おすすめのWebアンケートツール・システム11選|選び方などを解説
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- Webアンケートツールは、回答数の上限・アンケート設計のアドバイス・機能を比較する
- ツールの提供形態やスマホなどに対応しているかも確認すると選びやすい
- Webアンケートツールを導入する際は、アンケート対象者を明確にしておくのがおすすめ
Webアンケートツールとは、Web上でのアンケートの実施をサポートする機能を備えたツールのことです。本記事では、Webアンケートツールの導入を検討している方のために、おすすめのWebアンケートツール・システムとその選び方、導入時の注意点を詳しく解説しています。
目次
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Webアンケートツール・システムで手間やコストを削減
Webアンケートツール・システムは、インターネットでアンケートの作成や実施ができるツールです。自社製品の調査やオンライン投票、社内アンケートツールとして幅広く活用できます。
紙のアンケートと違い、用紙に印刷してアンケートを回収する必要が無く、スマホでも手軽に回答できるのがメリットです。Webアンケートツール・システムは設問数や回答数を自由に設定でき、データの集計や分析・エクスポートなどさまざまな機能が備わっています。
Webアンケートツール・システムを導入する目的
Webアンケートツール・システムは、具体的にどういった課題を解決できるのでしょうか。ここでは、Webアンケートツール・システムを導入する目的について解説します。
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Webアンケートツール・システムを導入する目的
手間やコストを削減するため
アンケートといえば、従来は紙に記入するタイプが主流でした。しかし、紙のアンケートは印刷や郵送、手動での回答収集といった煩雑なプロセスが必要です。それに伴い、印刷代や郵送代、人件費など多額な費用が必要になります。
一方、Webアンケートツール・システムを使えば、多くの費用をかけることなく、効果的なアンケートを実施できます。
短期間に多くの回答数を得るため
アンケートを実施する際は、まず回答者を集めることから始めなければなりません。多くの人の中から対象となる回答者を選び出し、それぞれの方にアンケートの依頼をするのは大変な作業です。紙のアンケートであれば、回答を得るまでに時間も要してしまいます。
しかし、Webアンケートツール・システムの場合は、サーチ会社に登録している方が回答者であることが多く、既に一定の回答者が確保できているため、回答者を集める必要がありません。
また、蓄積された情報を利用して、性別や年齢など必要に応じて絞り込むことで、より効果的な回答を得ることも可能です。
結果の分析を効率化するため
アンケートの回答を収集した後は、結果を分析しなければなりません。これも紙のアンケートであれば、手作業で一つ一つ表計算ソフトなどに入力する必要があります。
しかし、Webアンケートツール・システムを使えば、回答を得た時点で自動集計されるため、時間を掛けず効率的な分析が可能になります。
Webアンケートツール・システムのメリットとデメリット
Webアンケートツール・システムには、紙のアンケートにはない多くのメリットが存在します。一方、少なからずデメリットもあるため、導入する際はそれぞれのポイントを確認して検討するようにしましょう。主なメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
手軽に回答できるので回収率が高い | ネット環境が無いと回答できない |
素早く結果を集計し分析できる | 調査対象者が偏る可能性がある |
テンプレートで簡単に作成できる | 虚偽回答や重複回答の恐れがある |
Webアンケートツール・システムは回答数・機能で選ぶ
Webアンケートツール・システムはさまざまな種類があり、サービスによって内容が異なります。選ぶときに特に重要となるのは、設問数・回答数の上限や自社に必要な機能が備わっているかなどが挙げられます。
次の章から、Webアンケートツール・システムの選び方について詳しく解説していくので、どのツールを選ぶべきか参考にしてください。
【重要なポイント3つ】
- 設問数・回答数に上限があるか
- アンケート設計のアドバイスがあるか
- 自社に必要な機能が備わっているか
【その他の比較ポイント】
- 提供形態を確認
- 対応端末を確認
- セキュリティ対策は万全か
- サポート体制は充実しているか
Webアンケートツール・システム選びで重要な3つのポイント
Webアンケートツール・システムを選ぶときに、押さえておきたい重要なポイントについて解説します。自社に合ったタイプのツールを選びましょう。
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Webアンケートツール・システム選びで重要な3つのポイント
設問数・回答数に上限があるか
アンケートを作成する際には、設問数と回答数の設定を行います。詳細なデータを取りたくてアンケートを実施する時には設問数と回答数は多くなりがちです。しかし、無料ツールや簡易的なツールは数に上限がある場合があります。
設問数・回答数が少ないと十分なデータが集まらず、実施したアンケートが無駄になってしまう可能性があります。特に無料プランは上限数が設けられていることが多いので、事前に1回のアンケートの設問数・回答数の確認の他、実施する頻度も明確にしておきましょう。
アンケート設計のアドバイスがあるか
アンケートの作成は、途中で答えるのが面倒になって離脱されないか、適当に答えられないかなどを考えて設計する必要があります。信頼できる情報を得られないと、アンケートを実施する意味がありません。
アンケート設計の経験が無い場合は、プロのアドバイスが受けられるツールがおすすめです。専門知識を持ったスタッフがアンケートの内容をヒアリングし、有力な情報を得られるようにサポートしてくれます。
サポート内容はヒアリングの他にも、アンケート設計の代行やテンプレート・質問データベースの提供などがあります。
自社に必要な機能が備わっているか
Webアンケートツール・システムは、ツールによって備わっている機能が異なります。アンケート作成や配信・集計などの基本機能の他、回答画面の分岐機能や選択肢のランダム表示機能、デザインのカスタマイズ機能などが挙げられます。
さらに、自社で使用している外部システムと連携できれば業務の効率化も図れるため、自社で必要な機能があるツールを選びましょう。
回収率を高める機能
アンケートを作成・配信しても回収率が悪ければ、十分なデータが集まらず折角作ったアンケートが調査失敗に終わってしまいます。Webアンケートツール・システムには、アンケートの回収率を高める機能もあります。
メール配信・LINEなどのSNSでアクセスしやすいように誘導したり、スマホやタブレットで手軽に回答できるようにしたりできます。未回答者へのリマインド機能もあるので、アンケートの回収率が高まります。
データの集計・ダウンロード機能
従来の紙でのアンケート調査は、回収する手間だけでなく集計するには多大な時間がかかってしまいます。Webアンケートツール・システムは送信されたアンケート結果を自動集計してくれます。
また、集計したデータをダウンロードすることも可能なので、分析して詳しく調査結果を調べられます。集計とダウンロード機能はアンケート結果を分析したい方には欠かせない機能なので、チェックしておきましょう。
Webアンケートツール・システム選びのその他の比較ポイント
Webアンケートツール・システムを選ぶときは、他にも提供形態や対応端末などチェックしておきたいポイントがあります。ここでは、他にも見ておきたい比較ポイントについて解説します。
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Webアンケートツール・システム選びのその他の比較ポイント
提供形態を確認
Webアンケートツール・システムは、大きく分けるとクラウド型とオンプレミス型の2種類があります。
クラウド型はインターネット上で行うアンケートシステムで、作成者も回答者もサービスにアクセスして利用します。月額料金制のサービスが多く、自動で最新データのアンケートツールが配信されているため、アップデートやメンテナンスが不要です。
オンプレミス型は、買い切りタイプのアンケート作成ソフトで自社システムで使用します。初期費用やライセンス費用はかかりますが、カスタマイズ性が高いのが魅力です。
個人情報を扱うアンケートの場合は、セキュリティポリシー上クラウド型では対応が難しい場合があり、セキュリティに関してはオンプレミス型が優秀です。アンケート内容や費用面から自社で取り入れやすいタイプを選びましょう。
対応端末を確認
Webアンケートツール・システムを選ぶときに必ず確認しておきたいのは、対応している端末です。現在はスマホの普及で多くの方がスマホを所持していますが、アンケートツールの中にはパソコンでしか回答できないタイプもあります。
スマホやタブレット対応のアンケートなら、外出中や隙間時間に回答が可能です。パソコンのみ対応のアンケートツールはアンケート回収率が下がってしまうので、念頭において選びましょう。
セキュリティ対策は万全か
顧客の個人情報や社内の内部調査など、機密性が高い情報を扱うアンケートでは、セキュリティ対策が重要です。特に顧客や不特定多数のユーザー向けへのアンケートを実施する場合は、セキュリティが不安で個人情報の入力に抵抗を持つ方も少なくはありません。
セキュリティ機能については、データベースの暗号化や不正アクセス対策・IPアドレス制限などさまざまな種類があります。サービス提供ツールがプライバシーマークを認定取得しているか、セキュリティに不安がないかを確認しておきましょう。
サポート体制は充実しているか
Webアンケートツール・システムは比較的簡単に扱えるツールですが、Webツールに慣れていない方は、作り方や集計方法に不明点が出る場合もあります。使い方に不安がある方は、サポート体制が充実しているツールがおすすめです。
サポート内容は、ツールの使い方の問い合わせ対応はもちろん、アンケートの添削や設問設計の支援などさまざまなサポートがあります。アンケートフォームの項目設定の代行や、Web会議での操作説明会を開催しているサービスもあります。
メールや電話・チャットなど、問い合わせ方法はサービスによって異なるので、チェックしておきましょう。
おすすめのWebアンケートツール・システム11選
株式会社WOW WORLD
WEBCAS formulator
GOOD
ここがおすすめ!
- 誰でも簡単に思い通りのWebアンケートが作成できる
- 外部に依頼する必要がなく、時間とコストを大幅に削減できる
- データは安全なデータベースに蓄積し、リアルタイムに集計・分析が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 時間5,000件を超えるアクセス集中が想定される場合、サービスを提供できないことがある
SCAVE
リアルタイムアンケートオンライン
GOOD
ここがおすすめ!
- 「投票」「クイズ」「大喜利」の3つのモードを備え、効果的にイベントを盛り上げられる
- 参加人数が30人までは無料で利用でき、広告表示や機能制限もない
- アンケートはリアルタイムで収集可能
MORE
ここが少し気になる…
- 商用利用をする場合は「STANDARD」以上のプラン契約が必要
GMOリサーチ株式会社
GMO Ask
GOOD
ここがおすすめ!
- 国内トップクラス約3,000万人のアンケートモニター
- 「1問×1回答×10円」での分かりやすい料金体系で、クレジットカード決済も可能
MORE
ここが少し気になる…
- 連携できるアンケートフォームは2022年9月現在、Googleフォームのみ
GOOD
ここがおすすめ!
- 年間30,000件を超える調査実績のノウハウが詰まったツール
- 70種類以上の豊富なアンケートテンプレートが利用可能
- 無料プランがあるため導入しやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 無料プランの場合は、大規模なデータ処理に制約がある
Momentive Global Inc.
SurveyMonkey
GOOD
ここがおすすめ!
- 簡素なものから本格的で高機能なアンケートまで作成できる
- 簡単なドラッグ&ドロップによる操作でアンケート作成が可能
- 社内から顧客へのヒアリングまでさまざまなシーンで役立つツール
MORE
ここが少し気になる…
- カスタマイズ性が低く、複数さまざまなアンケートを作成したい方には不向きな場合も
クリエイティブサーベイ株式会社
CREATIVE SURVEY
GOOD
ここがおすすめ!
- 既に「Salesfoce」を利用している場合は、収集したアンケート結果を即座に連携でき効率的
- 複雑な質問も直感的な操作で作成しやすい
- 導入から運用までのサポート体制が手厚い
MORE
ここが少し気になる…
- 料金は別途問い合わせる必要がある
GOOD
ここがおすすめ!
- レシートと商品バーコードを活用した仕組みで、消費者から信憑性の高い回答を得られる
- アンケートを取得したい商品やカテゴリへのアンケートを簡単に設定・管理ができる
MORE
ここが少し気になる…
- 料金は見積もりをしてもらわないと分からない
GOOD
ここがおすすめ!
- 利用目的や要望に応じてカスタマイズ開発が可能
- 設問形式やアンケートの実施・終了期間などを細かく設定できる
- 案内メールや催促メール、解答御礼メールなどを配信でき、回答率の向上に役立つ
MORE
ここが少し気になる…
- 問い合わせや申し込み方法が分かりにくい
GOOD
ここがおすすめ!
- 市場調査はもちろん卒業論文の調査、イベントの集客アイデアなど幅広いシーンで利用できる
- 利用目的からアンケートの添削をサポートし、より目的に合った精度の高いアンケートが作れる
MORE
ここが少し気になる…
- 年代や性別の絞り込みが無料ではないため、使いにくいと感じる場合も
プラスワンリサーチ株式会社
プラスワンリサーチのWEBアンケート作成
GOOD
ここがおすすめ!
- アンケートの目的や課題に応じて調査専門スタッフがアンケートを作成するため、初心者でも安心
- マトリックスやスライダー、ランク付けなど豊富な質問タイプから目的に合ったタイプを選べる
MORE
ここが少し気になる…
- アンケートの種類によって結果の見せ方が異なる
GOOD
ここがおすすめ!
- 日本語の専門家が調査票の作法や設問ロジックなどを徹底チェック
- 稼働可能なアクティブモニタが300万人
- モニタの稼働状況の確認や絞り込みができる
MORE
ここが少し気になる…
- 自社の顧客に対する調査はできない
Webアンケートツール・システムの導入の仕方と注意点
Webアンケートツール・システムを導入するためには、アンケート対象者に合わせたツールを使用する必要があります。また、コストと機能が見合っているかも重要です。ここでは、Webアンケートツール・システムの導入の仕方と、注意点について解説します。
1. アンケート対象者を明確にする
Webアンケートツール・システムを導入するにあたり、まず確認すべきは誰をアンケートの対象者にするかを明確にしておくことです。
不特定多数の人物から大量の回答を得たいのか、商品購入者・モニターや企業の従業員など特定の人物から詳しい内容の回答を集めたいのか、などです。
不特定多数から幅広く多くの回答を集めたい場合は、少ない設問数でスマホで簡単に回答できる、選択式のWebアンケートが向いています。
特定人物のみから詳しく回答を得たい場合は、設問数や回答数を多く設定でき、記述式の回答方法にも対応しているツールがおすすめです。チャット機能やモニターメンバーシステムに対応しているツールなら、さらに詳細で正確な回答を集めやすくなります。
2. コストと機能が見合っているか確認
Webアンケートツール・システムを導入するためには、月額料金や初期費用などのコストがかかります。現在は無料で使えるツールもありますが、機能の制限がありセキュリティ対策がされていない場合が多いため、注意が必要です。
有料タイプのクラウド型ツールの多くが月額料金制を採用していますが、月額よりお得になる年額制のプランを用意しているサービスもあります。
ベーシックプラン・ビジネスプランなど、料金が高いプランほど機能やサポート・セキュリティ対策が充実しているので、費用対効果を考えてコストと機能が見合ったものを選びましょう。
3. 無料トライアルでアンケート作成から回収までの工数を確認
Webアンケートツール・システムでアンケートを実施するためには、いくつかの工数が必要です。まずアンケートの設問・回答を作成し完成したものを配布し、送信されたアンケートを回収し集計します。
これらの工程がスムーズに進められるかは実際に利用してみないと分かりにくいため、無料トライアルでアンケート作成から回収までお試しするのがおすすめです。
また、ツールによっては作成したアンケートをベンダーが内容を調査し、適切な処理を行ってから配信されるタイプもあります。即時アンケートを開始できない場合もあるので、確認しておきましょう。
まとめ
Webアンケートツール・システムは、インターネットで手軽に回答できることから主流になってきているアンケートツールです。スマホで回答でき、回収・集計が簡単にできるため多くの企業が採用しています。
Webアンケート作成ツール・システムを選ぶときは、設問数・回答数に上限があるか、自社に必要な機能が備わっているのかなどを確認しましょう。クラウド型・オンプレミス型などの提供形態やセキュリティ対策などもチェックしておきたいポイントです。
Webアンケート作成ツール・システムを導入して効果的なアンケート調査を実施し、自社の今後の運用に役立てましょう。