパフォーマンスに優れた運用しやすいシステムを求める傾向が高いといえます。そして、現在成長段階の企業もあるため、将来に合わせてシステムが柔軟に対応できるかも大切な要素となるでしょう。
導入費用が相場と大きくずれていないか確認
固定資産管理システムの選定時には、導入費用が相場と大きくずれていないか確認しましょう。先述の通り、導入形態によって費用相場は大きく異なりますが、システムによっても導入に必要な費用は違います。
しかし、導入形態ごとの相場から大きくずれるシステムは、自社にとって本当に最適なシステムかどうか慎重に検討するのがおすすめです。相場よりも高すぎる場合は、費用対効果が低く無駄なコストがかかっている可能性があります。
反対に、相場よりも大幅に安いシステムは導入目的をクリアできないことも考えられるため、複数社に見積もりを依頼し、相場を把握した上でシステムの選定を行いましょう。
導入時のサポートやコンサルティングに依頼するか確認
現物管理を行う場合、ラベルで管理するために、それぞれの物品にシールを貼り付ける作業が必要です。システム導入前には、システム提供元からのサポートがあるか、もしサポートがない場合は、コンサルティング会社に依頼できるかも確認しておきましょう。
なお、システムによっては、ラベル貼り付け作業に関するガイドや手順を提供していて、要望があれば専門家がサポートを行うことがあります。
導入前に、ラベル貼り付けや現物管理に関するコンサルティングの依頼ができる場合は、現物管理のプロセスや実施方法のアドバイスを受けることも可能です。また、サービス提供元からのトレーニングサービスを活用して、自社チームで作業手順を整える方法もあります。
その他のおすすめ固定資産管理システム
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タイプ別 | その他の固定資産管理システム特徴比較
【固定資産管理特化型】リースに強い
キヤノンITソリューションズ株式会社
SuperStream-NX 固定資産管理
評判・口コミを紹介
固定資産を詳細に見るときはCSVに出力して固定資産の異動明細などと固定資産税を付け合わせするなど、チェックの際にも便利に活用しています。部門別の予算などはCSVにて出力せずにSuperStream-NX Cloud上のピボット形式で確認するなど、柔軟に使い分けています。
導入事例(株式会社ヒューマックス様)|キヤノンITソリューションズ株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- web対応で固定資産・リース資産、建物仮勘定管理が行える
- 会計・税務台帳以外にIFRSや管理会計用など5種類の台帳で一括管理ができる
- FA機能コードで最大20項目設定・管理でき、グループ会社ごとの付帯情報項目は無制限に設定可能
MORE
ここが少し気になる…
- クラウドで利用するにはクラウド版のダウンロードが必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 不動産物件情報を中心に付随する保険情報も簡単登録して管理できる
- 契約更新や解約などの情報はアラートにて通知してくれる
- 再リース時の契約情報・資産も管理でき、資産番号ラベルプリントも可能
MORE
ここが少し気になる…
- 固定資産台帳機能は今後リリース予定
【固定資産管理特化型】無料トライアルあり
ピー・シー・エー株式会社
PCAクラウド 固定資産
GOOD
ここがおすすめ!
- メンテナンスの手間やコストが省け、24時間の利用が可能
- PCA会計シリーズはもちろん、他製品とのシームレスな連携を実現
- 必要に応じて「会計」「法人税」も使えるプランを選べる
MORE
ここが少し気になる…
- 棚卸機能やグループ企業管理を行う場合はhyperへのアップグレードが必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 自社サーバーやスタンドアロンパソコンの利用ができる
- PCA会計シリーズはもちろん、他製品とのシームレスな連携を実現
- 中堅企業向けの最上位版「 hyper」のプラン提供がある
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ここが少し気になる…
- クライアント数に応じて料金が変動するため、詳しくは問い合わせ
株式会社オービックビジネスコンサルタント
固定資産奉行11
評判・口コミを紹介
グループ各社に負担を掛けず、無理なく利用してもらえるシステムであることが重要でした。グループ全体で固定資産の管理方法を統一化できたことで、連結決算業務の合理化につながり、また、IFRSに備えられる環境を整えることができました。
固定資産奉行を導入したお客様の声(株式会社ハイレックスコーポレーション)|株式会社オービックビジネスコンサルタント
GOOD
ここがおすすめ!
- 固定資産・リース資産に関わる業務を豊富な機能でスムーズに行える
- 上場企業やIFRS適用企業に求められる業務に的確に対応できる
- 突発的な制度改正やIT変化にも迅速に対応が可能
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ここが少し気になる…
- 費用が高額のため、導入前にコストの用意が必要
エムオーテックス株式会社
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
GOOD
ここがおすすめ!
- iOS・Androidにも対応しておりスマホやタブレットからも利用可能
- シンプルな構成メニュー・取得した情報のレポートなど、豊富な機能を備えていながら使いやすい
- 情報漏えい対策として操作ログ取得機能で安心なセキュリティや従業員のマネジメントにも活用ができる
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ここが少し気になる…
- 海外でも利用可能だが条件や注意事項あり
【ERP・会計システム統合型】多言語・多通貨対応
評判・口コミを紹介
Excelでの手作業が不要になり、IFRS修正仕訳がボタン一つで出力できるというのは本当にうれしく、満足しています。経理部としても、四半期ごとに要していた10時間以上の業務量が解消された状態です。
導入事例(鴻池運輸株式会社)|株式会社マルチブック
GOOD
ここがおすすめ!
- 12ヶ国語・世界各国すべての通貨に対応しており、海外展開している企業にも便利
- 「会計」「在庫管理」「経費精算」「連結会計連携」などのERPパッケージ
- IFRS16号リース資産管理も行え、仕訳の自動出力も可能
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ここが少し気になる…
- ERPパッケージのため、固定資産管理機能のみ使いたい方には問い合わせで確認
【ERP・会計システム統合型】サポートが充実
株式会社ミロク情報サービス
Galileopt DX 固定資産・リース管理
GOOD
ここがおすすめ!
- 最大10万件までの大量物件データに対応し、細分化しての管理も行える
- 「ワークフローからの取得申請」が行え、業務の効率化にも効果的
- 「償却シミュレーション機能」により、正確な予算立案をサポート
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ここが少し気になる…
- 「フリーレイアウト帳票」や「建設仮勘定」はオプション対応
GOOD
ここがおすすめ!
- インボイス制度・改正電子帳簿保存法に完全対応かつ、法令改正に伴う自動アップデートにも対応
- 豊富な機能で経理業務の自動化・効率化が実現される
- 債権債務や電子取引をリアルタイムで可視化でき、損益・資金繰り情報がすぐにわかる
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ここが少し気になる…
- 詳しい導入期間や価格を確認するには問い合わせが必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 減価償却費計算だけでなく「減価償却シミュレーション」機能も搭載
- 「elTAX」「マイナンバー」に対応
- 「サポートセンター」「リモート保守」などの手厚いサポートが受けられる
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ここが少し気になる…
- 外部連携サービスやスマホ対応などは問い合わせで確認
【ERP・会計システム統合型】リーズナブルな料金体系
GOOD
ここがおすすめ!
- 1年間すべての機能が無料で使え、低コスト導入にも効果的
- 経理業務に不慣れな方や簿記の知識がない方でも扱いやすい操作性のよさ
- 専門スタッフによる丁寧なサポートが受けられる
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ここが少し気になる…
- 会計ソフト内の機能のため、まだ会計ソフトを導入していない方向け
株式会社日本デジタル研究所
JDL IBEX会計net
GOOD
ここがおすすめ!
- 固定資産管理機能を標準装備し、月次処理から決算まで必要な機能を搭載
- 有形・無形だけでなく、「繰延資産」「リース・レンタル資産」にも対応
- 入力したデータを基に償却仕訳を自動で生成
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ここが少し気になる…
- 会計ソフトの中のサービスのため、既に会計ソフトの利用がある場合は不向き
【現物管理特化型】
評判・口コミを紹介
紙の棚卸からスマートフォンによる棚卸に変わったことで、棚卸にかかる時間がだいぶ削減されました。スマートフォンでラベルを読み取ってその場で情報登録ができるので、棚卸結果がシステムに反映されるまでのタイムラグがありません。管理画面上で棚卸状況の進捗確認もできるので、現場の人間だけでなく管理部門の作業効率も上がりました。
販売実績(株式会社リコー様)|株式会社アセットメント
GOOD
ここがおすすめ!
- 「固定資産の棚卸」「デモ機の貸出管理」などの業務に特化した機能を多数搭載
- さまざまな資産に対応しており、業務にあわせてクラウド上で一元管理できる
- 資産数にあわせて自社にあったプランを選べる料金体系
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ここが少し気になる…
- 資産数と機能数の組合せで価格が変動するため、詳細は問い合わせで確認
固定資産管理システムのよくある質問
固定資産管理システムの導入にかかる費用はどのくらいですか?
システムの種類や提供形態によって異なります。
オンプレミス型は、高額な初期費用が発生しますが、長期的にみると経費削減になる場合もあります。クラウド型は、初期費用が0円~数万円程度、月額費用が数千円~数万円程度かかることが一般的です。具体的な費用はベンダーに問い合わせることが必要です。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
企業が保有している固定資産を適切かつ効率的に管理するために、固定資産管理システムを導入する企業が増えています。本記事では、固定資産管理システムの導入に必要となる費用や相場について解説し、価格以外でのシステムの比較・選定ポイントについても詳しく紹介します。
固定資産管理システムの導入にはどのくらいの時間がかかりますか?
固定資産管理システムの導入には、数ヶ月から半年程度かかることが多いです。この期間には、企業の要件に合わせたカスタマイズ・データ移行・動作確認・社員へのトレーニングなどのステップが含まれます。
企業の規模や要件、システムの複雑さによっては、さらに長い時間がかかる場合もあります。具体的な導入期間については、ベンダーと詳細な打ち合わせを行いましょう。
減価償却の計算方法は何種類ありますか?
減価償却の計算方法には以下のような種類があります。固定資産管理システムの多くは、これらの減価償却方法に対応しています。なお、一般的な減価償却の計算で用いられるのは、定額法と定率法の2つです。
定額法 | 毎期同じ金額を減価償却費として計上する方法 |
定率法 | 毎期の帳簿価額に一定の率を掛けて減価償却費を計上する方法 |
生産高比例法 | 資産の使用量や生産量に応じて減価償却費を計上する方法 |
リース期間定額法 | リース資産の取得価額をリース期間の月数で割った金額を、 毎月の減価償却費として計上する方法 |
まとめ
固定資産管理システムとは、固定資産情報を一元管理して、税法・会計基準に沿った運用ができるシステムです。システムを選ぶ際は、減価償却の計算方法・法改正やIFRS対応可能か、機能面などにも着目しながら比較検討しましょう。
また、データの保存容量や移行方法、スマートフォン・タブレットに対応しているかも確認しておくと業務の幅が広がり、さらに選びやすくなります。
その他、自社と同じ規模での導入実績があるかを確認しておくことも重要です。システムの扱えるデータ量や、適切な運用ができるかなどが、大きな判断材料となるでしょう。
タイプ別|おすすめの固定資産管理システム
無料トライアルを利用したい方におすすめ
固定資産管理システムには、無料トライアルで一定期間試せるものもありますが、システムを導入せずに無料で管理する方法もあります。この記事では、お金をかけずに固定資産管理を行う方法に加え、無料トライアル期間のあるおすすめの固定資産管理システムを紹介します。
できるだけ安く導入したい方におすすめ
安いおすすめの固定資産管理システム|費用を抑えるポイントも解説
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