無料の会計アプリおすすめ4選|スマホで経理ができる
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- 完全無料の独立した会計アプリは、機能に制限があることが多い
- 無料の会計アプリは、トライアルとして提供されているケースが多い
- 無料期間が終わると自動的に有料プランに切り替わるため、注意が必要である
会計アプリがあれば、スマホやタブレットでも経理業務を行うことができるため、リモートワーク対応にも適しています。本記事では、無料で使える会計アプリの特徴や、おすすめの理由と注意点を解説し、おすすめの無料会計アプリを紹介します。
目次
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スマホでも会計ソフトは使える
会計ソフトとは、会計・経理業務全般をコンピュータ上で処理するためのソフト・ツールを指します。たとえば事業の収支管理・収支・決算書の作成が可能です。
会計ソフトでは、フォーマットに沿って必要項目を入力するだけで、自動的に会計処理ができます。つまり、会計や経理の知識が少ない方でも経理業務を円滑に行えるようになります。
なお、一般的に会計ソフトはパソコンで利用するものですが、ソフトによってはスマホ利用に対応したアプリ版もあります。パソコンがない店舗・本格的な経理業務が不要な個人事業主などは、スマホ対応の会計ソフトを導入するのも良い方法です。
無料で使える会計アプリの特徴
スマホ用の会計アプリの中には、無料で利用できるものもあります。しかし無料の会計アプリは、有料アプリに比べて機能面が簡易的です。
あるいは、ベンダーのサポートが受けられないアプリ・利用期間が制限されているアプリもあります。また、有料の会計ソフトとの併用を前提として設計された無料アプリも多く、この場合は本体である会計ソフトの購入が必須となります。
本格的に経理業務に活用したい場合は、ややコストはかかるものの、機能面が充実した有料アプリがおすすめです。一方、必要最低限な機能が備わっていればいいという場合は、無料の会計アプリを検討しても良いでしょう。
無料会計アプリがおすすめな理由
会計アプリの導入により、企業は経理業務の効率化・人為的ミスの防止・データのバックアップといったメリットを得られます。有料アプリの導入の前に、まずお試し版として無料アプリを利用してみるのも良いでしょう。
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無料会計アプリがおすすめな理由
どこでも経理業務を行える
会計アプリはスマホで利用するため、どこでも経理業務に取り組める点がメリットです。たとえば会計ソフトの場合、経理業務をするには、パソコンを携帯しなければなりません。
小型のノートパソコンを使う方法もありますが、軽量・持ち運びやすいという点ではスマホのほうが有利です。
また、クラウド型の会計ソフトを利用する場合、デバイスだけでなく通信環境の確保も必要です。この点でも、スマホはメリットがあります。
外出先でも手軽に経理業務を行いたい方は、会計アプリの利用を検討してみましょう。
不正行為や人為的ミスを防げる
会計アプリには各種会計業務・サービスが連携されているため、不正な経理業務はあらかじめ拒否されます。
また、会計アプリは、入力ミス・入力忘れといった人為的ミスの防止にも役立ちます。会計アプリの多くは、スマホ内蔵のカメラで領収書やレシートを撮影するだけで、品目・日付け・金額を自動入力できるためです。
手動での入力にはどうしても入力ミスのリスクがありますが、会計アプリの場合は自動入力になるため、その心配がありません。ただし、読み取りに失敗する可能性はゼロではないため、スキャン後は目視での確認も必要です。
また、外出先でもらった領収書・レシートは、あとで登録しようと思って鞄に仕舞い込み、そのまま忘れる…というケースも少なくありません。
しかし会計アプリを入れておけば、領収書をもらったその場で撮影・データ入力できるため、つい入力を忘れたというミスも減らせるでしょう。
データをバックアップできる
会計アプリは、登録したデータは自動的にバックアップされる点もメリットです。元データが紛失・破損した場合でも、バックアップを元に迅速なデータの復元が可能です。
なお、データのバックアップ先は会計アプリの種類によって異なる点に留意してください。たとえばインストール型の場合、バックアップ先は自身保有のデバイスになります。
一方、クラウド型の場合は、データはインターネット上に保存されます。それだけに情報流出といったリスクもあるため、セキュリティ対策を万全に行うことが大切です。
リアルタイムで課題を把握できる
会計アプリを利用すれば、リアルタイムの財務状況を一目で把握できます。無駄遣いが多いといった経理上の課題・改善点もいち早く発見できるため、迅速な対応が可能になります。
特にスマホで利用する会計アプリは、パソコン用の会計ソフトに比べて、気づいたときにすぐデータを閲覧しやすいのが特徴です。こまめに財務状況をチェックしたい方は、会計アプリの導入を検討してみましょう。
無料の会計アプリを導入する際の注意点
無料の会計アプリを導入する場合は、料金面・機能面で注意すべきことがあります。効果的に会計アプリを運用するためにも、次の2点にはくれぐれも注意しておきましょう。
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無料の会計アプリを導入する際の注意点
無料期間後は有料プランに切り替わる
無料の会計アプリの中には、いわゆる「トライアル期間」を設けているものも多いです。この場合、無料なのはトライアル期間中のみで、トライアルの終了時点から利用料金が発生します。
無料トライアルから有料プランへの切り替えは自動で行われることがほとんどであるため、「知らないうちに利用料金が発生していた」という事態も起こり得ます。
対策としては、利用開始前に、無料期間の制限の有無を確認する方法があります。もし無料期間中に「合わない」と感じる場合は、有料プランに切り替わる前に解約しても良いでしょう。
機能が制限される
完全無料で利用できる会計アプリもありますが、これは有料版に比べると機能面が制限されていることが多いです。
たとえば無料版はカスタマーサポートが受けられない、クラウドサービスやクレジットカード明細の自動取得に対応していないなどのケースが目立ちます。ほとんどの場合は、有料版に切り替えることで全ての機能を利用できるようになります。
簡易的な経理業務であれば、無料版でも十分に対応できることもあります。一方、本格的な経理業務を行いたい場合は、機能が充実している有料版がおすすめです。
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その他の無料の会計アプリの選び方
無料の会計アプリを選ぶ際は、個人事業主向けか法人向けか・使いやすい操作性か・クラウド型かインストール型かなどを基準にすると良いでしょう。また、法制度への対応・申告方式・利用可能なデバイスやOSなども重要な選定ポイントになります。
次のようなポイントを基準に、自社に適した無料会計アプリを探してみましょう。
【重要な3つのポイント】
- 個人事業主向けか法人向けか
- 帳簿の知識が少なくても使いやすい操作性か
- クラウド型かインストール型か
【その他の比較ポイント】
- 必要な機能が搭載されているか
- 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているか
- 自身の申告方式や電子申告に対応しているか
- 使用するデバイスやOSに対応しているか
- 他システムと連携できるか
- 顧問税理士とデータ共有ができるか
- サポート体制・セキュリティ対策は万全か
まとめ
会計ソフトは会計・経理業務全般を支援してくれるツールです。パソコンでの利用が一般的ですが、中にはスマホ用アプリも存在します。
スマホ用の会計アプリの中には無料で利用できるものもあります。しかし無料版は、有料版に比べると機能面や利用期間が制限されていることがほとんどです。利用料金や機能範囲については、導入前に必ず確認しておきましょう。
無料の会計アプリの導入により、時間や場所にとらわれない経理業務・不正や人為的ミスの防止・データのバックアップ・リアルタイムの財務状況のチェックが可能になります。これらは経理業務の効率化・迅速化に大いに役立つでしょう。
いつでも手軽に処理を行えるスマホ用会計アプリで、経理業務のさらなる効率化を図りましょう。