個人事業主におすすめの名刺管理ソフト10選|選ぶ際のポイントも解説
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- 個人事業主は、手間と時間のかかる名刺管理を後回しにしてしまいがちである
- 名刺管理ソフトで管理すれば、本業に集中できるようになり、紙での保管も不要になる
- 管理する名刺の枚数が少ない個人事業主には、無料のソフトやアプリもおすすめ
名刺管理は個人事業主にとっても重要なタスクの1つですが、手間がかかるため後回しにしてしまっている、という方も多いかもしれません。名刺管理ソフトを活用し、効率的に管理しましょう。この記事では、個人事業主のおすすめの名刺管理ソフトや選び方を解説します。
目次
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個人事業主が抱える名刺管理の課題とは
多くの個人事業主は日々の業務に追われて、名刺の管理を後回しにしがちです。例えば、営業活動やクライアントとの打ち合わせで名刺を受け取っても、その場で名刺情報を整理する時間がないケースがよくあります。
名刺を受け取るだけでは、その情報を有効に活用することはできません。名刺には、連絡先だけでなく、ビジネスチャンスにつながる情報が詰まっています。
しかし、名刺をきちんと管理していないと、必要なときに連絡先を見つけられなかったり、ビジネスチャンスを逃してしまったりするリスクがあります。
個人事業主にも名刺管理ソフトがおすすめ
名刺管理ソフトは、受け取った名刺の情報をデジタル化し、効率的に整理・管理するためのツールで、名刺管理の課題解決に繋がるさまざまなメリットがあります。ここでは、個人事業主が名刺管理ソフトを利用するメリットを解説します。
名刺管理ソフトとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説
名刺管理ソフトとは、紙の名刺をデータ化し一元管理できるソフトを指します。大量の名刺をデータ管理することで、簡単に検索することができ業務効率化に繋がります。本記事では、名刺管理ソフトをよく知らない方のために、機能やメリット・デメリット、選び方を解説しています。
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個人事業主が名刺管理ソフトを利用するメリット
本業に専念できる
名刺管理ソフトを使うことで、手動で名刺を整理・入力する手間が大幅に削減されます。スマートフォンのカメラやスキャナーで名刺を簡単にデジタル化でき、ソフトが自動で情報を整理します。名刺を手動で分類したり、情報を手書きで入力したりする必要がありません。
また、名刺情報がデジタルデータとして整理されるため、必要な情報をすぐに検索できるようになります。例えば、特定の名前や会社名で検索するだけで、その名刺情報にすぐアクセスできます。
ノンコア業務である名刺管理の手間が少なくなることにより、本業に時間を費やせるようになります。
名刺情報を活用しやすくなる
名刺管理ソフトでは、名刺情報をデジタルデータとして整理・保存できます。このデータは検索やタグ付けができるため、どのような顧客と接触があったかを一目で確認できます。
例えば、特定の業界や会社の顧客をタグ付けしておけば、後でそのグループ全体の情報を簡単に呼び出すことができ、効率的な営業活動に繋がります。
また、ビジネスネットワークの可視化や分析を助ける機能もあるため、既存の人脈を活かしたり、新しい人脈を築いたりする際に役立ちます。
紙での保管が不要になる
名刺管理ソフトを利用することで、紙の名刺をデジタルデータとして保管できるようになり、物理的な保管スペースが不要になります。これは、オフィスを持たず、自宅やコワーキングスペースで仕事をする個人事業主にとって大きなメリットです。
また、クラウド上に保存できれば、紙の名刺やデータを持ち歩く必要がなく、どこからでもアクセスできるため、出先で急に連絡先が必要になった場合にも便利です。
個人事業主が名刺管理ソフトを選ぶ際のポイント
個人事業主は、名刺管理ソフトを選ぶ際にコストやセキュリティなどをよく確認して選ぶことが大切です。これらはビジネスの継続性や信頼性に関わります。ここでは、個人事業主が名刺管理ソフトを選ぶ際のポイントを解説します。
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個人事業主が名刺管理ソフトを選ぶ際のポイント
使用デバイスに対応しているか確認する
名刺管理ソフトの選定では、自分が普段使っているPCやスマートフォンのOSに対応しているかを確認することが重要です。Windows・macOS・iOS・Androidなど、自身が使用しているデバイスのOSと、ソフトウェアの対応OSを確認しておきましょう。
多くの名刺管理ソフトは、PCだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応しており、クラウドを利用してデータを同期することができます。これにより、どこでも必要な時に名刺情報にアクセスでき、仕事の効率が大幅に向上します。
しかし、すべてのソフトが全てのデバイスに対応しているわけではないため、購入前に必ず対応デバイスを確認することが大切です。
無料のサービスも検討する
個人事業主が名刺管理ソフトを選ぶ際、コストを抑える方法として無料のソフトやアプリを利用する方法が有効です。
特に取引先や顧客の数が少なく、名刺の枚数がそれほど多くない場合は、無料のソフトやアプリを利用することで、必要な機能を十分にカバーできる場合があります。
無料のソフトでも、データ整理や検索など基本的な機能が揃っている製品は多くあります。名刺をスマートフォンのカメラでスキャンし、自動でデジタルデータに変換してくれる機能を備えたソフトなら、名刺管理の負担も軽減されます。
セキュリティ対策をチェック
名刺管理ソフトに保存されるデータは、連絡先だけでなく、会社の機密情報や取引先の情報が含まれていることが多いです。
そのため、ソフトを選ぶ際は、データが外部に漏洩したり、不正アクセスを受けたりしないよう、セキュリティ対策が万全であることを確認する必要があります。有効なセキュリティ対策には、データの暗号化・アクセス制限・定期的なバックアップなどが挙げられます。
無料の名刺管理ソフトは、コストを抑えられる反面、セキュリティ対策が十分でないケースがあります。そのため、無料のソフトを選ぶ際は、セキュリティについて確認することが重要です。
個人事業主におすすめの名刺管理ソフト10選
Eightの特徴
GOOD
ここがおすすめ!
- Eightユーザー同士ならスマホをかざすだけで簡単にタッチ名刺交換
- QRコードやURLを送って、デジタル名刺を渡すことも可能
- 名刺を撮影するだけで簡単に管理・検索
MORE
ここが少し気になる…
- 名刺を撮影してから反映に時間がかかることがある
myBridgeの特徴
GOOD
ここがおすすめ!
- 共有名刺帳で社内の名刺を一括管理
- 他の連絡帳サービスに保存したりExcelでダウンロードも
- LINEやメールなどで簡単に名刺共有
MORE
ここが少し気になる…
- 共有名刺帳の場合有料になる
Intsig Information Corporation
CAMCARD
CAMCARDの特徴
GOOD
ここがおすすめ!
- 1億人以上のビジネスパーソンに愛用されるCAMCARD
- 事前に自分の名前の名刺情報を登録し、相手と電子名刺を交換できる
MORE
ここが少し気になる…
- 法人向けのプランの場合、有料となる
GOOD
ここがおすすめ!
- 他サービスからもデータを簡単移行
- 同時に10枚 瞬間データ化
- 1人が複数枚の名刺情報をプロフィール上に登録できる
MORE
ここが少し気になる…
- 多機能で使いこなせないところがある
GOOD
ここがおすすめ!
- 名刺データベース作成を代行するサービスがある
- 安全なクラウド上にのみデータが置かれ、アプリやPC端末にデータが残らない
MORE
ここが少し気になる…
- 無料プランの場合100枚までの登録、データ訂正サービスは有料となる
CAMCARD BUSINESSの特徴
GOOD
ここがおすすめ!
- 「商談情報」との紐づけが行え、社内共有やタスク閲覧も可能
- 名刺情報を基に「メールマガジン」の配信もでき、営業活動にも効果的
- 公開された人事異動情報に限り「再アプローチ」が行える
MORE
ここが少し気になる…
- 無料トライアルはあるが10日間しかなく、じっくり検討したい方には不向き
GOOD
ここがおすすめ!
- データは「Salesforce」のクラウド上に保管
- セキュリティはSalesforceの強固なものを採用し、連携費用も無料
- 約1分でデータ登録が完了する優れた高性能「AI-OCR」を搭載
MORE
ここが少し気になる…
- オペレーションによるデータの修正やメモのデジタル化は有償オプション
株式会社Phone Appli
PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce
GOOD
ここがおすすめ!
- オフィスに出社しているかどうかが一目でわかる
- 名刺やデータベースと連携して「クラウド電話帳」として使える
- スマホに連絡先が入っていなくても「Salesforce」から連絡先を自動表示
MORE
ここが少し気になる…
- SalesCloudとの契約がないと「リード連携」が利用できない
ヤマトシステム開発株式会社 ソリューション事業本部 ビジネスソリューション部
名刺de商売繁盛
GOOD
ここがおすすめ!
- 利用人数の制限がなく月額費用32,000円払えば全社員で使える
- セキュリティ対策にも力を入れており、情報漏洩や災害対策も教育・訓練している
- データ化はオペレーターが対応し、最短翌営業日にはフルデータ化
MORE
ここが少し気になる…
- オペレーターに依頼すると1枚当たり40円かかる
GOOD
ここがおすすめ!
- 名刺枚数による従量制課金
- 国内最高クラスのアイネットクラウドデータセンターにて運用し、セキュアな名刺管理を実現
- スマートフォン・タブレットなどのカメラ機能で取込可能
MORE
ここが少し気になる…
- 利用料金が公開されていないため、問い合わせる必要がある
その他の名刺管理ソフトの選び方
個人事業主に関わらず、一般的に名刺管理ソフトを選ぶ際には、以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。データ化の精度や操作性など、ソフトを比較検討することで、導入後の名刺管理の効率化に繋がります。
【重要な2つのポイント】
- 名刺データ化の精度を確認
- 自社に必要な機能が備わっているか
【その他の比較ポイント】
- 提供形態を確認
- 名刺の取り込み方法を確認
- 多言語に対応しているか
- データの引き継ぎは可能か
- 操作しやすいか
まとめ
個人事業主にとって、日々の業務に忙殺される中で名刺管理を後回しにしてしまうことは少なくなく、その結果、ビジネスチャンスを逃すリスクが高まります。そこで、名刺管理ソフトの活用が、このような名刺管理における課題解決に有効です。
名刺をデジタル化することで、情報を整理・検索しやすくなり、本業に専念できる環境が整います。さらに、顧客情報をデータとして管理することで、ビジネスネットワークを可視化し、効率的な営業や新たな人脈構築が可能になります。
名刺管理ソフトを選ぶ際には、使用デバイスへの対応やセキュリティ対策、さらにはコストパフォーマンスなどを考慮することが重要です。本記事の内容を参考に、適切かつ効率的な名刺管理を実現しましょう。