おすすめの写真素材サイト・画像素材サイト2選|選び方も解説
Check!
- 写真・画像素材サイトは、画像の数・商用利用の可否・クオリティに注目して選ぶ
- 有料か無料か、加工・編集できるか、またクレジット表記は必要かどうかも確認する
- 再配布や転売、素材の商標登録など、サイトによっては禁止事項があるため注意が必要
写真素材サイト・画像素材サイトは、Webサイトやブログ、バナー等を作成する際に大変便利です。しかし素材サイトは多数あるため、選定に迷う方も多いでしょう。この記事では、おすすめの写真素材サイト・画像素材サイトや選ぶ際のポイントを解説します。
目次
開く
閉じる
開く
閉じる
写真素材サイト・画像素材サイトを活用しよう
写真素材サイトや画像素材サイトは、Webサイトやバナー制作において文章では伝えにくい情報をわかりやすく表現するのに役立ち、視覚的な魅力を高めます。また、自分で撮影やデザインをしなくても、簡単に高品質な素材が使えるのも利便性に優れています。
しかし、無料・有料の素材サイトが多数あり、選ぶのが難しい課題もあります。また、画像が多過ぎて用途に合う画像を探しづらい点や、クレジット表記が必要な場合がある点なども、適切な画像素材を探す上での問題として挙げられます。
適切な素材サイトを探すためには、画像数・品質・予算・検索性・ライセンスなど、さまざまなバランスを考慮することが大切です。本記事では、写真素材サイト・画像素材サイトの選び方や注意点を解説します。
写真・画像素材サイトは画像の登録数やジャンル・商用利用の可否で選ぶ
写真・画像素材サイトを選ぶ際には、登録画像数の多さ・画像ジャンルやクオリティ・商用利用の可否の確認が重要です。また、コスト・検索性・ライセンス関係を比較することも素材サイトを活用する上で欠かせません。次の章でそれぞれのポイントを詳しく解説します。
【重要なポイント3つ】
- 登録されている画像数は多いか
- 画像のジャンルやクオリティをチェック
- 商用利用できるか
【その他の比較ポイント】
- 有料か無料か
- 検索がしやすいか
- 加工の可否・クレジット表記の要否を確認
写真・画像素材サイトの選び方で重要な3つのポイント
目的に適した写真・画像素材を探す上で、素材サイトの画像数・品質・利用規約の確認は必要不可欠です。ここでは、写真・画像素材サイト選びに重要な3つのポイントを解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
写真・画像素材サイトの選び方で重要な3つのポイント
登録されている画像数は多いか
素材サイトに登録されている画像が多いと、幅広いテーマやシーンに対応した素材を見つけやすくなります。例えば、ビジネス・旅行・季節イベントまで、さまざまな用途に合った素材が揃っていれば、1つのサイトでほとんどのニーズをカバーできます。
また、大量の画像があることで、使いやすい構図の素材を選んでトリミングするなど、デザインの幅が広がります。Webサイトやバナー制作では、テキストを載せるスペースがある画像を選ぶなど、実際の使用に適した素材が必要です。
登録画像数が多いサイトを利用することで、素材選びの効率が上がり、より自由なデザインが可能になります。
画像のジャンルやクオリティをチェック
素材サイトにジャンルに合った画像を揃っていると、目的に適した画像を選びやすくなります。例えば、ビジネス向けの資料にはプロフェッショナルな雰囲気の画像が選ばれやすく、ブログやSNSにはカジュアルで親しみやすい写真が求められることがあります。
素材サイトの中には、特定のジャンルに特化したサイトもあり、風景写真に強いサイトや、ガーリーなイメージが多く揃っているサイトなどが挙げられます。
また、画像のジャンルに加え、画像のクオリティも確認のポイントです。クオリティの高い素材は、デザイン全体の印象を大きく向上させます。
例えば、画像の解像度が高いほど、印刷物や大型ディスプレイでも美しく見えます。低解像度の画像は、拡大した際にぼやける可能性があるため、用途に応じたクオリティの確認が欠かせません。
商用利用できるか
商用利用とは、利益を伴う活動のことであり、写真・画像素材においては、広告バナー・ブログの収益化・ECサイトなどで画像を使用することが含まれます。一部のサイトでは、個人利用は許可されていても商用利用が制限されている場合があります。
また、サイトによって商用利用の範囲が異なり、利用者にクレジット表記を求めたり、特定のコンテンツでの使用を禁止しているサイトもあります。例えば、政治やアダルトコンテンツでの使用や、人物写真やブランドロゴが含まれる画像の商用利用の禁止などです。
商用利用可能な素材サイトであっても利用規約を詳細に確認し、使用目的に適した範囲内で活用することが大切です。
写真・画像素材サイトのその他の比較ポイント
予算を踏まえて、効果的に目的の画像を探すためには、さまざまな素材サイトの性質を比べることが大切です。ここでは、写真・画像素材サイトのその他の比較ポイントを解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
写真・画像素材サイトのその他の比較ポイント
有料か無料か
写真・画像素材サイトには、有料のものと無料のものがあり、それぞれクオリティや用途の面で違いがあります。有料サイトは、膨大な数の素材を扱っているため、短時間で欲しい素材が見つかりやすいのが利点です。
また、プロカメラマンやアーティストの作品が多く、品質が安定しているため、ビジネス向け資料や広告などで使う場合、見栄えがよく信頼感を与えられます。肖像権や著作権に関するトラブルを避けるための保証が提供されていることも多く、安心して商用利用できます。
無料サイトは、コストゼロで利用できるのが魅力ですが、一般ユーザーからの投稿が多いため、品質が一定ではありません。サイトや画像によって、利用規約や利用範囲が異なり、画像の選択と規約の確認に時間がかかるケースもあります。
一般的には個人ブログやSNSなど、低予算を重視する場合には無料サイトの活用が向いており、広告・マーケティングなど、高品質を重視する場合は有料サイトが適しています。
検索がしやすいか
多くの素材サイトは何百万点もの画像を扱っているため、単純なキーワード検索では目的の素材にたどり着きにくいことがあります。
例えば、「ビジネス 女性 笑顔」のような具体的な検索や、人物やコピースペースの有無などの細かな条件を指定できると、探しやすさが大幅に向上します。
サイトによっては、色・構図・季節などで絞り込めるフィルター機能や、AIによる素材提案などの機能を実装している場合もあります。
素材サイトを選ぶ際には、画像数の多さに加え、その多くの画像の中から目的に合った画像を探しやすい優れた検索性を確認することが重要です。検索しやすいサイトであるほど、画像を探す手間や時間を抑えられます。
加工の可否・クレジット表記の要否を確認
素材サイトによって、画像の加工・編集について制限がある場合や、クレジット表記が必要な場合があります。多くのサイトでは、簡単なトリミングや色調の変更が許可されていますが、大幅な改変が禁止されている場合もあるため注意が必要です。
特に商用利用では、許可された範囲を超えた加工を行うと、規約違反によって法的トラブルを招くリスクがあります。クレジット表記が必要な場合は、使用する画像の近くやフッター部分に著作権者やサイト名を記載しなければいけません。
これは、クレジットの表記スペースを確保する必要性が生じ、デザインに影響を与える可能性があります。また、各素材のクレジットを正確に管理し、表記するための工数が増えるデメリットもあります。
しかし、学術サイトやブログ記事においては、クレジット表記によって情報の透明性・信頼性を高める効果もあるため使い分けが重要です。用途に応じて、加工の可否・クレジット表記の要否を確認しましょう。
おすすめの写真素材サイト・画像素材サイト2選
株式会社フォトライブラリー
photolibrary
GOOD
ここがおすすめ!
- 15万枚の画像・イラスト素材を無料でダウンロードできる
- WEBや動画・スマホアプリ・CMなどの利用にも対応
- プリペイド決済・銀行振込・法人による請求書払いが可能
MORE
ここが少し気になる…
- 見積書・納品書・請求書の発行は非対応で、公共機関や学校等での利用は問い合わせで確認
GOOD
ここがおすすめ!
- インスタ映えするような自然でおしゃれな写真素材を多数用意
- 個人・法人での利用が可能で、豊富なプランから選べる
- 毎日ピックアップされる「編集部セレクション」でお気に入り写真を見つけやすい
MORE
ここが少し気になる…
- SNS向けのおしゃれな写真が多く、用途によってクレジット表記が必要
写真・画像素材サイトを利用する際の注意点
画像素材をトラブルなく効果的に活用するためには、適切なプランの選択や禁止事項などに注意する必要があります。ここでは、写真・画像素材サイトを利用する際の注意点を解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
写真・画像素材サイトを利用する際の注意点
自社に合ったプランを選択する
有料の画像素材サイトでは、定額制や単品購入制のプランが提供されており、利用目的に応じたプラン選びが重要です。
定額制プランでは、毎月または年間で一定額を支払い、プランに応じた枚数をダウンロードできます。使い切れなかったダウンロード数を翌月に繰り越せるケースもあり、1枚あたりのコストが抑えられるため、大量の素材を継続的に利用する場合におすすめです。
単品購入制は、必要なときに1枚単位で購入する方式で、素材の価格はサイズや種類によって異なります。利用頻度が少ない場合や、特定の高品質な素材が必要な場合におすすめです。
自社にどの料金プランが合っているかを判断するためには、画像素材をどれだけ利用するのか利用頻度の見極めが大切です。利用頻度に対するコストを検討し、定額制と単品購入のどちらが適しているか判断しましょう。
禁止事項を確認しておく
画像素材を利用する際は、必ずサイトの利用規約を確認し、禁止事項を守る必要があります。禁止事項はサイトによって異なりますが、多くのサイトで制限している代表的なものには、再配布・転売・素材の商標登録が挙げられます。
再配布とは、ダウンロードした素材をそのまま他人に渡したり、別のプラットフォームで配布することです。取得した画像をそのまま販売する転売行為や、画像をそのままロゴや表票として登録することも多くのサイトで禁止されています。
また、アダルトサイト・暴力や違法な活動を促すサイトでの素材利用は禁止されているケースが多いです。人物が映る写真素材は、その人にとって不名誉な内容で使用しないよう肖像権の配慮をしましょう。
画像素材の利用規約・利用範囲に加え、このような禁止事項を漏れなく確認し、法的トラブルが生じないように活用しましょう。
他社も利用していることを理解しておく
フリー素材や有料素材を使う際、他社も同じ素材を使用する可能性がある点を理解しておくことが大切です。素材サイトでは、人気素材の利用が集中するため、他の企業やウェブサイトと同じ画像を使ってしまう可能性があります。
無料素材は特にアクセスが多いため、使用が被りやすく、同じ画像が複数の広告やサイトで見られることがよくあります。同じ画像が複数のブランドで使われていると、オリジナリティが失われたり、安っぽい印象を与えたりするリスクがあります。
重複の可能性を避けるためには、有料素材の利用を検討するのが効果的です。高品質な有料素材は無料素材に比べて利用のハードルが高いため、使用される頻度が少なく、他社と被りにくくなります。
また、素材サイトの中でも比較的新しいサイトや、ニッチなサイトの素材を探すと、他者と差別化しやすくなります。ただし、このような対策も完璧ではなく、他社と重複する可能性は少なからずあるため、その点を理解した上で利用することが大切です。
まとめ
写真素材サイト・画像素材サイトは、Webサイトやバナーの制作に欠かせないツールです。自分で写真を撮影する手間を省き、高品質な画像を簡単に活用できるため、視覚的な魅力を高める効果があります。
素材サイトを選ぶ際は、登録されている画像数・ジャンル・商用利用の可否が重要なポイントです。他にも有料か無料か、検索のしやすさ、加工やクレジット表記の要否などもサイト選びの判断材料となります。
利用の際には、法的トラブルを避けるために禁止事項の確認や、他社と画像が重複するリスクも念頭に置くことが大切です。本記事を参考に、適切かつ効果的な画像素材を選択し、ビジネス目的の達成を目指しましょう。