請求書受領サービスおすすめ17選(全38選)を徹底比較!|ツールの選び方を解説【2024年最新】
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- 請求書受領サービスは、3つのタイプから自社にあったものを選択しよう!
- 厳選したサービスから、データ化できる項目や法令対応を確認しよう!
- 気になるサービスは、資料請求で詳細を確認するのがおすすめ!
請求書の受領からデータ化までしてくれる請求書受領サービス。本記事では、代行タイプや自社タイプなどから、請求書管理を効率化できるサービスを紹介!厳選したおすすめの請求書受領サービスやツールの選び方、注意点などを解説します。
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目次
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請求書受領サービスの始め方
経理業務を行う担当者や経営者の方にとって、最適な請求書受領サービスを判断するのは容易ではありません。請求書受領業務は企業運営において極めて重要な業務であり、正確かつ効率的に行うことが求められます。
請求書受領サービスの利用を開始するには、公式サイトで資料請求が必要となるケースが多いです。本サイトでは、複数のサービスに関する特徴をまとめて比較・資料請求できますので、ぜひご活用ください。
なお、資料の取り寄せは無料であるため、複数の資料をダウンロードして、自社に最適な請求書受領サービスを選びましょう!
請求書受領サービスのおすすめ17選
ここでは、数ある請求書受領サービスを比較して判明した、おすすめ請求書受領サービス17選を紹介します。各サービスの特徴を比較しながら、資料請求と合わせて自社に最適なサービスを検討しましょう。
請求書受領サービスおすすめ17選早見表
迷ったらこれ!おすすめ請求書受領サービスをピックアップ!
クラウド上で承認フローを完結! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
受取から取込まで一貫して自動化! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
低コストで予算に応じた利用が可能! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
通信費の請求書をデータ化! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
公共料金の請求書をデータ化! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
タイプ別|請求書受領サービス特徴比較
ワンクリックで振込みが可能
他システムとのAPI連携で業務を効率化「マネーフォワード クラウド債務支払」
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウド債務支払
AI OCR機能や承認フローの効率化により、請求書の電子保存や自動入力で請求書管理を効率化するなら、マネーフォワード クラウド債務支払の導入がおすすめです。
評判・口コミを紹介
導入後の最大のメリットは、やはりペーパーレス化により紙にまつわる作業や手間がすべてなくなったことです。経費や支払の問い合わせの際に毎回紙を探す手間、ファイリングする手間、会計監査や税務調査の際に紙の資料を収集する手間がなくなりました。
経費の導入事例(マックス株式会社)|株式会社マネーフォワード
GOOD
ここがおすすめ!
- 銀行振込APIと連携しているため、ワンクリックで振込みができる
- AI-OCRにより、適格請求書の判定業務を効率化
- ワークフローは自社にあわせて柔軟に申請経路の設定が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 開封や受領・保管の代行はオプションとなる
99.9%以上のデータ化精度を保証
精度・スピードに合わせてデータ化方法を選択できる「invox受取請求書」
株式会社invox
invox受取請求書
評判・口コミを紹介
invox導入後、請求書の受領から計上、支払処理までをすべて電子化することで、紙の請求書や支払依頼書を印刷して回覧する必要がなくなり、出社回数は8割削減できました。invox導入前は、支払依頼書も合わせると500枚以上の紙の印刷とファイリングをしていたのですが、それもなくなりましたし、印刷や保管にかかるコストも大幅に削減され、ESG経営にもつながっています。
お客様インタビュー(株式会社アイテック)|株式会社Deepwork
GOOD
ここがおすすめ!
- ユーザー数無制限かつ初期費用0円で導入でき、目的にあわせて選べる3つのプラン提供
- AI-OCRによる「スピード」かオペレーターによる「精度の高さか」を選べる2種のデータ化方法
- 特殊な仕訳も自動で生成し、「申請・承認ワークフロー」設定にも対応
MORE
ここが少し気になる…
- 仕訳データ生成や申請・承認ワークフロー、タイムスタンプはベーシックプラン以上のみ
月額0円からインボイス制度に対応
月額基本料・初期費用0円!低コストでの導入が可能「請求QUICK[受取]」
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
請求QUICK[受取]
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
請求QUICK[受取]
経理のノウハウが凝縮!インボイス制度や電子帳簿保存法に対応したシステムを導入したい企業におすすめ
GOOD
ここがおすすめ!
- 請求書の受取・電子保存から支払・仕訳までデジタル化して一元管理が可能
- インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、効率的な法対応をシームレスに実現
- 初期費用はかからず、月額0円~で利用できるため、低コストでの導入が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 個人事業主での利用はできず、法人のみに対応
通信費の課題を解決する
毎月バラバラに届く「通信費」の請求書を1枚にできる「Gi通信」
株式会社インボイス
Gi通信
株式会社インボイス
Gi通信
毎月届く、通信費の請求書の「仕訳」や「入力」、「伝票作成」に課題に感じている方におすすめ
評判・口コミを紹介
これまではバラバラに届く請求書の支払い業務に苦慮していましたが、請求書が1枚で届くようになり支払い業務が大幅に軽減しました。毎月同じタイミングで請求書を受け取れるようになったので今では計画的に業務が進められるようになりました。
導入事例(白河市水道部)|株式会社インボイス
GOOD
ここがおすすめ!
- 毎月届く「通信費」の請求書が1枚になり、作業時間が90%削減
- 請求明細がデータ化し、部署や拠点名も表記可能
- 適格請求書として発行するため、インボイス制度対応が大幅軽減
MORE
ここが少し気になる…
- 料金を確認するには問い合わせが必要
公共料金の支払いをまとめて代行
毎月バラバラに届く「水道光熱費」の請求書を1枚にできる「OneVoice公共」
株式会社インボイス
OneVoice公共
株式会社インボイス
OneVoice公共
毎月届く、水道高熱費の請求書の「仕訳」や「入力」、「伝票作成」に課題に感じている方におすすめ
評判・口コミを紹介
請求書の受領系クラウドサービスは色々ありますが、それらと違い「受取から支払いまでの業務全体の削減」を見込むことが出来たことが大きかったと思います。請求書や支払伝票などが大幅に削減されペーパーレス化に効果があるのは勿論のこと、部門仕訳にフィットしたグルーピング機能が使えそうだったことも採用のポイントでした。
事例(青森県七戸町)|株式会社インボイス
GOOD
ここがおすすめ!
- 毎月届く「水道光熱費」の請求書が1枚になり、作業時間が90%削減
- 請求明細をデータ化!利用場所や使用量もEXCELデータで取得可能
- 立替金精算書として発行するため。インボイス制度対応が大幅軽減
MORE
ここが少し気になる…
- 料金を確認するには問い合わせが必要
受領からデータ化まで代行
請求書業務をデジタル上で完結できる「Bill One」
評判・口コミを紹介
Bill Oneであれば紙の請求書でもオンラインで受領・データ化することが可能なため、それらの作業を行うことなく、請求書をオンラインで簡単に確認できるようになり、業務時間を3000時間程度削減できました。また、テレワークの前に請求書をスキャンするための残業がなくなり、経理担当者1人あたりのテレワーク実施時間が月44時間から月84時間へと増加しました。
ニュース(株式会社ボディワークホールディングス)|Sansan株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- あらゆる請求書をオンラインで受け取れて、クラウド上で一元管理できる
- 申請や承認などのさまざまな請求書業務をデジタル上で完結でき、生産性が向上する
- インボイス制度や電子帳簿保存法などの法改正にはその都度対応でき、請求書業に負荷を削減できる
MORE
ここが少し気になる…
- 価格を確認するには問い合わせが必要
どんな形式の請求書も受け取りの代行が可能「TOKIUMインボイス」
評判・口コミを紹介
ペーパーレス化が実現し、約7,500枚ある請求書や関連書類の保管に伴うコスト、特に人的コストを大幅に削減することができました。また、請求書支払業務が大幅に効率化されたことにより、社員の残業時間も減少しました。
導入事例(信組情報サービス株式会社)|株式会社TOKIUM
GOOD
ここがおすすめ!
- 支払申請や承認などの請求書処理をオンライン上で完結でき、業務効率化が可能
- 電子帳簿保存法やインボイス制度などに対応しており、今後の法制度にも対応するため工数削減につながる
- SOCレポート・ISMS認証などの高度なセキュリティ体制により不正・過剰アクセスも防げる
MORE
ここが少し気になる…
- 土日・祝日対応可能なのは月初のみ
請求書支払業務をなくして管理を高度化「Concur Invoice」
評判・口コミを紹介
従来かかっていたリードタイムが最大2日間から最短1 分に短縮されるなど大幅に改善されました。業務効率化や生産性向上、ガバナンス強化を実現し、同社の進めている働き方改革の推進にも寄与しています。
導入事例(株式会社クラレ)|株式会社コンカー
GOOD
ここがおすすめ!
- キャッシュフローも使え、サービス連携や対応言語が豊富
- 「BtoBプラットフォーム請求書」と連携しており、企業間のやり取りが簡潔
- クラウド上で一元管理するため、会社や自宅でも手軽に確認・承認が行える
MORE
ここが少し気になる…
- 価格や規模などの詳細は問い合わせる必要がある
支払業務のペーパーレス化を実現「請求書受取スキャンサービス」
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
請求書受取スキャンサービス
GOOD
ここがおすすめ!
- クラウドストレージに格納するため、場所を問わずチェックできる
- PDFデータだけでなく、「取引先名・日付・請求金額」などの6項目を別途Excelに転記してくれる
MORE
ここが少し気になる…
- 月に100通以上や4枚以上の場合は追加料金が発生し、返却は月に1度のみ
月額料金なしで費用を抑えられる「ペイトナー請求書」
評判・口コミを紹介
ペイトナー導入後、請求書に記載された支払期日どおりに振込が実行されるため、支払い漏れがなくなり、精神的負担がスッキリ解消しました。また振込手数料も以前より半額以下まで削減され、社内の経費削減につながりました。システムも使いやすく、今ではかなり重宝していますね。
利用者の声(株式会社LibertyGate)|ペイトナー株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- AI-OCRで自動文字起こしができ、人的ミスを減らしつつ請求書を一元管理することができる
- 月額料金などはなく、かかってくる費用は振込手数料の1件300円(税込)だけなので費用を抑えたい方におすすめ
MORE
ここが少し気になる…
- 使用可能口座がGMOだけに限られてしまうため、新たに口座を開設する必要など導入の際に手間が掛かる可能性も
AIによる最速処理でデータ化「バクラク請求書」
評判・口コミを紹介
請求書処理に関しては、各部署の方に申請と承認をしてもらった上で経理部に情報が届くようになったので、各部署への確認の手間が減りました。バクラクを使うことで承認作業までは担当部署、支払処理は私と業務を分けられるようになり、負担が減ったのは助かっています。
導入事例(株式会社中日ドラゴンズ)|株式会社LayerX
GOOD
ここがおすすめ!
- 有料にはなるが、導入から運用開始までの「支援サービス」を受けられる
- 請求書の受取を「スキャンセンター」に変更するだけで簡単にデータ化できる
- 連携している各種会計サービスの種類が豊富
MORE
ここが少し気になる…
- その他の業務との連携を効率化したい場合は各種バクラクサービスで統一した方がいい
freee会計とワンクリックで連携可能「sweeepインボイス」
GOOD
ここがおすすめ!
- AI学習を搭載し、2回目以降の「仕訳・支払方法」は自動で管理できる
- 支払方法ごとにステータス管理が行えるので、支払い漏れ対策にぴったり
- 複数の会計システムと連携しており、free会計はワンクリックで連携が可能
MORE
ここが少し気になる…
- 紙ベースの請求書の受取とデータ化はオプションとなる
AI OCRでデータ化をサポート
誰でも使いやすい支払処理を実現「freee支出管理」
評判・口コミを紹介
稟議から取引までつながっているので、管理側として管理がしやすくなったと思います。また、監査法人の監査の際も資料の共有をしやすくなりました。すでに紐づいている電子証憑を監査法人が直接確認できるなど工数を減らせるようになったので、やりたかったことができていると感じています。
事例紹介(ウォンテッドリー株式会社)|freee株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- データの一元管理・自動化により面倒が減る支払処理を実現できる
- 経費精算・受取請求書・ワークフロー・小口現金・法人用カードなど企業で支払うお金をまとめて管理できる
- 経理も申請者も承認者も是認が使いやすく、AIで自動化もできるため正確さ・業務効率も上がる
MORE
ここが少し気になる…
- 年払いのため月ごとに支払いたい企業には不向き
請求書以外の証憑保存が利用可能「freee支出管理 受取請求書キャビネット」
freee株式会社
freee支出管理 受取請求書キャビネット
GOOD
ここがおすすめ!
- PDFやWordやExcelなど請求書以外の証憑保存が追加費用なしで利用可能
- AIによってフォルダ振分・取引情報・明細読取・仕訳などさまざまな経理業務を自動処理が可能
- 支払期日管理や振込までの作業が一元化でき、業務効率が上がる
MORE
ここが少し気になる…
- 年払いのため月ごとに支払いたい企業には不向き
請求書の受領と送付業務を効率化
オンラインでの一元管理でテレワークに対応「マネーフォワード クラウドインボイス」
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード クラウドインボイス
評判・口コミを紹介
システム導入前は請求書発行に2日ほどかかっていましたが、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しつつ、以前に比べて約半分の時間で完了するようになりました。紙から電子に切り替えたことで、請求書の印刷や封入などにかかる時間を大幅に削減できました。また、月に約800通の紙の請求書を郵送しており、切手代だけで6万円以上かかっていたので、コスト削減もできました。
導入事例(株式会社学情)|株式会社マネーフォワード
GOOD
ここがおすすめ!
- 紙やメールなどで来るあらゆる請求書をオンラインで一元管理が可能
- AI-OCR・オペレーター入力で面倒な入力作業を自動化できる
- 充実したAPIでさまざまなサービスとの連携が柔軟に可能
MORE
ここが少し気になる…
- 料金を確認するには問い合わせが必要
経費精算業務をまとめて効率化
専任スタッフによるサポートで初心者でも安心「楽楽精算」
評判・口コミを紹介
経理担当者の場合、以前は経費申請の承認処理で1ヵ月で約15時間くらい(1名当り)の時間を要していました。「楽楽精算」導入後は、手戻りが少なくなった分、経理一人ひとりの工数が削減され作業時間が短縮されたように思います。あくまで感覚的なものではありますが、仮に1日1~2件の誤申請があったとして、1日10~15分ずつ時間が削減されたように感じます。
導入事例(伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社)|楽楽精算
GOOD
ここがおすすめ!
- 大手や中小、ベンチャー企業などさまざまな規模の企業で利用でき、ペーパレス化の実績も豊富
- 開発費や保守点検などのコストが不要で低価格なため導入しやすい
- 導入時から導入後まで専任スタッフによりサポートしてくれるため初心者でも安心
MORE
ここが少し気になる…
- 外国語対応は英語のみ
フリーランスとのやり取りを効率化
多様な発注・請求管理に対応できる「freee業務委託管理」
評判・口コミを紹介
やはり紙ベースの書類対応が効率化されたことは、最大の効果として実感しています。毎月の発注・請求業務にかける時間が大幅に低減されました。それ以外にも、想定以上の効果がいくつかありました。まず、委託先のパートナーを一覧で見られるようになったことが非常によかったですね。「この先生は、実はこういう知識やスキルを持っていたんだ」という新しい発見があり、他の講座との連携も強化されました。
導入事例(株式会社ユーキャン)|freee株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- 多様な発注・請求管理に1つのプラットフォームで対応可能
- フリーランス保護新法・インボイス制度・電子帳簿保存法に対応しており、新たな法令にも自動で対応可能
- オンプレミスとの連携や新たな機能の開発などの希望に応じたカスタマイズも提案可能
MORE
ここが少し気になる…
- 詳細の料金について問い合わせる必要があり、手間と時間がかかる
【比較表】おすすめ請求書受領サービス17選
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受取から取込まで一貫して自動化! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
低コストで予算に応じた利用が可能! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
通信費の請求書をデータ化! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
公共料金の請求書をデータ化! 30秒で完了!資料を無料ダウンロード |
請求書受領サービスとは
請求書受領サービス(請求書受取サービス)とは、受領した請求書をOCRで電子化し、システム上で一元管理するサービスのことです。受領した請求書の電子化や保管の代行に加え、仕訳や振込データの作成機能を搭載したサービスもあります。
請求書に関する業務には、請求書の受け取りから保存、電子帳簿保存法に準拠したスキャンと電子保存、インボイス制度への対応、会計仕訳や振込データの作成など多くの業務が含まれます。
請求書受領サービスを利用することで、これまで手間のかかった請求書処理業務を効率化し、経理業務の負担軽減が可能です。また、クラウド環境で利用できるものも多く、オンライン化によって請求書処理業務のテレワーク推進にも役立ちます。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
請求書受領サービスは、請求書の受け取りから電子化・送付まで、請求書処理業務の代理またはデータ化を行ってくれるサービスです。紙ベースの手作業中心だった作業を効率化できます。本記事では、請求書受領サービスのメリット・デメリット、サービス選定時の比較ポイントなどを解説します。
請求書受領サービスが注目される背景
請求書には取引先への支払いに関する情報が記載されており、間違いなく支払いを完了させなければなりません。そのため、現場担当者や上司、経理担当者の間で複雑な承認ワークフローが生じてしまいます。
さらに、昨今では紙の請求書以外にもPDFやExcelといった電子データで届き、それぞれに対応した形式・方法で受領から支払処理までを完了する必要があります。また、電子帳簿保存法やインボイスなどの法改正にも適切な対応が求められます。
請求書を含めた証憑書類の管理は経理業務の大きな負担となり、業務の効率化が急がれているのが現状です。そこで、請求書受領サービスのようなシステムを活用し、法改正にも確実に対応しながら、経理業務全体の効率化・負担軽減を図る企業が増えています。
請求書受領サービスの3タイプ
請求書受領サービスは、サービス提供会社によってサービスの内容が異なり、大きく3つのタイプに分けられます。ここでは、請求書受領サービスの3タイプについて特徴を交えながら解説します。
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請求書受領サービスの3タイプ
請求書の受領から代行してくれるタイプ
請求書の受領からデータ化まで代行するタイプは、サービス提供会社が取引先から送られた請求書を代理で受け取り、データ化する方式です。請求書の受け取りやデータ化をベンダー側に委託でき、原本の保管や書類の廃棄なども任せられます。
ベンダーは紙の請求書をはじめ、PDFなどのデータで送られてくるものもまとめてデータ化します。なお、受領した紙の請求書は倉庫で一定期間保管後廃棄したり、一定期間経過したらまとめて送付したりなど、提供会社によって対応は異なります。
基本的に、請求書の受領からデータ入力、内容の点検から保管・送付までを提供会社のオペレーターが行います。そのため、データの精度は限りなく100%に近く、正確性には優れるものの、完了するまでに時間がかかるのが短所です。
受領から代行してくれるタイプは、請求書管理の工数を減らしたい企業におすすめです。受け取りや電子データ化、原本の保管や破棄など、請求書業務で必要な手作業を減らして人為的ミスの防止にもつなげられます。
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受領とは|受領の意味や受理との違い・使い方や例文もわかりやすく解説
受領とは、金銭や物品・サービスを受け取ることを指します。受領の類義語には、領収・査収・収受・受納・接受があります。本記事では、受領の意味や受理との違いについて、受領の類義語や対義語と例文を交えた使い方を簡単にわかりやすく解説します。
自社で請求書をデータ化するタイプ
このタイプは、自社で請求書受領システムを導入・運用し、自社内のリソースを活用して請求書のデータ化を行うものです。従来通り自社で請求書を受領し、電子請求書はそのまま保存、紙の請求書の場合はスキャンによって画像化します。
画像化したものを請求書受領システムにアップロードし、OCRが自動で読み取ってデータにします。請求書の受領からデータ化まで、自社のリソースのみを使って手作業で行うため、代行タイプより工数は増えますが運用コストを抑えられます。
また、OCRやAI OCRの光学文字認識機能によって、書面の文字を自動でデータ化するため、読み取りのスピードが速くなります。ただし、専門のオペレーターが点検を行う代行タイプよりもミスが生じやすいのがデメリットです。
自社で請求書をデータ化するタイプは、決まった形式の請求書を大量に処理することが多い企業におすすめです。そして、よりコストを抑えて運用したい場合にも適しています。
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AI-OCRとは|機能やメリット・デメリット、比較ポイントを解説
AI-OCRは、OCRの仕組みやサービスにAI技術を活用したもので、AIの学習能力によって文字認識率を高められます。本記事では、AI-OCRについてと、AI-OCRを利用するメリット・デメリットの他、導入のステップ・製品の比較ポイントについて、解説します。
取引先との共同利用で運用するタイプ
取引先との共同利用で運用するタイプは、取引先も同じサービスを利用していることが前提です。受領側は業務の一部を取引先が行うため、業務を大幅に効率化でき、発行側も受領側の入力ミスを防げるなど双方にメリットがあります。
取引先が行う作業はサービスごとに異なり、取引先は無料で使用できる請求書受領サービスも多いです。さらに、紙で送られてくる請求書を1つのプラットフォームで一元管理し、自動で電子データとしてまとめられる点も魅力です。
このタイプは取引先との連絡・連携が必須であるため、同じサービスの導入を検討できる取引先がいる場合や、すでに利用している取引先が多い場合におすすめです。
タイプ別のおすすめ請求書受領サービス17選請求書受領における課題
従来の紙ベースの請求書受領では、受領方法が一律ではない、支払いまでの工数が多いなど、さまざまな課題があります。また、企業にはペーパーレス化やインボイス制度への対応も迫られています。ここでは、請求書受領における課題について解説します。
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請求書受領における課題
受領方法が一律ではない
請求書は取引先によって、紙ベースやデータといったように取り扱う形式が異なり、受領方法が一律ではないという課題があります。例えば、紙の書類で郵送、PDF形式の電子メールで送付、Webサイトからのダウンロードなど、取引先によって受領方法が異なります。
そのため、担当者は複数の異なる形式・方法の請求書処理と管理に手間を必要とし、支払い完了までの経理業務がスムーズに進行しないことが多いです。また、受け取りの事実証明を目的として行う受領書の発行にも手間がかかります。
\詳しくはこちらの記事をチェック/
受領書とは|領収書との違いや受領書を発行する際の注意点も解説
受領書とは、金銭や物品・サービスの受領が正常に行われたか、事実を証明する書類です。発行する法的な義務はありませんが、取引先とのトラブル防止や取引状況の可視化に役立ちます。本記事では、受領書の役割と記載する項目、発行する際の注意点などをわかりやすく解説します。
支払いまでの工程が複雑
請求書業務は、請求書の受け取りから社内の承認フロー、代金の支払い、請求書のデータ化、会計の仕訳など数多くの工程を踏むため、支払いまでの工程が複雑です。さらに、それぞれの工程には営業スタッフ、承認者、経理担当者など複数の人物が携わります。
人為的な作業が増えるほど、ミスなくスムーズに請求書の手続きや確認を行うのは困難になり、支払い完了までに多くの時間を要することになります。特に、取引先との金銭的なやり取りであることから、間違いのないよう慎重に行うための経験とスキルが必要です。
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請求書処理における経理の支払処理とは?|業務の流れと課題を解説
請求書が届いたら、受領した後の処理には、内容確認・支払処理依頼書の作成・支払処理・保管業務フローなどがあり、人的ミスなどの課題もあります。本記事では、経理部門などにおける請求書処理の業務フロー、請求書の保管方法と課題、業務を効率化する方法について解説します。
処理状況が把握しづらい
請求書の受領では、取引先ごとの進捗状況が可視化できず、現在の処理状況を把握しづらいというのも課題の1つです。例えば、個別で受け取った請求書が、現在どの部署の誰が保持しているのかをすぐに把握できません。
仮にどこかのフローで紛失・破損が起きていて、支払い完了までの間にトラブルが発生している場合、生産性の低下につながるだけでなく、取引先からの信頼が低下する恐れもあります。特に、紙とデータが混在しているほどトラブルが生じやすいです。
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請求書処理を効率化・自動化させる方法|生産性が低下する原因を解説
請求書処理の業務フローにおいては、受領や決済・保管時で業務が停滞し、生産性が低下しがちです。本記事では、請求書処理で生産性が低下しやすい業務工程を解説し、ペーパーレス化やシステムの導入などの、請求書処理を効率化する方法・効率化に必要なことを紹介します。
企業全体で電子化が進んでいない
請求書処理業務に限らず、企業全体でシステムを活用した業務の電子化が進んでいない場合、請求書に関してもアナログな業務中心で取り組んでいることがほとんとです。紙で請求書を受領する際は、金額をExcelやシステムに手入力しなければならず、請求書原本の保管義務もあります。
そのため、アナログな作業を削減しない限りは、経理業務の負担を軽減できません。また、外出先からの作業やリモートワークにも対応できず、業務の効率化が図れないことにより、煩雑な請求書業務の改善につなげられないのも課題です。
請求書の確認や経理処理のためだけに出社するなど、担当者の業務負担が大きいのは業務効率化の上で深刻な課題といえます。
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電子請求書とは?電子化するメリットや電子帳簿保存法の法改正を解説|商習慣を変える請求書発行システムも
度重なる電子帳簿保存法の改正により、従来の発行や郵送に手間がかかっていた書面の請求書から、インターネットを介して手軽にやり取りできる電子請求書が主流になってきました。本記事では、電子請求書の基本知識やメリット、最新版の法改正や要件についてご紹介。いまさら聞けない要点を解消し、今こそ請求業務のDX化を図りましょう。
インボイス制度に対応できていない
2023年10月1日から、適格請求書を発行する事業者はインボイス制度への対応が義務化されています。インボイス制度によって適格請求書に記載する項目が追加され、要件を満たした請求書を発行し適切に保管することが義務付けられました。
適格請求書に対応した請求書は、従来の形式で発行される請求書とは異なります。定期的な法改正も行われるインボイス制度への対応を社内の経理担当者にすべて任せる場合、大きな負荷となってリソース不足に陥る可能性が高いです。
電子帳簿保存法やインボイス制度など、法改正にも柔軟かつ適切に対応するためには、請求書受領サービスを含めたシステム・サービスの利用が推奨されます。
インボイス制度とは
インボイス制度(適格請求書等保存方式)とは、企業が仕入税額控除を受けるために新しく作られた制度です。これまでの請求書には取引金額、取引年月日、発行者などを記載した区分記載請求書が使われてきました。
新しく制定されたインボイス制度では、請求書に発行者の登録番号と税率ごとに区分した消費税額等を追加で記載しなければなりません。インボイスを受け取れなかった場合、仕入税額控除ができず納付税額の負担が大きくなる場合があります。
インボイス制度は、消費税の10%と8%を正確に納税額算出するため、消費税課税対象外の事業者の元に残る益税や課税額5,000万円以下の事業者の、簡易課税制度で算出した消費税額の益税問題を解決するために作られました。
企業が適格請求書を発行するためには適格請求書発行事業者になる必要があり、まず税務署に登録申請をします。仕入税額控除は、登録した売り手が買い手に適格請求書を発行し、双方が請求書を適切に保存している場合にのみ適用されます。
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インボイス制度に対応した請求書ソフトとは? 必要なシステムも解説
インボイス制度が開始されると、企業はさまざまな対応が必要になります。本記事では、インボイス制度に対応しなければいけないシステムやソフトの範囲や、インボイス制度に対応した請求ソフトがどういったものかを分かりやすく解説します。
請求書受領サービスのメリット
請求書受領サービスは、請求書の受領代行やテキストデータ化、請求書データの保管といった機能の活用で、請求書業務の効率化に役立ちます。ここでは、請求書受領サービスの導入で得られるメリットについて解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
請求書受領サービスのメリット
ペーパーレス化の促進・検索性の向上
紙ベースの請求書処理業務では、受け取りから開封、内容の確認、スキャンによる電子データ化、原本のファイリング・保管など多くの工程を踏みます。さらに、担当者から上司、上長や経理担当者の確認・ハンコによる承認といった承認ワークフローも発生します。
しかし、請求書受領サービスの導入によってオンライン化が実現すると、ペーパーレス化の促進が可能です。一連の請求書業務の人為的な作業が不要となり、データ化された請求書をオンラインのサービス上で確認し、素早く承認できるようになります。
そのため、紙ベースの煩雑なやり取りを削減し、業務の効率が大幅に向上します。紙の請求書保管にかかる負担が減り、検索性を向上させることも可能です。
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請求書の電子化とは?法制度も推進する電子化のメリットを解説|注意点や電子請求書システムの選び方も
請求書の電子化は、請求書をPDFなどの電子データで作成・送付できるため、発行にかかるコストや業務負担が軽減されます。本記事では、請求書の電子化を推進する法制度や、電子請求書システムの選び方をご紹介。従来の手法では負担が大きかった請求業務も、現代の働き方に合った効率化・DX化で刷新できます。
さまざまな形態の請求書に対応しやすい
請求書受領サービスでは、さまざまな形態の請求書に対応できます。ほとんどのサービスが、紙・メール・データといった形態・方法がバラバラに届く請求書に対応しており、サービスのタイプによっては請求書のスキャンからデータ化までをすべて任せられる場合もあります。
また、スキャンした請求書の画像やPDFを、OCR・AI OCRでテキスト化することが可能です。請求書をデータ化して一元管理できるため、届いた請求書の内容を確認しつつ、取引先によって異なる形態の請求書に都度対応せずに済みます。
特に、請求書の内容をチェックするサービスも提供している請求書受領サービスなら、仕訳までをほぼ自動化できるようになり、より担当者の負担を削減できます。
承認ワークフローの円滑化につながる
通常の請求書処理業務では、担当者の上司が不在だった場合、請求書の確認・承認が滞り、次のフローに進めず最終的な承認までに時間がかかってしまうのが大きな課題です。さらに、修正を必要とする際には余計に時間がかかります。
請求書受領サービスでは請求書を電子データ化するため、オフィスに不在の上司も外出先のパソコン・スマートフォンから、請求書の内容確認・承認が可能です。
オンライン化によって承認ワークフローが円滑化するだけでなく、進捗状況が一覧で確認できるため、透明性の向上にもつながります。
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ワークフローとは、業務の申請・起案から承認、意思決定までの一連の流れのことです。ワークフローを作ることで、業務のスピードが上がり効率化が図れます。この記事ではワークフローの作り方や運用のポイント、またワークフローシステムを導入するメリットについて解説します。
多様な働き方に合わせた効率化が可能
請求書受領サービスの導入で作業場所が限定されなくなると、在宅勤務・テレワークでも請求書の処理ができるようになります。インターネット環境があればパソコン上で請求書の確認と承認ができるため、ハンコを押すためだけの出社が不要です。
また、サービスの中には、スマートフォンから確認・承認・差し戻しなどの承認作業が行えるものもあります。クラウド上に請求書を電子データとして一元化・保存するため、急な確認が求められる場合でもスピーディーに対応可能です。
多様な働き方に対応できることにより、従業員のワークライフバランスを整え、職場満足度の向上を図りつつ、BCP対策としても効果を発揮します。
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BCPとは「Business Continuity Planning」の略で「事業継続計画」を意味します。自然災害やテロ攻撃などの緊急事態時への対応を取り決め、事業の早期復旧や継続を目指すものです。この記事では、BCPのメリットや策定のステップなどを解説します。
経理業務にかかるコストを削減できる
請求書受領サービスの利用で紙ベースの請求書をデジタル化できれば、ペーパーレス化によって従来までの保管コストを削減し、請求書の印刷・郵送にかかるコスト削減も可能です。
さらに、手作業で行っていた業務を電子化できるため、経理業務の手間が減り人件費の削減と業務効率化にもつながります。特に、会計システムとの連携が可能なサービスであれば、経理処理にかかる工数を減らし、より業務コストの削減が可能です。
税制改正や法改正に対応しやすい
請求書受領サービスは、最新の税制改正・法改正に対応しているものが多く、自社のリソースのみで対応するのではなく、サービスの利用で自動的に法令を遵守した請求書処理業務が行えます。
例えば、電子帳簿保存法の改正とインボイス制度の創設に伴い、請求書受領サービスは機能を順次アップデートして対応します。高頻度で行われる法改正への対応は非常に大きな負担となりますが、サービスの利用で担当者の負荷を大きく軽減できます。
なお、提供されているサービスごとに機能は異なるため、導入検討時には税制改正・法改正にどのような対応を起こっているのかも、しっかりと確認しましょう。
受領メールの送信を自動化できる
取引先から請求書や書類を受け取った際には、受領メールを送るのが基本です。自社の元に正しく届いていることを伝えることで、取引先にも安心感を与えられます。また、お礼の意味としても良好な信頼関係を築く上で重要です。
そのような受領メールを、請求書受領サービスでは自動で送ってくれる場合があります。事前にフォーマットを設定しておけば、取引先と請求書の内容に合わせて自動で情報が入力され、1件ずつ対応する手間が省けます。
対応漏れなどのヒューマンエラーを防げるため、迅速かつ丁寧な対応によって企業の信頼性向上にも役立ちます。
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請求書の受領メールの文例を紹介|受け取った後の流れや注意点を解説
請求書をはじめ、各書類を受け取ったことを知らせる受領メールは取引先に安心感を与え、長期的な信頼関係を築く要素となります。本記事では、請求書の受領メールを送る目的やメールの文例、送る際の注意点、請求書を受け取った後の流れなどを解説します。
請求書受領サービスのデメリット
請求書受領サービスの導入でさまざまなメリットを得られる反面、利用にはコストが発生するなどのデメリットもあります。ここでは、請求書受領サービスのデメリットについて解説します。
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サービスの利用・導入にコストがかかる
請求書受領サービスの利用・導入には、初期導入費用や月額利用料が発生します。中には無料プランが用意されているものもありますが、受領できる請求書の枚数が限られていたり、利用人数に制限があったりするため、有料プランの検討も重要です。
なお、請求書受領サービスは無料トライアルまたは無料デモを利用可能なことが多く、お試し運用によって自社に必要な機能は何か、サービスの利用・導入が必要であるかの判断ができます。一概にコストの安いサービスが良いとはいえないため、自社との適合性も十分に判断しましょう。
セキュリティリスクを考慮しなければならない
請求書には自社と取引先の大切な情報が含まれ、請求書受領サービスの利用ではベンダーに情報を読み取られることになります。また、管理サーバーが第三者からのサイバー攻撃を受けると、自社の請求書に関する不正リスクや情報漏洩などのセキュリティリスクがあります。
さらに、内部での不正にも注意しなければなりません。これらのセキュリティリスクを考慮しつつ、利用するサービスがどのようなセキュリティ対策を行っているのかを確認し、社内での権限管理の徹底や社員教育の周知も行うことが大切です。
受領から代行してもらう場合には時間がかかる
請求書受領サービスの中には、請求書の受領から代行してくれるサービスがあります。利用者は取引先ごとにさまざまな形式で届く請求書を都度受け取り・データ化する必要がなく、請求書処理業務の大幅な簡略化が可能です。
しかし、請求書の受領代行を依頼するとサービスごとに決められた日数・時間がかかるため、瞬時の受け取り・データ化が難しいことが考えられます。代行タイプのサービスは便利ですが、選定時にはデータ化・送付までの時間を確認しておきましょう。
サービスが終了してしまう可能性がある
請求書受領サービスを含め、外部がシステムを提供しているサービスは常に提供元によるサービス終了のリスクがあります。万が一利用できなくなった場合、サービスに依存しすぎていると他サービスへの移行や業務フローの見直しが困難になるでしょう。
サービスを選ぶ際には、提供会社の安定性はもちろん、シェア率なども考慮しながら事前に停止のリスクも踏まえてリスク分散しておくことが重要です。
請求書受領サービスの機能
請求書受領サービスには請求書処理業務に必要な機能がいくつも搭載されています。ここでは、請求書受領サービスの主な機能について解説します。
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請求書受領サービスの機能
請求書の受領代行
請求書受領サービスは、請求書の受け取り代行をサービスとして提供しています。取引先から自社に届けられる大量の請求書を、請求書受領サービスが代理で受け取ります。
近年は、紙の請求書は受け取り後スキャンし、データ化作業も行われるようになりました。また、PDF形式で受け取った請求書も、システムにアップロードするだけでまとめて管理できます。
請求書の受領代行を利用すれば、自社宛てに届くすべての請求書をクラウド上で一元管理することが可能です。
請求書のテキストデータ化
請求書受領サービスには、紙の請求書をスキャンした画像やPDFの請求書を、OCRまたはAI OCRを使ってテキスト化する機能を実装しているサービスもあります。光学文字認識機能を用いて、自動で請求書の画像やPDFから文字に起こし、テキスト化します。
OCRは「Optical Character Reader」の略称です。OCRの文字認識機能によって紙文書のデータを読み込み、文字データとしてデジタル化します。請求書の画像データやPDFから自動で文字を読み取ることも可能です。
AI OCRは、OCRにAI技術を活用したものであり、AIの機械学習によって文字補正の結果を学習します。そのため、OCRよりも文字の認識能力が高く、認識精度が99.9%であることを謳っているサービスも多いです。
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請求書をAI-OCRでデータ化するメリット|OCRとの違いも解説
AI-OCRでは、従来のOCRの弱点であった識字率が向上されており、請求書の入力業務などを高精度に自動化することができます。本記事では、請求書処理でAI-OCRを利用するメリットと、AI-OCRを導入する方法などについて解説します。
請求書データの保管
請求書受領サービスは、請求書を電子データ化して適切に保管するサービスも提供しています。一般企業・法人の場合、請求書は7年間の保管義務がありますが、紙ベースの書類を保存する際には、ファイリングや保管場所に手間とコストがかかります。
しかし、請求書受領サービスを利用すると、請求書を電子データとして保存できるため、書類の保管スペースが不要になり、必要な書類をすぐに探し出せるようになります。国税調査で書類提出を求められた際にも対応しやすいです。
電子帳簿保存法にも対応
電子帳簿保存法の改正により、PDFなど電子データで受け取った証憑書類は、電子データのまま保存することが義務付けられています。これまでは紙で印刷したものを原本として保管できましたが、現在は電子帳簿保存法に則った電子保存が必須です。
また、電子帳簿保存法には、電子データの保存要件も細かく定められています。保存要件を満たすシステム・対応が自社で行われていない場合、請求書受領サービスを利用すれば、法律を準拠したデータ保存に自動で対応できます。
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電子帳簿保存法に則った請求書の保存方法は?|注意点を分かりやすく解説
電子帳簿保存法とは、法人税や所得税などの国税に関連する帳簿や、書類を電子データによって保存する要件を法令で定めたものです。種類によって適用条件や保存期間が異なります。本記事では、電子帳簿保存法の概要と取引書類、保存方法の注意点についても分かりやすく解説します。
請求書受領サービスを比較する際の失敗しない選び方
請求書受領サービスは、サービスによって機能が異なっています。ここでは、自社にとって最適なサービスを選ぶために、比較する際の失敗しない選び方についてポイントを解説します。
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請求書受領サービスを比較する際の失敗しない選び方
データ化できる項目を確認
基本的な請求書に記載される内容としては、次のような項目が挙げられます。
- 請求日
- 発行者
- 請求金額
- 税区分ごとの金額
- 源泉徴収税額
- 支払期限
- 振込先口座
請求書のどの項目をデータ化するかはサービスによって異なります。そのため、導入したいサービスが自社で必要な項目をデータ化できるか必ず確認しましょう。また、各項目に加えて源泉徴収税や軽減税率への対応も必要です。
請求明細もデータ化できるサービスなら、品名で仕訳が行えるようになるため、仕訳の自動化にも役立ちます。
請求書の保管期間を確認
請求書の原本は、法人の場合だと原則7年、個人事業主なら原則5年の保管義務があります。特に、紙で受け取った請求書は、期間中適切に保管しておくスペースが必要であり、取引数が大きい企業ほど保管スペースに悩まされがちです。
受領代行も行っている請求書受領サービスの場合、紙原本の項目をデータ化した後、倉庫で一定期間保管しています。保管期間はサービスによって異なりますが、7年以上としていることが多く、期間が過ぎると自動で破棄するサービスもあります。
一方、一時保管後に原本を郵送するサービスもあります。この場合、残りの保管期間中自社で保管するためのスペースが必要です。そのため、導入を検討しているサービスがどれほどの保管期間を設定しているのか、事前に確認しておきましょう。
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請求書の管理方法とは?発行側・受領側で異なるポイントを解説|請求書管理ツールでファイリングを効果的に
請求書は、自社の資金フローに関わる重要な書類であり、法人・個人事業主で保管期間が異なります。本記事では、請求書の管理方法や最適な保管方法をご紹介。度重なる法改正で、ますます煩雑になる請求書管理を最適化する「請求書管理システム」についても解説します。
電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているか
請求書処理に関する法律や制度は、デジタル化やグローバル化など環境の変化に合わせて大きな変化を続けています。2022年には電子帳簿保存法改正で電子保存要件が変更され、2023年10月からは適格請求書の保存が必要なインボイス制度も適用されました。
インボイス制度によって従来の請求書よりも内容が煩雑化し、手作業のみの対応では処理に多くの手間と時間がかかります。また、電子帳簿保存法における保存要件も複雑なため、人為的なミスや紛失リスクなどもあります。
請求書受領サービスで電子帳簿保存法やインボイス制度など、最新の法改正に対応できると、さまざまな手間とミスを防止することが可能です。その結果、企業全体の業務効率化や担当者の負担軽減にもつながります。
参考:電子帳簿保存法の概要
参考:インボイス制度の概要
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電子帳簿保存法とは?保存方法・要件や罰則などをわかりやすく解説
電子帳簿保存法とは、国税に関する帳簿や書類を電子データで保存することを認める法律です。本記事では、電子帳簿保存法の3つの保存方法と要件や、対応しなかった場合の罰則、電子帳簿保存法に対応したシステムの選び方などを解説しています。
【図解】インボイス制度とは?いまさら聞けない概要から対応までわかりやすく解説|個人事業主のケースも
インボイス制度とは、複数税率に対応した消費税の仕入税額控除を正確に行うためのものです。本記事では、インボイス制度の概要や、制度導入前後の対応など詳しくご紹介。立場で異なる支援措置をはじめ、制度を機に導入をおすすめするシステムについて解説します。
請求書受領サービス選びのその他の比較ポイント
請求書受領サービスは、請求書のデータ化以外にも複数の機能を搭載しています。ここでは、請求書のデータ化以外で考慮すべき比較ポイントについて解説します。
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請求書受領サービス選びのその他の比較ポイント
国税関係の書類も受領・データ化できるか
請求書処理が電子帳簿保存法に対応していても、領収書や納品書を含めた国税関係書類に未対応の場合、経理担当者の負担はそれほど変わりません。また、新たなシステムを導入する手間が発生し、かえって負担が増加することも考えられます。
そのため、自社に既存の文書管理システムが導入されていない場合は、請求書以外の国税関係書類も法対応できるかが重要です。請求書受領サービスの中には、同シリーズのシステム利用などによって、請求書以外の電子保存にも対応可能なサービスがあります。
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電子帳簿保存法に基づいたPDF保存とは|注意すべき要件を解説
紙の帳簿による業務の手間やコストを削減することを目的に定められた電子帳簿保存法の要件緩和に伴い、多くの企業で帳簿書類の電子化が進んでいます。本記事では、電子帳簿保存法と改正事項の他、PDF保存で注意すべき要件などについて詳しく解説します。
データ化以外の機能も確認
請求書に関連する業務は、請求書のデータ化に限りません。請求書受領サービスには、請求書のデータ化以外にも、さまざまな経理業務を支援する機能を用意したサービスがあります。
特に、自動仕訳・会計システムとの連携、FBデータの作成、承認ワークフローといった機能があると便利です。請求書の受領後に発生する仕訳作業や上司などへの承認フロー、銀行への振込などの業務を効率化でき、経理担当者の負担軽減や経費削減にもつながります。
自動仕訳・会計システムとの連携
請求書受領サービスには、受領してデータ化された請求書の情報をもとに、自動で仕訳データや請求データを作成する機能を備えているものがあります。この機能を活用することで、入力におけるミスが減り作業を効率化できます。
データを会計システムに連携する際には、APIを使用する方法と出力したCSVファイルをインポートする方法の2つがあります。API使用の場合は、担当者がデータを触らずに自動で連携できるのがメリットですが、使える会計システムが限られるのが難点です。
一方、CSVファイルは汎用性が高く、連携できる会計システムの種類も多いです。ただし、サービスによって出力したCSVファイルの整形が必要なケースもあります。ファイル整形が不要なサービスを選んでおくと、作業による遅延を防げます。
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連結会計システムとは|機能と必要性・メリット・デメリットを解説
連結会計システムとは、企業グループ全体の財務情報を統合・管理し、連結財務諸表を効率的に作成するためのシステムです。本記事では、連結会計システムの必要性と主な機能、メリット・デメリットの他、連結会計システムを選ぶときの比較ポイントを解説します。
FBデータの作成
請求書に記載された金額を銀行から取引先に振り込む場合、振込先が多い企業は日本国内の銀行宛ではFB(ファームバンキング)を使用することが多いです。その際、統一形式である全銀フォーマットに基づいて、FBデータを作成します。
FBデータを簡単に作成できる機能を備えた請求書受領サービスなら、銀行振込の業務を効率化することが可能です。なお、自社の取引銀行に対応しているかを事前に確認しておく必要があります。
承認ワークフロー
請求書を受領してから取引先へ支払うまでには、担当者から部署の上司、経理担当者などの確認といった承認ワークフローを辿ります。しかし、従来のいわゆる「ハンコリレー」では、関係者が不在だとハンコを貰えず、処理が滞る原因となります。
そこで、請求書受領サービスでワークフローを電子化すれば、物理的にハンコを押す必要がなくなり、パソコンやスマートフォンなどの端末から確認・承認が可能です。オンラインで使えるため自宅や外出先でも作業ができ、テレワークにも対応しています。
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ワークフローの改善には、社内で書類を作成した場合に上長や担当部署が確認・承認を行うなどの非効率な承認ルートの見直しが必須です。本記事では、ワークフローにおける承認ルートの重要性やその種類、最適化するためのコツなどを解説しています。
セキュリティの安全性を確認
請求書に記載されている内容は、自社と取引先に関する重要な機密情報です。万が一情報漏洩が発生した場合、自社だけでなく取引先にも多大な影響が出てしまい、信用失墜の原因にもなり得ます。
請求書受領サービスは提供会社に請求書を預けて内容を読み取られるため、提供会社のセキュリティ対策が万全であるかの確認が重要です。
例えば、データセンターの監視体制や立地、セキュリティに関する各種認証取得の有無をはじめ、通信データの暗号化・IPアドレスの制限など、セキュリティ機能を十分に備えているかを必ず確かめましょう。
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データセンターとは?メリットなどを初心者にもわかりやすく解説
データセンターとは、サーバを安全に保管するための施設・建物です。災害・セキュリティ対策を厳重に行っているため、自社にサーバを設置するよりも魅力的な点が多いでしょう。本記事では、データセンターのサービス内容やメリット・デメリット、選び方を解説しています。
サポート体制が充実しているか
業務システムを導入する際には、必ず初期設定を行う手間が発生します。特に、経理担当者がITに不慣れな場合、設定自体が大きな負担となり、運用開始・定着までに多くの時間を要することになります。
そのため、提供会社による徹底したサポート体制があると、担当者の負担軽減や運用定着までの短縮化につながります。稼働後のサポートへの連絡方法として、メールやチャット、Webサイトでの問い合わせに加え、電話も利用できると安心です。
なお、サポート体制はサービスによって回答回数に制限があったり、相談内容によって有料になったりする場合があるため、事前にサポート範囲なども確認しておきましょう。
無料トライアルがあるか
サービスを一度導入してしまうと、すぐに止めることはできません。自社に合わず使用を止めてしまうと、それまでの手間とコストが無駄になってしまいます。サービスの機能や操作感を確かめるには無料トライアルを活用しましょう。
お試し利用できる内容はサービスごとに異なり、無料トライアルまたは無料デモから選択することになりますが、利用期間の範囲内であれば、さまざまなサービスを比較検討することができます。
シェア率の高いサービスやコストパフォーマンスの高いサービスなどから、自社に必要な機能とサービス内容を検討し、より費用対効果の高いサービスを選定するのがおすすめです。
請求書受領サービスの導入の仕方と注意点
提供されている請求書受領サービス別に、特徴や備えている機能には違いがあります。導入後に後悔しないためにも、導入までの過程を慎重に進めることが大切です。ここでは、請求書受領サービスの導入の仕方と注意点を解説します。
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請求書受領サービスの導入の仕方と注意点
課題の洗い出しとサービス利用の業務範囲を確認
請求書受領サービスを導入したい理由は、企業ごとに異なります。まずは、自社がどうしてサービスを導入したいのか、現状の課題を洗い出して明確にしましょう。そして、解決するために必要な機能やサービス利用の業務範囲を確かめます。
例えば、紙の請求書が多く処理の煩雑さを解決したい場合は、受領やスキャン代行があるサービスを使用すると業務の負担を削減できます。また、請求書の数が多い場合は、自動で高精度かつ素早いデータ化を行うAI OCR機能を搭載したサービスがおすすめです。
その他、請求書のデータ化だけでなく、法制度への対応や業務システムとの連携機能もチェックしましょう。
費用対効果を確認
請求書受領サービスはクラウドサービスがほとんどで、基本は月額固定料金を採用しており、約5,000円~3万円程度が費用相場です。しかし、企業の規模や機能の数・種類によって変動するため、自社に適したサービスを選定しましょう。
また、月額固定料金の他に、請求書のデータ処理1件ごとに費用が発生する従量課金制を採用したサービスもあります。さらに、オプションを選択した場合は、その分の料金も加算されます。
費用を十分に確認せずに導入すると、余計なコストがかかる恐れがあるため注意が必要です。ベンダーの担当者との打ち合わせを行いながら、料金体系やオプションなどをしっかりとチェックし、導入後に想定外の費用が発生しないようにしましょう。
テスト運用で導入を検討
請求書受領サービスに限らず、業務システムは実際に稼働する前にテスト運用を行うことが大切です。テスト運用は本格運用後と同じ環境下で行い、実際の業務で問題なく利用できるかを確認しましょう。
システムの開発段階の不具合とは異なり、特定の環境で想定外の動きをすることがあります。そのため、仮にテスト運用で生じたトラブルに対策できれば、本格的に稼働してから大きな問題へと発展するのを防止できます。
請求書受領サービスのおすすめ17選に戻るその他のおすすめ請求書受領サービス
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タイプ別|その他の請求書受領サービス特徴比較
高精度なOCRで受領請求書をデータ化
リコージャパン株式会社
RICOH 受領請求書サービス
GOOD
ここがおすすめ!
- 電子化からデータ処理、サポートまでトータルでサービスが受けられる
- 目的にあわせて選べる4つの豊富な料金プランの提供
- 「高精度AI-OCR」を採用し、独自フォーマットや手書き・活字などにも対応
MORE
ここが少し気になる…
- 受領代行やスキャン代行は「Bill One for RICOH」のみ対象
GOOD
ここがおすすめ!
- 複合機やスマホアプリでスキャンするだけで自動変換!
- 指定フォルダにアップロードされたものを確認・修正するだけの簡単操作
- 約300枚の請求書をわずか30分で処理でき、さまざまなフォーマットにも対応
MORE
ここが少し気になる…
- 自動アップロードやフォーマットの設定代行は別途費用が必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 登録後の2ヶ月は無料で使え、月額費用は業界最安値の498円(税込)使える
- クレジットカードでの後払いが可能で、支出を遅らせたい場合にも便利
- PDFをアップロードするだけで使え、請求書の受領から支払い・データ作成まで一元管理
MORE
ここが少し気になる…
- 支払金額が5万円以下の場合やクレカ払いの際には手数料がかかる
GOOD
ここがおすすめ!
- 請求書以外の書類にも対応しており、簡単に電子保存が可能
- 高性能「AI-OCR」を搭載し、全ページをテキスト化
- 全文検索や、他部署・税理士などとの書類共有もらくらく
MORE
ここが少し気になる…
- 契約は1年間の自動更新かつ1ユーザーあたりで、100名以上の場合は問い合わせで確認
低コストで必要な機能を搭載
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
BConnectionデジタルトレード
GOOD
ここがおすすめ!
- 販売管理システムや会計システムと連携可能で、プランによっては個別構築も可能
- 190ヶ国150万社以上の導入実績があり、100以上の通貨と20以上の言語に対応
- 受取だけでなくクラウド上で請求書の発行にも対応で、郵送代や保管コストをさらに削減
MORE
ここが少し気になる…
- 連携の個別構築はエンタープライズプランのみで、詳細料金は問い合わせで確認
GOOD
ここがおすすめ!
- 必要な機能を標準装備し、高額な費用をかけずに電子帳簿保存法に対応できる
- PCAクラウドやサブスク製品と連携することで、よりシームレスな業務を実現
- 「AI-OCR」と「PCA会計」を活用することで業務の負担を大幅軽減
MORE
ここが少し気になる…
- 「AI-OCR」は有料オプションで、件数により料金が変動
GOOD
ここがおすすめ!
- 納品書や請求書はシステム上で受け取れ、販売管理・会計システムと連携すれば自動で入力が行える
- 取引先への利用案内が無料
- 総合振込データ・会計仕訳も自動化でき、時短に効果的
MORE
ここが少し気になる…
- 納品書や請求書業務に役立つ機能が豊富にある反面、シンプルに使いたい方には持て余してしまう
バックオフィス業務の課題を幅広く解決
GOOD
ここがおすすめ!
- 個人事業主から大企業まで導入しやすい豊富なプラン提供
- 「AI-OCR」機能により書類をアップするだけで自動仕訳し、入力業務の負荷を軽減
- 請求書受領機能だけでなく、会計業務に関わる機能を多数搭載
MORE
ここが少し気になる…
- 会計業務全体のサービスになるため、受領機能のみ欲しい場合には不向き
経理業務をまとめて効率化
freee株式会社
freee⽀出管理 受取請求書アシスト
GOOD
ここがおすすめ!
- 書類受け取り後はAIが自動で書類を振り分けし、明細読取から仕訳まで対応
- フォルダを自由に作成でき、請求書以外の証憑保存も追加費用なしで利用可能
- 支払先や期日が一目でわかる「レポート」機能と銀行連携で手続きもらくらく
MORE
ここが少し気になる…
- 自動消込はfreee会計との連携が必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 請求書を1つにまとめることで支払処理を省略化し、経理業務の負担を軽減
- 支払金額を見える化や、自社の会計システムとの連携で管理もらくらく
- マウス操作で簡単に設定ができ、初心者でも扱いやすい
MORE
ここが少し気になる…
- 請求書宛先変更や各種手続きが必要で、利用開始までに3~4ヶ月かかる
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマー
intra-mart Procurement Cloud
GOOD
ここがおすすめ!
- 受取はもちろん、支払依頼や差戻までシステム上で完結
- サプライヤーとのチャット機能を備え、不明点や確認事項などのやり取りもスムーズ
- 自動仕訳機能やOCR機能といった業務効率向上を実現する機能を多数搭載
MORE
ここが少し気になる…
- 初期費用が必要かつ対象企業規模が中堅からで、詳細は問い合わせで確認
株式会社ミロク情報サービス
Edge Tracker 電子請求書
GOOD
ここがおすすめ!
- MJSの財務・会計システムと連携可能で、より効率のいい作業環境を実現
- 受領だけでなく、インボイス作成機能や発行機能も搭載
- 3ヶ月間の無料お試し期間があり、多機能かつ操作性のよさを体験できる
MORE
ここが少し気になる…
- OCR機能については非搭載で、販売管理や請求管理システムからのアップロードが必要
スマホで請求書受領が可能
GOOD
ここがおすすめ!
- 請求書の発行も受取も無制限で利用でき、OCR受取にも対応
- 台帳管理や見積書・納品書の作成なども1年あたり5,000円で利用可能
- パソコンだけでなくスマホからもアクセスでき、場所を選ばず手軽に使える
MORE
ここが少し気になる…
- 電話でのサポートがなく、月額・年額費用はクレジットカード決済のみ
GOOD
ここがおすすめ!
- パソコン不要で、スマホだけで請求書の作成から受け取り・管理まで行える
- 不慣れな方や初めての方でも直感的な操作が可能
- スマホのカメラで読み込むだけで自動で登録され、面倒な入力作業を省ける
MORE
ここが少し気になる…
- スマホでの管理に特化したサービスのため、パソコンで管理したい企業には不向き
無料プランの利用も可能
株式会社インフォマート
BtoBプラットフォーム 請求書
GOOD
ここがおすすめ!
- 「無料プラン」と「有料プラン」があり、必要に応じてオプションの活用も可能
- 利用企業数が多いため継続的な利用を検討でき、安心感がある
- 紙の請求書を希望する取引先相手でも「AI-OCR」や「郵送代行オプション」で対応できる
MORE
ここが少し気になる…
- 使い始めるまで、申込をしてから2~3ヶ月ほどかかる
GOOD
ここがおすすめ!
- クラウド上に保管ができ取引先も無料で使えるためメール添付の必要がなく、情報漏洩対策にも効果的
- プランの種類が豊富で会社の規模にあわせやすく、無料プランを使った取引先とのやり取りもスムーズに
MORE
ここが少し気になる…
- 連携できるサービスがなく、既存のシステムと連携したい場合には不便
AI OCRでデータ化をサポート
GOOD
ここがおすすめ!
- 「AI-OCR」による高精度な解析や、RPA連携による自動化で業務をサポート
- アップロードするだけでAIが最適なテンプレートを自動で選択
- 完全自社開発のため、万が一の際にも迅速かつ丁寧なサポートを受けられる
MORE
ここが少し気になる…
- 帳票出力までは行えず、別途アウトプットするシステムとの連携が必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 「AI解析」機能を標準装備しており、業務効率向上に貢献
- 「申請」から「振込」までワンプラットフォームで管理可能
- 「電子帳簿保存法」「インボイス制度」対応で、導入することで法令対応に直結
MORE
ここが少し気になる…
- 詳細な料金や機能については問い合わせで確認
請求書の受領と送付業務を効率化
株式会社オービックビジネスコンサルタント
奉行Edge 受領請求書DXクラウド
GOOD
ここがおすすめ!
- 紙・電子・デジタルインボイスなど、あらゆる形式の請求書に対応
- 支払申請から確定・管理まで簡単に申請が行え、支払予定表も自動で作成
- 他会計システムはもちろん、勘定奉行製品との連携でよりスムーズに
MORE
ここが少し気になる…
- 契約は法人単位かつ年間契約で、グループ企業で検討する場合は専用プランの確認が必要
GOOD
ここがおすすめ!
- 専用URLやアップロードはもちろん、電子送付や指定伝票での受取に対応
- 作成・発行した帳票や受取・保存した帳票はシステム上で一元管理できる
- 24時間365日の監視体制やデータセンターでのバックアップなど、セキュリティ対策も万全
MORE
ここが少し気になる…
- 料金は件数により変動し、電子送付機能のAPIには非対応
取引の電子化を促進
ウイングアーク1st株式会社
invoiceAgent TransPrint
GOOD
ここがおすすめ!
- 既存システムを変えずに、あらゆる文書の電子化と配信・返信が行える
- オンライン上で取引先からの書類を受け取れ、自社発行済み書類と保管できる
- 専用サイトからダウンロードすることで、返送コストや照合作業工数の削減を実現
MORE
ここが少し気になる…
- OCR機能は非搭載のため、必要であれば別途契約が必要
請求書受領サービスに関するよくある質問
請求書受領サービスの導入を検討する際に、よくある質問・Q&Aを以下でまとめました。
利用人数に制限はありますか?
サービスのプランによって異なりますが、「上限は500名まで」と設定していたり、「500名以上は要見積り」としていたりする場合が多いです。また、「毎月100枚まで無料」といった、利用枚数に合わせてお得に利用できるプランが用意されたサービスもあります。
企業の適応規模に関しても、1名~利用できるサービスが多いため、料金体系や上限、プランの詳細を確認しながら検討するのがおすすめです。
長期間無料で使い続けられますか?
無料プランを提供しているサービスでは、設定された制限を超えない限りは無料で使い続けられることがあります。しかし、サポートの範囲も限られていたり、郵送で受領した請求書の原本を取り出したい場合などには、別途費用が発生したりすることも考慮しなければなりません。
長期間無料で使い続けるのはコスト面でのメリットはありますが、法令に遵守した保存要件への対応、請求書の確実かつ安全性の高い保管のためには、ある程度のコストをかけた方がさまざまなリスク回避につながります。
申し込みから利用開始までの期間は?
請求書受領サービスはクラウドサービスのものが多いため、「即時利用開始可能」としているところが多いです。しかし、利用開始までが早かったとしても、これまでの請求書の書式をベンダーに共有し、利用を定着させるには一定の期間が必要となります。
そのため、ベンダーがどのような導入支援を行うのか、利用の定着までにアドバイス・サポートを行ってくれるのか、過去の実績なども確認しながら自社が求める利用開始・定着までの期間を考慮しましょう。
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応していますか?
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているサービスがほとんどです。ただし、最新の税制改正・法改正に対応しているか、急な変更にはどのような対応を行うのかはベンダーごとに異なります。
電子帳簿保存法とインボイス制度をはじめ、これからの税制改正・法改正に柔軟な対応をしたい場合は、定期的なバージョンアップを明記しているようなサービスがおすすめです。
請求書受領サービスの料金体系の相場は?
サービスごとに月額料金制であるのか、年額払いであるのか、1件ごとの従量課金制であるのかは異なります。月額料金制の場合は、約2,000円~10,000円程度のサービスが多いです。年額払いは費用対効果としては高くなりますが、自社に適さなかった場合のリスクを持ち合わせています。
なお、初期導入費用が0円であっても、受領代行でオペレーターの確認の有無によって別途料金が発生したり、振込手数料のみに費用が発生したりするサービスもあります。
特に、料金体系は「問い合わせで確認」としているところがほとんどであるため、複数問い合わせして比較検討するのがおすすめです。
請求書受領サービスのおすすめ17選に戻るまとめ
請求書受領サービスは、受領した請求書を電子化して管理し、請求書処理業務を効率化するサービスです。請求書の電子化と保管に加え、仕訳データや請求データの作成などの機能も備えています。
請求書受領サービスには、提供会社が受領から代行するもの、自社で請求書の受領・データ化を行うもの、取引先との共同利用で運用するタイプの3つがあります。それぞれ処理の速さや精度が異なるため、導入の目的に合わせて選択しましょう。
また、請求書のデータ化以外にも、会計システムを含めた他システムとの連携可否、セキュリティ対策などもチェックして、自社にとって最適なサービスを選ぶのがおすすめです。
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