API連携ができるABMツールおすすめ2選|連携のメリットも解説
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- ABMツールは、MA・SFA・CRMなどの他ツールとAPI連携して活用するのが効果的
- API連携により、営業力の向上や顧客情報管理の工数削減が可能になる
- 選ぶ際は、自社で使っている既存ツールとの連携性があるかを確認する
ABMツールは、MAやSFAなどの他ツールとAPI連携することで、より効果的なマーケティングや営業プロセスの効率化が可能になります。この記事では、他ツールとAPI連携ができるおすすめのABMツールや連携のメリット、選び方などを解説します。
目次
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ABMツールのAPI連携を活用してマーケティングを強化
ABMツールとは、データベース内のあらゆる顧客データを統合して、優良顧客の選別や分析を行うためのツールです。購買意欲の高い顧客を選定して効果的なアプローチにつなげることができ、企業のマーケティング戦略や売上の向上に寄与します。
したがって、ABMツールは、ツール内に集約されたデータが膨大であるほど高い効果を発揮します。API連携に対応したABMツールであれば、社内既存のシステムとのシームレスな情報共有が実現し、より精度の高い運用効果に期待できます。
ABMとは?ツールの機能やメリット・デメリット、導入する際の注意点も解説
ABMとは、特定の企業をターゲットアカウントとして、ターゲットからの利益の最大化を目指すマーケティング手法です。ABMを導入する際は、自社への適合性を慎重に判断する必要があります。本記事では、ABMツールの機能やメリット・デメリットなどを解説します。
API連携できるツールの例
ABMツールとAPI連携できるツールには、以下のようなものがあります。ABMツールとのAPI連携により、ツール間のシームレスな情報共有が実現し、営業業務やマーケティング業務の効率化に期待できます。
API連携ツール | 詳細 |
---|---|
MA | 見込み顧客の情報を統合しリードを育成 |
SFA | 営業プロセスや商談の進捗状況を一元管理 |
CRM | 既存顧客との良好な関係維持を支援 |
名刺管理ソフト | 社内の名刺データを統合的に管理 |
ABMツールと他ツールをAPI連携するメリット
ABMツールと他ツールのAPI連携によって、営業力やマーケティング力の向上、情報共有における作業工数の削減などのメリットに期待できます。ここでは、ABMツールと他ツールをAPI連携するメリットを解説します。
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ABMツールと他ツールをAPI連携するメリット
営業力・マーケティング力の向上につながる
ABMとMAなどの他ツールとAPI連携させることで、営業力・マーケティング力の向上を見込めます。それは、各ツールのデータベースにない情報を付与し合い、あらゆる顧客データを網羅的に集約させて、高度な顧客分析を可能にするためです。
さまざまなツールに分散した顧客情報を統合することで、独立したデータだけでは見えづらい課題やニーズの発見が容易になります。その結果、高い効果を見込める営業戦略やマーケティング戦略の立案が可能になり、受注率・売上の向上にも期待できます。
顧客情報の入力・管理の工数を削減できる
ABMツールと他ツールのAPI連携により、顧客情報の入力や管理における作業工数が大幅に減少します。具体的には、従来のように各ツール内のデータを他ツールに手作業で入力する作業を丸ごと削減できます。
各ツールに入力された最新情報が他ツールにも同時に反映されるため、部門間における情報分断のリスクがなくなります。情報共有が加速化することで、各部門の連携が強化され、より戦略的な営業活動やマーケティング活動が可能になります。
また、手入力の削減によって、担当者の作業負担を軽減できるだけでなく、入力ミスや重複入力などの人的ミスを防止できる点もメリットです。
ABMツールと他ツールをAPI連携する際の注意点
ABMツールと他ツールをAPI連携する際は、適切な情報管理や情報運用体制の構築に留意しましょう。これまで各ツールで独立して管理していた情報が、API連携によって他ツールにも共有されるため、これに伴って情報の管理・運用方法を見直す必要があるでしょう。
例えば、情報の共有範囲の拡大により、第三者による不正な情報閲覧のリスクが高まります。重大な情報漏洩に発展する恐れもあるため、セキュリティ対策は万全に行うべきです。
具体的には、ユーザーごとのアクセス権限管理やログ追跡ができるツールの選定などが望ましいです。自社におけるABMツールの運用方法に即して、最適な情報管理体制を構築しましょう。
API連携できるABMツールの選定ポイント
ABMツールによって、API連携できるツールが異なります。したがって、ABMツールを選定する際は、自社既存ツールとのAPI連携に対応している製品を選ぶ必要があります。
また、標準機能や操作性、費用についても、自社の希望要件との適合性を考慮すると良いでしょう。まず自社におけるABMツールの導入目的を明確にし、その達成に役立つ製品を選定すべきです。
API連携できるABMツールおすすめ2選
評判・口コミを紹介
スピーダ 顧客企業分析においては、精度の高いターゲットリストがインサイドセールスの活動を飛躍的に向上させました。2022年度の実績ですが、200名の営業組織に対して、たった9名のインサイドセールスが、全社の新規営業案件の15%を創出することに成功しました。
導入事例(株式会社NTTネクシア)|株式会社ユーザベース
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ここがおすすめ!
- 「企業特徴」「トレンドレポート」など、信頼性の高いデータに素早くアクセス
- 独自の「AIエンジン」による自動化や「専属のエキスパート」により誰でも負担なく活用
- 機能やコンテンツが充実しており、目的や課題にあわせた活用ができる
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ここが少し気になる…
- 料金は問い合わせて確認する必要がある
評判・口コミを紹介
ユーソナー導入後は、店舗と運営企業の関係や、出前館に加盟していない店舗かがわかるため、運営企業に対して「○○店と○○店はまだ出前館に加盟されていないようですが、いかがですか?」と具体的かつ1歩進んだ提案ができるようになりました。スピーディで無駄のない営業ができるようになったと、現場の担当者からも喜びの声が上がっています
導入事例(株式会社出前館)|ユーソナー株式会社
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ここがおすすめ!
- 国内150万社以上の企業データベースを保有
- CRM・SFA・MAツールとの連携はもちろん、Excelで作ったリストにも対応
- 顧客の分析から効果検証まで行える
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ここが少し気になる…
- トライアルがなく、デモや料金は問い合わせて確認
その他のABMツールの選び方
ABMツールを選ぶ際は、API連携の可否以外にも以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。自社における営業活動やマーケティング活動の規模を考慮しながら、適切なデータベースの件数と質を備えたツールを導入しましょう。
また、社内への定着を早めるために、誰でも簡単に操作できる製品の導入が望ましいです。これにより、現場における新ツールの導入負担を抑えつつ、教育コストの削減にもつながります。
【重要なポイント2つ】
- データベースの件数と質
- 容易に操作できるか
【その他の比較ポイント】
- 自社業界での実績は豊富か
- サポート体制は充実しているか
- 費用は予算に見合っているか
まとめ
ABMツールは、顧客データを投合して優良顧客の選別や分析を支援するツールです。MAやSFAなどの他ツールとAPI連携できる製品も多く、社内における顧客情報の網羅的な把握を可能にします。
その結果、従来のような情報共有にかかる作業工数を削減しながら、営業力やマーケティング力の大幅な向上に期待できます。自社既存のツールとAPI連携できるABMツールを導入して、営業業務やマーケティング業務の効率化につなげましょう。