外貨対応のおすすめ販売管理システム|選ぶ際のポイントも解説

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  • 販売管理システムには、海外取引がある企業や貿易業向けに、外貨対応の製品もある
  • 国内・国外の取引管理を一元化でき、自動計算により人的ミスを防止できる
  • 製品によって対応外貨の種類や数などは異なるため、自社ニーズに適しているか確認する

販売管理システムには、海外取引がある企業や貿易業向けに、外貨対応の製品もあります。国内・国外の両方で取引がある場合も、管理を一元化できて便利です。この記事では、外貨対応のおすすめの販売管理システムや導入メリット、選ぶ際のポイントなどを解説します。

目次

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  1. 外貨対応の販売管理システムで海外取引を効率化
  2. 外貨対応の販売管理システムのメリット
  3. 外貨対応の販売管理システムを選ぶ際のポイント
  4. 外貨対応のおすすめ販売管理システム
  5. その他の販売管理システムの選び方
  6. まとめ

外貨対応の販売管理システムで海外取引を効率化

販売管理システムとは、受注から納品、請求、代金回収までの商品やサービスとお金の流れを一括管理するツールです。導入によって作業の自動化が進み、業務の効率化やコスト削減が図れるとともに、情報が一元管理されることで、迅速な経営判断が可能になります。

海外取引がある場合、国内取引向けの販売管理システムでの対応は難しく、非効率な販売管理となっているケースも見られます。しかし、外貨対応の販売管理システムならこのような課題を解決できます

本記事では、外貨対応の販売管理システム導入のメリットや、製品を選ぶ際のポイントなどの解説を交えて、おすすめの外貨対応の販売管理システムを紹介します。

販売管理システムとは?主な機能やメリット・選ぶポイントを解説

受注・発注・入荷・出荷・売上・請求・入金など、内容が多岐にわたる販売業務を一元的に管理することができ、業務の効率化に最適なのが販売管理システムです。この記事では、販売管理システムの主な機能やメリット・デメリット、主な導入形態や選び方のポイントを解説します。

外貨対応の販売管理システムのメリット

外貨対応の販売管理システムは、海外取引のある企業や貿易業などにおすすめのツールです。ここでは、外貨対応の販売管理システムを導入する大きなメリットとなる下記の2点について詳しく解説します。

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外貨対応の販売管理システムのメリット

  1. 国内・国外の取引を一元管理できる
  2. 計算ミスを防止できる

国内・国外の取引を一元管理できる

国内・国外の両方で取引のある企業では、通貨が異なるため別々に管理しているケースがあります。また、国外企業との取引の際は、日々刻々と変化する為替レートへの対応が必要となり、リアルタイムでの取引状況の把握が難しいという課題もあります。

それらの課題を解決できるのが、外貨対応の販売管理システムです。システムが自動的に現在の為替レートを取得できるため、国内外を問わずすべての取引の一元管理ができ、よりスムーズな海外取引が実現します

国内・国外の販売管理を別々に行っている場合、企業全体の取引状況の把握ができず、戦略の立案や経営判断が遅れるリスクもあります。しかし、外貨対応の販売管理システムで、すべての取引を一元管理すれば、素早い経営状況の把握と経営判断が可能になります

計算ミスを防止できる

海外取引では、常に為替レートを意識した取引が必要です。しかし、外貨対応の販売管理システムを利用すれば、為替レートに合わせた自動計算が行なわれるため、正確な販売管理ができます

自動計算に使われる為替レートは、人が調べて入力する必要はなく、インターネットを通して自動取得されます。為替レートの入力ミスは、自社に大きな損害を与える原因となりますが、システムの活用によって人的ミスを抑えて正確に円換算を行えます。

また、海外取引に必要となる書類作成を支援してくれる機能を持つシステムであれば、書類作成時に起こるヒューマンエラーの防止も可能です。

外貨対応の販売管理システムを選ぶ際のポイント

外貨対応の販売管理システムにはさまざまな製品があるため、自社に適したシステム選びに迷う場合もあります。ここでは、外貨対応の販売管理システムを選ぶ際に確認すべきポイントを下記の3つに絞って解説します。

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対応できる外貨の種類を確認

システムによって、対応している外貨の種類や数は異なります。したがって、自社の取引先の外貨に対応しているかの確認は製品選択の必須事項です。また、今後の取引先の拡大も視野に入れて、ほかの外貨にも対応できるか確認しておくことがおすすめです。

システムにない外貨による取引の敬遠は、自社の発展を阻害し、別の外貨に対応するためにシステムの導入し直しは、無駄なコストが生じます。たとえば、今後取引を行いたい国の外貨や、同業界で多く取引が行われている国の外貨も視野に入れておくといいでしょう

対応できる業務範囲を確認

外貨対応の販売管理システムは、製品によって対応できる業務範囲も異なります。そのため、自社の海外取引業務のどこまでをカバーできるシステムなのかを確認することが重要です。幅広くカバーできるシステムの導入は、より大きな業務の効率化につながります。

たとえば、自社が海外取引を行うことで必要となる書類作成を、システムがどの程度支援してくれるかの確認を行うといいでしょう。また、第三者の仲介を挟む三国間取引を行っている企業では、三国間取引に対応した販売管理システムがおすすめです。

オプション費用がかかるか確認

販売管理システムの中には、外貨対応機能が標準搭載されている製品と、別途料金が必要なオプションとして用意されている製品があります。外貨対応機能がオプションとなっている場合は、別途どれだけの費用が必要なのかを確認することが大切です。

また、販売管理システムが搭載する機能は数多くあり、高機能・多機能になるほど、運用コストは大きくなるのが一般的です。そのため、基本機能だけを搭載したものを選び、必要な機能をオプションとして追加した方がコストを抑えられる場合もあります

外貨対応の販売管理システムを選ぶ際には、オプションを含めた見積りを取り、運用を始めてからの予期しないコストの発生を防ぐようにしましょう。

外貨対応のおすすめ販売管理システム

株式会社アールエスエス

楽商

株式会社アールエスエス

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ここが少し気になる…

  • オプション機能が豊富な反面、あると便利な見積機能や在庫ロット管理などはオプション対応で別途料金が発生

その他の販売管理システムの選び方

販売管理システムは、さまざまな製品が多くのベンダーから提供されています。それらの中から、自社に最適な製品を選ぶことにより、導入効果の最大化が図れます。システム選びに迷った際には、以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。

【重要な3つのポイント】

  1. 自社に必要な機能が搭載されているか
  2. 既存システムとの連携性はあるか
  3. 自社の管理内容とコストが見合っているか

【その他の比較ポイント】

  1. 事業規模に適しているか
  2. スマホに対応しているか
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. サポート体制は充実しているか
  5. 無料トライアルがあるか

まとめ

販売管理システムには、海外取引がある企業や貿易業向けの外貨対応の製品もあります。外貨対応の販売管理システムの導入により、国内・国外の両方の取引を一元管理でき、素早い企業戦略の立案や経営方針の決定に役立ちます。

外貨対応のシステムでは、為替レートを自動取得し、それを基に各種の計算が行われるため、計算ミスのないスムーズな海外取引が可能になります。ただし、導入の際には、対応外貨の種類や業務範囲などを確認し、自社ニーズに適したシステム選択をしましょう。

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