API連携可能なメール配信システムおすすめ3選|できることを解説

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  • メール配信システムには、CRMやSFAなどの他システムとAPI連携できるものもある
  • API連携により顧客データを自動転記すれば、業務負担や工数を削減できる
  • メール配信システムを選ぶ際は、既存のシステムと簡単にAPIできるかを確認する

メール配信システムには、他システムとAPI連携できるものもあります。CRMやSFAなどとAPI連携し、マーケティング業務を効率化しましょう。この記事では、API連携可能なおすすめのメール配信システムやAPI連携でできること、導入時の確認ポイントを解説します。

目次

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  1. API連携対応のメール配信システムで業務効率化
  2. API連携可能なメール配信システムでできること
  3. API連携可能なメール配信システム導入時に確認したいポイント
  4. API連携可能なメール配信システムおすすめ3選
  5. その他のメール配信システムの選び方
  6. まとめ

API連携対応のメール配信システムで業務効率化

メール配信システムとは、大量のメールを一括送信できるツールです。送信リスト内のメールアドレス宛てにメールを自動で一斉送信するため、メルマガやプロモーションメールの配信が効率化し、効果的なメールマーケティングが可能になります。

メール配信システムによってはAPI連携に対応しており、基幹システムなどと連携することで、メール配信業務をさらに効率化できる可能性があります。

メール配信システムの仕組みとは?機能やメリット・デメリットも解説

メール配信システムとは大量のメールを一斉配信できるツールで、メルマガ配信などのメールマーケティングで配信効率を上げることが可能です。この記事では、メール配信システムの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際の比較ポイントなどを詳しく解説します。

API連携とは

APIは「Application Programming Interface」の略称で、異なるアプリケーションやWebサービスの間をつなぐ仕組みです。API連携では、APIの仕組みを活用して、異なるプログラムやシステム間における機能やデータの共有を可能にします。

例えば、基幹システムと別システムをAPI連携させると、別システムにのみ標準搭載されている機能を基幹システムでも利用できるようになります。API連携によって、機能やデータを段階的に拡張できるため、1つのシステムを長期で運用し続けることができます。

API連携可能なメール配信システムでできること

API連携可能なメール配信システムを利用することで、メールの配信や返信にまつわる業務を大幅に簡略化できます。ここでは、API連携可能なメール配信システムでできることを解説します。

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API連携可能なメール配信システムでできること

  1. 顧客情報を自動で取り込める
  2. 自動送信・返信ができるようになる

顧客情報を自動で取り込める

メール配信システムをCRMやSFAなどの基幹システムとAPI連携すると、システム内の顧客情報が自動で取り込まれます。1件ずつ顧客の氏名やメールアドレスを入力する必要がないため、メーリングリストの作成にかかる作業工数を大幅に削減できます。

また、手作業の入力に伴う入力漏れや転記ミスの防止につながり、メールマーケティングの対象者に確実に自社メールを届けることが可能です。

自動送信・返信ができるようになる

API連携が可能なメール配信システムでは、メールの自動送信や返信も実現できます。例えば、ECサイトのシステムと連携すると、受注確認や決済完了に関するメール送信の自動化が可能です。

また、あらかじめ定型文を作成し、一部の問い合わせへの返信メールを自動で作成・送信することもできます。日々大量の受注や問い合わせがある企業では、担当者だけでは迅速な対応が難しいこともあるでしょう。

しかし、API連携可能なメール配信システムの導入により、メール対応業務を一定程度自動化できるため、少ない人員でも円滑に業務を遂行できる可能性が高まります。

API連携可能なメール配信システム導入時に確認したいポイント

API連携可能なメール配信システムを導入する際は、既存システムのAPI連携の可否や設定の簡便さに注目しましょう。ここでは、各ポイントについて解説します。

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API連携可能なメール配信システム導入時に確認したいポイント

  1. 既存のシステムがAPI連携に対応しているか
  2. 連携の設定は簡単にできるか

既存のシステムがAPI連携に対応しているか

API連携の可否は、システムによって異なります。既存の基幹システムとメール配信システムのAPI連携を予定している場合は、まず、既存システムとAPI連携対応が可能かどうか確認しましょう。

API連携に非対応の場合は、多くの開発工数がかかり、導入費用も増大する可能性が高いです。結果的に、メール配信システムの費用対効果も下がりかねません。このようなリスク回避のために、まず既存システムとのAPI連携可否を確認しましょう。

既存システムがAPI連携そのものに対応していない場合は、別の連携方法が可能なメール配信システムを検討する必要があります。

連携の設定は簡単にできるか

API連携の設定が簡単にできるメール配信システムの導入が望ましいです。連携設定が複雑なものは、連携完了までに多くの時間とリソースも必要とし、ツールの費用対効果が下がる恐れがあります。

連携設定が簡単なシステムを導入して、不要なコストやリソースを節約することで、ツールの費用対効果を最大化できるでしょう。

API連携可能なメール配信システムおすすめ3選

株式会社WOW WORLD

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大企業・官公庁にも◎素早く確実に届けたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 1ヶ月からのスポット利用や自社にあった導入形態を選択できる
  • 多言語対応かつさまざまな企業や官公庁でも使いやすい機能を搭載
  • 「高速メール生成機能」を備え、大量にメール配信する場合も便利

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  • 到達率を高めてセキュリティも強化した分、価格は高め

ユミルリンク株式会社

Cuenote FC

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オンプレミスプランも◎素早く大量配信したい方におすすめ

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  • 実績豊富かつ独自開発の配信エンジンにより、高い到達率を実現
  • 配信機能はもちろん「分析」「セキュリティ」などの必要な機能を標準装備
  • 専門スタッフによる電話・メールサポートが受けられる

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  • 外部システム連携はオプション扱い

株式会社ベンチマークジャパン

Benchmark Email

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多言語対応◎AI搭載で効率よくメール配信したい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 「AI」を搭載したことにより、飽きのこないフレッシュな文章を配信できる
  • 「登録フォーム」「ABテスト」「LP作成」といったマーケティングに役立つ機能を搭載

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ここが少し気になる…

  • 大量配信や専用IPが必要な場合は問い合わせで確認する必要がある

その他のメール配信システムの選び方

メール配信システムを選ぶ際は、API連携以外にも、以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。メール配信システムによって、標準搭載機能や登録アドレス数、配信数の上限、配信スピードが異なるため、自社が求める条件を満たしているか確認しましょう。

また、不達率の改善や迷惑メール対策ができるツールは、顧客に確実にメールを届けることができ、メールの開封率やCRVの向上にも期待できます。その他にも、導入形態や効果測定の精度をチェックして、自社に最適なシステムを導入しましょう。

【重要なポイント3つ】

  1. 必要な機能を備えているか
  2. 不達率の改善・迷惑メール対策ができるか
  3. 登録アドレス数や配信数の上限・配信スピードを確認

【その他の比較ポイント】

  1. 導入形態は自社に合っているか
  2. 効果測定の精度をチェック
  3. デザイン性の高いメールが作成できるか
  4. セキュリティ対策は十分か
  5. サポート体制は充実しているか

まとめ

メール配信システムは、メーリングリスト内の顧客に対して、メールを自動で一斉送信するツールです。API連携可能なメール配信システムもあり、基幹システムや自社データベースとの連携によって、顧客情報を相互に転記できるため、メールの配信業務が効率化します。

API連携の可否はシステムによって異なるため、既存システムとの連携が可能なシステムを選定しましょう。また、連携の設定が簡単なツールを選ぶと、API連携にかかる人的・時間的コストを節約できます。

本記事を参考にして、API連携可能なメール配信システムを導入し、効果的なメールマーケティングを実現しましょう

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