顧客管理アプリ(CRM)おすすめ13選を比較!無料ツールや営業向けも
Check!
- CRMアプリはモバイルに対応し営業先から素早く情報共有できる
- CRMアプリは自社の課題を明確にした上で選ぼう
- 気になるシステムがあれば資料請求をして比較検討しよう
顧客情報を一元管理し業務を効率化させるCRMのアプリケーションは、iPhoneやAndroidなどのスマホで簡単に顧客管理でき、営業支援に繋がります。本記事ではおすすめのCRMアプリをご紹介。個人事業主が始めやすい無料のCRMアプリや、飲食店など業種ごとのおすすめアプリも紹介します。
CRMアプリのおすすめ13選を今すぐ見る顧客管理を行う営業担当者や経営者の方にとって、自社に最適なCRMツールを判断するのは容易ではありません。顧客管理は企業運営において極めて重要な業務であり、正確かつ効率的に行うことが求められます。
目次
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CRMツールの始め方
CRMツールの多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求できます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適なCRMツールを選びましょう。
おすすめCRMツールはこちら
LINE公式やInstagram DMで売上UPを目指すなら
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CRMアプリのおすすめ13選
ここでは数あるCRMツールの中から比較して判明した、CRMアプリのおすすめ13選を紹介します。資料請求と合わせて自社に最適な製品を選びましょう。
・SFA機能を搭載しているCRMアプリ10選
・MA機能を搭載しているCRMアプリ2選
・無料で使えるCRMアプリ1選
SFA機能を搭載しているCRMアプリおすすめ10選
SFA機能を搭載しているCRMアプリTOP5を比較!
特徴 | 月額料金 | お試し | |
導入から運用までの 目に見えないコストを削減 | 月額 5,500円〜 | – | |
外回りや訪問営業に特化した 業務効率化CRMアプリ | 月額 1,800円〜 | 無料 デモ | |
国内の大手企業を含む 5,500社超の導入実績 | 月額 11,000円〜 | 30日間 | |
世界・国内で トップシェアを誇るCRM | 月額 3,000円〜 | 30日間 | |
グループ会社など企業間を 飛び越えた情報共有が可能 | 月額 50,000円〜 | – |
GOOD
ここがおすすめ!
- 入力自動化とAIの力で初心者でも営業組織を成果に導く
- 進捗状況を直感的に共有できる案件ボードで営業組織のリモートワークを支援
- 顧客情報や案件内容など情報を一元管理できる
MORE
ここが少し気になる…
- 顧客数や情報量が多くなるとサイトが重くなる
- サポート体制が弱い
Mazrica Salesの導入事例
「案件ボードには各案件の進捗がフェーズ・ステータスごとに羅列され、“この案件が今どこまで進んでいるのか” と流れを追うことができる上、“商談前の案件はどれか” など全体を見通すことも可能です。また、業態ごとにボードを分けて管理することができるので、それぞれの営業プロセスに適した形で使えます。このような仕組みがあれば、営業メンバーにとっても使いやすいだろうと思えました。」
導入の目的は、売上と営業活動の相関を可視化すること。活動の正しい評価・分析が、質の高い意思決定と営業力向上に繋がる
GOOD
ここがおすすめ!
- 顧客管理だけでなく地図や周辺・ルート検索ができる位置情報が使える
- スケジュールの一括管理やアプリを使用しての電話記録が残せる
MORE
ここが少し気になる…
- トライアルがなく、詳細は問い合わせをしなければならない
UPWARDの導入事例
UPWARDを利用すればクラウド上で報連相が行えるため、農家さんのもとに直行できるようになり、動き出しが早くなりました。営業所にスタッフがいなくなったため、最初のうちはマネジメント層から戸惑いの声もありましたが、今ではモバイルでコミュニケーションを取ることが浸透し、より効率的なマネジメントが実現できていると感じています。
導入事例|株式会社クボタ
GOOD
ここがおすすめ!
- MA・SFA・CRM機能を搭載し見込み顧客の獲得から管理まで一括
- 5,500社を超える豊富な導入実績
- 1回の活動報告で様々な情報が自動反映される段違いの使いやすさ
- オンライン研修や活用支援Webサイトなど充実のサポート
MORE
ここが少し気になる…
- 機能性に優れている分、慣れるまで時間がかかる
- 画面の切り替えやアップデート後の操作にライムラグを感じる
eセールスマネージャーRemixの導入事例
これまで営業活動の管理はエクセルで行っていましたが、営業担当者の負荷を考え、週報でした。しかし、eセールスマネージャーの導入でリアルタイムに案件管理が可能となり、欲しい情報が見たい時に、気軽にアクセスできるようになりました。また、ダッシュボードで商品やプロジェクトごとの傾向が閲覧できるようになり、営業活動をサポートする企画や政策の立案にも役立てることができています。
日本空調サービス株式会社 様
GOOD
ここがおすすめ!
- 顧客情報の分析により、商談管理や営業支援などの業務を効率化できる
- 使える機能が多く、さまざまな営業支援にも活用可能
MORE
ここが少し気になる…
- 機能が多いため使いこなせるまで時間がかかる
Sales Cloudの導入事例
これまで提供してきた支援制度では、申請先やフォーマットがバラバラで申請者や職員の負担が大きく、支援施策そのものの周知もしきれていないなどの課題がありました。しかし、Lightning Platformを活用して「奈良っ子はぐくみアプリ」のCRM基盤を構築したことにより、住民はExperience Cloudによるマイポータルから、申請した内容を一元的に確認できるほか、修正依頼などのやり取りなども容易に行えるようになりました。
「届ける力」を磨き上げ、CRMで県民中心の行政サービスを統合的に提供
GOOD
ここがおすすめ!
- 遠く離れた支社やグループ会社・協力会社など企業間を飛び越えた情報共有が可能
- 組織や役職・グループに応じて情報の「見せる・見せない」を自動的に制御できる
- 不必要な機能は非表示設定にできる柔軟なカスタマイズ
MORE
ここが少し気になる…
- 機能性に物足りなさを感じる声も
Knowledge Suiteの導入事例
その点、『Knowledge Suite』は商談状況の管理やメール配信機能、そして名刺の読み取り・名刺管理の機能がすべて一つのサービスの中で利用できて、さらに価格も当初検討していた製品群と比較して、わざわざ会社の許可を得るまでもないほどに安価でした。私がやりたかったことが全て揃っていて、価格も安い、「これだったら一歩目として最適だ」と思い導入を決めました。
ITツールの利用経験はぼぼゼロ?営業現場にSFAを定着させた方法とは
GOOD
ここがおすすめ!
- 直感的な表示画面で使い始めから活用までずっと使いやすい
- リード管理やメール分析など基本的な機能を低価格で始められる
- データの暗号化や操作ログの保管など安心のセキュリティ
MORE
ここが少し気になる…
- UIの一部が日本語未対応
- 日本語マニュアルが少なくサポート体制も弱い
Zoho CRMの導入事例
実務的な部分では、Zoho CRM を導入する前は営業は営業、マーケティングはマーケティング、カスタマーサポートはカスタマーサポート…と、部門ごとに独自に管理していた顧客情報を一元管理できるようになりました。また、それにより顧客情報を中心に営業、マーケティング、カスタマーサポートといった部門の垣根を越えて一つに。開発からメンテナンスまでを一気通貫でサポートできるようになり、お客様に対しての提供できるサービスの質も改善。顧客満足度も向上できました。
Zoho CRM を中心に営業DXを推進。商談プロセスと在庫の適切な管理で機会損失を防ぎ、年間販売台数は業界1位に!
GOOD
ここがおすすめ!
- 営業活動に欠かせない業務ツールと連携し業務を効率化
- OpenAI GPT-4 を標準採用し業務をAIがアシスタント
- 親しみやすくシンプルな画面設計で直感的に操作できる
MORE
ここが少し気になる…
- スマホ版とPC版で表示される項目が異なる
- シンプルなUIながらも起動がやや遅い
GENIEE SFA/CRMの導入事例
約180件の中に埋もれていた新規問い合わせを洗い出し、その中でも検討度の高いものから優先的に対応することが可能になりました。その結果、新規顧客問い合わせの対応率を約140%向上させることに成功しました。 商談を獲得したあとは、商談化率や受注率といった横軸で顧客分析をするために「GENIEE SFA/CRM」を利用しています。
「GENIEE SFA/CRM」での営業管理と組織改革で新規契約獲得率が約4.2倍に
GOOD
ここがおすすめ!
- 業務内容に合わせて案件管理や問い合わせ管理などシステムを自由に作成
- 社内に散財する情報を一元管理して業務の属人化を防ぐ
- 案件の進捗や工数を見える化し効率的な営業活動を実現
MORE
ここが少し気になる…
- システムの全体像を考えずにアプリの追加・連携を行うと業務が非効率になる場合も
- 多くの拡張機能を追加するとコストがかかる
Kintoneの導入事例
「kintone」の営業支援システムでは、まず顧客情報や、車両の保有状況、これまでの訪問履歴をもとに、ターゲットを抽出し、毎月の営業計画を立てる。日々の活動は、営業計画どおりに顧客を訪問し、訪問結果を記録に残すことだ。商談が発生した場合は、商談の記録を付けるところまでを『kintone』が担う。営業社員は、この一連の流れを、配布されているタブレットから行うことができる。忙しい営業活動の合間に、外出先から次の訪問先の確認や予定の変更、訪問結果の登録が手軽にできることもメリットの一つだ。
三菱ふそうトラック・バス 様の導入事例
株式会社NIコンサルティング
Sales Force Assistant
GOOD
ここがおすすめ!
- 営業スタイルや営業担当者一人ひとりに合わせた豊富な支援
- 案件見込み情報や商談の進捗状況を学習してAIが最適なアドバイス
- ゲーミフィクションを活用し営業現場に活力を
MORE
ここが少し気になる…
- サービス体制が弱い
Sales Force Assistantの導入事例
営業拠点から遠方の顧客も多いので、出張を推奨しています。営業部門の社員にはタブレットを持たせているので、SFAへの登録や参照がどこでも可能です。このいつでも見ることができるようになることで、拠点間、部門間での情報共有のスピードと質が格段に上がりました。
キャスコ株式会社 様
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft Dynamics 365
GOOD
ここがおすすめ!
- 11種類の機能をもつアプリがあり、必要なものを必要なだけ選択して使える
- 全世界規模に対応し、ネームバリューがあって安心と信頼感を得られる
MORE
ここが少し気になる…
- 公式サイトは日本語にも対応しているが機能や料金ページが分かりにくい
MA機能を搭載しているCRMアプリおすすめ2選
MA機能を搭載しているCRMアプリおすすめ比較一覧表
特徴 | 月額料金 | お試し | |
新規開拓から営業支援まで 低コストで導入できる | 要問合せ | 30日間 | |
デジタル名刺管理で 顧客情報を一括管理 | 要問合せ | – |
GOOD
ここがおすすめ!
- 新規開拓から名刺管理・営業支援まで低コストで導入できる
- 段階的な機能追加で導入から運用までの手間がかからない
- 初心者でも使いやすい操作性と万全のサポート体制
MORE
ここが少し気になる…
- 名刺のスキャンがうまくいかない場合がある
- MAやSFAの機能に物足りなさを感じる
ホットプロファイルの導入事例
「また、出先にいて、近辺であと一社訪問したいと思った時に、以前なら一度帰社して準備する必要があり、時間的にあきらめてしまう場面がありましたが。しかし、ホットプロファイルのスマートフォンアプリを活用すればその場で簡単に顧客情報を引き出せるので、そのまま訪問ができるようになりました。このような小さな積み重ねから、営業効率の向上を実感しています」(穐山氏)
顧客情報基盤が整備され営業のDX化が加速 自社向けにカスタマイズしたホットプロファイルで、営業の効率化と組織力の底上げを実現
GOOD
ここがおすすめ!
- 大量の名刺があっても「AI」を駆使して精度の高いデータでまとめられ、全社で人脈を共有できる
- 専用のスキャナーやスマホアプリにも対応し、メールも自動蓄積する
MORE
ここが少し気になる…
- 具体的な金額は要問合せ
Sansanの導入事例
スマートフォンのアプリから快適に利用できることは大きなメリットだと思います。電話だけではなく、地図や、乗換案内のアプリとの連携がよく活用されています。外出先で名刺の情報を確認したいケースがよくありますが、これまでは会社に電話して、アシスタントに名刺を探してもらっていました。Sansanを使うことで、このようなやりとりも必要なくなりました。
展示会のフォローアップをSansanで行った結果 数億円分の商談につながりました
無料で使えるCRMアプリ1選
HubSpot Japan株式会社
HubSpot CRM
GOOD
ここがおすすめ!
- 企業のセールスやマーケティング・コンテンツ管理などビジネスの成功に必要なツールを搭載
- 一部機能に制限はあるものの無料で始められる
- 直感的な操作性で簡単に扱える
MORE
ここが少し気になる…
- 海外サービスのため一部コンテンツの日本語訳に違和感を感じる
HubSpot CRMの導入事例
「無料版の印象がベースにあって、やはり直感的に使えるメリットが大きいと思いました。注釈やラベルの付け方がわかりやすい日本語になっているので、迷わず作業できます。海外製のツールだと、すこし不自然な日本語に訳されている場合が多い印象がありますが、きめ細かい配慮を感じましたね。」(佐藤氏)
営業とマーケティングをつなぎ、MRRで5倍の成長を達成。部門横断でお客様に向き合う体制をいかに実現したのか
~ピー・シー・エー株式会社~
CRMアプリのおすすめ比較一覧表
製品の特徴を詳しく見るCRMアプリケーションとは
CRMアプリケーションとは、顧客情報を一元管理し、業務を効率化させるアプリケーションのことです。顧客の名前や連絡先などの基本情報から、コミュニケーション履歴や購入履歴など、さまざまなデータをまとめて管理できます。
CRMアプリケーションは、PCはもちろん、スマートフォンやタブレット端末などのモバイルデバイスも利用可能です。ネット環境が整った場所であれば、外出先や出張先でも閲覧、編集ができるため、業務を効率化し、帰社してからの入力の時間を短縮できます。
また、情報共有をリアルタイムに行えることで、意思決定がスムーズになり、企業の競争力の強化も期待できるでしょう。
そもそもCRM(顧客管理システム)とは
CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、日本語では「顧客関係管理」や「顧客関係性マネジメント」と呼ばれ、顧客と良好な関係性を構築し、継続・促進していくためのマネジメント手法です。
CRMシステムを導入することで、顧客情報や取引履歴、営業活動履歴の一元管理が可能です。また、蓄積されたデータを元に、システム上でグラフやレポート作成もできるため、営業活動の効率化が実現できます。
営業活動の効率が改善されれば、顧客分析やアプローチに時間がかけられるため、顧客ごとに最適なサービスが提案でき、成約率アップが期待できます。
CRMとは?初心者向けに導入のメリット・デメリットと機能を解説
CRMシステムとは、利益の最大化を目的に顧客との関係性を管理することを指します。この記事では、顧客関係管理やマネジメントを自動化・効率化してくれるCRMシステムの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。
CRMアプリのメリット
意思決定までのスピード感が求められるビジネスシーンでは、適切な顧客管理と素早い対応が売上アップに繋がる重要なポイントです。ここからは、CRMアプリのメリットについて解説します。
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CRMアプリのメリット
モバイルデバイスでも利用できる
CRMアプリは、ネット環境の整った場所であれば、モバイルデバイスでも利用可能です。iPhone・iPad・Androidなどのスマホやタブレット端末でも利用できるものが多く、外出先や出張先からも簡単に入力できます。
急に資料が必要になった場合でも、モバイルデバイスですぐに確認できるため、意思決定までの時間を短縮することも可能です。迅速な対応により他社と差別化できれば、顧客満足度の向上や新規顧客の獲得にも繋がります。
顧客情報をすばやく共有できる
CRMアプリを導入すれば、モバイルデバイスですぐにデータの更新ができるため、リアルタイムでの情報共有が可能です。帰社してから改めてPCに入力する必要がなく、業務にかかる負担を軽減できます。
商談の進捗状況も正確に把握でき、部署間での情報共有がスムーズになります。社内全体で問題点や課題点を可視化することによって、事業戦略を策定しやすくなるでしょう。
営業プロセスを刷新し業務効率が向上
CRMアプリは、顧客情報を分析し、戦略的なマーケティング施策の立案ができることもメリットの1つです。顧客の属性や趣味嗜好などから、それぞれの特徴に合ったアプローチをすることによって、効果的な営業活動を可能にします。
顧客のニーズに合った商品やサービスを提供すれば、顧客満足度やロイヤリティが向上し、売上アップにも繋がります。
CRMアプリのおすすめ13選に戻るCRMアプリの種類
CRMアプリは、各業種向けにさまざまな種類があります。自社に適したアプリケーションを導入するために、機能や特徴を把握しておくことが大切です。ここでは、CRMアプリの5つの種類を紹介します。
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営業向けCRMアプリ
営業向けCRMアプリとは、営業活動の効率化や戦略的なマーケティング施策を目的としたアプリケーションです。営業担当者の行動や案件を一元管理することにより、複数のプラットフォームに入力する手間が軽減できます。
営業を行う際にはさまざまな資料が必要ですが、CRMアプリなら紙媒体の資料を準備しなくても、モバイルデバイスで外出先から閲覧・編集が可能です。営業活動の進捗状況をリアルタイムに更新できるため、生産性の向上にも繋がります。
主に、SFA(営業支援ツール)やMA(マーケティングオートメーションツール)と連携して利用されることが多いです。部署間でのデータ共有がスムーズになり、パーソナライズされた的確な営業活動ができることから、売上拡大が期待できます。
ECサイト向けCRMアプリ
ECサイト向けCRMアプリとは、顧客の属性や購入履歴などの顧客データを一元管理し、分析することにより、顧客との良好な関係を構築するために利用されるアプリケーションです。
近年はECサイトの増加や顧客のニーズの多様化で、新規顧客獲得が難しくなっています。ECサイト向けCRMアプリにより既存顧客に適切なアプローチを行い、ロイヤリティを高めることで、リピート率を向上できます。
主にSFAやMA、CMS(コンテンツ管理システム)と連携して利用されることが多いです。顧客情報のセグメント化により、メルマガ配信やキャンペーンなどの戦略的なマーケティング施策が可能になります。
飲食店向けCRMアプリ
飲食店向けCRMアプリは、顧客の基本情報や来店履歴などを一元管理できるアプリケーションです。集客力アップやリピート率向上、客単価のアップに繋げることを目的としています。
例えば、セグメント化されたデータから、バースデークーポンや会員限定プランのお知らせをメールで送信するといった施策を展開できます。適切なアプローチを行えば、来店を促すことが可能です。
会員向けアプリと連携することにより、予約時に必要な会員の基本情報の自動入力やポイント付与などの機能も利用できるようになります。顧客満足度が向上し、リピート率アップや固定ファンの獲得も期待できます。
コールセンター向けCRMアプリ
コールセンター向けCRMアプリとは、顧客情報やコンタクト履歴を一元管理できるシステムです。顧客と対応しながら、オペレーターが必要な情報を入力する際に使われます。
コールセンター向けCRMアプリは、CTI(コンピュータ電話統合システム)との連携が可能です。コンピュータと電話やメール、チャットの機能を統合し、顧客対応時にデータを活用することで、業務の効率化を図ります。
受電時に既存顧客の情報をPC上に自動表示させ、対応履歴が同一画面で確認できるといった、閲覧性の高さが特徴です。トラブルがあったときも即時に判明するため、素早い対応が可能になり、危機管理対応力の強化にも繋がります。
不動産業向けCRMアプリ
不動産業向けCRMアプリは、自社サイトやポータルサイトに問い合わせをした顧客の情報を、自動で取り込み管理できるアプリケーションです。
従来は、店頭の広告やチラシなどのオフラインを中心とした集客を行っていましたが、近年はインターネットを通した問い合わせが増えており、オンラインでのマーケティング施策が重要になっています。
不動産向けCRMアプリを導入すれば、顧客の行動履歴や反響を分析することもできるようになるため、顧客の状況に合わせた効果的なアプローチが可能です。顧客満足度が向上し、成約率アップも期待できます。
CRMアプリのおすすめ13選に戻るCRMアプリを導入する際の注意点
CRMアプリにより、顧客満足度や売上の向上が期待できますが、効果的に活用するには、以下のようなポイントに注意する必要があります。ここでは、CRMアプリを導入する前に知っておきたい注意点を解説します。
店舗や現場の従業員に試用させる
CRMアプリを主に使用するのは店舗や現場の社員です。無料トライアルで試す場合も、上層部だけでなく担当する人員に実際に操作してもらい、使いこなせるかどうかや効率的に作業できるかどうかを確認しましょう。
また、導入前には営業活動や顧客管理における現状の課題をヒアリングします。工数がかかっている業務や要望を聞き出し、それらの解決に繋がるCRMアプリを比較検討することが重要です。
効果を実感するまでには時間がかかる
CRMアプリは、導入してすぐに効果を感じられるものではありません。顧客情報の収集には時間がかかる上、その情報を活かしたマーケティング活動を継続的に行っていく必要があります。
導入効果を実感するためには、顧客データを収集するための取り組み、収集したデータをもとにした施策の立案、その施策の継続・改善といったサイクルを長期的に回していきましょう。
CRMアプリのおすすめ13選に戻る失敗しないCRMツールの選び方
CRMの導入を前向きに検討する際に、数あるツールの中からどれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。ここからは、選ぶ際のポイントを解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
失敗しないCRMの選び方
導入形態・種類で選ぶ
CRMの導入形態にはクラウド型とオンプレミス型の2種類が存在します。それぞれの特徴を紹介します。
クラウド型 | オンプレミス型 | |
スムーズな初期導入が可能 | 特徴 | 柔軟なカスタマイズが可能 |
価格がリーズナブル スマートフォンにも対応 | メリット | セキュリティが強固 大企業であれば低コスト |
セキュリティ面に不安がある 長期的なランニングコストが高額 | デメリット | 導入・維持コストが高い 専門の知識・人材が必要 |
クラウド型
クラウド型とは、ベンダーが提供するサーバーを利用するタイプです。独自にサーバーを構築する必要がないため、初期費用が安く、早く導入できます。
インターネットブラウザからアクセスできる点がメリットで、デバイスを選ばず、リモートワークにも適しています。システム運用が不要で、常に最新バージョンを利用できるのもメリットです。
一方で、ランニングコストがかかるため、長期的にはコストが高くなる傾向があり、カスタマイズしにくい点がデメリットです。アカウントが悪用されて不正アクセスされる危険性もあり、情報漏洩やデータ消失のリスクも否めません。
ただし、導入のしやすさやコスト、セキュリティ対策を総合的に考慮すると、クラウド型の方が需要が高い傾向にあります。
オンプレミス型
オンプレミス型とは、自社でサーバーを構築し、購入したCRMシステムをインストールして運用するタイプです。外部ネットワークからアクセスされる危険性が低いため、セキュリティ対策に優れています。
さらに、システムを一括購入するため、長期的にはシステムコストが抑えられます。柔軟にカスタマイズできる点もメリットです。
一方で、サーバー構築には高額な初期費用と時間がかかります。また、長期的な運用保守には人件費が必要です。IT知識が必要とされるため、システム部門がある企業でなければ導入が難しいでしょう。
導入形態と費用の関係
CRMツールの料金は、クラウド型とオンプレミス型といった導入形態や、搭載している機能、ユーザー数によって変動します。また、オプション機能を追加することで、高額になる場合もあります。
クラウド型は、インターネット経由で利用できるため、初期費用はほとんどかかりません。しかし、従業員数によっては、月額で3〜20万円程度の費用がかかります。
オンプレミス型の場合は、社内のPCにソフトウェアをインストールするため、初期費用として50~200万程度がかかります。これに加えて、メーカーから指定されたライセンス費用や維持費がかかります。維持費は、外部に委託すると年間約5万〜30万円かかります。
自社に必要な機能・スペックで選ぶ
CRMを選ぶ際は、自社サービスに合ったスペック、必要な機能が備わっているかで判断することがおすすめです。機能が多いとできることが増えますが、よいシステムとは限りません。
導入する目的や予算を算出し、改善したい課題を洗い出すことが重要です。優先順位をつけて、必須の機能と妥協できる機能を分けておきましょう。また、顧客の特性でも必要な機能が異なります。
BtoBの場合
顧客が企業である場合は、1つの企業に対して複数人と接点を持つこともあります。そのため、名刺管理機能や顧客情報を一元管理できる機能が整っているとよいでしょう。さらに営業活動のワークフローを一貫して管理できる機能がおすすめです。
以下のような機能があげられます。
・名刺登録機能
・顧客企業の基本情報、担当者、自社担当者との紐付け登録機能
・取引履歴・商談履歴・営業活動の進捗報告機能
・提案資料の保管機能
・レポート、報告書作成機能
BtoCの場合
顧客が個人である場合は、個人で意思決定するため、BtoBに比べて販売のサイクルが短いのが特徴です。そのため、個人のニーズを分析したり、多数に対して、効率よくアプローチできる機能が備わっているシステムを選ぶことがおすすめです。
以下のような機能があげられます。
・顧客の基本情報(名前、住所、性別、年齢層など)登録機能
・購入した商品の履歴登録機能
・流入した媒体の判別機能
・一斉メール配信、ステップメール配信機能
・メールの開封率やURLクリック率の分析機能
他システムと連携できるか
CRMの中には、他のシステムと連携できるものもあります。既にコールセンターやMA・SFAを導入している場合は、それらのシステムと連携できるかも確認しましょう。
MAやSFAと連携することで、見込み顧客から商談機会の獲得、受注、顧客満足の向上やリピート率向上など、営業活動の包括的な効率化が期待できます。CRMツールと連携できるシステムについて詳しく紹介します。
SFA(営業支援ツール)
SFとは、営業活動に必要な情報の管理や業務プロセスを自動化して、作業を効率化できるツールです。案件ごとの詳細な情報や進捗管理、商談履歴、スケジュール管理など幅広い機能によって、営業活動をサポートできます。
CRMツールの顧客情報に蓄積されたデータをもとに、担当者や案件、成約率、購買行動など様々な角度から分析して、売上予測や実績を可視化できます。SFAとの連携により、業務プロセスの最適化や営業活動の効率化に期待できます。
MA(マーケティングオートメーション)
MAは、顧客の属性に合わせてマーケティングを最適化するためのツールです。顧客リストの作成や顧客に合わせたメルマガの配信機能、見込み客の行動傾向の数値化など、マーケティングに関わるオペレーションを効率化できます。
CRMツールのデータをもとに、属性に合わせた顧客行動を細かく分析し、適切なアプローチ方法を考案できます。例えば、ECサイトの購入画面まで進んだが、購入に至らなかった顧客を見つけ出し、購入につなげるための対策を考えることが可能です。
CMS(コンテンツ管理ツール)
CMSは、WEBサイトの制作や管理を効率化できるツールであり、自社の商品やサービスの魅力を発信するコンテンツを作成できます。CMSの活用により、プログラミングやサイト制作の知識がなくても利用できるというメリットがあります。
CRMツールと連携することで、WEBサイト上での顧客の行動を即座に分析し、マーケティングの強化につなげることができます。また、顧客が興味を持つようなコンテンツの作成やWEBページの改善も図れます。
SCM(サプライチェーンマネジメント)
SCMとは、商品の製造から販売までの一つ一つのプロセスを見直し、効率化や最適化を図ることです。各プロセスでの課題を把握し、連携の強化や管理体制の改善をした上で最短時間で顧客に商品を届けることが可能になります。
CRMツールとSCMシステムの連携により、顧客ニーズに寄り添った販売方法ができ、満足度の向上につながります。また、売上データなどの顧客行動の傾向から、需要の変動に応じた生産を心がけることで、過剰在庫や機会損失を防ぎ、適切な在庫管理が可能になります。
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従業員が使いやすいか
CRMは毎日従業員が使うツールのため、画面の見やすさや操作のしやすさも導入を決定づける要素の一つです。どんな年次の方でも、機械が苦手な方でもわかりやすいCRMを選びましょう。
移動中はタブレットやスマートフォンで使用される機会が多いため、パソコン以外の画面仕様や操作性も、業務効率化に影響します。使いやすいかどうかは、実際に使ってみることが一番です。無料トライアルがあれば、試して他社と比較することをおすすめします。
セキュリティ対策がされているか
CRMは多くの顧客情報を扱うため、セキュリティ対策は極めて重要です。データの暗号化やIPアドレスによるアクセス制限・定期的なバックアップなど不正アクセスへの対策がしっかり取られているか確認しましょう。
また、高いセキュリティレベルを求められる官公庁や金融機関への導入実績もセキュリティ対策の基準になります。
サポート体制は手厚いか
CRM導入後のサポート体制は、ツールを早く浸透させるためにも重要なポイントです。従業員が適応するのに時間がかかると解説したように、慣れるまでは多くの質問や、トラブルが予想されます。
導入から慣れるまでの期間は、ベンダーのサポート体制が整っていると、社内担当者も安心でしょう。サポートしてもらえる期間や受付時間、休日対応の有無など確認することがおすすめです。
CRMアプリのおすすめ13選に戻るその他のおすすめCRM
株式会社いえらぶGROUP
いえらぶ顧客管理システム
GOOD
ここがおすすめ!
- ポータルサイトからの反響情報を自動で取込み
- 自動物件提案やメール配信予約、LINE連携によって追客効率アップ
- 直感的に使える分かりやすいデザインで初心者でも簡単に扱える
MORE
ここが少し気になる…
- 詳細は問い合わせる必要がある
株式会社Enigol
sikiapi
出典:sikiapi
GOOD
ここがおすすめ!
- メッセージによる顧客対応や一斉配信・クーポン配信を備え、効率よく売上アップ
- プログラミング不要で操作はクリック操作のみのため、初心者にも安心
- リッチメニュー、回答フォームなどの便利な機能の構築が即時可能
MORE
ここが少し気になる…
- サポートはプランにより「メール」か「チャット」か異なる
まとめ
CRMアプリは、ネット環境が整った場所であれば、スマホやタブレット端末などのモバイルデバイスからも利用可能です。外出先からも閲覧・編集ができるため、業務の効率化に繋がります。
社内全体でリアルタイムに情報を共有し、スピード感を持って対応できるのも大きなメリットです。ターゲットに合った適切なタイミングでのアプローチが可能になり、売上拡大も期待できます。
選定の際は、必要な機能とコストが見合っているか、セキュリティ対策は万全かどうかなどを確認するのがポイントです。自社に合ったCRMアプリで、戦略的なマーケティングを行いましょう。
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