カスタマイズができるおすすめのeラーニングシステム10選|選び方も解説

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  • eラーニングシステムをカスタマイズすることで、自社の方針に合致した教育を行える
  • eラーニングシステムのカスタマイズには、一定の開発期間と追加コストが必要になる
  • システムを選ぶ際は、カスタマイズにおけるベンダーの実績やコストを確認する

eラーニングシステムでは様々な機能・コンテンツが用意されていますが、それらをカスタマイズできる場合もあります。カスタマイズにより、自社の方針により合致した教育を行えます。この記事では、カスタマイズができるおすすめのeラーニングシステムや選び方などを解説します。

目次

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  1. 自社に合わせてeラーニングシステムをカスタマイズしよう
  2. eラーニングシステムでカスタマイズできる内容
  3. カスタマイズ可能なeラーニングシステムのメリット
  4. eラーニングシステムをカスタマイズするデメリット
  5. カスタマイズできるeラーニングシステムの選定ポイント
  6. カスタマイズ・内製できるおすすめのeラーニング10選
  7. 【比較表】おすすめのeラーニングシステム
  8. その他のeラーニングシステムの選び方
  9. まとめ

自社に合わせてeラーニングシステムをカスタマイズしよう

eラーニングシステム(LMS)は、タブレットやスマートフォンを使って、インターネット経由で学習を行うためのプラットフォームです。

オンライン学習を効率的に管理・運営するためのツールであり、学習者の進捗管理や成績評価、教材の配信など、さまざまな機能を提供します。このシステムは、個人の学習スタイルやペースに合わせて柔軟に対応できる点が特徴です。

さらに、自社に合わせてカスタマイズ可能なeラーニングシステムもあり、企業のニーズや方針に応じた柔軟な教育プログラムを構築できます。カスタマイズを通じて、自社の教育目標やブランドイメージにぴったりと合った学習環境を作り上げることが可能です。

この記事では、カスタマイズができるおすすめのeラーニングシステムや選び方などを解説します。

LMSとは|学習管理システムの基本機能から選び方、企業に必要な理由も解説

LMSは、従来のeラーニングにおける課題を解決するために誕生したものです。学習教材の進捗状況を管理しやすくなるなどのメリットがあります。本記事では、LMSの種類・機能・役割、LMSが企業に必要な理由、選定・比較する際のポイントについても詳しく解説します。

eラーニングシステムでカスタマイズできる内容

eラーニングシステムでは、出題する問題やカリキュラム、デザイン・レイアウト、他システムとのAPI連携など多様なカスタマイズが可能です。

例えば、出題する問題やカリキュラムを自社の教育方針や目標に合わせて作成でき、社員に必要なスキルや知識を効果的に学習させることができます。また、システムのデザインやレイアウトも、企業のブランドイメージに合わせて変更できます。

自社のニーズに応じた学習プログラムをカスタマイズすることで、社員のスキルアップや業務効率の向上につなげられるでしょう。

カスタマイズ可能なeラーニングシステムのメリット

カスタマイズ可能なeラーニングシステムの導入には多くのメリットがあります。自社のニーズに合わせてシステムを調整することで、より効果的な学習環境を提供できます。ここでは、具体的なメリットについて解説していきます。

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自社の方針に合った教育ができる

カスタマイズ可能なeラーニングシステムを利用することで、自社の方針に合致した教育内容や手法を取り入れられます。例えば、企業が重視する価値観や目標に基づいた教育プログラムを構築できるため、社員の理解度や共感度を高められます。

また、eラーニングシステムのカスタマイズを通じて、特定の業務や役職に必要なスキルや知識を重点的に学習させることができます。

新入社員向けには基本的な業務知識、管理職向けにはリーダーシップや戦略的思考を学ばせるなど、個々の役割に応じた教育プログラムを提供できます。こうした個別対応ができる点も、カスタマイズ可能なeラーニングシステムの大きなメリットです。

コンテンツを変更・修正しやすい

オリジナルコンテンツの作成や活用ができるeラーニングシステムでは、コンテンツやカリキュラムの変更や修正が簡単に行えます。

例えば、新しい技術や知識が必要になった際には、すぐに新しい教材を追加したり、既存の内容をアップデートしたりすることができます。このような柔軟性によって、常に最新の情報を更新し続けられるため、最新の内容で学習できます。

学習効果を向上させやすい

カスタマイズ可能なeラーニングシステムのメリットの一つは、学習効果を向上させやすいことです。自社のニーズに合った学習支援機能を実装することで、学習者の理解度や成績の向上に寄与します。

学習支援機能とは、学習時間や進捗、成績などを管理できる機能を指します。さらに、学習目標の設定や進捗管理、成績の自動評価なども提供でき、学習者は自分の学習状況をリアルタイムで確認できます。

学習者は自分の目標に向かって効果的に学習を進めることができるため、理解度を高められます。

学習データの活用の幅が広がる

学習データを人事システムに連携することで、特定のスキルを持つ社員を適切な部署に配置したり、学習成果を基に昇進や評価を行ったりできるため、人材配置や評価に役立てられます

例えば、新たなプロジェクトチームを編成する際には、過去の学習履歴やスキル評価を基に最適なメンバーを選出できます。社員一人ひとりの能力や適性を最大限に活かした人材配置ができ、組織全体の効率と生産性を向上させられるでしょう。

eラーニングシステムをカスタマイズするデメリット

eラーニングシステムのカスタマイズにはデメリットも存在します。導入に際しての注意点を理解し、適切な対応策を講じることが重要です。以下では、eラーニングシステムをカスタマイズするデメリットについて詳しく解説します。

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eラーニングシステムをカスタマイズするデメリット

  1. 構築に時間がかかる
  2. 別途費用がかかる

構築に時間がかかる

eラーニングシステムのカスタマイズには一定の時間がかかるため、すぐに運用を開始できない場合があります。具体的には、自社に最適な形に仕上げるために、システムの設計や開発、テストを経る必要があるため、長い時間を要します。

例えば、スマートフォンでも受講したい場合、スマートフォン用のデザインやインターフェースの調整が必要です。また、企業内でのカスタマイズのノウハウや教材作成の経験が不足している場合、効果的なオリジナル教材を作成するのは大変な作業となります。

さらに、こうしたカスタマイズ作業が終わった後も、システム全体のテストやユーザートレーニングが必要です。そのため、急ぎでeラーニングシステムを導入したい場合には、スケジュール管理や計画的な進行が非常に重要です。

別途費用がかかる

eラーニングシステムでは通常の導入費用に加えて、カスタマイズのための追加費用が発生する場合があります。特に、専門的な開発や特別な機能の実装にはコストがかかるため、予算管理が重要です。

例えば、自社のニーズに合わせて独自の機能を開発したり、特定のデザインやレイアウトに変更したりする場合、カスタマイズ作業にかかる費用が追加されます。さらに、システムのテストやサポートにも別途コストがかかります。

このように、カスタマイズによる追加費用は予算に影響を与えるため、事前に費用対効果をしっかりと評価することが重要です。自社の予算内で適切なカスタマイズを行うためには、どの機能が本当に必要で、どこに投資すべきかを見極める必要があります。

カスタマイズできるeラーニングシステムの選定ポイント

カスタマイズ可能なeラーニングシステムを選定する際には、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。以下では、カスタマイズ可能なeラーニングシステムの選定ポイントについて詳しく解説します。

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コンテンツの作成・追加はしやすいか

選定するeラーニングシステムが、コンテンツの作成や追加が簡単にできるかを確認しましょう。例えば、新しい教材を作成したり、既存のコンテンツを更新したりする頻度が高い場合には、使いやすいシステムが望まれます。

また、ドラッグアンドドロップ機能やテンプレートの利用が可能なシステムは、コンテンツ作成の効率を大幅に向上させます。そのため、システム選定時には、操作性や機能の使いやすさをしっかり確認し、自社のニーズに最適なシステムを選ぶことが大切です。

ベンダーの実績は豊富か

カスタマイズできるeラーニングシステムを選ぶ際は、ベンダーがカスタマイズやコンテンツ内製化支援の実績やノウハウを十分に持っているかを確認しましょう。ベンダーの実績は、過去の導入事例やユーザーの評価を参考にして判断できます。

信頼できるベンダーを選ぶことで、システムの導入から運用、さらにカスタマイズに至るまで、サポートを受けられるでしょう。特に複雑なカスタマイズが必要な場合や、専門的な知識が求められる場合には、実績豊富なベンダーのサポートが重要です。

コストは予算に見合っているか

ベンダーによってカスタマイズ費用は異なるため、通常料金と併せて予算に見合うかを確認することが大切です。カスタマイズの範囲や内容によって費用は変動するため、事前に見積もりを取得し、詳細な費用内訳を把握しましょう。

また、カスタマイズによって得られるメリットと追加費用とのバランスを考慮し、投資する価値があるか判断が必要です。適切なコスト管理を行い、長期的に見て効率的な教育環境を構築するためには、しっかりとした予算計画と詳細な費用検討を行いましょう。

カスタマイズ・内製できるおすすめのeラーニング10選

株式会社FCE

Smart Boarding

株式会社FCE

Smart Boarding

目指したい社員教育を実現!OJTや研修など社員教育に悩んでいる企業におすすめ

出典:Smart Boarding

GOOD
ここがおすすめ!

  • 内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まであらゆるシーンで活用
  • 属人化を防いでいつでも何回でも学習できる環境を実現
  • 自社オリジナルコースの作成や学習進捗管理も行える

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ここが少し気になる…

  • 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートを受けられるのは「充実サポートプラン」のみ

株式会社Schoo

Schoo for Business

株式会社Schoo

Schoo for Business

動画数◎気軽に学べてスキルアップをしたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 7,000本以上の動画が見放題かつ、普段の生活にも役立つプログラムが豊富なためスキルアップにつながる
  • スマホからでも動画を視聴することができ、移動をしている際でも効率よく学ぶことが可能

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ここが少し気になる…

  • 研修のような基礎的な動画が多いため、内容が浅いと感じてしまう可能性も

アルー株式会社

etudes Plus

アルー株式会社

etudes Plus

階層・テーマ別の教材セットでカリキュラム設計を短縮したい方におすすめ

出典:etudes Plus

GOOD
ここがおすすめ!

  • 階層やテーマに合わせて学ぶべき教材があらかじめセットになっているため、受講コース決定がスムーズ
  • 自社教材のアップロード数は無制限で、動画やテストを組み合わせたオリジナルコース作成も可能

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ここが少し気になる…

  • 階層・テーマ別セットなど提供教材を利用するには「etudes Plus」プランを契約する必要がある

learningBOX株式会社

learningBOX

learningBOX株式会社

learningBOX

学校からビジネスまで◎価格重視の企業にもおすすめ

出典:learningBOX

GOOD
ここがおすすめ!

  • 10種類以上のクイズや問題を作成でき、楽しく学習が行える
  • 学習管理機能を搭載し、最適なフィードバックが可能に
  • 無料プランの提供があり、さまざまなシーンに活用できる

MORE
ここが少し気になる…

  • 1ユーザーあたりの価格は安いが、利用は100IDからで人数が必要

株式会社プロシーズ

プロシーズ

株式会社プロシーズ

プロシーズ

ライブ配信対応!自社で教材を作りたい企業にもおすすめ

出典:プロシーズ

GOOD
ここがおすすめ!

  • ビジネスに役立つ講座や資格対策講座の提供があり、研修のライブ配信にも対応
  • 「VR動画」による体験型教材や、映像・マンガ教材の取り扱いも
  • 分析レポーティングサービスの提供や、ユーザーサポートの代行も可能

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ここが少し気になる…

  • 別途LearningWareの利用料が必要になる

株式会社ITBee

SpeedLMS Pro

株式会社ITBee

SpeedLMS Pro

標準機能に加えUIデザインや操作性もカスタマイズしたい方におすすめ

出典:SpeedLMS Pro

GOOD
ここがおすすめ!

  • 医療業界や官公庁など幅広い分野での導入実績があり、操作性や画面デザインまでカスタマイズできるためITリテラシーが高くない現場にも◎
  • 一からのシステム開発ではないため安価で、環境構築費用も不要

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ここが少し気になる…

  • カスタマイズして利用する場合は、すぐに運用開始できないため注意

株式会社ネットラーニング

NetLearning

株式会社ネットラーニング

NetLearning

研修や教育目的に合わせて選べる多機能なeラーニングプラットフォームをお探しの方におすすめ

出典:NetLearning

GOOD
ここがおすすめ!

  • 導入社数累計6,327社のプラットフォームで、高品質のeラーニングコースだけでなく中小企業向け定額制・ポイント制eラーニング・多機能LMSなどさまざまな学習サービスを提供
  • 研修・教育目的と必要な機能を絞って導入できる

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ここが少し気になる…

  • 定額制やバッジ機能などサービスが多岐にわたるため、契約サービスの吟味が必要

ロゴスウェア株式会社

Platon

ロゴスウェア株式会社

Platon

多言語◎外国人社員の学習にも力を入れている企業におすすめ

出典:Platon

GOOD
ここがおすすめ!

  • クラウド型とインストール型があり、企業に合わせて利用できる
  • 他言語に対応しており、使用したい言語用テキストファイルを追加するだけで外国人社員も学習可能に

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ここが少し気になる…

  • 動画視聴時に10秒早送りをする機能がなく、もう1度聞きたい場合は最初から見直す必要がある

株式会社カオナビ

カオナビ

株式会社カオナビ

カオナビ

学習環境と人材データをまとめて管理したい方におすすめ

出典:カオナビ

GOOD
ここがおすすめ!

  • eラーニングにも活用できるタレントマネジメントシステムで、学習情報と人材データを一元管理できる
  • 人材データに基づいた「おすすめ講座レコメンド」や「受講リマインダー」などの学習サポート機能が便利
  • 多様なグラフとデータで学習状況を多角的に分析

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ここが少し気になる…

  • ビジネス関連のプリセット教材以外は自社で作成する必要がある

関西ビジネスインフォメーション株式会社

Learning Tracker

関西ビジネスインフォメーション株式会社

Learning Tracker

多彩な教材が魅力◎組織内教育に力を入れたい企業におすすめ

出典:Learning Tracker

GOOD
ここがおすすめ!

  • シンプルかつカスタマイズ性がよく、企業規模や業種を問わず利用できる
  • 1ヶ月の無料トライアルがあり、商用利用も可能
  • レポートやコメント回答、受講免除の設定などが行える「成績管理」機能を搭載

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ここが少し気になる…

  • 料金プランは問い合わせて確認する必要がある

【比較表】おすすめのeラーニングシステム

タイプ機能マルチデバイス無料トライアル
カスタマイズ・内製できるおすすめのeラーニング汎用型
汎用型
汎用型
コンテンツ作成型
コンテンツ活用型
コンテンツ活用型
汎用型
コンテンツ活用型
コンテンツ活用型
コンテンツ活用型

その他のeラーニングシステムの選び方

eラーニングシステムを選ぶ際には、以下のようなポイントにも注目するのがおすすめです。まず、教材の内容が豊富であるかを確認しましょう。学習者のニーズに合わせて、多様な教材が用意されていることが理想です。

また、対象人数に応じてシステムが適切に対応できるか学習を進めやすい仕様であるかも重要なポイントです。

さらにその他の比較ポイントとして、提供形態(オンプレミス・クラウド)を確認し、モバイル端末に対応しているかやセキュリティ対策が万全であるかも確認しましょう。

これらのポイントを総合的に評価し、自社に最適なeラーニングシステムを選ぶことが効果的な学習につながるでしょう。

【重要なポイント3つ】

  1. 教材の内容を確認
  2. 対象人数を確認
  3. 学習を進めやすい仕様か

【その他の比較ポイント】

  1. 提供形態を確認(オンプレミス・クラウド)
  2. モバイル端末に対応しているか
  3. セキュリティ対策は万全か

まとめ

eラーニングシステムでは様々な機能・コンテンツが用意されていますが、それらをカスタマイズできる場合もあります。カスタマイズにより、自社の方針により合致した教育を行うことが可能です。

カスタマイズ可能なeラーニングシステムを活用することで、自社の方針に合致した教育を行えるというメリットがあります。しかし、eラーニングシステムのカスタマイズには、一定の開発期間と追加コストが必要になるデメリットも存在します。

システムを選ぶ際には、カスタマイズにおけるベンダーの実績やコストを確認しましょう。こうしたポイントを踏まえ、カスタマイズ可能なeラーニングシステムを活用して、自社に最適な教育環境を整えましょう。

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