英語対応のSFAおすすめ4選|導入メリット、CRMとの違いも解説
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- SFAとは営業活動を効率化・支援するシステムであり、英語対応のものも多数ある
- 海外拠点を持つ企業や外国人従業員多い企業には、英語対応のSFAがおすすめである
- SFAを選ぶ際は、必要な機能の有無やコストパフォーマンスなどをチェックして比較する
SFA(営業支援システム)には、英語対応のものも多数あります。海外に拠点を持つ企業や外国人従業員が多い企業は、英語対応のSFAの導入を検討しましょう。この記事では、英語に対応しているおすすめのSFAや導入メリット、選び方などを解説します。
目次
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SFA(営業支援システム)とは
SFA(Sales Force Automation)は営業支援システムとも呼ばれており、商談から受注に至るまでの営業活動全般をサポートするためのツールです。主に次のような機能が搭載されています。
- 顧客管理機能
- 案件管理機能
- 行動管理機能
SFAには、営業活動の可視化・営業ノウハウの共有・営業活動の効率化などが期待できます。英語対応のツールが数多くあり、外国人従業員が多い企業や海外拠点を持つ企業での導入も進んでいます。
SFA/CRMの違い
SFAとセットで耳にすることが多いのがCRMです。それぞれ日本では次のように呼ばれています。
- SFA:営業支援システム
- CRM:顧客管理システム
SFAは顧客管理を含め、商談から受注に至るまでの営業活動に必要な機能を網羅したシステムです。主に営業担当者が利用します。
一方、CRMは営業活動の中でも顧客管理に特化したツールで、カスタマーサポートやマーケティングにも対応できます。営業担当者を含め、社内メンバー全員での利用に適しています。
SFAはCRMを兼ねるツールといえますが、機能面や利用対象者にやや違いがあるため、両者は自社ニーズにあわせて使い分けるのがおすすめです。
たとえば営業活動を強化したい場合は、SFAが適しています。マーケティングや顧客対応までカバーしたい場合は、CRMの導入を検討しましょう。
なお、SFAの中にはCRM機能を備えたオールインワン型ツールも多く存在します。ややコストは高くなるものの、マーケティング・営業フローを網羅的にカバーしたい企業には意義のあるツールです。
SFAとは?CRM・MAやERP、グループウェアとの違いも解説
SFAとは、営業支援システムと呼ばれ営業活動の効率化ができるシステムを指します。SFA以外にも企業の生産性向上に繋がる便利ツールが存在します。本記事では、SFAとCRM・MAとの違いについてやSFA以外の便利ツールについて概要を解説します。
英語対応のSFAを選ぶべき企業
SFAを効果的に運用するためには、社内の全ての営業メンバーにとって使いやすいツールを選ぶ必要があります。特に次のような企業は、ツールの対応言語が壁となるおそれがあるため、SFAの中でも英語に対応したツールの導入が望ましいでしょう。
- 海外拠点のある企業
- 外国人従業員が多い企業
- 将来的に海外進出を検討している企業
グローバル展開をしている、あるいは将来的に予定のある企業は、英語対応のSFA導入がおすすめです。
SFA導入のメリット
SFAを導入することで、営業活動の可視化・効率化や営業ノウハウの共有といったさまざまなメリットが見込めます。営業成績を伸ばしたい企業はSFAツールの導入を検討しましょう。
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SFA導入のメリット
営業活動が可視化できる
SFAの案件管理機能では、商談回数・提示資料・進捗状況・成約見込みなど、商談に関する情報を細かく入力できます。これにより、各メンバーの営業活動を可視化しやすくなります。
営業活動の可視化には、次のようなメリットがあります。
- 管理者が適正に人事評価できる
- 難航案件をチーム全体でフォローできる
- 適切なフィードバックが受けられる
- 営業担当者が自身の業務を振り返ることができる
- メンバ-やチームが抱える課題の洗い出し・改善が可能
- 営業戦略が立てやすくなる
営業ノウハウが共有できる
SFAは営業ノウハウをチーム全体で共有できます。もともと営業ノウハウは個人が実践で学ぶものとされており、それゆえに属人化しやすいのが難点でした。その点、SFAには各メンバーの営業活動内容(商談会数・提示資料・商談での会話の内容)が詳細に記録されます。
成績のよい営業メンバーの行動記録を見て真似ることが可能になるため、経験の浅い新人などでもノウハウを獲得しやすくなるでしょう。個々のスキルがアップすれば、チーム全体の営業成績向上も期待できます。
社員の負担が減り業務効率化できる
SFAは社員の負担軽減・業務の効率化にも役立ちます。たとえばSFAには営業日報機能が搭載されています。
SFAをモバイル端末と連携させれば、移動時間などを利用して、社外からでも営業日報の作成・提出が可能になります。日報の作成・提出のためだけに帰社する必要がなくなるため、メンバーの業務負担の軽減・残業の削減が見込めます。
また、日報作成に費やしていた時間を1件でも多くの取引先訪問に使う、といった時間の有効活用にもつながります。
英語対応のSFAツールを選ぶ際のポイント
一口に英語対応と言っても、細かな使用はツールによって異なります。英語対応のSFAツールを選ぶ際は、SFA機能以外にも以下のようなポイントに着目して比較検討することをおすすめします。
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英語対応のSFAツールを選ぶ際のポイント
英語以外の外国語にも対応しているか
英語対応のSFAツールは、英語・日本語以外にもさまざまな言語に対応していることも多いです。英語以外にどのような外国語に対応しているのか、事前に確認しておくと良いでしょう。
アジア圏の言語が充実している、ヨーロッパ圏の言語に広く対応しているなど、ツールによって対応している言語の数や種類が異なるため、自社のニーズをあらかじめヒアリングしておくことをおすすめします。
ユーザーごとに言語の切り替えができるか
複数の言語に対応しているSFAツールでは、ユーザーごとに言語の切り替えが可能な場合もあります。柔軟な切り替えができれば、従業員にとってより使いやすいツールとなります。
従業員によって使用する言語が違う、海外拠点が複数あるといった場合には、言語設定が細かくできるSFAツールを選びましょう。
英語対応のおすすめSFAツール4選
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- 対応可能な業務範囲が広く、リーズナブルな価格設定で利用できる
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ここが少し気になる…
- 海外発であるため、不自然な日本語で理解しにくい場合がある
株式会社セールスフォース・ジャパン
Salesforce Essentials
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- 年単位の請求の場合1ヶ月あたり3,000円と手頃
- リード・商談・アカウントの管理やレポートの作成など営業支援ツールが満遍なく使える
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ここが少し気になる…
- より詳細な機能や使い方は問い合わせや無料トライアルを活用しないと分からない
ソフトブレーン株式会社
eセールスマネージャーRemix Cloud
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- データの二重登録や資料作成時間を削減でき業務効率化できる
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ここが少し気になる…
- マニュアルがわかりにくく定着に時間がかかる
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ここがおすすめ!
- 顧客情報をまとめられ、必要な時にササッと閲覧できる
- 誰でも見やすく扱いやすいUIで、操作に不慣れでも日報や活動管理が簡単に行える
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ここが少し気になる…
- 無償版には日本語の環境はなく、英語での利用のみになる
その他のSFAツールの選び方
SFAを効果的に運用するには、自社状況やニーズにあった機能を搭載したツールの選定が重要です。たとえば次のような基準を元にツールを選定してみましょう。
【重要な3つのポイント】
- コストパフォーマンスが見合っているか
- 自社に必要な機能が搭載されているか
- 外部サービスと連携できるか
【他の比較ポイント】
- スマホやタブレットで利用できるか
- 担当者が使いやすく工数削減できるか
- 他部署と連携できるか
- 導入実績が豊富か
- サポートは充実しているか
- セキュリティ対策は万全か
- 無料トライアルがあるか
海外拠点がある企業・外国人従業員が多い企業には、多言語対応のツールであるかも重要な基準となります。
まとめ
昨今、多くの企業でSFAの導入が進んでいます。SFAは営業メンバー全員が使いこなせる必要があるため、外国人従業員が多い企業・海外進出している企業には、英語対応のSFAツールの導入がおすすめです。
SFAの導入によって営業活動の可視化が可能になります。管理者は適正なフィードバックや人事評価につなげられるほか、営業担当者にとっても自身を振り返るキッカケとなるでしょう。
また、SFAの導入には、属人化しがちな営業ノウハウのチーム全体の共有や、手書き日報の廃止といった業務負担の軽減も見込めます。
チーム全体でのスキルアップ・業務効率改善に成功すれば、営業成績の向上も期待できます。英語対応のSFAツールの導入で、国内外での営業成績の向上を目指しましょう。