Square(スクエア)決済端末とは?種類別の特徴を解説
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- Square(スクエア)には、レジスター・ターミナル・スタンドなどの決済端末がある
- Squareの決済端末はどれも決済手数料が一律3.25%と明朗で、振込手数料はかからない
- 必要に応じて、レシート用のプリンターやキャッシュドロワーを別途用意すると良い
Square(スクエア)は、クレジットカードや電子マネーなど様々な支払方法に対応する決済サービスです。レジスター・ターミナル・スタンド・リーダーといった決済端末があり、幅広い業種で利用できます。この記事では、Squareの決済端末の種類別の特徴を解説します。
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Square(スクエア)の決済端末とは
Square(スクエア)は、クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな支払い方法に対応する決済サービスです。Squareの決済端末には、レジスターやターミナル、スタンド、リーダーなどがあり、幅広い業種で利用できます。
それぞれの端末は、業種やシチュエーションに応じた特徴や利便性を備えています。この記事では、Squareの決済端末の種類別の特徴を解説します。
参考:決済端末、周辺機器の比較、購入|Square (スクエア)
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Squareの決済端末の種類
Squareの決済端末には、Square レジスターやSquare ターミナル、Square スタンド、Square リーダー、そしてTap to Pay(スマホでタッチ決済)があります。
以下では、それぞれの端末がどのような特徴を持ち、どのような用途に適しているのかを詳しく解説します。
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Squareの決済端末の種類
Square レジスター
Squareレジスターは、さまざまな業種で利用できる完全統合型のPOSレジシステムです。決済、ソフトウェア、ハードウェアが一台に統合されているため、複数の業務を効率よく管理できます。
このレジスターにはカードリーダーが内蔵されており、クレジットカードやタッチ決済の受け付けが可能です。また、オンライン販売や店舗での受け取り、デリバリーにも対応しているため、幅広い取引に対応できます。
メリット・デメリット
Squareレジスターのメリットは、2画面構成で顧客と店舗側がそれぞれ別々の画面を使用できる点が挙げられます。そのため、従業員は、顧客が暗証番号を入力する際に後ろを向く必要がなく、スムーズな取引が可能になります。
しかし、本体自体を購入する必要があり、レシートプリンターが内蔵されていないため、別途購入が必要です。また、Squareレジスターは充電式ではなく、常に電源に接続する必要があるため、設置場所に制約がある点も留意しておく必要があります。
これらの点を考慮しながら、自分のビジネスに最適な選択をすることが大切です。
おすすめなケース
Squareレジスターは、固定店舗での利用に非常に適したPOSレジ&キャッシュレス決済端末です。特に、常に一定の場所で営業する店舗や飲食店、物販店など、日々の業務をスムーズに管理したい場合に最適です。
Squareレジスターは、決済からメニュー作成、業務管理まで幅広い機能を1台でこなせるため、設備やソフトウェアが不要です。日常的な店舗運営においては、高い機能性と簡単な操作性から、多くの店舗にとって非常に便利な選択肢となります。
Square ターミナル
Square ターミナルは、どこでも簡単に使用できるキャッシュレス決済端末です。この端末は、クレジットカードやデビットカード、電子マネーだけでなく、PayPayやd払いなどのQRコード決済にも対応し、幅広いキャッシュレス決済手段を利用できます。
暗証番号の入力やレシートの発行もすべて1台で行うことができるため、様々な決済方法をスムーズに処理できます。タッチ決済にも対応しており、ICカードやQRコード決済も簡単に扱えます。
また、Square ターミナルは直感的な操作が特徴で、誰でもすぐに使い始めることができます。安全性も高く、すべての決済情報は暗号化されているため、安心して取引を行えます。
メリット・デメリット
Square ターミナルのメリットとして、まず挙げられるのは持ち運びのしやすさです。レシートプリンターも内蔵されているため、レシートをすぐに発行可能で、場所を選ばずに使用できます。そのため、店舗やイベントなどの場所を問わずに使えるのが大きな魅力です。
また、QRコード決済では、PayPayの他にd払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay+に対応しており、顧客のスムーズな支払いに繋がります。一方でWi-Fi環境が必須であるため、ネットワーク接続が不安定な場所では利用が難しい点に注意しましょう。
おすすめなケース
Squareターミナルは、持ち運びが簡単でどこでもスムーズにキャッシュレス決済が行えるため、屋外での使用が可能です。また、レシートプリンターが内蔵されているので、その場でレシートを発行できる点も便利です。
そのため、屋外イベントやマーケット、ポップアップショップなど、固定された場所ではなく、さまざまな場所で活動する業種におすすめです。テーブル決済も可能なため、飲食店などでのテーブル上での支払いにも対応しています。
Wi-Fi環境が整っていれば決済が行えるため、移動が多いビジネスシーンにおいて非常に有用です。
Square スタンド
Square スタンドは、iPadを使って簡単にPOSレジを構築できるシステムです。iPadに無料のSquare POSレジアプリをダウンロードするだけで、手軽にPOSレジを始めることができます。
スタンドにiPadを取り付けるとPOSレジとして機能し、カード決済や各種決済処理を行えるようになります。決済機能が内蔵されているため、カードリーダーは不要で、別途購入する必要がありません。
メリット・デメリット
Squareスタンドのメリットは、周辺機器をつなげて簡単にカスタマイズできる点です。すでに対応モデルのiPadを持っている場合は、Square スタンド単体を購入するだけでPOSレジとして利用できるため利便性に優れています。
また、決済機能が内蔵されていることで、外部ケーブルを少なくでき、レジ周りがすっきりします。電源オプションもあるため、コンセントがない場所でもiPadのバッテリーを利用して運用でき、設置場所の選択肢が広がります。
ただし、Square スタンドを使用するには、対応モデルのiPadが必要です。Square スタンドが対応しているiPadのモデルは限られているため、手持ちのiPadが対応していない場合は、追加で購入する必要があります。
おすすめなケース
Square スタンドは電源オプションがあるため、電源がない場所でも利用できる柔軟性を持っています。そのため、ポップアップショップやイベント、移動が多い店舗など、様々なシチュエーションでの利用が可能です。
たとえば、屋外イベントや臨時の販売ブースでも、コンセントがなくてもiPadのバッテリーで運用できるため、非常に便利です。
Square スタンドは、すでにiPadを持っている店舗や、レジ周りをスッキリさせたい店舗に最適です。店舗の雰囲気を損なうことなく、シンプルで洗練されたレジ環境を作れるでしょう。
Square リーダー
Square リーダーは、簡単にICカード決済やタッチ決済ができるクレジットカードリーダーです。この端末は、ICカードやタッチ決済式カード、Apple Payなど、さまざまな決済手段に対応しています。
Squareリーダーをスマートフォンやタブレットに接続し、Square POSレジアプリをダウンロードするだけで、すぐに決済できます。POSレジとの連携も可能なので、既存のレジシステムに組み合わせて使用することもできるのが特徴です。
メリット・デメリット
Square リーダーのメリットは、手持ちの対応端末にSquareのアプリをダウンロードするだけで、すぐに使い始められる点です。軽量でコンパクトなデザインのため、持ち運びやすく、場所を取らないのも魅力です。
しかし、Bluetoothで接続するため、接続が不安定になる場合があります。そのため、決済中にエラーが生じるリスクがある点に留意しましょう。
さらに、紙のレシートを印刷する機能が内蔵されていないため、紙のレシートが必要な場合は別途レシートプリンターを用意する必要があります。
おすすめなケース
Squareリーダーは、移動販売や小規模な店舗での利用に非常に便利です。特に、スマートフォンやタブレットと連携して、簡単にキャッシュレス決済を導入したい店舗に最適です。
さらに、Squareリーダーはコンパクトで軽量なため、持ち運びが容易で持ち運ぶ際の負担が少ないです。したがって、屋外でのイベントやポップアップショップなど、固定のレジカウンターがない場面でもスムーズに利用できます。
Tap to Pay(スマホでタッチ決済)
Tap to Pay(スマホでタッチ決済)は、スマートフォンを使って簡単にキャッシュレス決済ができる便利なサービスです。このサービスでは、カードやスマートフォンを店舗のスマートフォンにタッチするだけで決済が完了します。
また、専用アプリをスマートフォンにダウンロードするだけで、すぐに決済端末として利用できるため、導入が非常に簡単です。すでに持っているスマートフォンを活用できることで、新たにハードウェアを購入する必要がなく、コストパフォーマンスも非常に良いです。
参考:Tap to Pay on Android|Square
メリット・デメリット
Tap to Pay(スマホでタッチ決済)のメリットは、決済端末を新たに購入する必要がなく、既存のスマートフォンを活用して、簡単にキャッシュレス決済を導入できる点です。
SquareのPOSレジアプリを利用することで、タッチ決済カードや電子マネーの利用が可能になるため、初期投資を抑えられます。一方でTap to Pay(スマホでタッチ決済)は、電子マネーやタッチ決済に対応していないクレジットカードでは決済ができません。
また、スマートフォンに依存しているため、バッテリー切れや端末の故障などのリスクも考慮する必要があります。
おすすめなケース
Tap to Pay(スマホでタッチ決済)は、コストを抑えつつキャッシュレス決済を導入したい店舗に最適です。初期費用を抑えられるため、短期間の利用でもコスト面での負担が少なくて済みます。
そのため、ポップアップショップやイベントのように、一時的な店舗でも活用しやすいです。また、移動販売車や屋台など、場所を頻繁に変える場合でも、スマートフォンさえあれば、どこでも手軽に決済を行えるのが大きな利点です。
スマートフォンを持っているだけで、タッチ決済やQRコード決済ができるため、設置場所や準備時間を気にせずにキャッシュレス決済を導入できます。
Squareの決済端末の比較一覧
Squareは、クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな支払い方法に対応する決済サービスを提供しています。それぞれの端末には独自の特徴や利便性があります。
そのため、各端末の特徴を比較し、自社に最適な決済端末を選ぶことで、効果的なキャッシュレス決済環境を整えることができるでしょう。
以下の表では、Squareの決済端末であるレジスター、ターミナル、スタンド、リーダー、Tap to Payを比較し、それぞれの特長やメリット・デメリットを紹介します。
Square レジスター | Square ターミナル | Square スタンド | Square リーダー | Tap to Pay | |
---|---|---|---|---|---|
本体価格 | ¥84,980 | ¥39,980 | ¥29,980 | ¥4,980 | 無料 |
特徴 | 完全統合型 POSレジ | マルチ決済端末 | iPad取り付け型 | 小型クレジットカードリーダー | スマートフォンでタッチ決済 |
メリット | iPadなしで 利用可能 | レシート プリンター内蔵 | 既存のiPad 利用可能 | 対応端末で 簡単に利用開始 | 追加の端末不要 |
デメリット | 本体購入が必要 | Wi-Fi環境必須 | 対応する iPadモデルに 制限あり | 紙のレシートが印刷できない | 一部の電子マネーやタッチ決済未対応カードは利用不可 |
おすすめな ケース | 固定店舗向けのPOSレジ | 店舗外や 野外イベント での利用に最適 | 既にiPadを 持っている店舗 | 移動販売や 小規模な店舗 での利用に最適 | コストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい場合 |
Squareの決済端末に共通する特徴
Squareの決済端末は、ビジネスの規模や形態を問わず、多くの店舗で利用されています。それぞれの端末はさまざまな特徴や利便性を持っていますが、いくつかの共通する特徴もあります。ここからは、Squareの決済端末に共通する特徴について詳しく解説します。
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Squareの決済端末に共通する特徴
明朗な料金体系
Squareの決済端末は、どのモデルを選んでも明朗な料金体系が採用されており、どの端末も決済手数料のみで利用でき、月額利用料が発生することはありません。そのため、初期費用さえ支払えば、毎月の固定費を気にせずに利用できます。
決済手数料は、年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円以下の企業で、2024年11月1日以降の新規利用を対象に、VISA・Mastercardでの決済時に3.25%から2.5%に引き下げられます。
どの端末でも同じ料金が適用され、振込手数料や事務手数料も一切かからないため、取引に伴う追加の費用が発生することはありません。
様々な決済方法に対応
Squareの決済端末は様々な決済方法に対応しており、ICカードやクレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコード決済など、幅広い決済手段に対応しています。顧客は自分の好きな支払い方法を選べるため、便利でスムーズな取引が可能になります。
例えば、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーや、Apple Pay、Google Pay、PayPayなどのモバイル決済にも対応しています。このように、Squareの決済端末は多様な決済方法に対応しているため、さまざまなニーズに応じた支払いが可能です。
契約期間の縛り・解約金はなし
契約期間の縛りや解約金がないため、リスクを抑えて導入できるのも大きな特徴です。契約期間に縛りがないため、短期間での試用が可能で、状況に応じて柔軟に対応できます。
たとえば、導入後に他のシステムに切り替えたい場合や、ビジネスモデルの変更があった場合でも、違約金を心配せずに対応できます。さらに、解約金がないため、万が一使用を中止する場合も余分なコストがかからず安心です。
導入後のリスクが少なく、初期投資を抑えた形で利用を始めることができるため、初めての導入や短期間の試用に最適です。
Squareの決済端末と合わせて揃えたい周辺機器
Squareの決済端末を効果的に活用するためには、いくつかの周辺機器を合わせて揃えると便利です。ここでは、Squareの決済端末と合わせて揃えたい周辺機器について紹介します。
参考:周辺機器|Square
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Squareの決済端末と合わせて揃えたい周辺機器
レシートプリンター
Squareターミナル以外の端末を使用する場合、レシート印刷用のプリンターを用意すると便利です。たとえば、SquareレジスターやSquareリーダーを使用する際には、レシートを発行するためのプリンターが別途必要になります。
レシートプリンターがあると、取引後にすぐにレシートを発行できます。取引の内容や金額を記録として残せるため、店舗側でも売上の管理がしやすくなります。
さらに、顧客は購入した商品の詳細や支払いの証明を手元に残すことができるため、後で確認したいときや返品・交換の際に便利です。このように、Squareの決済端末と合わせてレシートプリンターを揃えることで、店舗運営がよりスムーズで効率的になるでしょう。
キャッシュドロワー
キャッシュドロワーは、レシートプリンターと直接接続でき、現金での支払い時に自動的に開く仕組みになっています。さらに、キャッシュドロワーの導入はセキュリティ面でも安心です。鍵付きのドロワーを使用すれば、営業中でも現金を安全に保管できます。
ドロワー内部にはお札や硬貨を整理して保管するための仕切りがついており、各種現金を分類して収納できます。
バーコードスキャナー
商品数が多い店舗や業種の場合、バーコードスキャナーを使用することで業務が効率化されます。Squareの決済端末と直接接続できるバーコードスキャナーを利用すれば、商品のバーコードをスキャンするだけで迅速に会計処理が可能です。
商品のコードなどを手動で入力する手間が省けるため、会計ミスを減らすことができます。また、バーコードスキャナーを活用することで、会計作業がスピーディーになるため、顧客サービスの向上にも繋がるでしょう。
ディスプレイ
利用客向けのディスプレイは、Squareの専用機器やSquare POSレジアプリをインストールした端末で提供できます。また、キッチン向けのディスプレイも追加することで、さらに業務効率を向上できます。
例えば、キッチンに専用のディスプレイを置くことで、スタッフはそのディスプレイを見ながらスムーズに料理を準備でき、誤注文の防止にもつながります。店舗のニーズに応じて、ディスプレイの種類や設置方法を選ぶと良いでしょう。
特に、忙しい店舗や大規模なレストランでは、こうしたディスプレイがあると非常に便利です。
決済端末を選ぶならSquareがおすすめ
Squareは、無料のPOSレジアプリを提供しており、POSレジ利用における固定費を0円に抑えられます。発生する費用はキャッシュレス決済の決済手数料のみであり、経営の効率化に大きく貢献するのが特徴です。
売上管理・顧客管理・勤怠管理・複数店舗の管理など、POSシステムとしての機能を標準搭載しており、複雑な手続きを必要とせず最短で申し込み当日から使用可能です。また、ネットショップの解説やギフトカードといった機能も、POSレジと合わせて使えます。
Squareは簡単なレジ操作で利用できるため、トレーニングにかける手間と時間が必要ありません。待ち時間とレジ締め作業におけるミスを削減し、オフラインでもスムーズな会計処理を行うなら、Squareの導入がおすすめです。
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- 払い戻しやオフラインモード時に対応している決済が限られている
まとめ
Square(スクエア)は、クレジットカードや電子マネーなど様々な支払方法に対応する決済サービスです。Squareの決済端末には、レジスターやターミナル、スタンド、リーダーがあり、幅広い業種で利用されています。
年間キャッシュレス決済の総額が3,000万円以下の企業は、2024年11月1日以降の新規利用を対象に、VISA・Mastercardの決済時手数料が2.5%で、振込手数料がかからないのも魅力です。
さらに、必要に応じてレシートプリンターやキャッシュドロワー、バーコードスキャナー、ディスプレイなどの周辺機器を追加することで、より便利に活用できます。どの端末や周辺機器を選ぶかは、店舗のニーズに応じて最適な選択をするのが大切です。本記事を参考に、Squareを活用して効果的な決済環境を整えてみましょう。
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