Google Homeの使い方|機能・できること・設定方法を解説

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  • Google Homeには、音楽再生機能や動画再生といった複数の機能がある。
  • Google Homeを使うと、Google検索やスケジュール管理ができるようになる。
  • Google Homeを設定するには、Wi-Fi環境とアプリのインストールが必要である。

Google Home(グーグルホーム)は、話しかけることだけで複数のことをしてくれる、Googleアシスタントが搭載されたスマートスピーカーです。本記事ではGoogle Homeの主な機能、設定方法と設定できない時の対処法について解説します。

目次

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  1. Google Homeで生活がもっと​便利に
  2. Google Homeの基本的な使い方
  3. Google Homeの主な機能
  4. Google Homeでできること
  5. Google Homeの設定方法
  6. Google Homeと連携させられるサービス
  7. Google Homeでテレビに画面転送する方法
  8. Google Homeが設定できないときは
  9. まとめ

Google Homeで生活がもっと​便利に

Google Homeは、Googleによって開発されたスマートスピーカーであり、Googleアシスタントを搭載しています。

音楽の再生、ニュースや天気予報の提供、スマートホームデバイスとの連携、アラームやタイマーの設定、スマートフォンとの通話、質問への回答、カレンダーやリマインダーの管理など、さまざまな機能があります。

また、多言語対応やパーソナライズされた情報提供、他のGoogleデバイスとの連携も可能です。これらの特徴により、Google Homeは便利なスマートホームデバイスとして利用されています。

Google Homeを活用し、目覚ましや朝のスケジュールチェックなど、日々のルーチンを自動化することで生活はもっと便利になることでしょう。

Google Homeの特徴

スマートスピーカーにもさまざまな種類がありますが、その中でGoogle Homeは、人の声を6人まで識別できたり、Googleアカウントと連携できたりする点に強みがあります。ここでは、Google Homeの特徴を解説します。

6人までの声を識別できる

Google Homeでは、人の声を6人まで識別可能です。家族の声を聞き分けられるため、家族それぞれの個別のスケジュール管理を行ったり、声の主の好みや視聴履歴に合わせて音楽を流したりといった使い方ができます。

そのため、特に複数人で共有してスマートスピーカーを活用する場合において、利便性を高め、快適なスマートライフの実現に貢献するでしょう。

Googleアカウントと連携可能

Google HomeはGoogleアカウントと連携させられるため、メールやカレンダー・リマインダーなどに登録した情報を共有して活用できます。Google Homeに話しかけるだけでスマホを開くことなく、スケジュールを確認可能です。

スマートスピーカーにはさまざまな種類がありますが、Googleアカウントとの連携はGoogle Homeならではの機能であり、ユーザーの利便性向上に貢献します。

Google Homeの基本的な使い方

Google Homeを使うには、音声による操作と手動による操作があります。それぞれ解説していきます。

音声による操作

  1. Google Homeに「OK,Google」または「ねぇ、Google」と話しかけて起動させる
  2. 知りたいことや、やりたいことを話しかける
    例)今日の予定を確認したいときは、「OK,Google、OK Google 今日の予定は?」

手動による操作

音楽の再生や音量調整、マイクのミュートなどは手動による操作でも行えます。(Google Home Miniの操作も基本的には同じですが、一部操作が異なる場合があります。)

操作方法
起動本体上部を長押しする
電源オフ本体から電源ケーブルを抜く
音楽の再生・一時停止本体上部を軽くタップする
音量を上げる本体上部を指で時計回り(右回り)にスワイプ
音量を下げる本体上部を指で反時計回り(左回り)にスワイプ
マイクのオン・オフミュートボタンを押す
本体の初期化ミュートボタンを10秒以上長押しする

Google Homeの主な機能

Google Homeは、音楽再生・動画再生・アラーム・タイマー・リマインダー・ニュース・天気情報提供・Google検索など、便利な機能を備えたスマートホームアシスタントです。まとめると以下のような機能があります。

機能内容
音楽再生機能・SpotifyやYouTube Musicなどの音楽ストリーミングサービスと連携し、数百万曲の中からお気に入りの音楽を簡単に再生できる
動画再生機能・Google Chromecastや対応するテレビデバイスとGoogle Homeを連携させることで、音声でのコマンドにより動画の再生制御を行える
レシピや書籍の読み上げる機能・料理のレシピや電子書籍、オーディオブックを読み上げられる
・料理中や手がふさがっているときでも、声で必要な情報を提供可能
ニュースや天気予報の読み上げる機能・声で「ニュースを教えて」と言うと、最新のニュースが再生される
・「明日の天気はどう?」などの質問に対して、現在の天気情報や予報を答える
アラーム・タイマー・リマインダー機能・アラームは目覚まし時計として使用でき、タイマーは作業時間を管理し、リマインダーは予定や重要なことを通知する
・これらの機能により、日常の管理やタスク管理を簡単に行える
メール操作機能・Google Homeをスマートフォンと連携させている場合、Googleアシスタントを通じて未読メールの要約や送信者情報の確認を行える
(具体的なメールの送受信や管理は主にスマートフォンやパソコンで行う)
検索機能・Google Homeは強力な検索機能を持ち、声で質問や情報を検索できる
・ニュース、天気、スポーツのスコア、翻訳、場所の情報など、さまざまな情報にアクセスできる

Google Homeでできること

Google Homeは、音楽を再生したり、スマート家電を操作したり、翻訳を行ったり、Googleの検索結果を取得したりできます。声で簡単に操作できるため、便利な生活をサポートします。まとめると以下のようになります。

機能内容
会話ができる・Google Homeは会話能力を持っており、自然な対話を通じてユーザーとのコミュニケーションを実現する
・ユーザーが声で質問や指示を出すことで、Google Homeが返答やアクションを行い、より直感的で便利な情報やサービスが提供される
音楽が聴ける・ユーザーは声で音楽の再生を指示することで、お気に入りのアーティストの曲を楽しめる
・さまざまな音楽ストリーミングサービスと連携し、豊富な楽曲を提供する
・スマートフォンやタブレットとの連携により、ワイヤレススピーカーとしても使用可能
Google検索ができる・ニュース、天気、スポーツのスコア、翻訳、施設の情報など、リアルタイムな情報を取得できる
・複数の言語に対応し、翻訳や辞書の意味の検索も行える
予定の確認ができる・ユーザーは声で「今日の予定は何ですか?」や「明日のスケジュールを教えて」といった質問をすることで、カレンダーの予定やイベントを確認でき、重要な予定や予定の衝突を避けられる
アラーム・タイマー・アラームは目覚まし時計として使用でき、声で設定した時刻にアラームが鳴る
・タイマーは作業時間を管理するために利用され、声で指定した時間が経過すると通知が鳴る
天気予報やニュースが確認できる・ユーザーは声で「今日の天気はどうですか?」や「最新のニュースを教えてください」といった質問をすることで、現在の天気情報や最新のニュースを確認できる
翻訳ができる・声で「〇〇を〇〇に翻訳して」といった指示をすることで、簡単にテキストやフレーズの翻訳を行える
Chromecastと連携できる・Google HomeとChromecastは連携でき、声でコマンドを発話してテレビやスピーカーでのコンテンツ再生や制御を行える
・簡単な指示でエンターテイメント体験を向上させられる

Google Homeの設定方法

Google Homeは以下手順で設定します。

  1. Wi-Fi環境を整備する:Google Homeを使用するためには、安定したWi-Fiネットワークが必要です。ルーターやアクセスポイントをセットアップし、インターネットに接続してください。
  2. 本体の電源を点ける:Google Homeデバイスをコンセントに接続し、電源を入れます。デバイスが起動すると、ランプが点灯します。
  3. Google Homeアプリをインストールする:スマートフォンやタブレットで、Google Homeアプリをダウンロードしてインストールします。Google Playストア(Android)またはApp Store(iPhone)から入手できます。
  4. アプリを起動する:インストールが完了したら、Google Homeアプリを起動します。初めて起動する場合は、Googleアカウントにログインしてください。
  5. デバイスの追加:アプリ内でデバイスの追加を選択し、Google Homeデバイスを見つけます。デバイスリストに表示されるはずです。
  6. デバイスの設定:デバイスを選択し、設定ウィザードに従って設定を進めます。Wi-Fiネットワークの選択やデバイス名の設定など、必要な情報を入力します。
  7. デバイスとアカウントの連携:Google HomeデバイスをGoogleアカウントと連携させるために、指示に従って認証プロセスを完了します。

これらの手順に従うことで、Google Homeの設定が完了します。その後、Google Homeアプリを通じてデバイスを制御し、さまざまな機能を活用可能です。

Google Homeと連携させられるサービス

Google Homeは、さまざまなサービスとの連携が可能です。これにより、ユーザーはさまざまなコンテンツや機能をGoogle Homeデバイスを通じて利用できます。

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気になる情報を今Google Homeと連携させられるサービスチェック

  1. 家電
  2. 音楽サービス

家電

Google Homeは、声で操作することでスマート家電と連携できます。対応するスマート家電ブランドと連携設定を行い、Google Homeデバイスを通じて操作します。

声で「ライトをつけて」と指示したり、「エアコンの設定を変更して」と言ったりすることで、スマート家電を制御できます。また、グループ化やルーチンの設定により、複数のスマート家電を連動させることも可能です。

Google Homeを使ってスマート家電を簡単に操作し、スマートホームの快適さと便利さを実現しましょう。

音楽サービス

音楽配信サービスは、インターネットを通じて音楽をストリーミング再生するサービスです。ユーザーは登録や月額料金を支払い、広大な音楽ライブラリにアクセスできます。

音楽配信サービスでは、さまざまなジャンルやアーティストの楽曲を検索して再生できます。自分の好みに合わせてプレイリストを作成したり、アーティストの最新作をチェックしたりすることも可能です。

さらに、オフライン再生や個別の曲の購入など、便利な機能も提供されています。また、アーティストやアルバムの推薦、カスタマイズされたプレイリストの作成など、ユーザーの音楽体験を向上させるための機能も充実しています。

Google Homeでテレビに画面転送する方法

テレビでメディアを再生するのに必要なキャストデバイスとしてChromecast、Chromecast Ultra、Chromecast built-in搭載テレビを紹介します。

Chromecast

テレビに接続してメディアをストリーミング再生するためのキャストデバイスです。HDMIポートに接続し、スマートフォン、タブレット、パソコンなどのデバイスからコンテンツをキャスト(送信)できます。

Wi-Fiネットワークに接続され、Chromecast対応のアプリやブラウザからコントロールできます。

Chromecast Ultra

より高品質な映像と音声のストリーミング再生を提供する上位モデルです。4K解像度やHDR(High Dynamic Range)に対応しており、より鮮明な映像とリッチな色彩を楽しめます。

また、高速なパフォーマンスと信号強度を実現するために、有線イーサネット接続も可能です。

Chromecast built-in搭載テレビ

テレビ本体にChromecast機能が組み込まれているテレビです。追加のキャストデバイスが不要で、直接テレビからコンテンツをストリーミング再生できます。

スマートフォンやタブレットからアプリやブラウザを介さずに、簡単かつ直接的に操作可能です。多くのメーカーからChromecast built-in搭載のテレビが販売されており、選択肢が広がっています。

これらのキャストデバイス(Chromecast、Chromecast Ultra、Chromecast built-in搭載テレビ)は、テレビでさまざまなメディアをストリーミング再生するために便利なツールです。簡単な設定と操作で、スマートなエンターテイメント体験を提供します。

Google Homeが設定できないときは

Google Homeの設定時に問題が発生することがあります。ここでは、一般的な問題が発生した場合の解決策を示します。

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デバイスを再起動する

まず、Google Homeデバイスの電源を切ります。次に、Wi-Fiルーターの電源を切ります。しばらく待ってから、Wi-Fiルーターの電源を再び入れます。

その後、Google Homeデバイスの電源を接続して再起動します。再起動が完了すると、一時的な問題やネットワークの不具合が解消される可能性があります。デバイスの再起動は、多くの場合、トラブルシューティングの最初の手順として効果的です。

しかし、問題が解決しない場合は、公式サポートに相談することをおすすめします。

Wi-Fi環境を確認する

まず、Wi-Fiルーターの配置を確認し、障害物や電子機器との距離を適切に調整します。次に、デバイスのWi-Fi接続の強度を確認し、信号の弱い場合はルーターの位置を調整します。

また、Wi-Fiルーターを再起動することで一時的な接続問題が解決されることもあります。さらに、ネットワーク速度を確認して適切な速度が得られない場合は、インターネットプロバイダーに連絡して修正を依頼します。

最後に、近隣の電子機器や無線機器がWi-Fi信号に干渉していないか確認し、必要に応じて配置を調整します。これらの手順に従ってWi-Fi環境を確認することで、スムーズなインターネット接続と高品質なWi-Fi体験を実現できます。

アプリをアンインストールして再インストールする

まず、スマートフォンやタブレットのアプリ一覧からアンインストールしたいアプリを長押しします。アプリが揺れ始めたら、「アンインストール」または「削除」のオプションが表示されますので、それを選択します。

確認メッセージが表示されたら、アプリを完全に削除します。削除後、アプリストア(Google PlayストアまたはApp Store)にアクセスして再インストールします。アプリ名を検索し、正しいアプリを選択し、インストールを行います。

再インストール後は、アプリの設定やデータは初期化されることに注意してください。必要に応じて再度ログインや設定を行い、正常に利用できるように設定します。

アプリをアンインストールして再インストールすることで、一時的な問題やエラーが解消され、アプリの動作が改善される可能性があります。

Bluetoothとの電波干渉

Bluetoothとの電波干渉は、主に電波周波数の競合や物理的な障害物、近隣のBluetoothデバイスによって引き起こされます

同じ周波数帯域を使用するデバイスや壁、家具、他のBluetoothデバイスが近くにある場合、接続の不安定性や通信速度の低下が生じる可能性があります。これを軽減するためには、デバイス間の距離を確保し、物理的な障害物を避けることが重要です。

また、他のBluetoothデバイスとの距離を適切に保つことも大切です。これらの対策を実施することで、Bluetooth接続の品質を向上させ、スムーズな通信を実現できます。

まとめ

Google Homeは、音楽再生、スマート家電の操作、アラーム・タイマー・リマインダー機能、ニュースや天気の提供、翻訳機能、そしてGoogle検索など、さまざまな便利な機能を備えたスマートホームアシスタントです。

音楽の再生やスマート家電の制御、日常の予定管理、最新のニュースや天気情報の提供、言語間の翻訳、インターネット上の情報検索など、声で簡単に操作できる便利な機能が搭載されています。

Google Homeは、スマートホームの中心的な存在として、快適で便利な生活をサポートします。

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