無料の給与計算ソフトおすすめ8選(全17選)を徹底比較|少人数企業や給与の自動計算に
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- 従業員数5人以下の少人数企業なら無料の給与計算ソフトがおすすめ
- 無料の給与計算ソフトを選ぶ際は、必要な機能があるか確認する
- 気になるソフトは資料請求をして検討しよう
個人事業主や従業員10人以下の少人数企業には、低コストで導入できる無料の給与計算ソフトがおすすめです。本記事では、無料プランや無料トライアルを実施している給与計算ソフトを紹介します。有料版との違いやExcelなど表計算ソフトを利用する場合の注意点も解説します。
無料で使える給与計算ソフトを今すぐ見る
目次
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GOOD
ここがおすすめ!
- すべての機能が初年度無償で使える
- 勤怠情報を入力すれば、給与計算は自動でラクラク
- 年末調整業務のペーパーレス化でコストを削減
MORE
ここが少し気になる…
- 勤怠管理や労務管理は他サービスで対応する必要がある
無料の給与計算ソフトでできること
無料の給与計算ソフトでできることは上記の通りです。給与の自動計算や一括振込・給与明細の発行など必要最低限の機能はもちろんのこと、中には勤怠管理や年末調整・法改正に伴うアップデートを行うシステムもあります。システムによって搭載されている機能や範囲は大きく異なるので、注意しておきましょう。
無料で使える給与計算ソフトを見る 無料ソフトと有料ソフトの違い無料で使えるおすすめ給与計算ソフト
給与計算ソフトの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適な給与計算ソフトを選びましょう。
無料の給与計算ソフトおすすめ8選
おすすめ給与計算ソフトをピックアップ!
低コストで導入できる 誰でも使いやすい給与計算ソフト
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勤怠から給与明細まで 労務業務をこれ1つで完結
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無料トライアルのあるおすすめ給与計算ソフト5選
おすすめ比較一覧表
企業規模 | 導入形態 | 機能 | サポート | 無料 トライアル | |
全規模OK | クラウド | ◯ | ◎ | 30日間 | |
全規模OK | クラウド | ◎ | ◎ | 30日間 | |
中小企業 | クラウド | ◎ | ◯ | 1ヶ月間 | |
勘定奉行 クラウド | 中小企業 〜大企業 | クラウド | ◎ | ◎ | 30日間 |
小規模〜 中小企業 | インストール | △ | ◎ | 30日間 |
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与や賞与明細・源泉徴収票などインターネット上で確認できペーパーレス化に
- 社会保険や労働保険・年末調整など年次業務にも対応
- シリーズ連携で人事情報から給与計算・各種社会保険の電子申請までジンジャーで完結
- 優れたUIで価格も安く気軽に導入しやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 所得税や住民税率は手動で変更する必要がある
フリー株式会社
freee人事労務
GOOD
ここがおすすめ!
- 従業員情報や給与計算などあらゆる人事労務情報がこれ1つで完結
- 国内シェアNo.1のAWSを採用し企業のデータを厳重に管理
- アラート機能でイレギュラーな業務の抜け漏れを防ぐ
- 既存業務の見直しや操作法のレクチャーなど専任担当が継続的にサポート
MORE
ここが少し気になる…
- freee会計と連携した際の画面切替が手間
GOOD
ここがおすすめ!
- 勤怠管理や労務管理・マネジメントシステムなど外部サービスとの幅広い連携
- 金融機関と連携でき、給与計算から振込までオンラインで完結
- Web給与明細発行で経費も手間も削減
- シンプルでわかりやすいモダンなUI
MORE
ここが少し気になる…
- 源泉徴収票や年末調整には対応していない(マネーフォワード クラウド年末調整を導入する必要がある)
- アラート機能がない
機能の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与処理はもちろん、賞与・明細送付や振込み・社保関係や年末調整も行える
- マイナンバー管理に対応しており、廃棄や暗号化・分割保管もできる
MORE
ここが少し気になる…
- 他サービスと連携する必要があり、1つの機能でバックオフィス系を使いたい方には不向き
GOOD
ここがおすすめ!
- 質問に答えるだけの簡単導入で部門や社員情報もスムーズに移行できる
- 年末調整や各種保険処理・e-Taxに対応し、提出書類の作成から提出までこれ1つで完結
- 訪問指導サービスや助成金補助金診断ナビなど充実したサポート体制
- 小規模法人のスタートアップに最適
MORE
ここが少し気になる…
- Macには対応していない
無料プランのあるおすすめ給与計算ソフト3選
おすすめ比較一覧表
企業規模 | 導入形態 | 機能 | サポート | 無料 トライアル | |
全規模OK | クラウド | ◯ | ◎ | 従業員5名まで 無料 | |
小規模〜 中小企業 | クラウド | ◯ | ◯ | 従業員5名まで 永久無料 | |
小規模 | クラウド | △ | △ | 完全無料 |
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与や賞与計算だけでなく通勤手当の自動計算にも対応
- 税務署や年金事業所といった役所に必要な帳簿を自動出力
- Todoリストやメモ機能・途中入社や退職者の表示アシストで、業務の抜け漏れを防ぐ
- 暗号化プロトコルSSL(256bit)採用や、IPアドレス制限など万全のセキュリティ
MORE
ここが少し気になる…
- ジョブカンシリーズで連携できるものの、連携できる機能には縛りがある
- サポート体制に不満の声も
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与明細の専用紙を購入する必要なく、コストを抑えられる
- 有料版と無料版のプランを備えてダウングレードも可能なため、今後従業員の増減がある場合も安心して使える
- 無料版の期間の制限はなく、豊富な機能を無制限で使える
MORE
ここが少し気になる…
- マイナンバーの管理には「フリーウェイマイナンバー」の連携が必要となる
GOOD
ここがおすすめ!
- 給与計算から年末調整まで、人事労務に必要な機能が揃って基本無料で使える
- 従業員の多様な勤務形態に対応し、固定金額や各種保険料などの細かな設定も可能
- データの自動バックアップ・暗号化通信・二重保管で安心のセキュリティ
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ここが少し気になる…
- 無料で使えるが故に、サポート体制が弱い
無料で使えるおすすめ給与計算ソフト比較一覧表
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低コストで導入できる 誰でも使いやすい給与計算ソフト
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勤怠から給与明細まで 労務業務をこれ1つで完結
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給与計算ソフトとは
給与計算ソフトとは、毎月の給与計算・社会保険料の算出・年末調整などの業務をサポートしてくれるシステムです。法改正に伴う雇用保険料や所得税の変更に自動対応できるものが多く、機能はさまざまです。
手作業で給与計算を行う場合、タイムカードなどの打刻を元にエクセルなどで賃金を計算しなければなりませんでした。また、社会保険の改定や各種保険料の算出など複雑な計算が必要になる場合もあり、多くの手間がかかっていました。
給与計算ソフトの導入により、給与計算業務の効率化や入力ミスの減少が期待できます。給与計算ソフトや従業員の数や目的・ソフトの導入方法によって異なるので自社にマッチしたものを選びましょう。
無料で使える給与計算ソフトのメリット
無料でも使える給与計算ソフトのメリットは、簡単な操作で正確な給与計算を実現できることです。無料で利用できるため、コストを抑えながら給与業務をスムーズに運用できます。以下に、無料で使える給与計算ソフトのメリットについて解説します。
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無料でも使える給与計算ソフトのメリット
導入・ランニングコストがかからない
無料のソフトウェアは、ダウンロードや利用に費用がかからず、ライセンス料やサブスクリプション費用が不要です。そのため、高価な給与計算システムを導入せずに給与計算業務を効率化させることが可能となります。
また、無料であっても基本的な給与計算機能や勤怠管理など、便利な機能を多く備えているものもあります。導入コスト・ランニングコストがかからない分、大幅なコスト削減が実現できます。
シンプルな機能で操作が容易
有料のソフトウェアと比べて導入ハードルが低く、煩雑な機能が省かれているため、初心者や給与担当者でも使いやすいです。直感的なインターフェースが提供され、煩雑な設定やカスタマイズを必要としないため、すぐに導入して給与計算を開始できます。
また、時間やトレーニングコストを削減し、給与計算業務の効率化を図ることができます。シンプルかつ使いやすい無料のソフトウェアは、小規模事業所や個人事業主にとって導入しやすい点がメリットです。
中小企業に最適
無料で使える給与計算ソフトは、シンプルで直感的なインターフェースを提供し、複雑な役職や階層ごとに細分化された表が少ないため、中小企業に特におすすめです。中小企業では、従業員数や給与体系が煩雑ではないことが多いため、高度な機能や設定は不要です。
無料の給与計算ソフトは基本的な機能に焦点を当てているため、余計な手間をかけずに給与処理を迅速かつ正確に行うことができます。
もう一度見る!無料で使えるおすすめ給与計算ソフト無料で使える給与計算ソフトのデメリット
無料でも使える給与計算ソフトは、高度なカスタマイズや拡張性が制限されていることが多いです。また、有料のソフトと比べて、無料のソフトでは特定の機能や処理が不足している場合があります。ここでは、無料で使える給与計算ソフトのデメリットについて解説します。
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無料でも使える給与計算ソフトのデメリット
最低限の機能しかない
無料で使える給与計算ソフトは、複雑な給与計算や高度な税金・社会保険料の計算に対応できず、大規模企業や特殊な給与体系には適さない場合があります。また、他のシステムとの連携機能が限られているため、給与データの取り込みやエクスポートに制約があります。
さらに、無料のソフトウェアは利用人数に制限があることが多く、従業員数が一定以上の企業には適さない可能性があります。これらの点を考慮して、企業のニーズに適した給与計算ソフトを選択することが重要です。
データの保存期間が短い
無料のソフトウェアでは、データの保存期間が限られている場合があり、古いデータが自動的に削除されることがあります。これにより、長期的なデータの追跡や過去の給与計算データへのアクセスが制限されます。
有料のソフトウェアでは、より長い保存期間が提供されることが一般的で、データの保管に対する心配が少なくなります。無料のソフトウェアを使用する場合は、定期的にバックアップを取ることが重要で、データの保全とセキュリティを確保する必要があります。
サポート体制が弱い
有料のソフトウェアは、一般に専門のカスタマーサポートが提供され、ユーザーが問題に直面した際に迅速かつ専門的な対応を受けることができます。
一方、無料のソフトウェアでは、開発者やサポートスタッフのリソースが限られていることが多く、適切なサポートが得られないことがあります。このため、ユーザーがトラブルや疑問に直面した場合に、適切な対応を受けられない可能性があります。
無料期間に縛りがある場合も
無料で使える給与計算ソフトは、無料期間が限られているソフトもあります。一部の無料のソフトウェアは、無料期間の終了後に有料プランへの切替を前提としています。無料期間が終わると、一部の機能が制限されたり、完全な機能が利用できなくなる場合もあります。
また、無料期間が短い場合もあり、限られた期間しかソフトウェアを無料で利用することができません。これにより、長期的な利用を希望する場合には有料プランへの切り替えが必要となり、予期せぬコストがかかる可能性があります。
そのため、無料で使える給与計算ソフトを選ぶ際には、利用期間や機能制限に注意が必要です。
無料版と有料版の違い
無料版 | 有料版 | |
---|---|---|
初期費用 | 無料 | △ |
月額料金 | 無料 | 相場 5,000円〜/月 |
登録従業員数 | 縛りあり | 無制限 |
自動計算機能 | ◯ | ◯ |
Web明細機能 | ◯ | ◯ |
年末調整 | × | ◯ |
システム連携 | × | ◯ |
サポート体制 | △ | ◯ |
無料の給与計算ソフトでは、給与の自動計算機能や給与明細の発行機能の利用が可能です。一方で、勤怠管理システムや他システムとの連携機能や、年末調整機能などの高度な機能には対応していません。
またメールや電話・チャットなどのカスタマーサポートが制限されているため、経理業務初心者の方や初めて給与計算ソフトを利用する方にはおすすめできません。コストを抑えて給与計算ソフトを導入したい場合は、無料トライアルを実施している製品や、ランニングコストの安い製品を選びましょう。
\おすすめの給与計算ソフトをご紹介/
おすすめ給与計算ソフト10選(全26製品)を徹底比較|無料ソフトや勤怠管理システムとの連携も
従業員の給与額の算出や給与明細の作成・社会保険料の計算などを自動化できる給与計算システム。本記事では無料で使えるクラウドソフトや勤怠管理と連携できるソフト、アプリ対応のソフトなどおすすめの給与計算ソフトを解説。業界シェアランキングも紹介します。
給与計算ソフトの主な機能
無料でも使える給与計算ソフトは、利便性の高い機能を搭載しており、従業員の給与計算を正確に行います。これらのソフトウェアは、煩雑な給与業務をスムーズに処理できるツールです。以下に、無料で使える給与計算ソフトの機能について解説します。
給与自動計算
給与自動計算は、従業員の給与計算プロセスが効率化されます。ソフトウェアに従業員の基本給、残業代、手当、控除などの情報を入力すると、自動的に給与明細が生成されます。給与自動計算は、ヒューマンエラーを減らし、時間と労力を節約するのに役立ちます。
また、税金や社会保険料の計算も組み込まれているツールもあり、給与計算の正確性を保証します。給与自動計算は、給与業務の煩雑さを軽減し、スムーズな給与支払いを可能にします。
社会保険料控除
社会保険料控除は、従業員の給与から社会保険料を正確に差し引くための機能です。ソフトウェアに従業員の個人情報や雇用条件、給与額を入力すると、国民健康保険や厚生年金、雇用保険などの社会保険料を計算し、給与から差し引く金額を自動的に算出します。
また、従業員と事業主の社会保険料の負担を適切に処理し、法律に基づく適正な支払いを確保します。社会保険料控除の機能によって、煩雑な手計算を防ぎ、給与計算業務の正確性と効率性を向上させることができます。
計算方式設定
計算方式設定は、事業所や従業員のニーズに合わせて給与の計算方法をカスタマイズできます。ソフトウェアは、従業員の雇用形態(正社員、パートタイム、契約社員など)や労働契約、残業や休暇の扱いなどに基づいて、給与計算のルールを設定します。
異なる従業員に対して適切な給与計算が行われ、法令や企業のポリシーに適合した給与明細が生成されます。計算方式設定機能は柔軟で使いやすく、事業所の要件に合わせて給与計算をカスタマイズできるため、効率的な給与処理が行えます。
勤怠管理
勤怠管理機能は、従業員の勤務時間や休暇情報を管理するための機能です。出勤や退勤時刻を入力し、休暇や欠勤の申請も行えます。管理者は勤怠データを確認・承認し、遅刻や早退、残業時間を自動的に計算します。
これにより、正確な労働時間を把握し、給与計算や残業代の算出に活用できます。また、勤怠データの記録が電子化されるため、紙ベースの手間やヒューマンエラーが削減されます。
電子給与明細発行
電子給与明細発行は、給与明細を紙で印刷する代わりに、電子的な形式で従業員に提供できます。従業員は、オンラインのプラットフォームや個別のアカウントにログインして、自分の給与明細をダウンロードや閲覧ができます。
紙の印刷や郵送コストが削減され、環境にもやさしい方法となります。従業員はいつでも必要なときにアクセスできるため、給与明細を紛失する心配がありません。また、セキュリティ対策が施されたプラットフォームを使用するため、情報漏洩のリスクも低減されます。
バージョンアップ・法改正チェック
ソフトウェアの開発者は定期的にアップデートを行い、最新の法令や規則に適合するように機能を改善します。これにより、ユーザーは最新かつ正確な給与計算を実行できます。法改正があった場合、ソフトウェアは自動的に対応し、計算に適切な変更を反映します。
バージョンアップ・法改正チェック機能によって、給与計算における法令遵守が保証され、ヒューマンエラーや法的リスクが最小限に抑えられます。ユーザーは手間をかけずに最新の法令に準拠した給与計算を継続的に行うことができます。
もう一度見る!無料で使えるおすすめ給与計算ソフト給与計算ソフトの選び方
給与計算ソフトの導入を検討する際、自社に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは給与計算ソフトの選び方について詳しく解説していきます。
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給与計算ソフトの選び方
自社の企業規模に合わせて選ぶ
給与計算ソフトは、企業規模や従業員の人数によって機能やコストが異なります。中小企業と大企業では給与計算に必要となる機能が変わってくるため、自社の規模に合っているかどうかを最初に確認しておきましょう。
30名以下の小規模企業|給与計算特化タイプ
給与計算特化タイプは、主に給与の自動計算・明細発行に機能が絞られ、低コストで導入できるのが特徴です。給与計算に特化しているため、従業員30名以下の小規模企業に向いています。
中にはマイナンバー管理機能やWeb明細発行機能を持つ製品もあり、労務管理分野をカバーすることも可能です。
300名程度の中小企業|人事給与タイプ
人事給与タイプは、給与計算・管理のみならず勤怠・労務管理機能も備えており、人事・労務の分野までカバーできるのが特徴です。外部の勤怠・労務管理システムと連携しやすく、会社体制・業務フローの変化に柔軟に対応しながら業務システム化の範囲を広げられます。
企業の成長に合わせて段階的に機能拡張できるため、今後会社の成長により会社体制・業務フローの変化が見込まれる中小企業におすすめです。
300〜1,000名以上の中小・大企業|ERPタイプ
ERPタイプは、社員・金銭・商品・情報を1つに集約して統合的に管理するERP(基幹系情報システム)を活用しているのが特徴です。人事管理のほか販売・会計など幅広い領域をカバーし、各データをシームレスに共有・活用できるメリットがあります。
業務を一括で集中管理できるため、拠点が複数ありルールが複雑化している中小・大企業におすすめです。一部、小企業向けのソフトも販売されています。
自社の体制や業務フローに合わせて種類を確認
給与計算ソフトの導入方法は主に、クラウド型・インストール型・オンプレミス型の3つに分かれます。企業によって適した形態が異なるので、それぞれの特徴を確認して選びましょう。
インストール型
インストール型は、パソコンにソフトウェアをインストールし、パソコンやサーバー上で給与計算を行います。オフラインでの使用も可能です。ソフト購入費用が数万円程度かかるものの、その後のランニングコストが不要でコストを抑えられるのが最大のメリットです。
クラウド型
クラウド型は、インターネット上のサイトで使用します。常に最新データに自動更新され、法改正・税率改定などに合わせて手作業で更新する手間が省けるため、業務フローを大幅に削減できます。
スマートフォンで利用できるシステムもあり、勤怠データと連携しテレワークなどのさまざまな勤務形態で利用できます。
オンプレミス型
オンプレミス(On-Premses)型は、社内サーバー・通信回線を使用してシステムを構築し、自社運用を行うタイプです。ネットワーク・サーバ構築、システム開発など導入までに多大な金銭・人的コストが発生しますが、導入後はメンテナンス費用以外の維持費がほとんどかからず、カスタマイズの自由度も高いため、雇用形態が多様な大企業向けの導入形態です。
給与計算に必要な機能を確認
給与計算ソフトの機能はさまざまです。自社の給与計算業務における課題を洗い出すことで、どのような機能を備えたものを選べばよいかがわかります。また、必要な機能を把握しておけば、無駄なコストをかけずに適切な給与計算ソフトを選ぶことができます。
既存システムとの連携機能
給与計算業務を効率化させるにあたり、勤怠管理システムとの連携は必須となります。社内で複数のシステムを利用している場合は、互換性を確認してから選びましょう。
経費精算システムと連携できるものなら、精算額を自動的に取り込み給与に反映させることも可能になります。経理ソフトから給与計算ソフトに情報を転記する作業が必要なくなるため、人的コストの削減にも繋がります。
年末調整の対応機能
給与計算業務を自社で行なっていても、年末調整は外部に委託している会社が多くあります。年末調整に対応できる給与計算ソフトを導入すれば、自社で年末調整を行うことも可能です。
年末調整を外部へ委託していると、提出や回収などのやりとりに手間がかかる場合があります。自社で年末調整を行えば、提出があったものから少しずつ処理できるため作業に余裕が生まれやすくなり、委託費用がかからないというメリットも得られます。
自動計算機能
給与計算を自動化できることは、給与計算ソフトの導入によって得られる大きなメリットの1つです。勤怠情報のインポートから計算までを自動化できるものなら、残業代などの計算もスムーズになります。
ソフトによって自動計算できる範囲は異なるため、対応可能な範囲を確認してから選ぶことが重要です。各種社会保険料率の変更や社保等級の改定なども自動計算できるソフトを選べば、より正確で効率的な給与計算業務を実現できます。
一般的に従業員数が多いほど給与計算業務の負荷が高まるため、規模の大きい会社ほど恩恵を感じやすくなるでしょう。
勤怠管理システムやほかサービスと連携できるか
給与計算は勤怠管理システムとの連携が不可欠です。すでに勤怠管理システムを導入している企業は、給与計算ソフトが自社の勤怠管理システムと連携できるか、必ず確認しましょう。
また給与計算ソフトの中には、会計システムや経費精算システムなどと連携可能な製品もあります。経費精算システムと連携すれば、給与計算と一緒に経費精算が可能です。ソフトによって連携できるシステムは異なるので、導入前に確認しておきましょう。
サポート体制はセキュリティ対策は充実しているか
給与計算ソフトは、サービスの提携状態により導入や設定の難易度が異なります。操作中にトラブルが発生した際、電話やメール・チャットでの連絡・相談ができると心強いです。連絡手段や営業時間と合わせて確認しておきましょう。
また、従業員の個人情報やマイナンバーを安全に管理するために、セキュリティ対策も確認しましょう。担当者の権限に応じたアクセス制限の機能があるか、情報が暗号化されているかなどは、最低限確認するべき項目です。
費用や無料トライアルの有無を確認
給与計算ソフトは、導入する製品や提供形態によってコストに大きな違いがあります。初期費用の安さだけを意識するのではなく、月々にかかる費用や、導入によって削減できる費用などと照らし合わせてソフトを検討しましょう。
また、給与計算ソフトの操作性や機能性を確認するためにも、無料トライアルを利用するのがおすすめです。複数の給与計算ソフトを実際に利用し、比較することで自社にあった最適な製品が選べます。
もう一度見る!無料で使える給与計算ソフト17選Excelなどの表計算ソフトを使う際の注意点
- ヒューマンエラーが起こりやすい
- 区分ごとの自動計算には未対応
- 給与計算以外の複雑な処理は行えない
- 法律・法令の改正に対応していない
- データのバックアップ先の確保が必要
Excelなどの表計算ソフトは無料で使えるため手軽に利用できますが、給与計算には注意が必要です。まず、給与計算は複雑な数値処理が必要なため、数値の入力ミスや数式の誤りが発生しやすく、給与明細の正確性に影響を与える可能性があります。
また、社会保険料の自動計算に対応していないことがあります。社会保険料は従業員の給与額や雇用形態、年齢などによって異なるため、正確な計算が求められます。しかし、Excelなどの表計算ソフトでは、手動で計算しなければなりません。
さらに、Excelは給与計算に特化した機能を持っていないため、複雑な給与体系や福利厚生の処理には対応しきれない場合もあります。専門の給与計算ソフトはこれらの機能を備えており、正確で効率的な給与計算が可能です。
法律や法令の改正があった場合も、担当者自身が対応しなければなりません。業務の属人化を防ぐ意味でも、法改正時は運用マニュアルを更新しつつ担当者全員で情報共有の講習会を開く時間も必要です。データの保存期間も短いため、二重バックアップ先も共有しておくことを推奨します。
給与計算は企業にとって重要な業務であり、誤りがあると従業員の不満や法的なトラブルにつながる可能性があります。そのため、Excelなどの表計算ソフトを利用する際には、入力の慎重さや計算の正確性に留意する必要があります。
その他無料で使える給与計算ソフト
ここでは、記事前半で紹介した製品以外の無料で使える給与計算ソフトを紹介します。
GOOD
ここがおすすめ!
- すべての機能が初年度無償で使える
- 勤怠情報を入力すれば、給与計算は自動でラクラク
- 年末調整業務のペーパーレス化でコストを削減
MORE
ここが少し気になる…
- 勤怠管理や労務管理は他サービスで対応する必要がある
GOOD
ここがおすすめ!
- あらかじめ登録された明細項目と自動計算で明細書を簡単作成
- 社会保険や年末調整・マイナンバーの管理もこれ1つ
- MJSのクラウドサービスとのデータ連携で更なる業務の効率化
MORE
ここが少し気になる…
- シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない
料金の詳細や利用イメージは
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GOOD
ここがおすすめ!
- 100におよぶ給与項目設定で多様な企業環境や給与体系に対応
- 年末調整や各種書類作成も申告データを入力するだけで完了
- 充実のサポート体制とセキュリティでトラブルにも迅速に対応
MORE
ここが少し気になる…
- シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない
GOOD
ここがおすすめ!
- オンプレミスのPCA給与計算ソフトを、初期費用を抑えたサブスク形式で利用
- 月次の給与計算や年末調整など中小企業に必要な機能を搭載
- 充実のサポート体制とセキュリティでトラブルにも迅速に対応
MORE
ここが少し気になる…
- シンプルな機能性で大企業にはあまり向かない
GOOD
ここがおすすめ!
- クラウドERPシステムで財務管理や販売管理・年末調整・マイナンバー管理など、あらゆる給与計算業務を完全網羅!
- マウス操作を削除したテンキー入力で高速入力が可能
- 会計データを即時に集計し、損益計算書や決算書などの書類を自動で作成できる
MORE
ここが少し気になる…
- 機能が充実しているが故に、コストがかかる
オープンアソシエイツ株式会社
RoboRoboペイロール
GOOD
ここがおすすめ!
- 社会保険労務士監修!給与計算の1次チェックを給与計算業務のプロにお任せ
- 社員やアルバイトなど柔軟な勤務体系に対応
- 導入から運用まで充実のサポート体制
MORE
ここが少し気になる…
- 操作に慣れるまでが大変
株式会社ヒューマンテクノロジーズ
KING OF TIME 給与
GOOD
ここがおすすめ!
- シンプルで使いやすい画面設計で導入がスムーズ
- 自動読み取り機能で年末調整の手間や負担を軽減
- 勤怠管理や人事労務・データ分析までバックオフィスを一元管理
MORE
ここが少し気になる…
- 一括申請ができない
機能の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック
GOOD
ここがおすすめ!
- 顧問先とはクラウド経由で共有でき、急な変更があってっも給与計算結果を手早く送れる
- 顧問先5社で契約すると2年目以降の保守料金が無料になる
- 社労士有資格者や実務経験豊富なスタッフを揃え、サポートも手厚い
MORE
ここが少し気になる…
- あくまでも社労士のための給与計算システムのため、企業での導入の場合機能の過不足が気になる場合がある
GOOD
ここがおすすめ!
- 毎月の給与明細を電子化できるだけでなく、オプションを使用すれば年末調整の電子化も
- オプションが充実しており、必要に応じて「安否確認機能」や人事・労務機能と組み合わせられる
MORE
ここが少し気になる…
- 毎月の明細を電子化する機能がメインかつ、詳細なプランや機能は問い合わせが必要
無料で使えるおすすめ給与計算ソフト比較一覧表
まとめ
フリーで使える給与計算ソフトは、初期費用やランニングコストがかからず手軽に導入できます。そのため個人事業主や少人数企業・エクセルから給与計算ソフトに移行したい方に特におすすめです。
給与の自動計算や給与明細書の発行・年末調整などの自社に必要な機能や使い勝手、セキュリティ面も考慮して自社に最適な給与計算ソフトを選びましょう。
もう一度見る!無料で使えるおすすめ給与計算ソフト経理業務を効率化!関連サービスはこちら
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小規模法人・中小企業におすすめ
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大企業におすすめ
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建設業におすすめ
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飲食店におすすめ
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