無料で使える請求書受領サービスおすすめ3選|選定ポイントも解説
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- 無料の請求書受領サービスはコストをかけずに導入できるが、機能は限られている
- 選ぶ際は、OCRの読み取り精度や既存システムとの連携性、サポート体制を確認する
- 扱う請求書の枚数が少ない場合や、長期間の保管が不要な場合には無料版がおすすめ
請求書受領サービスには、無料で利用できるものもあります。ただし、無料版はコストをかけずに導入できますが、登録人数や保存期間など機能に制限があるため注意が必要です。この記事では、無料で使えるおすすめの請求書受領サービスや選ぶ際のポイントを解説します。
目次
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請求書受領サービスは無料で利用できる
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請求書受領サービスとは、取引先から送られる請求書の受取・電子化を効率化するサービスで、請求書の受領や保管、データ化などの業務を代行してくれます。請求書受領サービスには無料で利用できるものもあります。
ただし、無料プランには登録できる人数や保存期間などに制限があるため、利用前に機能を確認しましょう。
無料で利用できる請求書受領サービスを選ぶ際は、自社の業務に合った機能が備わっているかを確認し、将来的に有料プランへの移行が必要かも考慮するとよいでしょう。この記事では、無料で使えるおすすめの請求書受領サービスや選ぶ際のポイントを解説します。
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請求書受領サービスは、請求書の受け取りから電子化・送付まで、請求書処理業務の代理またはデータ化を行ってくれるサービスです。紙ベースの手作業中心だった作業を効率化できます。本記事では、請求書受領サービスのメリット・デメリット、サービス選定時の比較ポイントなどを解説します。
無料の請求書受領サービスを利用するメリット
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請求書受領サービスの有料版にはさまざまな高度な機能がありますが、無料で利用できるプランもあり、導入コストを抑えながら業務を改善できる点が魅力です。ここでは、無料の請求書受領サービスを利用するメリットについて解説します。
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無料の請求書受領サービスを利用するメリット
コストをかけずに業務を効率化できる
請求書受領サービスを導入することで、紙の請求書を管理する手間が省け、業務の効率が向上します。有料版の場合は初期費用や月額料金がかかりますが、無料版ならコストをかけずに導入できるのが大きなメリットです。
特に中小企業や個人事業主にとっては、費用を抑えながらデジタル化を進める手段として有効です。無料版でも、請求書を効率よく整理できる基本的な機能は充実しています。請求書受領サービスの無料版によって時間やコストを抑えられるでしょう。
本格導入前に使用感を確認できる
有料版の請求書受領サービスを導入する前に、無料版を試すことで使用感を確認できます。実際に業務に適しているか、操作性に問題はないか、必要な機能が備わっているかを確認できるため、導入後のミスマッチを防げます。
また、無料版を使うことで費用対効果が見込めるかも判断できるため、無駄なコストの削減に繋がります。まずは無料版を試してから、有料版への移行を検討するとよいでしょう。
無料の請求書受領サービスを選ぶ際のポイント
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無料の請求書受領サービスを選ぶ際は、どのサービスが業務に適しているかを見極めることが重要です。無料で利用できるとはいえ、機能やサポート体制には違いがあるため、適当に選んでしまうと、結局使いづらくなってしまうこともあります。
導入後に後悔しないために、以下のポイントを確認しながら選びましょう。
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無料の請求書受領サービスを選ぶ際のポイント
フリープランかトライアルか
無料の請求書受領サービスには、期間限定のトライアル版と、ずっと無料で使えるフリープランがあります。トライアル版は、期間限定で有料版と同じ機能を試せますが、期間が過ぎると機能が制限されてしまい、サービスが使えなくなります。
一方、フリープランは無料で長期間利用できるサービスですが、機能に制限があることが多いです。たとえば、利用できる機能が限定されていたり、利用可能な件数に制限があったりすることがあります。
そのため、自社の業務においてフリープランの制限が問題にならないか確認してから選ぶことが大切です。
必要な機能があるか
無料版では、登録できる人数や請求書の保存期間、データのエクスポート機能などに制限があることが多いです。業務に必要な範囲をカバーできるかを事前にチェックし、後から不便に感じないようにしましょう。
特に注意すべき点は、請求書や関連データの保存期間です。業務によっては、法的な理由や内部管理のために、長期間データを保管する必要があります。無料版では保存期間が限られている場合もあるため、長期的に利用する場合はこの点をチェックすることが必要です。
読み取り精度は十分か
無料版の請求書受領サービスを利用する際、OCR(光学文字認識)による自動データ化機能の精度が重要です。多くの無料版では、データ入力を人の目で確認する手間が省かれているため、OCRの読み取り精度が低いと誤認識が発生しやすくなります。
誤認識されたデータは、手動で修正する必要があり、この作業が増えると業務効率が大幅に低下してしまいます。そのため、サービスを導入する前に、実際に請求書を読み取ってみて、OCR機能の精度が十分かを確認することが大切です。
誤認識の頻度が高ければ、後で手動で修正する手間がかかり、結果的に業務効率が悪化してしまうため慎重に確認しましょう。
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているか
請求書の管理には、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応が求められます。しかし、無料版ではアップデートが遅れることがあり、最新の法改正に対応していないケースもあります。
インボイス制度では、適格請求書の発行や保存が義務付けられており、電子帳簿保存法では、一定の要件を満たしていないと税務署から指摘を受ける可能性もあります。
そのため、無料版のサービスを選ぶ際には、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応しているかを事前に確認することが非常に重要です。
既存システムとスムーズに連携できるか
請求書受領サービスは、ネット銀行や会計ソフトと連携できると便利です。連携が不十分だと、データを手入力する手間が増え、かえって業務の負担が増えてしまうこともあります。連携方法には主にAPI連携とCSV連携がありますが、それぞれに特性があります。
API連携は、システム間でリアルタイムにデータをやり取りできるため、手動でデータを入力する手間が省けます。一方でCSV連携は、定期的にデータをエクスポートして取り込む形式で、手間が少なく比較的簡単に利用できる場合があります。
しかし、CSV連携の場合、リアルタイムでのデータの反映はできないため、自社の業務フローにどちらの連携方法が適しているかを判断し、導入前に確認することが大切です。
サポート体制を確認
無料版のサービスを利用する際は、サポート体制の充実度を事前に確認することが重要です。無料版ではベンダーによるサポートが限られていることが多く、問い合わせができなかったり、対応が遅かったりする場合があります。
そのため、トラブルが発生したときに自力で解決できるかどうかを考慮する必要があります。操作マニュアルが十分に整備されているか、FAQやヘルプページが充実しているかを確認することで、困ったときにスムーズに対処しやすくなります。
また、無料版でもメールやチャットなどの問い合わせ窓口が用意されているかをチェックするのも大切です。万が一のトラブルに備えて、サポート体制が整っているサービスを選ぶと安心して利用できるでしょう。
無料の請求書受領サービスがおすすめなケース
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無料の請求書受領サービスは、請求書の枚数が少ない場合や長期の保管が必要ない場合に特におすすめです。有料版と比べると機能制限はありますが、必要最低限の業務をこなせるならコストをかけずに導入できるメリットがあります。
例えば、月に受け取る請求書が数枚程度であれば、無料版の保存容量内で十分に管理できます。また、請求書のデータを会計ソフトへ転記する作業が少ないなら、細かい自動連携機能がなくても業務に大きな支障はないでしょう。
無料版で対応できる範囲なら、わざわざコストをかけて有料プランにする必要はありません。
無料で使える請求書受領サービスおすすめ3選
Sansan株式会社
Bill One
![Bill One](https://business.onamae.com/business/wp-content/uploads/2024/12/Bill-One_logo_rgb.png)
評判・口コミを紹介
Bill Oneであれば紙の請求書でもオンラインで受領・データ化することが可能なため、それらの作業を行うことなく、請求書をオンラインで簡単に確認できるようになり、業務時間を3000時間程度削減できました。また、テレワークの前に請求書をスキャンするための残業がなくなり、経理担当者1人あたりのテレワーク実施時間が月44時間から月84時間へと増加しました。
ニュース(株式会社ボディワークホールディングス)|Sansan株式会社
GOOD
ここがおすすめ!
- あらゆる請求書をオンラインで受け取れて、クラウド上で一元管理できる
- 申請や承認などのさまざまな請求書業務をデジタル上で完結でき、生産性が向上する
- インボイス制度や電子帳簿保存法などの法改正にはその都度対応でき、請求書業に負荷を削減できる
MORE
ここが少し気になる…
- 価格を確認するには問い合わせが必要
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
BConnectionデジタルトレード
BConnectionデジタルトレード
GOOD
ここがおすすめ!
- 販売管理システムや会計システムと連携可能で、プランによっては個別構築も可能
- 190ヶ国150万社以上の導入実績があり、100以上の通貨と20以上の言語に対応
- 受取だけでなくクラウド上で請求書の発行にも対応で、郵送代や保管コストをさらに削減
MORE
ここが少し気になる…
- 連携の個別構築はエンタープライズプランのみで、詳細料金は問い合わせで確認
GOOD
ここがおすすめ!
- クラウド上に保管ができ取引先も無料で使えるためメール添付の必要がなく、情報漏洩対策にも効果的
- プランの種類が豊富で会社の規模にあわせやすく、無料プランを使った取引先とのやり取りもスムーズに
MORE
ここが少し気になる…
- 連携できるサービスがなく、既存のシステムと連携したい場合には不便
その他の請求書受領サービスの選び方
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請求書受領サービスを選ぶ際は、単に無料かどうかだけでなく、機能面も慎重に確認する必要があります。特に、データ化の方法とデータ化できる項目は重要なポイントです。
OCRを使うのか、手作業で補正が入るのかによって精度は異なり、金額や取引先名だけでなく、請求書番号や振込先情報など細かい項目までデータ化できるかもチェックしておくとよいでしょう。
【重要な2つのポイント】
- データ化の方法を確認
- データ化できる項目を確認
【その他の比較ポイント】
- 国税関係の書類も受領・データ化できるか
- データ化以外の機能も確認
- セキュリティ対策は万全か
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請求書受領サービスおすすめ17選(全38選)を徹底比較!|ツールの選び方を解説【2025年最新】
請求書の受領からデータ化までしてくれる請求書受領サービス。本記事では、代行タイプや自社タイプなどから、請求書管理を効率化できるサービスを紹介!厳選したおすすめの請求書受領サービスやツールの選び方、注意点などを解説します。
まとめ
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請求書受領サービスを導入する際は、自社のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。無料版でも業務の効率化やコスト削減に役立つ場合がありますが、機能制限があるため、どの範囲まで対応できるのかを事前に確認する必要があります。
特に、請求書のデータ化の方法や対応範囲が異なるため、手作業の負担をどの程度削減できるかを比較しましょう。本記事で紹介したポイントを比較しながら、最適なサービスを導入しましょう。